水平的アカウンタビリティ（権力分立、権力間の抑制均衡）が民主主義のパフォーマンスの大きな鍵、と。

あとでちゃんと読む
なお原発みたいな「遠くにあれば便利だけど近くには欲しくない」的産業では権威主義の方がパフォーマンス上な気がしてます。

酒場で中国人留学生が、中国共産党のコロナ政策を評価していたことを思い出した。乱暴なロックダウンを遂行できるのは権威主義だからこそか。いいのか、わるいのか。

「民主主義が経済成長に対して正の直接効果をもつこと、そしてそのような傾向は、因果推論手法や洗練されたデータをつうじ信憑性の高い統計分析を用いる最近の研究でより顕著にみられる」

「民主主義はそれ自体改善の余地があるものの、…権威主義と比較して望ましい社会経済的パフォーマンスを…」、私は現時点で、民主・自由主義に優れる制度はないと…

【民主主義と権威主義】

民主主義と権威主義のどちらがなどという論議は今まであまりされる事はなかった。

今までの民主主義はまやかしの民主主義でその実態は権威主義であったのだ。

1%の富める者と99%の貧しい者の社会に向かっておりコロナ騒動でさらに加速している。

まぁ、権威主義。上が狂ってると悲惨だね。民主主義も最悪はないけど最善は出来ないし。

あと現代の民主主義も完成形ではないよね。まぁ、ただ良いものに改善していくのに、かなりの強権が必要なので実現しないだろうけど。

肝心なこと忘れてるだろ
民主主義国家は民衆が権威化され続けているんだよ
民主主義ではそいつらにお灸を据える事が制度上不可能だからつけあがる一方。

民主主義を擬制する権威主義がいちばんコスパ悪い

民主主義と権威主義 データ分析が示す驚きの結果 うちは政治を考える歳になってからずっと民主主義は信用していない。共同体、共有財産を大事に考えるリーダーの権威主義体制が1番だと思っている。理想はリムルのようなリーダーだ。

最近民主主義はヤバいって話がある。特にコロナ禍で権威主義的な国の方が生存したりとか。
しかし、全体的にみると民主主義は改善の余地はあれど権威主義よりは経済的なパフォーマンスはいいらしい。

「民主主義はそれ自体改善の余地があるものの、過去のデータを分析する限り、少なくとも権威主義と比較して望ましい社会経済的パフォーマンスをもたらしてきた」→

を思い出しますよね

パンダハガーに届け♪
>「民主主義はそれ自体改善の余地があるものの、(中略)少なくとも権威主義と比較して望ましい社会経済的パフォーマンスをもたらしてきた」

「民主主義が経済成長に対して正の直接効果をもつことは信憑性の高い統計分析を用いる最近の研究でより顕著にみられる」

「水平的アカウンタビリティが、民主主義の後退や民主主義の崩壊によって切り崩される」と言うのが興味深い。

「賢明で善良な独裁は民主制より効率がいいはず」と、なろう内政チート的な想像をする人は多いが、いかに善人でも個人が見聞きできる範囲には限りがあるので、少数の知り合いを優遇して市場を停滞させる結果に陥る。

民主主義が「未完の革命」である以上、現在の民主主義の仕組みでは解決できない問題を正しく理解し、民主主義刷新の道筋を定めることが喫緊の課題だ。

タイトルに反してとても面白い記事だった。とりわけ冒頭での簡にして要を得る諸概念・用語の解説がとても勉強になった

自分はそういう議論より先にまず、自主核武装して国家主権を守れと思うんだよ

「民主主義のメカニズムでは不十分なことが示唆されている。最も深刻な事象は、富の不平等である」
これは無理。早く誰か穏便に解いて。

間違えてはならないのは「民主主義」だろうが「権威主義」だろうが、運用するのは「人間」。そして、ヒトは間違いを犯す。その場合、どちらの方がリスク管理として適切なのか。

「社会経済パフォーマンス」などと目先の餌に釣られず、種の弱さの補完へと着眼せねば。

東島さん！

P5 (￣▽￣;)

素晴らしいレビュー論文！非常に勉強になりました。

取り上げられる事例や内容、言外に安倍や維新が民主主義ではなく、権威主義的であると言っているような気がする。

中国式民主是真正的民主方案

実に面白い。そして、「日本は世界で最も成功した社会主義国家」というジョークと組み合わせてこれを読むといろいろと考えるところがありそうな感じの結果であるところも面白い。

民主主義でパフォーマンスを発揮するには有権者である国民の知能が重要。

日本は財政も民主主義なのに、国民に正しい知識がなかったら民主主義で正しい判断をするのは不可能。

民主主義を続けたかったら 。

民主主義における最も深刻な事象は、富の不平等である。多数派である貧しい人々に寛容な政策が民主主義のもとで取られやすいのであれば、民主主義は…富の平準化を促進すると期待できる。しかし、民主主義と経済不平等の実証分析は頑健な形でそのような傾向を見出していない。

選挙権威主義という見方は興味深い。メモ。

「権威主義」の定義を私はまだきちんと理解できていない。いつ誰が言い始めて何が新しいのか？独裁や専制とは何が違うのか。

📍
【出所： / 厳選】

「経済成長率など経済パフォーマンスに関するマクロ経済指標は、権威主義体制において政権に都合よく操作されやすいことは複数の研究で指摘されている」

日本とか。

これは良記事。こういうバランスの取れた視点から専門的な研究を整理し、そこから導き出される結論を提示してくれるのすごくありがたい。

“民主主義が高度に発達し水平的アカウンタビリティが担保される条件においてこそ、政策合理性をもった経済政策が採用されやすい” アベノミクスで経済がぐちゃぐちゃになった日本は民主主義がダメだからだね。

