『パンデミックは私たちの社会がいかに脆いかを完全に浮き彫りにしました』>

この視座は忘れないようにしたい。 --

小説とトランプ的なものの相関
"感情やフィーリングのみ重視され、先の大統領選のように「選挙が盗まれた」と感じたから暴動を起こしてもいい、という発想が出てきてしまうと、私たちのような仕事をしている人たちが状況を悪化させてしまっているのか、と考えることもあります

こういう話をもっと聞きたい。読みたい。

感情優先社会は楽園だ。

なぜなら誰も犯人にならずにすむから。

悪しきは感情優先社会風な、あるいはいっけん感情優先社会に見える論理優先社会だ。

いまのように感情からスタートし論理を組み立て犯人探しあら探しが安易に始まる社会こそが望ましくない。

淀ちゃんチョイス投資関連ニュース！

"科学の世界で行われているやり方が非常にすばらしいと感じるようになりました 基本的には何かをめぐって論争が起きた時に、最終的にデータやエビデンスによって事実が判明し、間違っていた側もそれを認めて「では、次の議論へ移ろう」となるようです"

だといいけど…😣

いろいろ考えさせられますね。

地域をまたぐ「横の旅行」より狭い区画や通りの歴史を知る「縦の旅行」が大切では、という問いはよく考える。無国籍派が何処も同じ秋の夕暮れと書くのは、小金に飽かせて似たような景色と人を見たから。

「感情優先社会」って、「ノーベル賞作家」くらいの看板がなければこわくて表明できない感ある

この記事を受けての左右の叩きあいが醜いというコメントがある。しかしイシグロはリベラルの立場から、リベラルに自覚を促すよう語りかけているのだから、この記事を読んで左が右を叩くというのはおかしな話である

賛成するところの多いインタビューだった

"俗に言うリベラルアーツ系、あるいはインテリ系の人々は、実はとても狭い世界の中で暮らしています。東京からパリ、ロサンゼルスなどを飛び回ってあたかも国際的に暮らしていると思いがちですが、実はどこへ行っても自分と似たような人たちとしか会っていないのです。"

これは確かにそうなんだけど？
問題は東洋経済オンラインがコレを取り上げてる事ｗｗｗ

新刊読もう｡｡｡｡！

同じ通りに住んでいる人がどういう人かをもっと深く知る「縦の旅行」が私たちには必要なのではないか、

「事実より『何を感じるかが大事』になった」じゃなくて元々人は事実より何を感じるかを重視する生き物だと思う。

「エビデンスではなく、感情や意見が幅をきかせるようになってしまった。今や科学の世界で行われている、真実を導き出すためにエビデンスを用いて議論するといったやり方は、政治や一般的な世界で失われつつあります」

「リベラルアーツ系、あるいはインテリ系の人々は、実はとても狭い世界の中で暮らしています。東京からパリ、ロサンゼルスなどを飛び回ってあたかも国際的に暮らしていると思いがちですが、実はどこへ行っても自分と似たような人たちとしか会っていないのです。」

オバマやハイト、シンガーらによる過剰なPC運動への憂慮表明と似た問題意識だろうが、一方でハチャメチャな差別主義や不平等がはびこる中でこれを主張して（つまりリベラルを刷新して）いくのは困難な道だろうな

「私自身は近年、科学の世界で行われているやり方が非常にすばらしいと感じるようになりました」

あぁ、やっぱりだ。｢感情｣を何か尊いものみたいに尊重しすぎたら｢反知性｣になっちゃうんだよ(-_-)💨

今の社会に警鐘を鳴らすイシグロ氏
これは良記事

共感はスポットライトみたいなもので照らす範囲が狭いのでね

.oO(コミュニケーションよりディスコミュニケーションを前提にした方が建設的な気はするけど、違う世界を意識するべきってのは同意かな🏁)

