役割に辟易してしまう気持ちは、クレしんの「オトナ帝国」見るとよくわかるんじゃないかな。そしてそれは、子どもにとってはこの上ない恐怖であるということも。

しかも時代はますます一人で生きていた方がとても楽しめるような方向に向かってる。女性は何で我慢して命を賭けた出産をしなければならないのか。なぜ出産しても報われないと思われてるのか。よく考えるべき

著者「母は人間を越えた女神のような存在ではありません。『母性』をもっと人間らしいものにしていく必要があると思います」

本を読んでいないから詳細はわからないけど、生みの親と育ての親を適切に区分しないと誤解しそうだね。多くの場合それらは同一人物ではある。しかし、っていう話なんじゃないかしら

え？これを言って肝心の子供が傷つくのは無視？ちょっとあり得なくない？「私はお前を殺したいほど嫌いだ」と言うのもありだ、という世の中になりませんか？思っている人がいるのはかまわないけど、これをわざわざ、子供が目にする“社会”として出す意味が分からん。

自分が「母親」になることは決してないけど、ないからこそこうゆう言語化された胸の内に秘められた思いってのを知れるのはほんまにありがたい。
本にはいつも感謝しかない。

「私たちは『愛』や『母性』に頼りきって、母親だけに重荷を背負わせています。」

この本の著者の言葉は…重い

後悔はしてませんが、たとえば「将来子供を産むだろう」と考えることで就活の選択肢が半分以下になる。出産という生物として当然のことをしようとするだけで選択肢が激減する社会はやはりおかしいと思う。

うちのおかんが似たようなことは言っていたからわかる気はする。
悪意があるとかでなくて母が諦めたものや我慢したことの数を考えたら批判はできないかな。

"母は人間を越えた女神のような存在ではありません。"
これに尽きるな。

『母親になって後悔してる』

ドキッとするようなこの言葉。イスラエルの研究者が執筆した本のタイトルです。学術書にもかかわらず、発売直後からSNSなどで話題となっています。

書評で「言葉にしていいんだっけ」とも表現されたこの言葉。

みなさんはどう感じましたか？

「やらずに後悔するよりやって後悔した方がいい」というのは、出産にはあてはまらない。「産まなければよかった」と後悔したことが一度もない母親は、実際にはほとんどいないのではないかと思う。／

(オルナ・ドーナト著 鹿田昌美訳『 2022年)

『子どもを愛している。それでも母でない人生を想う』 23人の女性たちが発するこうした言葉は、世界各地で反響を呼び、波紋を広げました。

選べるのなら向いてない人というのはいる。現代社会に向いてない人もいる。それをカバーして向いてることを探す手段は現代でもある程度は用意されている。勿論、こぼれ落ちている人達もいる。

ネトフリ会員の方は、「ロストドーター」を見ることをおすすめする。いろいろ考えさせられます。

「後悔を語ることが人々の激しい感情を喚起するのは社会の基盤が揺るがされかねないから（略）母親の後悔は社会が持っている『母性』の捉え方や規範、母親に背負わせている重荷を明らかにする」搾取ではなく支えを。

身も蓋もないことのように思うけれども、これも社会全体で考えねばならない問題なのだろうか…

言葉にしないとどうなるんだっけ?

後悔してる人がたくさんいるという話ではなく、違和感を口にすることすら許されなかったけど、言っていいよね人間なんだしってことだよね。自分のしたいことを諦めることが美徳とされてきたのだもの。

面白い。そもそも〇〇して一人前って、偏見でしかない。

<後悔を語ることが人々の激しい感情を喚起するのは社会の基盤が揺るがされかねないからです。母親に後悔を口にさせないことで、私たちは『愛』や『母性』に頼りきって、母親だけに重荷を（…）人間を越えた女神のような存在ではありません。『母性』をもっと人間らしい…>

この書へのカウンターは、すでに存在する。まだ未読だが、御田寺圭著「ただしさにころされないために」

『母親になって後悔してる』、気になる本。

「社会や職場、パートナーは、女性に背負わせてきたものは何なのか、後悔させないためにどうしたらいいかという視点を持つことも必要です。」

／

ノストラダムスの、人類は滅亡するという予言はあたっていたのだとおもった。早急に人口子宮を実現しないと人類の存続に不安を。父性の否定はしてないアンバランス。個人の意志なる20世紀型自由に社会のありようを委ねようという危うさの賛美

