＜彼は言う。「右に利用価値があるというだけで岸が招き入れたのが統一教会」、「岸を信奉」している「安倍が無法のDNAを受け継いでいても驚きはしない」。そうした「DNA」が埋め込まれている政権の中枢と結託することはできなかったのだろう。＞

＜これら2つのアプローチを採ることで、つまり保守派と結託しながら反知性主義的なゲリラ戦を仕掛けることで、リベラル派をやっつけようとするのがネット右派の常套手段であり、それを身に付けたときにネトウヨは十全なネトウヨとなる。＞

＜さらに右派の評論家の竹田恒泰を引き合いに出して言う。「旧皇族の末裔がこんなゴリゴリの反ジェンダー思想拡声器のオッサンでなかったら、皇室にも日本にももう少し救いがあるというもの」。＞

山上徹也がどのようにして憎悪と嘲笑へと追い込まれていったのかがよく分かる優れた分析。推奨。題名は酷い。この題名を付けた編集者は内容を理解していないのでは？

かなり面白かった。
彼の憎悪や嘲笑は、より弱い存在に向けられていた。
安倍氏殺害だってそうだ。政治とカルトという強い存在に立ち向かう事を恐れて、矛先は一個の弱い肉体に向けられた。

＜また、政府に同調して学術会議を貶めるためのフェイクニュースを流し続けるネット右派を、さらに強く批判している。「もう学術会議を批判できりゃ中身なんかどうでもいいレベル、フェイクニュースと印象操作に積極的に乗るまで右派が劣化している」。＞

＜こうしたことから彼は、やはりリベラル派への反発から、ますます「ネトウヨ堕ち」の度を強め、反フェミニズム、そしてミソジニー（女性嫌悪・女性蔑視）へと傾斜していくことになる。＞

鋭利な分析（同僚なのですが身内褒めではありません）：

＜彼は、ネトウヨのレッテルを貼られることに反発しながらも、しかしそれゆえのリベラル派への反発から、結果的にかえって「ネトウヨ堕ち」し、嫌韓、歴史修正主義、排外主義へと傾斜していくことになる。だとすれば彼は、いわば「ネトウヨにならざるをえなかったネトウヨ」

「ネトウヨにならざるをえない」なんてことがあるか。すべて本人の選択だ。それこそ幼少期からそう洗脳されたならともかく。カルトに苦しめられたからこそ誰よりも人権の大切さを説くという選択だってありえたんだ。

ポリタスTVでやってたやつか。

山上徹也は仙水忍で
撃ったのはカズヤか

山上徹也容疑者の全ツイートを計量分析
して見えたそのねじれた政治思想

長いですがいい記事でした。山上のツイートを計量分析することで、客観的に彼の考えを探っていく論考。
読みながら背筋が寒くなる思いがしました。背景こそまったく違うものの、私も共有している氷河期世代の世界観が見事に描き出されています。おすすめです。

伊藤先生による素晴らしい分析。
やはり、複雑で矛盾を抱えた人格に対して、安易にレッテル貼ってもなんも見えてこない。
それは見たくないときにすること。

複雑さに迫らなければ。

「ねじれ」という言葉を使うのなら、典型的な右派と左派の思想と言動についての種々のねじれを指摘していくほうが面白いしお互いにためになるんじゃないのかな。山上は山上だ。

出版社時代の上司である伊藤昌亮教授の記事。山上徹也容疑者のツイート1147件を、量的方法と質的方法を組み合わせて分析

これは必読…！(; ･`д･´) 複雑さと統合性とをせめぎ合わせた理解が示されています
↓

山上を義士と讃える反日マスコミの記事なんぞ読む価値なし

この先生の分析手法一見奇抜だけど面白いな。

きちんとした手順に基づくあまりによく整理された論旨
整理されすぎてるので逆にちょっと眉唾な感じ
山上容疑者がもしここで描写されてるような人なら、それはとても辛かっただろうなと同情する

