世間一般の感性とズレについては、なかなか改善できないくらい組織が硬直化しているんでしょうね。それに、経営状態等ゆえにどうしても近視眼的に今をしのげればいいという考えが加わっての現状では。

「「あれもこれも」を手に入れなければ、この社会で男性と同等に扱われないという不平等——を宿命づけられた若い女性」「無邪気に言わせるセンス（の古さ）に唖然とした」

「これほど分かりやすい女性差別CMを平然と流すテレビ局が存在している」「ズレているし、古びた感性で、公共の電波に流すコンテンツを作り続けている」

「しかし実際のところ、彼女たちは（多くの場合、男性には求められることがない）（略）「あれもこれも」を求められるという不平等にさらされていた」

「そのうえ、大学入試や昇進など、さまざまなシーンで相変わらず性差別が行われていることも明らかになっている」

「「フェミニズムの目標はすでに達成されてしまったのだから、もはや必要のないものだ」という考え方が社会の中に広が（略）った時代を、2000年代の終わりに「ポストフェミニズム」と呼んで」

「ポストフェミニズム的な女性たちは、女性であっても自分自身の力で運命を切り開いて自己実現できると信じてきた」「当初、それは女性にとって「可能性」のように見えていた」

「若い女の子に、「ジェンダー平等」を（略）「（すでに）当たり前になってるよね」という前提の台詞を語らせた」

「女性たちが置かれた現実がどうであるのか、というコンテクストをこのCMの制作者は失念している（もしくは、まったく見ようとしていない）」

アニメで見ていて『呪術廻戦』のあのセリフには痺れました。

画像が変わったので拡散しやすくなったね。

【外部情報】
2020年ふぇみ・ゼミ講師をされた田中東子さんが現代ビジネスに、報道ステーションCMに関する論考を寄せています。

女性に求められる「完璧さ」という問題を通じて、作り手と世間の感覚のズレを指摘しています。

ぜひご覧ください！

読む。

正論。

ホントこれ

メディアが何かを主張するときにいちいち煽る癖を持ってるのがそもそも本質なんでは？マウント癖、煽り癖はもってていいことがあった試しがない。

この炎上案件全く知らなかったけど記事読んでなるほど……となった、確かにあれもこれも求められているとは思う

まさに私は昔個人の努力で克服出来ると信じて結局使い捨てにされましたからね。

うわ、今までこの関連記事を何個か読んだことあったけど、めちゃくちゃゾッとした……記事のさいごの文章、同感すぎた。あとマジで急に呪術廻戦でてきた

《この女性に背負わされた分裂気味の感性に、ぞっとするような恐怖を感じた。》
《ポストフェミニズム的な女性であるということを、このCMに登場する女性はしっかりと語らされている。》

おっさん感覚で作られたテレビ番組よりYouTubeのほうがマシと思う理由がここにある。

"つまり、テレビ局の中の人の感性は、世間一般の人たちと完全にズレているということなのだ。ズレているし、古びた感性で、公共の電波に流すコンテンツを作り続けている。"

伝わらなければ意味がないよ

＞そうではなく、若い女の子に、「ジェンダー平等」を政治目標に掲げるのが「当たり前になってほしい」と言わせるのではなく、「（すでに）当たり前になってるよね」

『分かる？ 女の呪術師が求められるのは、”実力”じゃないの。”完璧”なの。』

誰かと思えばAbema TVの生放送でひろゆき氏相手にリアル「あーあー聞こえない」をやってた田中東子氏か…。

『「あれもこれも」を手に入れなければ、この社会で男性と同等に扱われないという不平等——を宿命づけられた若い女性に、「『ジェンダー平等』とかってスローガン的にかかげた時点で、何それ、時代遅れって感じ」と無邪気に言わせるセンス（の古さ）に唖然とした。』

何が問題か鋭く読み解いています。

【「あれもこれも」を手に入れなければ、この社会で男性と同等に扱われないという不平等——を宿命づけられた若い女性】
ポストフェミニズムを体現していることへの無自覚さ。

テレ朝の社長がアへと夕ごはん食べたりしてて、報ステは骨抜きにされ、かつてのニュースステーションのような価値のある番組では無くなった😢
長年、勤めたスタッフの解雇問題もひどい😠💨

「報ステのCM炎上、『批判する人は“読解力”が足りない』と言う人に伝えたいこと」

田中東子氏のきちんと整理された論考を読むと、上のPOLの座談会記事は問題点をずらしているようにしか見えないんだよな…。実際に挙がっていた批判じゃなく、あえてズレたものを取りあげて学生たちに意見を聞き「若者の感性とは違う」と揶揄したかったのではと思えてしまう。

結論としては「報ステCMは時代遅れ」なんだけど、何がどう時代遅れなのかしっかり説明されている記事。

ジェンダー平等は当たり前になってない。なのにこんな言葉を若い女の子に言わせるなんて怒りマックスです。
どうしたら平等が実現できるかという議論が大切なのに、問題を放棄している。

