最近私は二つの小さな記事に目をとめた。

一つは、電通が史上最高益を出したこと。

もう一つは、IOCのバッハ会長の記事だ。

今度のオリンピックの残した最大の傷は（もちろんコロナの感染拡大もあるが）、日本のジャーナリズムの敗北だった

『しかし、世界でどれだけの死者が出ようと、オリンピックの準備は、何ごともなかったように進んで行った。そこにはもう想像力や良識のかけらもなかった。』

はたして赤川次郎さんの言葉に正面から反論できる政権与党の政治家、太鼓持ちの「桜」が大好きな評論家、メディア人はいるだろうか。
↓

「結局オリンピックは開催された。それがコロナの感染爆発をひき起す可能性を知りながら、ジャーナリズムは、首相と都知事が死のルーレットに国民の命をチップとして賭けるのを黙って見ていた」

読むに値するコラム。
敢えて書かれたジャーナリズム批判。
かつ文学的ですらある。

赤川氏、東京五輪は「傷だらけの祭典」。この一言、さすがです。

＞私は、今度のオリンピックの残した最大の傷は（もちろんコロナの感染拡大もあるが）、日本のジャーナリズムの敗北だったと思う。

この程度のことを言うのにも赤川次郎の口を借りなきゃいけないの、マジで終わってるよな、ジャーナリズムjp。

的を得た指摘だと思う。

これを読んで溜飲を下げてはいけないと思った。

電通最高益か。パソナも続くかな。

報道の自由と言論の自由はセットでなければ、自由の意味がない。

赤川のジロちゃん
さすが👏👏👏

記録として残しておきます。

他にも傷まみれだよな〜

「目を覆いたくなる惨状だった」「今回のオリンピックをめぐる一連の混乱は、文字通り今の日本の縮図」「何でも自分の思い通りにして、周囲からはほめられたことしかない人々と、それを形にした大手広告代理店の相互依存の骨組をレントゲン写真のように明白にしたのだ」

子どもの頃に好きでたくさん読んだ作家さんが、こうやって意思表明してくれるの嬉しい。→

アエラドット 朝日新聞出版:

次郎さん、お願い。
アエラドット 朝日新聞出版:

「私は、今度のオリンピックの残した最大の傷は日本のジャーナリズムの敗北だったと思う。」
ぐう同感。「批判」を忘れたマスコミは、歌を忘れたカナリアほどの価値もない。

電通って最高益だしたの？

同感。
大手メディア、大新聞やTV局は国民の命を守ることより、保身に走った。
現実に医療崩壊が起きても、政権を非難する声は小さい。

―自分は安全な所にいて他人のせいにする人間を、露呈させた、東京五輪。―

赤川さん三毛猫ホームズも沢山読んたなあ。

まさに赤川次郎さんの言う
このとおりじゃない？！

大きく頷きながら読みました。
本当にそのとおりだと思う。

赤川次郎こうなってるのか…

赤川次郎「私は、今度のオリンピックの残した最大の傷は、日本のジャーナリズムの敗北だったと思う」。私もそう思う一方で、これまで日本のジャーナリズムの勝利と呼べるものはあったのか甚だ疑問でもあります。私は敗北の仕方に問題があると思ってます。

普通はこんな感じの意見を持つよな。

反対の声を無視してオリンピックを強行した人々にこそ、つけを払ってもらわなくては..責任を取らせたときオリンピックは終る。

ほとぼりがさめたころに政府はバッハ会長に勲章を贈るに違いない

興味深い論考です＞

納得！

東京オリンピックは終わったのではなく、「力技で終わらせた」んやと思うわ。なぜ力技で開催し、終わらせたのか？ 日本国民は全員考えてみる必要があるで。それがこれからの生き方を変えるで。

一夜に十万人の民間人の死者を出した昭和二〇年三月一〇日の東京大空襲を指揮した米軍のカーチス・ルメイに、戦後、日本が「航空自衛隊の創設に貢献した」として勲章を贈った