半分そうそう半分うーん。
でもきっとそう思う人はあんまりいなんだろうなぁ。とズレを自覚するばかり。

.oO(『（承前）私たちは世界の多くの人々だけなく、自分が住むコミュニティの中でさえ自分とは違う世界があることをもっと強く認識しなければならない。芸術やジャーナリズムにかかわる人はもっとこのことを意識すべきです』)

.oO(『（前略）それでも、私たちはなんとかしてコミュニケーションの手段を考えないといけないと思います。これまで自分と考えが違う人は見えない人、存在しない人だったかもしれませんが（続）』

「善き政治はおのれの限界を意識して、失せたる一匹の救ひを文学に期待する。が、悪しき政治は文学を動員しておのれにつかへしめ、文学者にもまた一匹の無視を強要する。しかもこの犠牲は大多数と進歩との名分のもとにおこなはれるのである」
福田恒存の言葉を思い出します。

いいインタビュー。

カズオ･イシグロさん 感情を優先しすぎてしまった
――事実や真実を見極めるのが非常な困難な世界になっている。ある人から見た事実が別の人からは違う場合もある。線を引くことに難しさを感じないか

何が事実や真実で、何がそうでないか、ボーダーラインがあるかどうかは→

検証可能な科学が蔑ろにされる社会に未来はあるか？

感情優先社会がやばいよねってのは凄くそう思う。でもルールを制定したいとか管理したいってのは意味不明。

こうした中で、出版社、編集者、あるいは芸術評論家はより重要な役割を担うことになります。ある小説や映画などが単なる感情操作を意図した作品なのかどうかを判別できる人が本当に必要だからです。

後半の1文が超大事なので引用しとく。ここの有無で意図が変わる。

素晴らしい。同じようなことを感じている人がいて、うまく言葉にしてくれて、思わず膝を打った。

カズオ･イシグロさん メディアは真実を伝えることを怠っている

メディアが二極化し、真実を伝えることを怠っている今、私たちの役割は非常に重要になっている。
ニュースや情報をある媒体を通じて届ける、というビジネスモデルは古いものとなりつつある。
→

リベラル側の人が理解しないといけないのは、ストーリーを語ることはリベラル側の専売特許ではなく、誰もが語る権利があり、私たちはお互いに耳を傾けなければいけないということです。

オバマやハイト、シンガーらによる過剰なPC運動への憂慮表明と似た問題意識だろうが、一方でハチャメチャな差別主義や不平等がはびこる中でこれを主張して（つまりリベラルを刷新して）いくのは困難な道だろうな

私たちは、あまりに「自分の心が感じていることが重要だ」と強調しすぎたがために、エビデンスを軽視するようになったのではないでしょうか。

東洋経済オンライン

感情を処理できん人類はゴミだと教えたはずだがな

>社会というものは私たちによって作られている、ということを忘れがちです。<

『「大事なのは事実や真実ではなく、何を感じるかだ」という考えを浸透させすぎた』

『あまりに「自分の心が感じていることが重要だ」と強調しすぎたがために、エビデンスを→

ここ数日つらつら考えていたことがあまりに鮮やかに言語化されている。大変おこがましいですが。

「私たちは、あまりに「自分の心が感じていることが重要だ」と強調しすぎたがために、エビデンスを軽視するようになったのではないでしょうか」

「これまで自分と考えが違う人は見えない人、存在しない人だったかもしれませんが、私たちは世界の多くの人々だけなく、自分が住むコミュニティの中でさえ自分とは違う世界があることをもっと強く認識しなければならない」

"科学以外の世界では何か異常が起きている。これは私たちのような感情を通してコミュニケーションをする創造的な仕事をする人間にも責任の一端があるかもしれませんが、私たちは「大事なのは事実や真実ではなく、何を感じるかだ」という考えを浸透させすぎたようです。(引用)"

非常に勉強になる話ですね

小説家としてこれを言うのは勇気のいることだろうと思う。
リンク>

しかし、科学以外の世界では何か異常が起きている。これは私たちのような感情を通してコミュニケーションをする創造的な仕事をする人間にも責任の一端があるかもしれませんが、私たちは「大事なのは事実や真実ではなく、何を感じるかだ」という考えを浸透させすぎたようです。