そう、感性があまりにも古い

なるほどなぁ

｢スローガンに『ジェンダー平等』は時代遅れ」の解釈が出来ていない、と批判する人に言いたいことらしいが、この人の解釈もへんてこな気がする
俺がおかしいのかこれ？

私もこのCM見た時、「え…？ジェンダー問題全然あるけど…？」って思ったんだけど、これ、時系列がまず違かったんだよね？

未来の話なんだよね。未来の日本ではジェンダー問題は時代遅れとなってる希望みたいなのが込められてるってCMだよね？

子連れ出社の先輩にしても男じゃないやろとか、突っ込みたい点は他にもあるが取りあえず最低限度の指摘。

ポストフェミニズムという問題

読解力云々する人は差別を理解していないよね

CM制作現場の人間も、勿論シナリオを書いた人間も、「ジェンダー平等」は時代遅れと思っているってことでしょ

お前らのアタマがぶっ飛びすぎて時代の最先端を行ってるんだな

報ステのCM炎上、
「批判する人は“読解力”が足りない」と言う人に伝えたいこと

どのように時代遅れなのか、めっちゃ詳細に説明されてる。

私は「批判する人を見下して扱き下ろす風潮」には嫌悪感しかないね…。

そもそも美容室は女性を接客することが多く、働き手も女性が多いから女性批判したことがない。差別化する人たちの気持ちがオイラには理解できんのだが…。

批判する前に、なぜそれを作ったのかの意図を考えちゃう人間っす。

この読み解き方も分からなくもないが、主観が強すぎてチラ裏でよくね？と思ったメディアってそんなもんなのかなぁ。分からんけどとりあえず誕生日蘭ちゃん欲しいなぁ

わたしが叩いていたCM、彼氏は何が問題なのかわかっていなかったみたいでこれを読ませた。。。意図は分かった上で問題なのだ、といいたいね

読みながらじゅじゅつの西宮を思い出していたら、ばっちり出てきて笑った。原作の該当シーン読んだ時もシビれた。

「こいつ」という言葉を使う人間がとても大嫌いで、絶対に許さないことにしてる。

「分裂気味」という表現に、私も同感だったからワロタ

すごい合点が言った。ポストフェミニズム、ちゃんと意味を理解したの初めて。まさに私だったな…

読んだ結果、やっぱ読解力が足りないなと思った

→CM批判は当然だが、

＞この表現によって報道ステーションが「「ジェンダー平等」なんて必要ないのだ」と反フェミニズム的なスローガンを主張したかったわけではない——ということなど、このCMを視聴した人たちは十分に理解している。

とは言えないだろう。

このCMは「フェミニズムの目標はすでに達成されてしまったのだから、もはや必要のないものだ」という「ポストフェミニズム」の考え方を元に作られているが、もちろん現実とはかけ離れている。

これ90年代の新しい女性だったのか…
言われてみれば納得
このCMどういうこと？って不気味に感じてたが、ただもう感性が圧倒的に古かったってことか…

読むべし。

わたしの周りではあんまり話題になってないのは何故なのか？

「報ステのCM炎上、“批判する人は『読解力』が足りない”と言う人に伝えたいこと」（田中東子200404）
「CMの作り手たちに勘違いしてほしくないのは、“ジェンダー平等”というワードを組み込んだせいで、このCMが批判されたわけではないということ」

冒頭の「女性差別的だと批判」に関して言うとそう言う話じゃないと思うけどな。表現が下手でCMとして失格であることは必ずしも「差別的な意図」を意味していないと言う話。

「ジェンダー平等は達成された」と言っているのならその通りだろうけど。
読解力足りないよな。

悪気がない＝ミソジニーが骨の髄まで常識になってるホラー文化
ってことだよ

「呪術廻戦」のセリフが突然出てくるのだが、最近話題になったよね作者のフェミニズムへの姿勢が。＜＜

サブタイトルの「ポストフェミニズム」という問題の部分をよく読んでほしいです。

「フェミニズムの目標はすでに達成されてしまったのだから、もはや必要のない…じつのところ事態はそこまで改善していないにもかかわらず…ポストフェミニズム」

> 同時に思い出したのが、現在、人気沸騰中のマンガ『呪術廻戦』の中で、呪術師である西宮桃というキャラクターが親友の少女の心を代弁した台詞である。<

問題がどこにあったのか、よくわかる記事。

なんか呪術廻戦のセリフを思い出すな~って思いながら記事読んでたらほんとに後半で引用されてて笑ってしまった

ここで批判の遡上にあがっているポスト＝フェミニズム的な問題って、枝野ビジョンを始めとした野党界隈の物言いにも通じるんじゃないか。ネオリベ脱却を謳いながらも結局は"意欲のある"個人に頼るなど、30年くらい前の感覚で現在に対処している時代遅れ感。

