やはり。
→ 旧統一教会に家族を破壊されたという経緯から、その母体である韓国に対して「母を唆した韓国人によってかけられたオレのこの呪い」というほどの強い憎悪を彼は抱いている。そのため［韓国・北朝鮮］への憎悪度は、［統一教会］［家族］に次いで高くなっている。

＞知的であることに誇りを持ち、それゆえに主知主義的な立場から反知性主義的な右派の体質を批判していた彼が（中略）反知性主義的な態度を取ることは、やはりできなかった

《…を破壊することで、彼は自らの政治的世界そのものを破壊し、そこから脱出することを図ったのではないだろうか》

＞（反・反権力の反権力への戦い方の）もう一つはあえて知的ではない戦い方をすることだ。つまり論争しても勝ち目はないので、議論は避け、代わりにフェイクニュースや陰謀論など、議論のしようもない言説を武器に、いわば反知性主義的なゲリラ戦を仕掛けるという作戦だ。

これはすごい。
もちろん客観分析によるのでそれはあくまで筆者の作った物語になるのだが。良く出来ている。

すごいの読んだ。定量分析も取り入れた読み応えのある分析だと思う。組織研究では組織の多声性に着目したアプローチがあると思うけど、1人の人間にも多声性というか矛盾した思想や感情が入り混じっていて、人間を何か一つにカテゴライズすることの危険性を再認識した。

マジか、何かあったら過去のツイート掘り返されるんかwww

後で読む。
記事の執筆者は成蹊大学の先生なんですね。

現場を持たない「言論」はいつだってこういう人間を生む危険を孕む。

への憎悪が根底にあるが、実際には救いをもたらさないリベラルへの反発からネトウヨ的、ネオリベ傾向に向かうが、完全にはなりきれないというコンプレックス…

興味深いですね。

出口を政治でふさがれた中で生きる普通の人だということでしょう。

山上容疑者を「ネトウヨにならざるをえなかったネトウヨ」「ネトウヨになりきれなかったネトウヨ」と。
世の社会的弱者が非リベラル、ネトウヨ化の原因は山上と共通しているかも。

津田さんと伊藤さんのポリタスでも見たけど、本当に細かい分析。

山上徹也容疑者の全ツイートを
計量分析して見えた、
その孤独な政治的世界

方法論そのものは馴染みのもの。ちょっと言い過ぎてるのかも知れない。
；

この事件について、多くの議論があるが、伊藤先生の論考、すごく考えさせられる。

見事な分析で彼の内面の絡まりっぷりと孤立への道筋がリアルで身につまされる。分かり易すぎる偽物と愚かさがこれほど己の眼前に展開され、それを把握出来る知性があるのなら、なぜ、一転、本物の「愛」の鉱脈に突き当たるまで、捨て身で死ぬ気で探究しなかったのか！…と😭

分析手法は客観的で、考察も非常に読み応えがあったのだけど、今後裁判で本人が直接語っていく前にこういう形で第三者による分析が説得力を持ったストーリーとして語られていくことに懸念も抱く。

旧統一教会に家族を破壊されたという経緯から、その母体である韓国に対して、「母を唆した韓国人によってかけられたオレのこの呪い」というほどの強い憎悪を彼は抱いている。そのため[韓国・北朝鮮]への憎悪度は、[統一教会][家族]に次いで高くなっている

「ネトウヨになりきれなかったネトウヨ」とは、身につまされる。ワイも日々政治の迷路をさまよっている。

← 成蹊大学の伊藤昌亮教授による論考。山上容疑者のツイッターのキーワードに、「呉座」こと呉座勇一氏の名前があり、アンフェミとしての影響が！？

無知蒙昧で反知性的な典型的ネトウヨではなかったが、思考の出発点、認識の初期設定を改められなかった。
事件直後にも書いたけど、周到な準備や集中力をまっとうに活かせなかったのが悔やまれる