計量分析なんて意味不明

『ネット右派の歴史社会学』、『炎上社会を考える』などの著作をお持ちの伊藤昌亮先生の記事。分析の方法論のところは少し読みづらいかもしれないが、その後は大変読ませる。

なぜねじれるかって言うと、その部分は自分にとってあんまり重要じゃないからなんだと思うよ。そんな「どうでもいい」ことじゃない部分で事件を起こしたんだし。

軽々には言えないかもしれないが、近年本当に危険なのはローンウルフ型の右派（ネトウヨ）なのかもしれない。

中道というのが誤解されてるという話かな。「中道の人」のほとんどはなにもかにも中間的じゃなくてとてもまだらなんですよ

これ、伊藤さんと言う社会学者らしいの方が書かれた記事ですが「事実に基づかず、所感を延々と垂れ流している」としか言えませんわね。

せめてこの1/2の内容に収めて頂きたかったですわ(´･ω･`;)

企画倒れじゃん！たぶん、山上ならラベリングの理想みたいな人物像があぶり出されるに違いない！とかwktkしたんだろ？

困窮は母のせいだが銃口は母さんには向けれんだろう🥵💦

山上の気持

旧統一教会に家族を破壊されたという経緯から、その母体である韓国に対して、「母を唆した韓国人によってかけられたオレのこの呪い」というほどの強い憎悪を彼は抱いている。そのため[韓国・北朝鮮]への憎悪度は、[統一教会][家族]に次いで高くなっている

必読。今後の山上論の出発点だろう。

ツイートのテキストマイニングで何かがわかるという前提にしなければそもそもこういう分析自体が成り立たないけど、こんなもんで「ネトウヨになりきれないネトウヨ」とか、わかった気になってどうするんだよと。

とても面白い分析だった。彼の複雑な立ち位置では誰とも繋がれなかったということだろう。誰なら彼を救えたのか、難問である。

私の中ではネトウヨと冷笑主義者（アンチリベラル）は全然違うのになあというのと、氷河期世代がネオリベを内面化しているのは21世紀に原因があるんじゃなくて80年代90年代に理由があるんじゃないの？というのと。

見出しが悪いが良い記事だった。

「ネット右翼的でありながらリバタリアン的」。非常に興味深い研究です。伝聞情報だけで論評する評論家の弁より遙かに彼の内面に迫っていると思います。

—「

山上徹也容疑者の全ツイートを計量分析
長いけど個人的にはとても良い記事。ネトウヨはキレそうだけどねw

ツイート全てをこんなに分析するってすごいな😵
あのツイート見たけど所謂ネトウヨではなかった。
私も全文を分析されたら凄い結果出そうだけど、普通の人。Twitterってそんな感じ。

反リベラル団結派
集団的自衛権容認、憲法改正賛成など、保守派の主張に則って議論を展開している。

ただしそこでの議論は、それらに賛成するというかたちで行われるよりも、反対しているリベラル派を批判するというかたちで行われることのほうが多い

この表現間違っていると思うけど。
どうしてもテロにしたがっているようにしか思えないけど。

山上が嘲笑するはずですね。
たとえば言及度が非常に高いのは、[韓国・北朝鮮][ジェンダー]などだ。一方で[統一教会][家族]などは、言及度は低いが、憎悪度は非常に高い。また、嘲笑度が最も高いのは[左派・リベラル]だ。

たいへん興味深い記事。こうやって人の思考を可視化できてゆくのが、SNS時代なのだろうなあ。

こういう分析調査は私人である山上容疑者の発言ではなく、公人だった故安倍晋三元首相の国会での発言を対象として分析してほしいものだ。特に虚偽の発言してる前後の発言を重点的に調べてほしい。

「彼の政治的世界をわれわれ自身のものとして引き受け、なぜそこに出口が見つからなかったのか、どうすれば見つけることができたのかを、残されたツイートとともに考えていく必要があるだろう」

