地域通貨なのか何なのかは分からないが、地域貢献の価値を測るモノサシがお金とは別に出てくると思う。実現には行政も関係しそう。

“社会に貢献している証しが収入ではなく、家族を養うことや、社会、コミュニティに貢献していることなどで測られるのが望ましい状態です。”

話が多岐に渡って展開されるけど、結局はこのシンプルな問題意識に起因するんだと思う。
「レース自体は平等にように見えますが〜同じ努力をしたとしても成功できない人もいる。つまり、成功とはその人の努力だけではなく、才能や生まれ持ったもののおかげでもあるのです。」

なにい

マイケルサンデル教授「『努力は報われる』は勝ち組が敗者を見下してるだけ。才能や環境も大きい」

能力至上主義が社会の分断を招いている、というのはかつて話題になった上野千鶴子先生の東京大学入学式の挨拶で言いたかったこととまったく同じだな／

サンデル教授のお言葉ヤバい。人の憎悪を炙る。見るのではなかった。博士号/大卒/院卒/高専卒/高卒/中卒/Fランク大学/安倍総理大臣/障碍者/非障碍者/団塊/氷河期/家事労働/在日外国人/第三国人/皇室/海の王子/努力が報われる選手/etc何かのきっかけで人間が怪物に化わる。

もやもやが言葉になった感じ

そーいや昔、某超絶絵の上手い先生が「オレのことを絵が上手くて羨ましいとか言ってくる人でオレより絵を描くのに時間を割いている人間に会ったことがない」とか言ってたなー <

私、最近、倉本圭造さんという方の記事をちょこちょこシェアしていますが、彼が繰り返し書いてるテーマを、サンデル教授がよりわかりやすく語ってくれているなぁ、と思いました。

結果として社会に認められる「能力」というものは、

「私たちが目指すべきは、それぞれの教育水準や収入にかかわらず、誰もが互いに尊敬できる社会です。」｜

>「バイデン大統領はこのメッセージを変えなければいけない。能力主義による競争を助長するのではなく、仕事の尊厳を取り戻すことに重きを置くべきです。社会に貢献している誰もが自分のしている仕事の尊厳を感じられるようにするのです」

「3分で分かる日本のメリトクラシー研究史」を書かねば、と改めて思った。

"自分と似たような人とばかり過ごすのではなく、自分の意見の殻を破って、自分とは違う人と意見を交換する時間を作ることが必要だと思います。スポーツでも文化的な集まりでもいいので、もっとカジュアルにバックグラウンドが違う人と出会う機会が必要です。"
この一言、良い

能力至上主義ダイキライなんで主旨は好きだがそれはそれとして「目指すべきは(略)誰もが互いに尊敬できる社会です。社会に貢献している証しが収入ではなく、家族を養うことや、社会、コミュニティに貢献していることなどで測られるのが望ましい状態です。」つーのが鼻につく…

なるほど。確かにマイノリティ差別がこれだけ問題になりながら、学歴の低さが個人の責任や能力不足で片付けられているのはおかしな話です。

大事なメッセージですね。
やっぱり全ての"分断"がキモだと思いますねぇ。

→

いつも素晴らしい方だ。
謙虚と真摯につながる。
マックス・ウェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」を思い出した。

この辺の話っては何年も前から言われてたと思うけどサンデルに言われなきゃ分からんのかという

地方工場に配属されて府立高専出身の老人同僚が新人の博士をひたすらイビっていた。それまでの見方が180度変わった。高専に幻滅した。似たような憎しみの感情が自分の心の奥底にも潜んでいるのかもしれない…自制できないと。＞サンデル教授｢大卒による無意識の差別｣

4時間にわたる議論の末、双方が意見を変えることはありませんでしたが、互いを尊重できるようにはなりました。どんな懸念やモチベーションがそれぞれの考えや意見を構築しているのか、互いに理解することができたわけです。