なるほど、これは必読もの。→私たちは、あまりに「自分の心が感じていることが重要だ」と強調しすぎたがために、エビデンスを軽視するようになったのではないでしょうか。～

責任、についてあれこれ思いを巡らせつつ読んだ。

"小説であれ、大衆向けのエンタメであれ、もっとオープンになってリベラルや進歩的な考えを持つ人たち以外の声も取り上げていかなければいけないと思います"

3月2日に『クララとお日さま』を上梓したノーベル賞作家、カズオ・イシグロ氏が東洋経済オンラインのインタビューで、感情が優先されている社会が抱えている問題について語ってくれました。

「これは、さまざまな民族的バックグラウンドを持つ人がそれぞれの経験を語るという意味の多様性ではなく、例えばトランプ支持者やブレグジットを選んだ人の世界を誠実に、そして正確に語るといった多様性です。」

本来、感情で語るべきでないことを感情をもって語ることの危うさを的確に語っている。
素晴らしい内容。

久しぶりに自分が感じていた事が言語化されてる🙄
とは言え当分現状維持だとうけど🤪

聞く人の重要さ

あとで読む。こないだ村上春樹もトレンドに上がっていたような？

「私たちは「大事なのは事実や真実ではなく、何を感じるかだ」という考えを浸透させすぎた」
「出版社、編集者、あるいは芸術評論家はより重要な役割を担うことになります。ある小説や映画などが単なる感情操作を意図した作品なのかどうかを判別できる人が本当に必要」

すごい共感する。
「私たちは「大事なのは事実や真実ではなく、何を感じるかだ」という考えを浸透させすぎたようです。」
『

横の旅行ではなく縦の旅行が必要、確かにそうかもしれない。カズオイシグロさんの言葉って本当美しい。

感情がデータ化されれば、そのデータは科学的に正しいか、疑う視点も必要だが、科学的でないデータがすでに横行している可能性もある。難しい…。

私は理屈っぽいと言われて育った。
コンプレックスだったけど、その考え方は今、必要なものだと思える。

引用
私たちにはリベラル以外の人たちがどんな感情や考え、世界観を持っているのかを反映する芸術も必要です。つまり多様性ということです。

>関心を引きつけクリックに繋げる新ビジネス→正確な情報を伝える事と相反する
>感情に重きが置かれる責任の一端はSNS

自由民主主義とは尊くも脆いもの、という話。

『

事実より｢何を感じるか｣が大事だとどうなるか

リベラルは狭い世界に生きている。
リベラル以外の物語も必要。

お気持ち優先社会の問題点。

大脳より扁桃体、人は自分を気持ちよくしてくれるものが好き、負担少なめでやる気を上げてくれるモノが好き

感情優先社会の危険さと、世界は変容するもの、磐石ではないのだということ

恵俊彰「どうお感じになります⁉️」

”エビデンスではなく、感情や意見が幅をきかせるようになってしまった。”

→感情を優先し、基準にすると何も話し合いができなくなり、解決もしない。

”リベラルな人たちは、世界を飛び回っても自分と似た人たちとしか会っていない”

わかりみ。

「トランプ支持者やブレグジットを選んだ人の世界を誠実に、そして正確に語るといった多様性」「崩壊してしまった中央集権型モデルが再び台頭してくるかも」…考えさせるインタビュー→

”社会は普通の人たちによって運営されていて、魔法のシステムが守ってくれるわけではない”

わかりみ。

長澤さん の著作を読んでアメリカの「内省」はアングロサクソンの専売特許ではなくなったと→

自分とは違う世界があり、常識は常識ではない、と。

全くその通りだ。現実を見て、どう考え行動するかに将来はかかっている。

サー・カズオ・イシグロが語ってくださっている。あとで読む。

“俗に言うリベラルアーツ系、あるいはインテリ系の人々は、実はとても狭い世界の中で暮らしています。東京からパリ、ロサンゼルスなどを飛び回ってあたかも国際的に暮らしていると思いがちですが、実はどこへ行っても自分と似たような人たちとしか会っていないのです。”