反対の声を無視して、オリンピックを強行した人々にこそ、つけを払ってもらわなくてはならない。
その責任を取らせたとき、初めてオリンピックは終るのだ。

いくら菅首相や小池都知事が「オリンピックと感染拡大は関係ない」と言い張っても、誰が信じるだろうか。
しかもオリンピック開催にあれほど執着していたこの二人が、コロナ対策となると、まるで他人事のように「人流」のせい、と言って澄ましている。

オリンピック閉会後に激増するコロナ感染者数。
今、オリンピックのつけを払わされているのは、
すでに崩壊しつつある医療現場で必死に戦っている医師、看護師や、そして感染しても入院さえできずに苦しむ人々である。

しかし、世界でどれだけの死者が出ようと、オリンピックの準備は、何ごともなかったように進んで行った。そこにはもう想像力や良識のかけらもなかった。

そしてオリンピックは終った。

終った？ 終ったのか？ 本当に？

さらに七月の猛暑を、どうやって「温暖な気候」に変えるのか？

だが、毎年猛暑はくり返し、さらに新型コロナという厄災が追い打ちをかける。
その時点で、当然「オリンピックどころではない」という議論がわき起る、と私は思っていた。

原発事故の「アンダーコントロール」

それにしても安倍首相（当時）のあの発言に唖然としなかった日本人がいただろうか？
原発事故は全く先が見通せない状態だった。

もともとが原発事故の「アンダーコントロール」と、「東京の七月は温暖でスポーツに最適」という二つの嘘からスタートした祭典である。
平穏無事に開催できるはずがない。

「結局オリンピックは開催された。それがコロナの感染爆発をひき起す可能性を知りながら、ジャーナリズムは、首相と都知事が死のルーレットに国民の命をチップとして賭けるのを黙って見ていた」
五輪の残した最大の傷は日本のジャーナリズムの敗北と指摘する赤川次郎氏。

深く頷きながら読んだ。

今日のパンチライン…「日本のジャーナリズムの敗北だったと思う」

閉幕 最も深い傷とは？ 作家 氏が目にとめた2つの小さな記事

首都圏は完全に医療崩壊を起こし地獄と化している。菅首相・小池都知事をはじめ政治家達は、この異常な状況を認識出来ていない。状況は彼らが思っているより深刻

赤川さんのこの文章はたくさんの人に読んでほしい。

「反対の声を無視して、オリンピックを強行した人々にこそ、つけを払ってもらわなくてはならない。その責任を取らせたとき、初めてオリンピックは終るのだ」って本当にそう感じる。終わったんじゃなく、怪我させられた状況が残ってるだけっていうか。

【世界でどれだけの死者が出ようと、オリンピックの準備は、何ごともなかったように進んで行った。そこにはもう想像力や良識のかけらもなかった。

そしてオリンピックは終った。】

納得の寄稿。

「連想したのは、一夜に十万人の民間人の死者を出した//東京大空襲を指揮した米軍のカーチス・ルメイに、戦後、日本が「航空自衛隊の創設に貢献した」として勲章を贈ったこと//少しほとぼりがさめたころに→

赤川次郎さんの寄稿に「胸のすく思いをした」と書いた朝日新聞への返答が痛烈。メディアも大した批判もせず五輪に加担してましたからね。

東京五輪は、猛烈な反省を伴って語られるべきモノだとしか思えないんだケド、相変わらず自他ともに『誠実』だと自己認識しているであろうテレビアナウンサー等が、明るく快活に五輪について話していて嫌になる…

