面白かった

ざっと検索すると「俗に言うリベラルアーツ系、あるいはインテリ系の人々」はほぼ沈黙していますね…

気づきと恐ろしい時代だなぁ

まさにまさに「つまり多様性ということです。これは、さまざまな民族的バックグラウンドを持つ人がそれぞれの経験を語るという意味の多様性ではなく、例えばトランプ支持者やブレグジットを選んだ人の世界を誠実に、そして正確に語るといった多様性です。」カズオ･イシグロ

これを「リベラル批判」と受け取る向きが多いようだが、むしろ「インテリクソ野郎批判」の方では。＞

議論が深くコメントしづらいけど、誠実な人だなと感じる。

これを欧州にいる人が言えたのがすごい、という状況自体がね〜はああ〜…

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しかしまあ単に「リベラル批判」だと受け取ってカズオ・イシグロ一冊も読まずに歓喜で踊り狂ってるアホが多すぎるが、「相容れない考えに基づく創作も（気にいるかどうかは別にして）ひとつのあり方として受け取れるか？」という提言の意図以前に、ちゃんと字が読めてるのか。

カズオ・イシグロ先生のところに山本太郎宛の訴状が誤送されるのも時間の問題だぜ！

めっちゃ良いインタビュー記事だわ

社会を科学的手法を元に合理的に運用しようとした壮大な実験があったんですよね。
共産主義って言うんですけれど。

東洋経済オンライン

『「大事なのは事実や真実ではなく、何を感じるかだ」という考えを浸透させすぎたようです。』というのは、結構、重たいなぁ。

>>リベラル側の人が理解しないといけないのは、ストーリーを語ることはリベラル側の専売特許ではなく、誰もが語る権利があり、私たちはお互いに耳を傾けなければいけないということです

まぁ人の話を聞かんからな、あやつら。

政治家やリーダーらを含め、社会全体的に幼稚化、短絡化しており、寛容性がなくなって行ってるよね。

リベラルだのネトウヨなど関係なく、韓国の問題はこれ。そして日本の人権ヤクザの問題はその感情優先社会という遅れたものを韓国から輸入すること

後で読む

一部リベラル界隈が憤怒に燃え上がった、ノーベル文学賞作家カズオ・イシグロのインタビュー記事を踏まえた笑顔のテキストです。テキストっていうかほとんどRAP SONGです。

「縦の旅」の考え方が興味深い( ´_ゝ`)

ちゃんと反省出来るって凄いなぁ ＞ 『「大事なのは事実や真実ではなく、何を感じるかだ」という考えを浸透させすぎた』

「ニュースメディアもそうです。メディアが二極化し、真実を伝えることを怠っている今、私たちの役割は非常に重要になっています」

あとで読もうっと。

感情が事実に優先する社会を震災以降すごく実感する。
＞

ずっしりくるインタビュー。

一度読んでから、ずっと考えている

内容が示唆に富むのは勿論、文化人としてニュートラルであろうとする姿勢も印象的。最近コレがない人多い。

芸術や創造の側にいる人からこういう言葉が出るのは良いね。

『しかし、私たちにはリベラル以外の人たちがどんな感情や考え、世界観を持っているのかを反映する芸術も必要です。つまり多様性ということです。』

様々な示唆に富んだ論評で、僕がいつも感じていたことを簡潔にまとめてもらえた感じ。

マスキュリズム論にて、感情優先の社会に対峙している最前線にいるからすごくわかる内容だった。

これほど読み応えのあるインタビューを無料で読めるとは🙏。イシグロに限った話ではないんだけど、現状分析が的確ながら処方箋を書ける人がいないのが最大の問題なのではという気がする。

優しい口調で、今を覆う空気感の本質を突かれている気がします。

今や科学の世界で行われている、真実を導き出すためにエビデンスを用いて議論するといったやり方は、政治や一般的な世界で失われつつあります。

地域を超える「横の旅行」ではなく、同じ通りに住んでいる人がどういう人かをもっと深く知る「縦の旅行」が私たちには必要なのではないか、と話しています。自分の近くに住んでいる人でさえ、私とはまったく違う世界に住んでいることがあり...

データや科学の美化は危うい。宗教や文学と同じ人間が感情と理性で造った手法や体系に過ぎない。他者の都合で切り取りデータ化、知りえないまま一方的にマネタイズされる自己の姿を、個人の手に取り戻す必要はある。

「東京からパリ、ロサンゼルスなどを飛び回ってあたかも国際的に暮らしていると思いがちですが、実はどこへ行っても自分と似たような人たちとしか会っていないのです」

イシグロは大事な事も語っている。ーー「しかし、私たちにはリベラル以外の人たちがどんな感情や考え、世界観を持っているのかを反映する芸術も必要です。つまり多様性ということです」 カズオ･イシグロ 東洋経済オンライン