実に興味ある記事でした。

竹中平蔵、くそくらえ！

反フェミ＝ネトウヨ、と断定している時点で読むのをやめた。薄っぺらいわ。

保守派の一部は認知的不協和に耐えかねて銃撃犯は別にいるだの中国が背後にいるなど散見しますがこういう分析がある

「ジョーカーという真摯な絶望を汚す奴は許さない」。

「？？」は嘲笑に含まれるのか.....…

ひどい題名だわ。ネトウヨになりきれなかったネトウヨって。ネトウヨって罵倒語だぞ。

その前に事実に基づいた安倍晋三の分析すれば？

山上徹也容疑者のものとされるツイートの分析結果とは

そこそこなエリート一家だったのね。

そこで彼は、謝罪を求める韓国に強く反発し、従軍慰安婦問題や徴用工問題などに触れながら、謝罪を拒否しようとする。しかもその際、「韓国人を許すことはないし、それに味方する日本

／
📍 厳選
＼

知的であることが最後の誇り。

からの抜粋。

記事が長い。

政治思想云々に結びつけたくて仕方なさそうだが、

復讐一択だろ。

当人の気持ちに全く立たない、一方的な文章だな。

📍
【出所： / 厳選】

安倍ちゃんの出身大学の先生か／どう言い繕ったところで教団と国家を同一視してしまった時点で歪んでると思うが

「自分が嫌韓的な立場を取らざるをえないのは、統一教会の被害者だからだ。歴史修正主義的な考え方を持たざるをえないのは、日本は韓国に贖罪すべきだという教会の教えに従いたくないからだ」ここだよね。論理が破綻している。実際の被害は、そのほかの

〈知的であることに誇りを持ち、それゆえに主知主義的な立場から反知性主義的な右派の体質を批判していた彼が、ネトウヨの「教科書通り」にフェイクニュース作りに励み、反知性主義的な態度を取ることは、やはりできなかったのだろう〉

〈では彼はゴリゴリの右派なのだろうか。頑強なネトウヨ、頑迷な右翼なのだろうか。

実は決してそうではない。それどころかむしろリベラルな傾向が随所に見られる〉

〈このように彼の中には、とくに「知」の問題に関わるところでは、旧来の右派の体質を批判し、リベラルな方向で議論を展開するという、いつもの右派的な態度とは裏腹の傾向が見られる〉

〈彼は自らのミソジニー、つまり女性への憎悪を社会全体への憎悪へと敷衍していく。そこで両者の間をつなぎ、［ジェンダー］と［格差社会］との媒介項としてしばしば言及されているのが、映画『ジョーカー』の話題だ〉

〈彼は、嫌韓や弱者男性論など、新右派に特有の主張には憎悪とともにコミットし、憲法・安保問題など、旧右派に特有の主張には嘲笑とともにコミットしている〉

〈しかも統一教会は、かつて日本が韓国を植民地支配していたことへの贖罪として多額の献金をするよう、日本の信者に求めてきた。そのため彼には、日本は戦争責任を認めて韓国に謝罪すべきだというリベラルな考え方は、統一教会の集金戦略に沿ったものに見えてしまう〉

〈本来は被害者である自分が、なぜ加害者扱いされなければならないのか、というわけだ。…そこで彼は反差別運動に矛先を向け、そうした事情を「単なる差別問題にすり替える事がどれほど罪深いことか」と、その姿勢を強く非難する〉

〈（ツイートの語の「出現度」について）意外に思われるかもしれないが、「安倍」「統一教会」などの語よりも上位に、「憲法」「女」「差別」などの語が来ていることがわかる〉

〈たとえば言及度が非常に高いのは、［韓国・北朝鮮］［ジェンダー］などだ。一方で［統一教会］［家族］などは、言及度は低いが、憎悪度は非常に高い。また、嘲笑度が最も高いのは［左派・リベラル］だ〉

伊藤昌亮さんに書いていただきました。山上容疑者のツイートを専門的な手法で精緻に分析し、その政治的傾向を描いています。反リベラルでありつつ、一方で「ネトウヨになりきれなかったネトウヨ」的な顔を持っていた容疑者。迫力に満ちた論考、ぜひお読みいただきたいです。