それだよね。

"過去40年分断は広がり続けており、社会的結合はどんどん希薄になっている。社会的分断を解消し、私たちが負った傷を癒やすには、お互いを理解するための対話が必要です。これはアメリカだけではなく、すべての民主主義国家に言えることです。"

リベラルどもは人種やジェンダーだのといったかりそめの差別には興味があるがこういった本質的な差別には無頓着である。ナチュラルに、努力していい大学を出ていい会社に入らない奴が悪いと考えている。

能力主義による競争を助長するのではなく、仕事の尊厳を取り戻すことに重きを置くべきです。社会に貢献している誰もが自分のしている仕事の尊厳を感じられるようにするのです。>

前書き・後書き・解説拾い読みをしました。自分の視野の狭さを感じました。

こういうのも面白い。努力は成功のために必要だけど、努力しても成功できるとはかぎらんのよね。生まれ持ったものや環境といった、本人にどうすることも出来んことがあるわけで。

これ、カネが幸せではないという、いわゆる脱成長路線の話では。自分自身は脱成長を全否定しないが、これを見て謙虚さとか言ってる人はちょっとどうかなと思う。

「そもそも能力主義の問題は、社会の中に「勝者」と「敗者」を作ってしまうことです」

しかし、現実は恵まれていない人たちを努力不足として見下すのですよね。

理に適っているし、凄く響くのだけども綺麗事以上の何事でもないと思う。
社会はこの欲望を歯車に成長していくし、それが世の中を豊かにするんだよな。今の世の中、投資でもなんでも逆転できるチャンスがあるだから、努力せず敗者感覚を抱くのは本人の問題ではないかと思う

TLでは2万年前から指摘されていたことですね。今更感があります。

インテリと呼ばれる人は
そもそも
努力
する能力の
欠落した人がいることなど
思いもよらない

インテリは
勉強弱者のことなど
意識にない

その人たちが本当の民衆だということを
舐めているので
インテリには
力が
ない

「私が考える民主主義における条件の平等とは、すべての人が同じ収入を得るということではなく、誰もが尊厳を保ち、尊重されるということです。自分の家族、コニュニティ、共通善に貢献しているということに対するリスペクトがある状況です」
コミュニタリアンっぽさを感じる。

面白い記事、たしかにエッセンシャルワーカーの存在がクローズアップされたのは、コロナ騒動での数少ないひとつの良い点だと思う。

努力すれば「誰でも甲子園で優勝できる」って言っているようなもの。

公衆衛生で序盤に習う、「能力」が環境に依存する話。自分も忘れて無意識の差別をしている事があると思う。

なにを今更感しかない。

"能力主義の問題は何なのか。それは、成功者における謙虚さの欠如、つまり、人生における幸運や、親や教師、コミュニティ、国といった成功を可能にしてくれた人やものがあるということに対する理解の欠如です"
これ大事

「ハーバード白熱教室」は奥さんが好きな番組。ぶっちゃけもしかして奥さんはハーバード卒何じゃないかと疑ってる。

グサグサ来るサンデル氏のメリトクラシー批判だった。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という常套句がいかに重要であるかを再認識させられた気がした。格差を解消するのは難しいが、せめて「全ての人々が自分の仕事に尊厳を感じられるように」というメッセージに首肯

あとで読む

「努力と才能で誰でも成功できる」の能力至上主義の裏には「成功してない社会的に認められない人は、努力してない」となる。真面目に働いててもグローバル化やデジタル化の恩恵を受けてない人が「努力しなかったから」と尊厳を奪われ、エリートから見下されている

ほんとそう。今自分が仕事ができたり仮想通貨に夢中になったりできるのはそういう環境があるから

無意識の差別は差別の根源的な問題

やっと翻訳が出たのか。版元は早川なんだね。＜

面白かった

スポーツで活躍している人をテレビで見てて、いつも同じような事を感じてる。若者の誰かは思い切りスポーツに打ち込めるのに、別の若者は暗いところでひとりで泣いてる。

のサプライズ大統領当選は大卒エリートの労働者への差別が生み出した分断のパワーの裏返し。とオバマ以来の民主党政権のエリート思想を批判◆ が語る｢努力すれば成功できる｣という発想の問題点 |