思いを言語化するのは心を健康に向かわせます。頭の中でごちゃごちゃしていると「自分が問題」となりがちです。言語化して自分と問題を切り分けると、問題とどのように付き合っていくかに進めます。ただし相手と場所を選ばないと傷つけられる恐れがあります。

母は人間を越えた女神のような存在ではありません。『母性』をもっと人間らしいものにしていく必要があると思います

まあ当然存在するだろうと思うのだが、わけがわからないのは後のほうに出てくる「後悔するなら産むべきでない」とかいうやってみなければ1ミリもわからないことを事前に予見しろという頭の悪い言葉だな。

「私の研究について、そんな母親はいないと言われ続けてきました。後悔を語ることが人々の激しい感情を喚起するのは社会の基盤が揺るがされかねないからです。母親に後悔を口にさせないことで、私たちは『愛』や『母性』に頼りきって、母親だけに重荷を背負わせています。」

こういう言葉こそしっかりとあげてゆくべき。言える世界であるべき。
母の愛は海よりも深しと主張する世界が、苦しむ人を増やすのだ。
女性だから人生を子に捧げることが当たり前という絶対的母性信仰の洗脳を解かねば、いつまでたっても傷つく子供達が救われない。

『母親になって後悔してる』新潮社 オルナ・ドーナト著 鹿田昌美訳

社会は母は強しだとか母の愛だねえとか、そういう言葉の呪いで母親だけにしんどい役割を押し付けてきてる。子育ての期間、母役から逃げたいことなんて山程あったけど、それは子どもの存在を全く否定しないんだよ。

数年前、ダウン症の子供を持つ母親が中絶しなかった後悔をDaily Mailで語っていたけど、まぁ、それを薄めた苦労は誰もがしてそう。私は、20代でパイプカットしたので低めの見物を決め込んでる。

「子供は好きだけど、だけど一人でいたかった」って言ってる人いる。
男性側はこんな風に思ったりするのかな…
選択が普通に自由にできる世の中であって欲しい。

『子どもを愛している。それでも母でない人生を想う』

母親はこうあるべきってのは、偶像に過ぎないからなあ。少なくとも母親という役割は終わらせることができるものである、くらいの余裕が周囲に必要だよね

この本読みたいな。
わかりみがありすぎる。

『母親になって後悔してる』。“後悔”の思いはなぜ生まれるのか。“タブー”と感じるのはなぜなのか。

「私たちは『愛』や『母性』に頼りきって、母親だけに重荷を背負わせています。」「母は人間を越えた女神のような存在ではありません。」

言葉にしてはいけない思い?” 語り始めた母親たち | WEB特集

「母親になって後悔してる、と思ったことは一度もない」とは私には言えない。次女の耳の障がいを告知されたとき、この子を抱いて死んでしまおうかと思ったから（続）

"母親に後悔を口にさせないことで、私たちは『愛』や『母性』に頼りきって、母親だけに重荷を背負わせています。"

ワンオペ悪循環をどうするか問題

『『子どもを愛している。それでも母でない人生を想う』23人の女性たちが発するこうした言葉は、世界各地で反響を呼び、波紋を広げました』『母親に求められる役割がいかに重いか言葉にしてくれていると思いました』

この“後悔”って誰/何が悪いの？当然、人に寄って違うから、それを一般化するのは無理がある。 … 私は子無しで、よく「今のうちに子供産まないと将来寂しいよ、後悔するよ」と言われる。正直、呪咀でしかない。

やりたい学問や仕事がありそうなムスメも、今後この問題に直面するのだろうなぁ。

とてもよいとおもう

言いたいことを言うことさえ悪いと、自分に呪いをかけて生きる人生の何が楽しいのか。

向いてる人もそうでない人もいる

個人差。

多様性とはそう言うこと。

言いたいことも言えないそんな世の中じゃ…

『私たちは『愛』や『母性』に頼りきって、母親だけに重荷を背負わせています。（...）母親の後悔は社会が持っている『母性』の捉え方や規範、母親に背負わせている重荷を明らかにすることにつながります。母は人間を越えた女神のような存在ではありません』

