あとで読む＞

感情操作のための創作物、胸に突き刺さるところがある

世界の多くの人々だけなく、自分が住むコミュニティの中でさえ自分とは違う世界がある。

今度、新刊が出るカズオイシグロさん。

「パンデミックは私たちの社会がいかに脆いかを完全に浮き彫りにしました」
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読書 オンライン

海外旅行行っても、新しい綺麗な通りばかりみて、それ作るために退去させられた人に思いを馳せられない人も多いよね…

理性より感情が自分らしさをあらわすようになった60年代からの感情革命の帰結。しかもコントロールできないことが自分らしさ。それで鬱になって認知療法。マッチポンプ。

「クララとお日さま」を読んでみたくなった…。(´・ω・`)

私、普段は小説家がご意見番するの嫌いなんだよね。言いたいことがあるなら作品で言えや、と思ってるんだが、彼の小説は読んだことないのでこのコラムを読んでみた。すごく良かった。小説も読もうと思った(手のひらクル)

この時期に敢えてリスクを承知で発言してくれた勇気に敬意を表すると同時に、彼が抱いている憂慮や危機感をじっくり考えたい。

どんどん情報が流れてきて、確認せずにすぐ感情の赴くまま（リ）ツイートしたりしがち。慌てず、記事をきちんと読んだり、前後のツイート読んだり、調べたりしなくちゃ。

不正選挙があったと思っている人達は感情ではなくエビデンスに基づいていると思いますが。
あれだけの証拠・証言がありながら、最高裁で審議されずに却下になったことにも違和感は抱かれないのでしょうか？
『日の名残』が好きでしたので非常に残念な記事でした。

論理のスポックより感情のカークの方が(物語上は)正しいことが多いしなあ。スポーツ漫画でもデータ重視のチームは大抵負けるし。

クララとお日さま読む前に読めてよかった記事。

面白いなあ

示唆に富む言葉が沢山出て来るね。「エモいエモい」と共感と賛同を集めるべく口にするうち、事実より感情が優先するようになったとは確かに感じる。でも、この感想もまた身勝手な感情優先だろという泥沼感も。

「リベラル側の人が理解しないといけないのは、ストーリーを語ることはリベラル側の専売特許ではなく、誰もが語る権利があり、私たちはお互いに耳を傾けなければいけない」
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『自由民主主義とは尊くも脆いものなのです。』

第２回まで読んで、とりあえずシェア。
「感情優先社会」とか「縦の旅行」とか、いろいろ考えさせられる。

カズオ・イシグロの思考に改めて唸らされる一方、インタビュアーとの話の噛み合い具合がすごい。記事を読み進める前に記者について知りたくなった。

「垂直観光」ほう、まだおリベ様はテメェが上だと？おらおら、見世物じゃねぇんだよ、自慰の為に消費しに来るんじゃぇねよｼｯｼｯ

「私たちは、あまりに「自分の心が感じていることが重要だ」と強調しすぎたがために、エビデンスを軽視するようになったのではないでしょうか。」

>同じ通りに住んでいる人がどういう人かをもっと深く知る「縦の旅行」

すごく興味深い考え

さすがの慧眼。これは凄い。

「感情」がどのような「現実」からどのように生まれているのかを、善悪を廃して客観的に描写する事が文学者に課せられた仕事なのかと。その「現実」という根っこで我々は否が応でも繋がっている。

共感できる記事でした☺️
書店で新刊を手に取りましたが、読んじゃいそうなので今日はそっと戻しました😅

人々が感情を優先し過ぎている事で
エビデンスを信用しなくなってる

心地よいパンチをいただきました。

"私たちは「大事なのは事実や真実ではなく、何を感じるかだ」という考えを浸透させすぎた"

はい、山本一郎です。こんにちは。皆さん、チャンネル登録とコメントの方、よろしくお願いします。

「人は見たいものを見る」という特性がインターネットというプル型メディア(自分で情報を取りに行くメディア)によって強化されている感はある。あるいは人間が元々そういうものだと浮き彫りになっただけかも。

「政府は"普通の人々"によって運営されており、何か魔法のシステムが私たちを守ってくれているわけではない」

スーパーも通販も頑張ってるのは中の人って思い出したコロナ禍で

ふむふむ。

ほえー／

私は3万人の町に高校までいたが同級生とは世界が違いすぎたな。

私たちは世界の多くの人々だけなく、自分が住むコミュニティの中でさえ自分とは違う世界があることをもっと強く認識しなければならない。

何度か読んで、もう少し考えたい。

「科学の世界で行われている、真実を導き出すためにエビデンスを用いて議論するといったやり方は、政治や一般的な世界で失われつつあります」
==

＞（中略）あまりに「自分の心が感じていることが重要だ」と強調しすぎたがために、エビデンスを軽視するようになったのではないでしょうか。
誰もが感じたいことを感じて、それが真実になる、という考えは非常に危険なものです。