日本はだいぶ前から感情優先・事実軽視の傾向がある社会だけど、イギリスもそうなってきたってことかね？

ちょうどそういうタイミングだったのかもしれません。いまの世界と日本の状況ずっと誰かに解説してほしかった。ここに見つけました。

<私たちは「大事なのは事実や真実ではなく、何を感じるかだ」という考えを浸透させすぎたようです。>
-- ここが結構ポイントだと思う。この考えを否定しているのではなく「浸透させすぎた」というところ。

事実より｢何を感じるか｣が大事だとどうなるか

「地域を超える「横の旅行」ではなく、同じ通りに住んでいる人がどういう人かをもっと深く知る「縦の旅行」が私たちには必要なのではないか、と話しています。」

カズオ・イシグロをますます好きになる記事

ずっと新聞は中立の建前をやめて意見を書くべきだと思ってたけど、アメリカ大統領選挙のときのアメリカメディアとかを見てたら間違いだったかもと思う。｜

やっと読んだ。どこを切っても「はい」としか言いようがない。／

カズオ･イシグロ：ビッグデータ所有価値上昇と危険について「アマゾンのような企業は膨大なデータを所有、(...)現在の資本主義の中ではこうした企業を規制」不能と語るページに、アマゾンの新刊リンクが貼り付けられている不気味さ。

”地域を超える「横の旅行」ではなく、同じ通りに住んでいる人がどういう人かをもっと深く知る「縦の旅行」が私たちには必要なのではないか”

変異とワクチンの知恵比べで決着つきますように

村上春樹は一見『事実より感情優先』の作風に思えなくもないけど、そういう理解でその手法だけ模倣されると結構危ういところがなくもないかも知れない。

いろいろなことを示唆するインタビュー
感情優先とデータという新しい資源

とても興味深い記事だった。考えさせられる。

たいへん同意。科学的な知の共有に基づいた社会を。「私たちは『大事なのは事実や真実ではなく、何を感じるかだ』という考えを浸透させすぎたようです。エビデンスではなく、感情や意見が幅をきかせるようになってしまった」／

ほぼ同意。
特に「縦への旅行」というのは上手い表現だと思う。
僕は分断を深刻に実感している人はまだ少数だろうと思ってる。

フクロウ犬、フクロウBBA 、犬アノンは耳が痛いだろうな
理解できれば、だが

地域を超える「横の旅行」ではなく、同じ通りに住んでいる人がどういう人かをもっと深く知る「縦の旅行」が

平易な中に重要な示唆がちりばめられた優れたインタビュー。事実と感情、自由民主主義の価値と行方他➡︎

想像力の欠けた感情はただの「暴力」

コンフォートゾーンの違いの問題ともいえる

「地域を超える「横の旅行」ではなく、同じ通りに住んでいる人がどういう人かをもっと深く知る「縦の旅行」が私たちには必要なのではないか」

「私は人生の大半を進歩自由主義的な考えのもとで心地よく過ごしてきたわけですから。」

“ リベラル側の人が理解しないといけないのは、ストーリーを語ることはリベラル側の専売特許ではなく、誰もが語る権利があり、私たちはお互いに耳を傾けなければいけないということです。”
Speechwriter vs. Storyteller.

"私たちは、あまりに「自分の心が感じていることが重要だ」と強調しすぎたがために、エビデンスを軽視するようになったのではないでしょうか。"

「リベラル側の人が理解しないといけないのは、ストーリーを語ることはリベラル側の専売特許ではなく、誰もが語る権利があり、私たちはお互いに耳を傾けなければいけないということです。」

「私たちは『大事なのは事実や真実ではなく、何を感じるかだ』という考えを浸透させすぎたようです」「誰もが感じたいことを感じて、それが真実になる、という考えは非常に危険なものです」

伝えること、そして耳を傾けること。ぼんやりとした不安感の原因はやはり格差なのかも知れないけど、だからと言って似たような人でまとまってしまっては格差を助長してしまう。本当の意味で自由になる為には、違いを認め合うこと。

トランプはアメリカ大統領選挙に勝った、と信じる人々のことを『リベラル側』にとっての対岸の火事とはせず、リベラリズム自体の『感情優先』という問題として捉えている。さすがに「科学を振りかざすな」としか言えない新聞記者とは知的水準が大きく違う。

凄く良い記事だった。
最後の「中央集権型モデルが台頭する可能性ある」は本当に重い。
色々考えさせれた。

この10年くらい、人の感情に訴えかけるようなマーケティングの仕事をたくさんしてきて、この感情優先社会化にめちゃ加担してきたな、と自分を省みてます。

この記事とても良かったです。読みながら赤べこみたいに何回も首を縦に振ってました。

「地域を超える「横の旅行」ではなく、同じ通りに住んでいる人がどういう人かをもっと深く知る「縦の旅行」が私たちには必要」
→同じ通りの人ではないけど、旅行先で激安ホステルとかに泊まると「縦の旅行」は気軽に体験できる

いい記事だった

良い読み物。怒りんぼうな世の中にはとてもいい。

>こうした中で、出版社、編集者、あるいは芸術評論家はより重要な役割を担うことになります。ある小説や映画などが単なる感情操作を意図した作品なのかどうかを判別できる人が本当に必要だからです。