＜リベラル以外の人たちがどんな感情や考え、世界観を持っているのかを反映する芸術も必要です。つまり多様性ということです。＞

▼

確信犯的な誘導記事と感情優先社会。少し前まで俯瞰して物事を見ろと言っていたが、今はエビデンスを確認しろ、ですね。

超重要な指摘。全文読んで欲しい。

"私たちは「大事なのは事実や真実ではなく、何を感じるかだ」という考えを浸透させすぎた 私たちは、あまりに「自分の心が感じていることが重要だ」と強調しすぎたがために、エビデンスを軽視するようになったのではないでしょうか"

政治や社会が科学的なエビデンスを無視し、どう感じるかのみに偏重すると、今のおぞましい状況が生まれる

カズイシの言う「リベラルアーツ系、あるいはインテリ系の人々は、実はとても狭い世界の中で暮らしています。東京からパリ、ロサンゼルスなどを飛び回ってあたかも国際的に暮らしていると思いがちですが、実はどこへ行っても自分と似たような人たちとしか会っていない」同感！

科学の世界を賞賛してるが、その科学の世界に生きてるはずの医療専門家とやらは、コロナの恐怖を無責任に煽った挙句、エビデンスに基づく科学的な検証をしていない。

【

"私は最近妻とよく、地域を超える「横の旅行」ではなく、同じ通りに住んでいる人がどういう人かをもっと深く知る「縦の旅行」が私たちには必要なのではないか、と話しています"←感情の話にもデータの話にも重要そう

うーむ。

新作が出たんだ。
｢感情優先社会｣まるで韓国の社会だな。

かといってその場の事実や合理性だけに偏るのも危険で、結局は塩梅であったり匙加減の問題なのかなぁ、と。

まあでも、自分の中の粋（いき）は大切。

“リベラル側の人が理解しないといけないのは、ストーリーを語ることはリベラル側の専売特許ではなく、誰もが語る権利があり、私たちはお互いに耳を傾けなければいけないということです。”

何気なく読んだが面白かった。大雑把に言うと分断と理解について。
小説家が「芸術にもリベラル以外の声が必要」などというのはなんか新鮮。

新刊を発刊された著者のインタビュー。考えさせられます。
＊

すごい共感した。
頭のいい人は言語化がほんと上手いね、羨ましい。

"アメリカでは国民の約半数が、トランプが先の大統領選で勝ったと感じるからそう信じる人が出てくる、という異例の事態が起きています。"

《自分が住むコミュニティの中でさえ自分とは違う世界があることをもっと強く認識しなければならない。芸術やジャーナリズムにかかわる人はもっとこのことを意識すべきです。》

…こういう思慮深い上司の下で働きたいものだ、と思う。

「俗に言うリベラルアーツ系、あるいはインテリ系の人々は、実はとても狭い世界の中で暮らしています。東京からパリ、ロサンゼルスなどを飛び回ってあたかも国際的に暮らしていると思いがちですが、実はどこへ行っても自分と似たような人たちとしか会っていないのです。」

≪リベラルや進歩的な考えを持つ人たち以外の声も取り上げていかなければいけない≫

ほんまそれ。
「私たちは「大事なのは事実や真実ではなく、何を感じるかだ」という考えを浸透させすぎた」

新聞に寄稿する場合は実名で書いています。何かについてコメントをする場合は、それに対して責任を（記事より

地域を超える「横の旅行」よりも、近くの人のことをもっと深く知ろうとする「縦の旅行」、というところが印象
的。

＞俗に言うリベラルアーツ系、あるいはインテリ系の人々は、実は・・・自分と似たような人たちとしか会っていないのです。