“私たちは世界の多くの人々だけなく、自分が住むコミュニティの中でさえ自分とは違う世界があることをもっと強く認識しなければならない。芸術やジャーナリズムにかかわる人はもっとこのことを意識すべきです”

読み終えたので。改めて

イシグロ先生、ノーベル賞スピーチ分かりよかった。
感情は個人には大切だけど、迂闊に社会で使うといさかい・虐殺・戦争が・・エンジ組には遠い話。(*´▽｀*)

｢感情優先社会｣の危うさ 事実より｢何を感じるか｣が大事だとどうなるか

”リベラルアーツ系、あるいはインテリ系の人々は、実はとても狭い世界の中で暮らしています”、”国際的に暮らしていると思いがちですが、実はどこへ行っても自分と似たような人たちとしか会っていないのです。”

自分は「何を感じるか」を大事にするのは間違ってるとは思わない。ただ、ここに科学の手法を適用しないのが誤りだと思う。感情は非科学ではないし、それを突き詰めるのが心理学

『俗に言うリベラルアーツ系、あるいはインテリ系の人々は、実はとても狭い世界の中で暮らしています。東京からパリ、ロサンゼルスなどを飛び回ってあたかも国際的に暮らしていると思いがちですが、実はどこへ行っても自分と似たような人たちとしか会っていないのです』

確かに「横の旅行」はどんどん発達したけど、以前は当たり前だった「縦の旅行」がどんどん消えて見えなくなってきた気がする。

とってもいいエントリー。エビデンス、データに依拠した議論のうえ時に「意見を諦める」勇気を持たないと、と

お気持ちに配慮しすぎてはダメだってさ。ノーベル賞作家と意見が合っちゃった。

リアルを生きるのは案外難しい。

「私たちは「大事なのは事実や真実ではなく、何を感じるかだ」という考えを浸透させすぎたようです」
「自分が住むコミュニティの中でさえ自分とは違う世界があることをもっと強く認識しなければならない」

作家であるカズオ・イシグロさんが理性よりも感情を優先する人々を憂慮する、というのも考えさせられるなあ。
感情は本能的なものだから理屈じゃないか。

ひたすら《泣けます！》を連呼する邦画の宣伝の浅薄さを思い出してしまった→

これはちょっとみんな目を通した方がいいんじゃないかな。こういうことをちゃんと冷静というか建設的に語れるのはやっぱすごい。

あとでよむ

「アメリカでは国民の約半数が、トランプが先の大統領選で勝ったと感じるからそう信じる人が出てくる、という異例の事態が起きています」

同意！→

"それがセンセーショナルだから、とか、目立つから、とか、怒りに満ちているからという理由ではなく、尊敬の念から注目を集めるものが必要です。私たちは何とかしてもっと思慮深いものを作っていかなければならないと思います。"

"よりネガティブな、センセーショナルな情報が注目を集める中、私たちはこうしたコントロールできない世界とどう折り合いをつけていくのかに苦慮しています。

それでも私たちは、真実がきちんと伝わるすべをなんとか考えなければいけません。"

あまりに「自分の心が感じていることが重要だ」と強調しすぎたがために、エビデンスを軽視するようになったのではないでしょうか。

ここ10年間、インターネットの変化において強く懸念していた事を代弁してくれた記事。
警鐘を鳴らします。

英文学を志す者なら誰もが知るカズオ・イシグロの記事。自分にも変えるべきところがあると痛感させられましたし、知的な面白かったです。

リベラル系エリートは「正解」を知ってる。なので自分が抱く感情が正しさの基準になると思ってるんだろうね

俗に言うリベラルアーツ系、あるいはインテリ系の人々は、実はとても狭い世界の中で暮らしています。東京からパリ、ロサンゼルスなどを飛び回ってあたかも国際的に暮らしていると思いがちですが、実はどこへ行っても自分と似たような人たちとしか会っていないのです。

「俗に言うリベラルアーツ系、あるいはインテリ系の人々は、実はとても狭い世界の中で暮らしています。」これがまさに「純文系（プロフ参）」の特徴。これを客観視しているイシグロ氏はもちろんこれには分類されない。

『クララとお日さま』買った！
読むの楽しみ。

自分のためにもリツイート

『これは私たちのような感情を通してコミュニケーションをする創造的な仕事をする人間にも責任の一端があるかもしれませんが、私たちは「大事なのは事実や真実ではなく、何を感じるかだ」という考えを浸透させすぎたようです』

読んでる

"その後に生まれた私の世代は、自由民主主義が成長する過程に生きてきて、これが永遠に続くものだと思っていましたが、実際は違うのです。自由民主主義とは尊くも脆いものなのです"