安倍晋三の政策に反発していました。彼はエリート家庭に生まれたにも関わらず、統一教会で家庭がめちゃくちゃになってしまったのです。

〈彼が生きていた政治的世界は、（略）特殊なものではある。しかしそこに現れてくるさまざまな問題意識を通じて見てみれば、今日の日本の政治的風景そのものでもある。だとすれば、同じような迷路の中に誰が迷い込んできてもおかしくはないだろう。〉
悲しい記事でした😢

こんなふうに調査・分類とかできるんだ…

こんなことを考えていたのか。安倍暗殺はインセル犯罪じゃん。

「山上容疑者のものとされるツイート」を「定性的・定量的な手法で分析」すると「容疑者が持っていた独特の政治的傾向」がわかるものなのかどうかが分からん。／

おやあ『反知性主義』が誤用だっていうツッコミ知らないのかな？……と言えば無論そんなことなく、以前の氏の文章は『いわゆる』『俗に』とかつけてた。うっかりか心境の変化か、山上の反知性主義は本道との判断か。

山上容疑者のツイートから浮かび上がる政治的傾向。旧統一教会による「被害者」という意識から、嫌韓・歴史修正主義・排外主義へ、さらに弱者男性論を展開しミソジニーへと傾斜、フェミニズムを批判、リベラルや反差別運動への反発。孤立を深め新自由主義を強く内面化。

分析してる人の目線がフラットじゃない（要はリベラルに偏ってる）ので、そういう観点からの記事というだけだね

何処にも所属できずに孤立する弱者であるにも関わらず加害者性を押し付けられている、か…。切ないね。

最近は考えすぎて夢に出てくるくらい、彼の思想について考えています。

長文だが、極めて質が高いと感じた記事。
全10ページだが、それをおいても熟読する価値があるものだと思う。
周辺情報と併せて書籍に纏めて欲しいね。

日本の保守が一番嫌がる映像ですね

旧統一教会に家族を破壊されたという経緯から、その母体である韓国に対して、「母を唆した韓国人によってかけられたオレのこの呪い」というほどの強い憎悪を彼は抱いている。そのため[韓国・北朝鮮]への憎悪度は、[統一教会][家族]

後で読む

ムカつくブクマ家にも、その背景、実相があるのだろうと肝に銘じながら、はてウヨごっこを続ける決意を新たにするyarukimedesuであった。

「ネトウヨ」は差別加害者としての意味を有するから、自らを被害者としたい「ネトウヨ」は「私はネトウヨではない」というわけか。

長いけど読む価値あり
真保守とリベラル、ネトウヨについての分析がされている

ネトウヨが謎の保守っぽいアプローチなのはこの旧統一教会問題を紐解くと解明できそう

敵の敵は味方、まさにそれ
↓

＞一方で［統一教会］［家族］などは、言及度は低いが、憎悪度は非常に高い。

＞こうした考え方もまた昨今のネット右派に特有のものだが、しかし彼の場合には、やはり統一教会に起因する独特の事情がある。

山上容疑者と比べるべくもないが、それぞれが個別の事情を抱えてネトウヨ人になっているのである。

これは興味深い。
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作者もわざとか知らんが、弱者的な面を有していても、右翼といって存在を阻害している動きこそが、追い詰める原因の一つなのだが。それをおそらく認めないだろうな。

"公的なものへの信頼がまったくなく、そのため「共同体に加入する」ことがバカバカしく思えてしまう。すべてを自分一人で引き受け、自己責任で処理していくことが唯一の規範だと考え、それを自らに課している"

日本の社会学だとこの分析でも通るのかという点が興味深い。この手法だとウェブ上で容疑者が人物像を作り上げていたら対処できないので、この手法だけである人物をこうだと論じるの、教育政策研究ならまず憚られるはずだし、危険だと思うけどな。

同じデータでいろんな分析を見たい

世の中のどこにもハマれない辛さは、経験した人にしかわからないんだろうなと思います。
居場所がある人はどうやったって生きていける。
居場所があるかないかの格差が激しすぎて…。

読む価値あり。

山上容疑者の心理のみならず、ネット右派の分析としても首肯することしきり。必読の記事です。

それにしても。
「反共」を掲げ(というか「反共」なら何でも取り込み)、反社会的手法を駆使する政治団体としての統一教会、私も本気で憎たらしくなってきたんですけど…。