「無意識の〜」という語に要注意。責任のない負担を課し、負うべき責任を回避する口実として働く。

サンデルはやっぱり面白いな。

「スポーツでも文化的な集まりでもいいので、もっとカジュアルにバックグラウンドが違う人と出会う機会が必要です。」

そもそも
トラの威を借りるキツネが、偉いのか？ってこと。

学習塾というのは、差別の助長をしているのではないか？

「経済成長に重きを置いた能力主義が招いた分断」
記者の倉沢さんの纏める文章の美しさに数秒惚けてしまった。

ぶっちゃけると能力主義を生み出すのは親の「子供をエッセンシャルワーカーという名の底辺職にしたくない」という思い。愛と差別は同じなのだ。

同意できる。米国の対立陣営に四時間対話を齎したのがNHKという話もすごい。『 』

この手の話は所謂エリートからの差別で語られること多いけど、それなら「東大なのに〇〇」「大学出てるのに~」っていうのもいい加減止めにしたほうがいい

これは日本でも言えることだな。

なぜリベラルが現代のメリトクラシーを否定するのか分からないんですよね。

ハーバード白熱教室、見てたなぁ…
「哲学的にモノを考える」のが（実現可能かどうかはさておき）「納得できる人生を送る」のにいかに重要か、ということを教えてくれた気がする

▼

≒
↓
>高学歴エリートは、『人類』という抽象概念を愛しますが、同じ社会で『自由貿易』で苦しんでいる『低学歴の人々』には共感しないのです。

日本は職人や手仕事を尊敬する素地があるので、欧米程ではない気もしますが

成功というより個人的上昇志向や報酬系、打算の為の努力を良しというのが幅を利かせているかな。

確か・・・

ﾋｮｴｯ

リベラルが自分達の思想に与さない「その他大勢」を見下しているのは本当だろうからなぁ．

出版からはや10年。晴れ間を狙って借りてきた。

成功した場合にコストが努力として美化されるだけだと思いますね

スタンフォード受かった女子高生の話と絡めて考えると、とても示唆に富むお話

大した内容ではなかったんで、タイトルと「レース開始前までの準備できる環境における不平等」を知っておけばいいかな。あと、負けた人にも敬意を、ってことも。
できるはずの努力、探せばいくらでもあるんだよね。少なくとも自分はまだ世間のせいにはできない。

正義や価値は一人ひとり違う

分断反対というひとも無意識に別の分断作ってる

考えが違う人を完全敵対して拒絶をしないでへーそういう考えなんだってくらいにして、この人のこの部分は合わないけどそれはその人の一部分だけという意識は持ちたい

サンデル教授
無意識の差別

分断を生むのはまずいけど、努力しない事を正当化しないように気を付けたい。

教育水準の高い人が、自分が差別してるのに気づかないのよく見ます。
「私は努力したから」と能力のない人を無意識に見下したりとか……。

むかし『これからの正義の話をしよう』読んだな📕

上野千鶴子が東大祝辞で同じ趣旨のこと言った時はあれだけ燃えたのにねぇ…：

「私が考える民主主義における条件の平等とは、すべての人が同じ収入を得るということではなく、誰もが尊厳を保ち、尊重されるということです。自分の家族、コニュニティ、共通善に貢献しているということに対するリスペクトがある状況です。」

ここ、承認論っぽいな

>社会への貢献度を1つの数的指標で測るべきではない
この問題の難しい点がまさにこれな予感
成功者と言われる人達はすでに十分な社会的貢献してるかもしれないししてないのかも

ああ、これは非常に共感できる

私が考える民主主義における条件の平等とは、すべての人が同じ収入を得るということではなく、誰もが尊厳を保ち、尊重されるということです。自分の家族、コニュニティ、共通善に貢献しているということに対するリスペクトがある状況です