「民主主義はそれ自体改善の余地があるものの、過去のデータを分析する限り、少なくとも権威主義と比較して望ましい社会経済的パフォーマンスをもたらしてきた」

うむ。細かいツッコミはともかく、民主主義は「制度化された永続革命」なのだ。

面白かった。

権力の十分な統制がないことはもちろん、選挙前に大規模な財政出動をして市民の票を買い取り、選挙に圧倒的に勝利することで体制の頑健さや人気をアピールする誘因をもつ
↑
〈自民党＋弱い野党〉のこと

ご一読をお勧め！日本は民主主義？

＞マクロ経済指標は、権威主義体制において政権に都合よく操作されやすい

＞権力の抑制と均衡を発達させ、メディアの透明性や司法の独立性が担保されていればいるほど、法律上規定された中央銀行の独立性の高さが財政赤字を改善する傾向

東島雅昌氏。「民主主義は目先の利益に振り回されて長期的な発展には不向き」という議論に対して丁寧に応答している。民主主義は経済成長にプラスだし乳幼児死亡率を改善。

興味深い記事。ではなぜ権威主義が支持される動向が、というのは別途議論が必要になると思う。社会経済パフォーマンスだけではない、という話？

「富の偏りなど、既存の民主主義の枠組みでは解決できそうにない課題も浮き彫りになっている。民主主義が「未完の革命」である以上、現在の民主主義の仕組みでは解決できない問題を正しく理解し、民主主義刷新の道筋を定めることが喫緊の課題だ」

民主主義は「未完の革命」!

極めて意欲的で詳細な研究だということはわかるのだが、じゃあ日本はどっちなのかがわからないと実践的示唆が宙ぶらりんになってしまうような

東島雅昌「はたして、民主主義は権威主義よりも社会経済パフォーマンスで劣っているといえるのであろうか」「「政治体制の違い」が、多様な社会経済的帰結に与える影響について、政治学や経済学で蓄積されてきた実証的知見をもとに考える」

拝読しました。
鍵は"権力分立"と"包摂"。
また最後の一文こそ、民主主義社会を生きる一人一人に最も必要な認識と感じます。

＞民主主義が「未完の革命」である以上、現在の民主主義の仕組みでは解決できない問題を正しく理解し、民主主義刷新の道筋を定めることが喫緊の課題

「民主主義はそれ自体改善の余地があるものの、過去のデータを分析する限り、少なくとも権威主義と比較して望ましい社会経済的パフォーマンスをもたらしてきた」

「結論を先取りしておけば、民主主義はそれ自体改善の余地があるものの、過去のデータを分析する限り、少なくとも権威主義と比較して望ましい社会経済的パフォーマンスをもたらしてきた、ということになる」

う～ん、何が言いたいのか。
私のような馬鹿には分からない。
どちらがどうか、なんて実存の問題でしかないし、国民のクオリティにも関わる話。

〈分析結果が示唆するのは、政府は民主化後直ちに社会政策や公共政策を貧しい人々寄りにシフトさせ、そうした政策変更は、公衆衛生の向上という政策帰結に長い持続力をもって正の効果をもつというもの〉

〈彼らのメタ分析が示唆するのは、民主主義が経済成長に対して正の直接効果をもつこと、そしてそのような傾向は、因果推論手法や洗練されたデータをつうじ信憑性の高い統計分析を用いる最近の研究でより顕著にみられることだ〉

〈独裁政府に有利なバイアスがかかりやすい経済成長率であるにもかかわらず、それが民主主義と頑健な正の相関関係をもつというメタ分析の知見は、民主主義は経済成長を阻害するものではなく、むしろ促進するものである、という見方を支持している〉

”一度取り決めた法律を遵守するよう立法府や司法府、メディアなどによって監視・統制されている。したがって法律上の中銀の独立性は高い信憑性をもつこととなり、政府の財政政策そして人々の政策期待に大きな影響”

経済パフォーマンスだけで、主義を論ずることに
違和感
東南アジア某国、民主化でどうなったか、空港増
設が困難に
経済活動より国民の自由を

「はたして民主主義は権威主義よりも社会経済パフォーマンスで劣っているといえるのであろうか」「民主主義はそれ自体改善の余地があるものの、過去のデータを分析する限り、少なくとも権威主義と比較して望ましい社会経済的パフォーマンスをもたらしてきた」

私が共著者とおこなってきた研究や他の研究者の研究をもとにして、民主主義が社会経済パフォーマンスに与える影響についてまとめた論考を『現代ビジネス』に寄稿しました。

東島雅昌さんに書いていただきました。コロナ禍で権威主義体制のパフォーマンス（の高さ）が議論される機会が増えましたが、この記事では、民主主義体制と権威主義体制のいずれのパフォーマンスが優れているのか、乳幼児死亡率などを用いて検証しています。超面白いです。

民主主義が「未完の革命」である以上、現在の民主主義の仕組みでは解決できない問題を正しく理解し、民主主義刷新の道筋を定めることが喫緊の課題だ。東島雅昌さんのコラム。

その国が権力の抑制と均衡を発達させ、メディアの透明性や司法の独立性が担保されていればいるほど、法律上規定された中央銀行の独立性の高さが財政赤字を改善する傾向にある。東島雅昌さんのコラム。

政府は自由選挙の導入直後には、公共政策をより広範な人々をターゲットにした内容へと変更し、そうした公共政策の変更は、その後の乳幼児死亡率の漸進的改善に貢献。東島雅昌さんのコラム。 民主主義が長く持続すればするほど、乳幼児死亡率の減少により大きく寄与する。