ここしばらく本当にそういう感じの世界になってししまった。

id:ttrr id:khtokage 死の恐怖によってこそ生き永らえ正にその感情によってこそ苦しむ生命という存在自体が壮大な喜劇なのでそれは言いっこなしです。

元記事はこれなんです。

> 私は最近妻とよく、地域を超える「横の旅行」ではなく、同じ通りに住んでいる人がどういう人かをもっと深く知る「縦の旅行」が私たちには必要なのではないか、と話しています

良記事。

の時代＝それまでの「当たり前」が崩壊し、再構築を迫られる時代

> 私の世代は、自由民主主義が成長する過程に生きてきて、これが永遠に続くものだと思っていましたが、実際は違うのです。

そう「私たち皆」は目撃したはずだ。民主主義の名の下に、ドナルド・トランプとそのフォロワーらが、言論封殺されたその瞬間をね。

小説は違う世界、別の人生があることを教えてくれると言われるが……また読み返せるように呟こう。

"これが永遠に続くものだと思っていましたが、実際は違うのです。自由民主主義とは尊くも脆いものなのです。"

例えば「これは椿井文書だと思う」と言う人には、

「証拠を出せ」と問うべき

後で読み返そう。

私たちは長らく安定した時間や場所に慣れすぎて、社会というものは私たちによって作られている、ということを忘れがちです。政府は"普通の人々"によって運営されており、何か魔法のシステムが私たちを守ってくれているわけではない。

> 地域を超える「横の旅行」ではなく、同じ通りに住んでいる人がどういう人かをもっと深く知る「縦の旅行」が私たちには必要なのではないか

元から人間は感情で生きていて、その感情の理屈付けをしていただけだと思います。但し、情報が限定的だった時代はその理屈付けの元となる情報も限られていて、そのおかげで人々は共通の虚構事実で自分達の感情を理屈付けできていた。ところが→続

自分の周り数人の話だけを聞いて「今の韓国、今の日本はこう」って書いちゃう人がプロアマ問わず多いけど、心当たりのある人はみんなこのインタビューを読むといいと思う。
カズオ•イシグロさんの著書、全部読んでみたくなった。

最近は小説読んでないなあ、という飢餓感、危機感を抱かせるインタビューだった。自分にとっては。

彼の小説は『わたしを離さないで』しか読んでないけど、この新作も読んでみたい。

最後の方に核心があるんやけど、リベラルが結局『井の中の蛙』でしかないという事の指摘なんよな。

- 私たちは、あまりに「自分の心が感じていることが重要だ」と強調しすぎたがために、エビデンスを軽視するようになったのではないでしょうか

読みました⬇️

《私たちは世界の多くの人々だけなく、自分が住むコミュニティの中でさえ自分とは違う世界があることをもっと強く認識しなければならない。芸術やジャーナリズムにかかわる人はもっとこのことを意識すべきです》

イシグロさん、凄い賛同できることが多く語られていた

《同じ通りに住んでいる人がどういう人かをもっと深く知る「縦の旅行」が私たちには必要（…）自分の近くに住んでいる人でさえ、私とはまったく違う世界に住んでいることがあり、そういう人たちのことこそ知るべきなのです》

カズオ・イシグロが誤っているのは、現在ではリベラルこそが感情優先で論理を疎かにしていることが多い。少なくとも日本では。

優れたpublic intellectualによる的確な指摘。キャンセルカルチャーやネットでの「炎上」現象にみられるように、共感や感情は進化論的にそもそも偏狭な性質を持っているため、科学と理性の力で世界にアプローチしていくリベラル啓蒙主義が重要になる。

せやなぁ
これはホントにそう思うよ
最近特にね

重要な観点が複数提示されている素晴らしいインタビュー記事です。「私を離さないで」のようにテクノロジーを背景にした作品はありますが、意思決定における科学のアプローチにこの文脈で注目されていることが興味深いです。

人間の認知は、こういうものではなかろうか(苦笑)。

>誰もが感じたいことを感じて、それが真実になる、という考えは非常に危険なものです。

良いインタビュー。今まで読んだことなかったけれど、著作を一冊買ってみた。

人間は理屈や口先では何とでも言える。一番のお薦めは「当たり前などない」世界に自分を置いてみることだ。

あとよも。

/縦の社会/
/私たちはなんとかしてコミュニケーションの手段を考えないといけないと思います/

に凄く共感。

古来より「人は自分の見たいと思うものしか見ようとはしない」と申しますからなあ。

競馬を見ることでだいたい解決する。社会の底辺から王室上流まであるし、感情優先では痛い目を見る…

”俗に言うリベラルアーツ系、あるいはインテリ系の人々は、実はとても狭い世界の中で暮らしています。東京からパリ、ロサンゼルスなどを飛び回ってあたかも国際的に暮らしていると思いがちですが、実はどこへ行っても自分と似たような人たちとしか会っていないのです。

自分とは職業や所得が異なる人が多い街に住むのはいい刺激になっている。身近な人や風景をもっと見てみよう。