｢努力すれば成功できる｣なんて、ハッパやってるやつの発想だわさ＞＞

能力主義による競争を助長するのではなく、仕事の尊厳を取り戻すことに重きを置くべきです。社会に貢献している誰もが自分のしている仕事の尊厳を感じられるようにするのです。

他人の努力不足を指摘したがるやつって

要は「俺様の努力を認めろ」って

承認欲求マンなだけだろw

インスタ蝿の亜種ｗｗ

サンデル教授が語る ｢努力すれば成功できる｣という発想の問題点 東洋経済オンライン

能力主義の問題は何なのか。それは、成功者における謙虚さの欠如、つまり、人生における幸運や、親や教師、コミュニティ、国といった成功を可能にしてくれた人やものがあるということに対する理解の欠如です。

民主主義における条件の平等とは、すべての人が同じ収入を得るということではなく、誰もが尊厳を保ち、尊重されるということ、か…。

努力は報われる⇔成功しないのは努力が足りない
の構図は、必要条件と十分条件の違いの不理解によるものだとは思うんだよね（まじめか）

今いるコミュニティも偏りあるっちゃあるからなあ。

至極まっとうな（驚きはない）意見。
対話や議論、要は接点が必要ってことね。

「アメリカの主要メディアでさえ、意見の違う人たちを集めて、可能であればお互いの理解を促すという活動ができていない......メディアには重要な役割がある」

「私たちが目指すべきは、それぞれの教育水準や収入にかかわらず、誰もが互いに尊敬できる社会」

大卒のって書いてあるけど、別に大卒に当て嵌めずとも納得出来る記事
自分の下に位置付け出来る人が居ると、人って自分は大丈夫って安心する生き物だから、大卒で無くても言える事だと思う
教育が学歴が大事だって世界作って、それが正解って洗脳して来たツケだと思う

なんでもGoogle使って学べる世の中になっていて、インターネットが普及した国では僕は情報格差はほぼなくなったと思う。

世界はどう考えても昔よりフェアになっていってる。

大学中退組だけど、本当に自分次第で道は切り拓けるフェアな時代になっているよ🙆‍♂️

これは良い記事。本人の努力とは無関係に評価されたり、貶められたりするものです。

これコミュ障問題でも似たようなところあるからね。生まれついてのハンデやまともなコミュニケーション環境を得られなかった人が努力不足とあざ笑われる

誤解を招きます。
マイケル・サンデル教授は、「成功をしていない人は、努力してこなかった責任を負っている」ではなく
「リベラルの多くが意図せず、大学卒業資格を持っていない労働者を辱め、モチベーションを奪うことによって、彼らの恨みを買うことに加担」と書いてます。

ヤル気ある奴が整った環境で効率的な努力するとビックリ人間になるっちゅう事ですね。

「機会は誰にでも平等に与えられている。それを生かさなかったお前が悪い」は幻想なんですよね

さすがだ ==

「成功」のみが有価値になってる考えの方が間違ってると思うのだが。

これは読み応えのあるインタビュー。

“能力主義の問題は何なのか。それは、成功者における謙虚さの欠如、つまり、人生における幸運や、親や教師、コミュニティ、国といった成功を可能にしてくれた人やものがあるということに対する理解の欠如です。”

この意見、とても納得がいく。
偏差値教育とか社会的インパクトとか。色んなところの基になる考えやわ。

この指摘は重要。

上手くいってない人が努力してないわけではありません。

能力主義は、個人の努力にフォーカスされがちだが、親の経済力等、本人の努力ではどうしようもないことがあることを理解する必要があるのかなぁと改めて思った記事。

｢努力すれば成功できる｣という発想の問題点
＞私達は社会や共通善に対する貢献度は、収入の高さに反映されると誤解されがちですが、目指したいのは共通善への貢献度がお金で測られるのではなく、生活のために真面目に働き社会の発展に貢献できることが尊重される社会です