計量テキスト分析の一つのお手本。一筋縄ではいかない複雑な人物像を整合的に解釈できるよう全体を拾えているし、うまく的を射たコーディングがなされているから読む側としても要素が煩雑すぎない。

自分がやりそうな分析手法。

ここ、すんごい。
私は悲しいかな人間は知への好奇心が何よりも勝る生き物だと思ってるから、落ちぶれる訳にいかなかったという分析めっちゃわかる。

あらゆる問題にクビを突っ込む。所謂行動派だ。手紙には安倍氏の死がどのような結果をもたらすかはどうでも良いように見えた。あくまで復讐は自分の手で。信念を持っていた

「保守」が反知性主義をとって語り出したことで、強い保守が迷路の中に。良く書かれてる。

“「ネトウヨにならざるをえなかったネトウヨ」、「ネトウヨになりきれなかったネトウヨ」でもある。そのためどこにも足場を持たないまま、政治的な迷路の中をただ一人さまよう”

普段目を背けられてる日本社会の闇にも存分に触れた上質な記事

親の宗教が特殊な影響を与えはしてるけど、こういう傾向の人、そこら中にいるよね

読み応えのある記事でした

人間どっかアホで狂ったところがないと、本物のジョーカーになってしまうという優れた分析。

リベラルとかネトウヨといったカテゴリーは、どこまで行っても恣意的なので、個人にあてはめるとずれる部分がどうしても出てくる。その「ずれ」がこの記事の面白さなのだが、記事へのコメントを読んでいると、そうしたカテゴリーそのものに対する苛立ちも目につく。

“ネトウヨにならざるをえなかったネトウヨ” →

小見出しはともかく、分析は興味深かった。この人はかなり特殊な例ではあるけれど、人の政治的立場って確かにすべての場合ではっきり白黒分かれているわけではないよなと。

分析の中身は考察なども入るのでひとまずさておき、手法としてのテキスト分析の流れとして興味深い。

リベラルは女性エスニックマイノリティなど弱者を助けようとするが、彼はリストされないどころかミソジニスト、レイシストとして弱者を迫害する加害者にリストされる。
「『もっと弱者を助けろ』と言う左翼や左翼支持者が『私一人が負担を負おう』なんて言うの聞いた事ない」

統一協会への憎しみが彼をネトウヨになるべくしてならせ、
統一協会への憎しみが彼をネトウヨになりきらせなかった。

空しい世界

興味深い分析です。

Twitterからここまで思想分析出来るのはすごいけど、怖いな
AIで自動分析すれば､全ユーザーの過去や価値観が丸裸ってことだよね
マーケティングにはとっくに実用化されてるかもだけど

普通の40代男性の「肖像」の一つかなと。あくまで一つにすぎないが。

パワフルな記事だった。
容疑者の語る「フェミニズム」はツイッターやネットに溢れてるもので、私はまったく同意できないし、フェミニズムの思想にそぐわないと思うけれど、これに近いことを言う「フェミニスト」がネットで見られるのも事実で。

非常に興味深い
それはそれとして現代ビジネスの広告の付け方は本当にマジのガチでゴミクソだな、記事を読む労力よりも広告に気を取られないための努力の方が大きい
いい加減なんとかして欲しい

興味深い記事でした。

最後まで読んでしまった。

>
> それらを対象に、「テキストマイニング」と呼ばれる量的方法に、「グラウンデッドセオリーアプローチ（GTA）」と呼ばれる質的方法を組み合わせ、「内容分析」を行った。

興味深い。

頻出固有名詞が安倍、石破、バイデン、天皇、呉座、ホリエモン。なにかに囚われてる感はあるわな。

リアル「セカイ系」って思っちゃったな。

リベラルの綺麗事と矛盾には反発を覚え、新右派の反知性的なやり方は受け入れがたい。どこを向いても自分の居場所はない。やばい、わかってしまう自分がやばい。当初の見出しは雑だったけど、中身はすごい分析だった