日本のジャーナリズムは確かに死んでる。誰も期待してない。少なくとも何かを変えるためにはネットで話題になり海外メディアに届けるよりに術はないことが明らかなになった

東京五輪 最も深い傷とは？ 作家 赤川次郎氏が目にとめた2つの小さな記事

とてもおもしろい。

傷だらけの祭典、まさに。
競技者のストーリーにすがり続けた
メディアの情けなさ、、、

この見出しはミスリーディング。主題は、「ジャーナリズムの敗北」でしょう。どこまでも不誠実なマスコミ。

>

「結局オリンピックは開催された。それがコロナの感染爆発をひき起す可能性を知りながら、ジャーナリズムは、首相と都知事が死のルーレットに国民の命をチップとして賭けるのを黙って見ていた。」（赤川次郎）

一夜に十万人の民間人の死者を出した昭和二〇年三月一〇日の東京大空襲を指揮した米軍のカーチス・ルメイに、戦後、日本が「航空自衛隊の創設に貢献した」として勲章を贈った

同意。

この赤川次郎が寄稿している「週刊朝日」の2020東京五輪特集に松岡修造も談話を寄せてて「開催前から、そして開催中も、賛否両論の思いの渦を感じながら、「賛成」か「反対」か、いや僕は「応援」です! そう心の中で叫び続けた17日間だった」と。いや修造さん、それ賛成では。

赤川次郎氏の真っ当な意見✨

『大新聞やTV局は五輪の協賛企業になって、国民の命を守ることより、保身に走った。私は朝日新聞に五輪中止を求める投稿をした。朝日新聞は「胸のすく思い」と書いてくれたが、それきりだった。その通りだと思えば、やるべきことはあっただろう』

メディアはおなじ間違いばかりおかす。もういらない。

朝日新聞自体はどう思ってるのか。

「私は朝日新聞の「声」欄にオリンピックの中止を求める投稿をした。朝日新聞は翌日夕刊の＜素粒子＞で、「胸のすく思い」と書いてくれたが、それきりだった」

「朝日新聞は翌日夕刊の＜素粒子＞で、「胸のすく思い」と書いてくれたが、それきりだった。「胸のすく思い」をした人は、その後何をしていたのか？ 「その通りだ」と思えば、やるべきことはあっただろう。」御意。

~最近私は二つの小さな記事に目をとめた。

一つは、電通が史上最高益を出したこと。

もう一つは、IOCのバッハ会長の記事だ。~

電通か。。

その他ん？と思うことも。。

コロナとオリンピックがこの国の腐敗を顕にした。それでもまだ、飼い慣らされたメディアは草履持ちの役を引き受け続けている。

〈結局オリンピックは開催された。それがコロナの感染爆発をひき起す可能性を知りながら、ジャーナリズムは、首相と都知事が死のルーレットに国民の命をチップとして賭けるのを黙って見ていた。〉

赤川次郎さん。
三毛猫ホームズシリーズ読んだなあ。
懐かしい昭和(;_;)

アエラドット 朝日新聞出版:

"この人、菅首相と小池都知事に功労賞を贈ったという。このニュースで私が連想したのは、一夜に十万人の民間人の死者を出した昭和二〇年三月一〇日の東京大空襲を指揮した米軍のカーチス・ルメイに、戦後、日本が「航空自衛隊の創設に貢献した」として勲章を贈ったことだった"

「反対の声を無視して、オリンピックを強行した人々にこそ、つけを払ってもらわなくてはならない。その責任を取らせたとき、初めてオリンピックは終るのだ」

【ジャーナリズムの敗北】
反対の声を無視して、オリンピックを強行した人々にこそ、つけを払ってもらわなくてはならない。その責任を取らせたとき、初めてオリンピックは終るのだ。

「今度のオリンピックの残した最大の傷は、日本のジャーナリズムの敗北だったと思う」。同感です。これまでは、それでも「頑張っている人もいるから」と心ある人たちを応援するつもりで受信料も購読料も払ってきましたが、もうやめてしまおうかなと何度思ったことか。

メモ

少しほとぼりがさめたころに、日本政府は「東京オリンピック開催に貢献した」として、バッハ会長に勲章を贈るに違いない、と私は思っている。

SmartNewsで記事を開く "