「親」を懐柔するために人類は神話を作ったんだろうな。

『母親になって後悔してる』

ドキッとするようなこの言葉。イスラエルの研究者が執筆した本のタイトルです。

「何としてでも日本人を減らしたい、可能なら絶滅させたい」というNHKの思惑が強く感じられる。「結婚すればよかった」「子供を産めば良かった」と言う人達の意見も伝えるのが客観的な報道だろ

NHKの母親になって後悔している。の取材、記事が理解できない。
実際、母親は大変な事も多いかもしれないし、いつまでも女でいたいかもしれない。
NHKが取材、記事にする必要はあるのかな？

社会の有り様を考えるきっかけに！

私は聞いたことありますけど。母親という役割にダークなSOMETHINGがあるのは、大人なら知っている。

「父親になって後悔してる」だって実際にあるわけだが、この場合はそれほど非難されないのだろうなとは思う（まあ、父親になって後悔しちゃう奴は逃げちゃうことが多そうだが）。

“母は人間を越えた女神のような存在ではありません。『母性』をもっと人間らしいものにしていく必要があると思います”

知性ある人間なら当たり前に持つ感情がこれまで社会的圧力や女性自身の内面規範によって表現されてこなかっただけだと思う。
私自身も後悔ではないけど産んだことに対する十字架を背負ってる。

この本先月買って積読コーナーに置いてるんだけどやっぱり話題になってたのね。

気になっている本の記事です。少し重なるような気がしたので→

このテーマに関しては、まだ言葉にできてない思いと誰にも言ってないエピソードがある。書き留めて、どこかに置いておきたいのだがなあ。日々の中で、書きながら内省することが習慣でなくなって久しい。

わたしも今この本を膝パーカッションしながら読んでいます。記事出すの大変だったろうな。。

永井豪『ススムちゃん大ショック』。

読んでみたい📖

後悔する瞬間もある、くらいに留めておけば、丁度いいのかな。後悔してると言い切ってしまうと、その思いが強くなって行きそうで怖い。

母になった後悔となれなかった現実

どっちがつらいのだろうか

子供を育てるって単純に滅茶苦茶大変だよ。良いも悪いも大きい。生きる意味があるのだとしたら、種の存続だろう。親はそれに直接的に関わることでもある。矜恃や自負で、親として楽しくあろうと、なんとか生きてるね

ハッとさせられる内容だった。

『母親になって後悔してる』 ドキッとするようなこの言葉。イスラエルの研究者が執筆した本のタイトルです。

「母親の後悔は社会が持っている『母性』の捉え方や規範、母親に背負わせている重荷を明らかにすることにつながります。母は人間を越えた女神のような存在ではありません。『母性』をもっと人間らしいものにしていく必要があると思います」

むしろこの本は母親に寄り添う存在

反発が多いのは『もしも自分の母親もそう思っていたら……』って恐怖からなのかな（※言葉にしてもいいと思うニャ

マリッジブルー、マタニティブルー、母親になってもブルー。そりゃ辛いしんどいことも多いだろうけど、後戻りできなくても目の前の人生を全うするのが大人では？と思うよ。

『母性』は男が植え付けた幻想だよ。

“母親の後悔は社会が持っている『母性』の捉え方や規範、母親に背負わせている重荷を明らかにすることにつながります。母は人間を越えた女神のような存在ではありません。『母性』をもっと人間らしいものにしていく必要があると思います”

父親にも同じ内容で調査をすると母親との違いが際立つかも。

『

私たちは『愛』や『母性』に頼りきって、母親だけに重荷を背負わせています。（中略）母は人間を越えた女神のような存在ではありません。

この記事読んでモヤッとするのは、母親経験者同士の叩き合いに話がフォーカスしていく一方で、家事育児全般を丸投げした無責任な父親が透明化されて、批判の対象から抜け落ちてる点。

私も子育ては生きがいではない側のひとりだから共感する部分が多い。子どもはひとりの個人としてかわいいけれど、私ではない他者で、たち入れず、立ち入って欲しくない境界線はあるのだ…

言葉にしてはいけない思い

確かに、ほおっておくと、黙っていると、母親に重荷を背負わせすぎた。特に子供の面倒、例えば、小学校の学級懇談会の出席、予防注射を打つ予約をして病院に連れて行く等、細々とした、目立たない、数多くの雑事。ごめん。今から力になりたい。