>リベラル側の人が理解しないといけないのは、ストーリーを語ることはリベラル側の専売特許ではなく、誰もが語る権利があり、私たちはお互いに耳を傾けなければいけないということです。

>これは、さまざまな民族的バックグラウンドを持つ人がそれぞれの経験を語るという意味の多様性ではなく、例えばトランプ支持者やブレグジットを選んだ人の世界を誠実に、そして正確に語るといった多様性です。

>リベラル側の人たちはこれまでも本や芸術などを通じて主張を行ってきましたが、そうでない人たちが同じようにすることは、多くの人にとって不快なものかもしれません。

>小説であれ、大衆向けのエンタメであれ、もっとオープンになってリベラルや進歩的な考えを持つ人たち以外の声も取り上げていかなければいけないと思います。

>しかし、私たちにはリベラル以外の人たちがどんな感情や考え、世界観を持っているのかを反映する芸術も必要です。つまり多様性ということです。

>私たちは世界の多くの人々だけなく、自分が住むコミュニティの中でさえ自分とは違う世界があることをもっと強く認識しなければならない。芸術やジャーナリズムにかかわる人はもっとこのことを意識すべきです。

>それでも、私たちはなんとかしてコミュニケーションの手段を考えないといけないと思います。これまで自分と考えが違う人は見えない人、存在しない人だったかもしれませんが、

非常に難しいと思います。例えるなら、アイルランドにおけるプロテスタントとカトリック、イスラエルにおけるアラブ人とユダヤ人のように、2国間の戦争や国内における民族、宗教間の争いのように双方の緊張感は高いのですから。

>――世界ではさまざまな事柄について二極化が進んでいますが、感情的にシャットダウンした「反対側の人」とそれでも対話するすべはあるのでしょうか。

エビデンスとナラティブの関係について…ということになるのでしょうか。リベラル側は多様性を受け入れるべき、という指摘は興味深いですね（リベラルとは…という話になりそう）。

“私たちは、あまりに「自分の心が感じていることが重要だ」と強調しすぎたがために、エビデンスを軽視するようになったのではないでしょうか”

この方の仰ること、大事な気がする。著書読んでみようかな。

これは必読ですわぁ

論争が起きた時に、最終的にデータやエビデンスによって事実が判明し、間違っていた側もそれを認めて「では、次の議論へ移ろう」となるようです。科学の世界では、人々はそうやって議論し、意見を持ったり、意見を諦めたりしています。

完全賛成。
理性なき感情で突っ走ったらバラバラになるに決まってる。
【私たちは「大事なのは事実や真実ではなく、何を感じるかだ」という考えを浸透させすぎたようです。誰もが感じたいことを感じて、それが真実になる、という考えは非常に危険なものです。】

怪しげな新興宗教にハマっている人と口論になったとき、「あなたは誰の言うことなら信じるんですか！？」と問い詰められたことがあって当惑した。さてこういうスタンスの人とはどうやったら対話の糸口を作れるのか。🤔

堺屋太一が『知価社会』で35年前に考えていた事が殆ど全て見事に当てはまってるんだよな。

カズオイシグロが今さらな話をしてるんだが、これにすらショックうけてるリベ公がどうもいるらしい。

「『「リベラル」でないと人間扱いされない』バラモン左翼問題」 にコメントしました。

のコメ欄見てようやく文意を理解した 感情優先というか「自分の視点優先」みたいな

つまりLAで夜中の2時に酒を買いにコンビニに行った我々は、縦にも横にも旅行できていたわけだ
(もうやりません)

サー・カズオイシグロ氏がノーベル文学賞を取った時、日系イギリス人である氏にTwitter上で日本人逹が祝辞を述べていたら、リベラル勢が大挙して「彼はイギリス人なので、日本人が誉れに思うのは失礼」とクソリプをつけていた事を忘れない。奴等こそ、読んだ事もない癖にｗ

リベラルに対する視点が面白かった。

やっぱり
「リベラルなのに他者を人間として扱うように求めてて偉いぞ！」
という感想が先に来てしまう

このインタビューは秀逸。

たしかに、近所の喫茶店に来ているお客さんを眺めるだけでも、いろいろな人がいるもんね……。

“地域を超える「横の旅行」ではなく、同じ通りに住んでいる人がどういう人かをもっと深く知る「縦の旅行」が私たちには必要なのではないか”

”「自分とは違う世界がある」という認識が必要”

一言出てきた「意見を諦める」という言葉、とても重要よね。

「インテリ系の人々は、実はとても狭い世界の中で暮らしています。（中略）あたかも国際的に暮らしていると思いがちですが、実はどこへ行っても自分と似たような人たちとしか会っていない」はそのとおりで，そういう人ほど出羽守になりやすい．

重要だと思う。都会の上流育ちが多い勤務先の同僚は地方の下層から這い上がってきた私と見えてる世界が全く違う。「私は最近妻とよく、地域を超える「横の旅行」ではなく、同じ通りに住んでいる人がどういう人かをもっと深く知る「縦の旅行」が私たちには必要なのではないか