Webで読むなら

氏も映像化映画化なりで相当額の原発マネー東電マネーを懐に入れているのです。他人を責めるのであれば自分が腹に貯めこんだ悪銭を吐き出すのが先でしょう。

鋭い批判、読むべしI

多くの人に読んで欲しい
特にメディア
オリンピックをあれだけ放送したのに何事も無かった様に
政権をちょっと批判する
そして今度は内輪のジャンケンを取り上げ国民をばかす

心に響く
歴史的な視点

「オリンピックの残した最大の傷は（･･･）日本のジャーナリズムの敗北だった（･･･）日本のジャーナリズムはその問題点を指摘して広く世界に発信すべきだった。原発はいつ再び地震で事故を起すか分らず、七月の猛暑を変える手段などどこにもないと」

「日本のジャーナリズムの敗北。
安倍さんの「アンダーコントロール」発言から、日本のジャーナリズムはその問題点を指摘して広く世界に発信すべきだった。原発はいつ再び地震で事故を起すか分らず、七月の猛暑を変える手段などどこにもないということを。」
作家 赤川次郎氏

「今回のオリンピックをめぐる一連の混乱は、文字通り今の日本の縮図と言って良かった。何でも自分の思い通りにして、周囲からはほめられたことしかない人々と、それを形にした大手広告代理店の相互依存の骨組をレントゲン写真のように明白にしたのだ。」

激しく同意
誰もがこう感じ怒っている

「嘘からはじまった」「傷だらけの祭典」ほんとそうだと思う。
真っ当な人が声をあげることにほっとする。

『いくら菅首相や小池都知事が「オリンピックと感染拡大は関係ない」と言い張っても、誰が信じるだろうか。しかもオリンピック開催にあれほど執着していたこの二人が、コロナ対策となると、まるで他人事のように「人流」のせい、と言って澄ましている。』

そして、少しほとぼりがさめたころに、日本政府は「東京オリンピック開催に貢献した」として、バッハ会長に勲章を贈るに違いない、と私は思っている。

同感です。作家の赤川次郎さんの寄稿記事、是非読んでみてほしい。

「ジャーナリズムは、首相と都知事が死のルーレットに国民の命をチップとして賭けるのを黙って見ていた」

赤川次郎さんが 憤りを感じるって相当なんだぞ💢 赤川次郎の作品を数冊でも読んだ事ある人ならわかるはず

「原発事故の「アンダーコントロール」と、「東京の七月は温暖でスポーツに最適」という二つの嘘からスタートした祭典」
「反対の声を無視してオリンピックを強行した人々にこそ、つけを払ってもらわなくてはならない。その責任を取らせたとき、初めてオリンピックは終る」

カーチス・ルメイ、自分も思い出しました。政府・東京都は何をバッハに贈るでしょう。思っている事を全部言っていただけて、胸のすく思いです。

「何でも自分の思い通りにして、周囲からはほめられたことしかない人々と、それを形にした大手広告代理店の相互依存の骨組をレントゲン写真のように明白にしたのだ」

そうだょ、本当にそう。
読みながら、思わずうなずいた。
静かな怒りに充ちた記事。何度も読み返したい。

さすが、一流の物書きは理解力と表現力がずば抜けている。東京オリンピックについての理路整然として分かりやすい解説です。

>聖火ランナーの前を巨大な宣伝カーが行進する光景を見て、恥ずかしいと感じなかった人々が、コロナ禍にオリンピックを強行開催したのだった。

東京大空襲指揮、米軍カーチス・ルメイに、戦後、日本は「航空自衛隊創設に貢献」勲章を贈った。
少しほとぼりがさめたころに、日本政府は「東京オリンピック開催に貢献した」バッハ会長に勲章を贈るに違いない（寄稿）

必読。

しっかりはっきり指摘してくれている。腰抜けのジャーナリズム、不感症の国民への警鐘→

大手メディアは恥を知れ＞