興味深い

これは「テキストマイニング」しなければ書けなかった記事なのだろうか。

この容疑者、統一協会と勝共連合が同じ組織の違う顔である事に気づけなかったのだろうか？そこに到達できていたらこんな事にはならなかったはず。

「計量分析」というから何かつまんなさそう、と思って読みはじめたが、むしろ「質的な分析」なほうが冴え渡っている。ここで論じられてないことで、私は、山上容疑者は「論理的であろうとする女性」とTwitterでもっとコミュニケーション取りたかったように見えた。

「ようは立派なネトウヨやったことが証明されたわけですな？」
(^。^)y-~

伊藤昌亮さんによる分析。
"

負け組人生の自分としてはそれほど特殊な思想には見えない。これを特殊と感じる方が恵まれた特殊な層の人々という気もする。だからといって自分は人を殺める考えには至らないけれど…＞

人にしても物こそにしても、多面的なもんやから、ある一面だけを見て分かったような気になるのは、戒めなあかんやろうね。

知らんけど。

＜このテーマに関わる語で「女」などの一般的な語に次いで出現度が高いのは、「インセル」（「非モテ」を表す英語圏のスラング）「呉座」「フェミニズム」「フェミニスト」などだ。これらの語を多用しながら彼は、いわゆる弱者男性論を展開し、フェミニズムを強く批判＞

この記事面白かった。被疑者に感情移入する可能性があるので注意だけど

タイトルは編集者が勝手に作ったり付け替えたりして訂正文も入れない。こういう悪習をネットメディアは改めたほうがいい。本文は良質だけに、寄稿者に不利益であろう。
─

容疑者のツイートにざっと目を通した時、ジョーカーへの言及や杉田俊介氏の言説を引用してる辺りがやっぱり1番印象的だった。正直、奴の中にも「おれ」はいる、と。

たいへん説得的な分析。見出しから。

➢ネトウヨにならざるをえなかったネトウヨ
➢ジョーカーの真摯な絶望
➢なぜリベラル派を嫌うのか

ポリタスTVでの解説で特に印象的だった部分。

「そこに現れてくるさまざまな問題意識を通じて見てみれば、今日の日本の政治的風景そのものでもある。だとすれば、同じような迷路の中に誰が迷い込んできてもおかしくはない」
これはマジでそう…

“彼が生きていた政治的世界は、もちろん統一教会という存在を軸に作り出されたものであり、特殊なものではある。しかしそこに現れてくるさまざまな問題意識を通じて見てみれば、今日の日本の政治的風景そのものでもある”

誰が山上になってもおかしくはない国か

このような痛ましい事件が二度と引き起こされないためにはたいへん重要な分析だなと思う。あとでもう一度読もう。

伊藤昌亮さんの精緻な分析。「彼が生きていた政治的世界は、もちろん統一教会という存在を軸に作り出されたものであり、特殊なものではある」

"そこに現れてくるさまざまな問題意識を通じて見てみれば、今日の日本の政治的風景そのものでもある。だとすれば、同じような迷路の中に誰が迷い込んできてもおかしくはないだろう。"→

反フェミニズム、そしてミソジニー(女性嫌悪・女性蔑視)へと傾斜していくことになる。

... 山上ガールズとかいう人たちは、この事実を知ってるんですかね…

＜このように知的であることに誇りを持ち、それゆえに主知主義的な立場から反知性主義的な右派の体質を批判していた彼が、ネトウヨの「教科書通り」にフェイクニュース作りに励み、反知性主義的な態度を取ることは、やはりできなかったのだろう。＞

＜そのため逆に、学歴は持っていても知性は持っていない人間、「教科書通りのお題目は唱えられるが自分の頭で考えた事がない奴」を彼は強く軽蔑する。「オールド左翼の教科書通り」の発言に終始しているリベラル派もその対象だ。＞

＜次に第二のアプローチとして、彼は反知性主義的な態度を取ることができなかった。なぜなら知的であることは、おそらく彼にとっての最後の誇りだったからだ。＞