子供を愛している
それでも
母でない人生を想う

って、正直な気持ちだと思うんですよ。
愛情と後悔は両立することもある。
記事でも語られてるけど、これって社会の仕組みで和らげられるはずなんだよ。

「鏡に姿がうつしだされるように、母親の後悔は社会が持っている『母性』の捉え方や規範、母親に背負わせている重荷を明らかにすることにつながります。母は人間を越えた女神のような存在ではありません。『母性』をもっと人間らしいものにしていく必要があると思います」

くまきち案件(·ω·)
「子どものために自分の人生をあきらめた」
「母になることで奪われたものは取り戻せない」
「向いていないし、好きじゃなかった」
「もしも別の道を選べるのだとしたら、そうする」

(『母親になって後悔してる』

大日向雅美先生は息子が赤ちゃんの時に教育テレビの育児番組でお話してるのを見た時から素敵な方だなって思ってたけど、母親になって約17年、息子も娘も大好きな気持ちと私の好きなように生きたい気持ちは、自分自身に『つじつまが合わない』の一言に尽きる。

思った以上にレオナール・フジタ。ちょっとお痩せになった？

[はてブ]

妻は大学院まで行ってるから、自分のやりたい事と、子供がいることでの諦めざるを得なかったことってあると思うのよね。本に興味あるわ。

これを良しとしたいのであればその人は「父親になって後悔している」と発言する人にも石を投げてはいけないってのは理解すべき

内容も文体も重くて読み進めにくい本だけど、調査に答えた一人ひとりの「後悔」の背景に、子どもがいなければあるはずだった人生が垣間見えて切なくなる。

〝母親に後悔を口にさせないことで、私たちは『愛』や『母性』に頼りきって、母親だけに重荷を背負わせています〟

気になる

非常に考えさせられました。

芥川龍之介の河童を読んでからどうぞ。

母親の若い頃に書いたであろう優れた文章を読んだとき、怯みを感じた事がある。そういうことを感じさせない母親ではあるが、果たしてどのように思ったのかと思いをはせた。

まあ「言葉なんかおぼえるんじゃなかった」という詩人もいた(田村隆一『帰途』)のだから、「母親になんかなるんじゃなかった」という母親がいてもおかしくはないな

"私が目指すのは、子どもを産みたい人は産み、産みたくない人には無理矢理産ませない社会です。女性の身体や考えはその人自身のもので、周囲から圧力を受けずに自分の意思で決められるようになる必要があります"

"調査に協力してくれた女性たちはインタビューを通して、だんだん自分のことを語る『言語』を獲得していきました。それは自分自身を振り返り、気持ちをシェアできるようになることにつながります。ひとりでないと思えるのは重要です。"

"母親に後悔を口にさせないことで、私たちは『愛』や『母性』に頼りきって、母親だけに重荷を背負わせています。鏡に姿がうつしだされるように、母親の後悔は社会が持っている『母性』の捉え方や規範、母親に背負わせている重荷を明らかにすることにつながります。"

"私の研究について、そんな母親はいないと言われ続けてきました。後悔を語ることが人々の激しい感情を喚起するのは社会の基盤が揺るがされかねないからです。"

"多くの母親が一度は思って苦しんだことがあるけれど、心の中に隠していたタブーが表に出たという衝撃や喜びではないでしょうか。私もいままでに何度思ったかわかりません。"

「“後悔”の思いはなぜ生まれるのか、そして、“タブー”と感じるのはなぜなのか」

複雑。そうなんだろうな、とうっすら思う一方で、でもやっぱり母親になりたい私。そして今月も妊娠できず。

私は息子に「お母さんも1人の人間でダメダメだ」と言って母親というものに縛られないようにしてる。親として育てる義務は全うしても、いい母親でいようとは思わず1人の人間としていたいと感じている。

まさに今読んでいる。
女だからって、みんなが産みたいわけでも、母親が向いてるわけでもないことくらい当たり前なんだが。
母性とか神聖化しすぎ。母性なんて妄想だと思うわ。

これは。。自分の中のもやもやってこれなのかもしれない。。。

次に読みたい本
自分用にメモ_φ(･_･