4月4日
是非、最後まで読んでいただきたい。

たいへん、わかりやすく
問題を 言語化していただいています。

記事内容とは少し違うけど、報道番組なのにあのズレた感覚のCMを見て、このCMも報道内容も制作会社任せ、SNSから拾ってきた内容を焼き直すだけだろうなーって残念に思った。

ここで書かれてるようなポストフェミニズムを知らない世代（おそらく自分も含めたミレニアル以下）からすると、既知のものとして「古い」とも思えずひたすら意味不明だった。
それにしても、何度でも絶望的な気持ちになるラストカット。ゴミ。ブルシット・オブ・ブルシット。

偉そうだけど、ここまでくるといちゃもん。

似たような感想（センスが古い）をもったが、それはそうと『呪術廻戦』が自然に出てくることに、ある種の感慨を覚えた。
「CMを最初に見た時、もし今が30年前の1990年だったなら、共感できていたかもしれないな……と感じた。端的に言えば「センスが古い」ということだ。」

「若い女の子に、「ジェンダー平等」を政治目標に掲げるのが「当たり前になってほしい」と言わせるのではなく、「（すでに）当たり前になってるよね」という前提の台詞を語らせたことに、視聴した人々の怒りと批判の声が殺到したのである」

"問題は、「誰にでも分かる」と思われるほどこれほど分かりやすい女性差別CMを平然と流すテレビ局が存在していると...つまり、テレビ局の中の人の感性は、世間一般の人たちと完全にズレているということ"

いや、明らかに足りない。

2021年現在、記事中にあるような『「男女平等」というスローガンやフェミニズムなんてもう古いのだ、女性たちはいまやジェンダー平等に向かって自分ひとりの力で邁進できている』なんて主張はアンチフェミがよく言ってるやつだとTwitter民なら知ってるからな…

突然の『呪術廻戦』ぶっこみが……！（反応するのそこかい）

”ポストフェミニズム的な女性たちは、女性であっても自分自身の力で運命を切り開いて自己実現できると信じてきた。仕事をし、収入を得て消費をし、身ぎれいでありつつ社会問題にもそれなりに関心を持ち、おじさん中心の組織ともうまくやれる柔軟さとしたたかさをもち…”

淀ちゃんチョイス投資関連ニュース！

"どうか勇気ある一歩を踏み出してほしい。組織の外には、あなたの勇気を支持してくれる人たちがたくさんいる。
そして、もし声を上げた時に組織の中で誰ひとりあなたの手を取ってくれないとするならば、そんな組織に未来などないはずだ。"

"組織の外には味方がいる！"

読んでいたら呪術廻戦の桃ちゃんの話題が出てきた

いい記事。「つまり、テレビ局の中の人の感性は、世間一般の人たちと完全にズレているということなのだ。ズレているし、古びた感性で、公共の電波に流すコンテンツを作り続けている」

なるほど…「ポストフェミニズム」という補助線で、さらに腹落ち。／

さんの指摘をテレビの中の人も聞いてほしい。世間からも世界からもズレてる
「あらゆるテレビ局が報道、バラエティを問わず、女性やマイノリティをあまりにも分かりやすく差別するコンテンツを平然と流し続けている」「端的に言えばセンスが古い」

ほー、と思って読んでいたら、唐突（？）に『じゅじゅつ』のキャラの台詞が出て来た。架空の組織のヤバさを表現した台詞が現実にマッチしている、というのが実に辛い話だな、と。

個人的には古谷氏が指摘していたような「アイロニー説」が制作側の意図だったのだろうと受け止めたもののこの記事にあるような読み解かれ方をされざるをえないためやっぱり脇が甘かったのだなと腑に落ちる。

「西宮桃~カワいくっても、実力がなければナメられる~”実力”じゃないの。”完璧”~「あれもこれも」を求められるという不平等」

この記事に心の底から共感します。

ポストフェミニズムという問題。呪術廻戦のセリフ引用もわかりやすい。
「女はね、実力があってもカワいくなければナメられる。当然、カワいくっても実力がなければナメられる。分かる？女が求められるのは“実力”じゃないの。“完璧”なの。」

「女はね、実力があってもカワいくなければナメられる。当然、カワいくっても、実力がなければナメられる。分かる？ 女の呪術師が求められるのは、”実力”じゃないの。”完璧”なの。」
『呪術廻戦』のこのセリフ、あったなーー！少年誌でこれを描けるのか、と驚いた。

テレビ業界も筆者が属していると思しき界隈も社会構造上必然的に生じた弱者を見てみぬふりをしている点で「どっちもどっち」でその意味ではジェンダー云々の切り口がもう時代遅れかもなとは思う。

ちょうどいいタイミングでこれがきたな。そうなんだよ、実際にはできていないポストフェミニズムという名のもと、女性には「完璧」を要求している図式な。それがあの動画に感じた違和感というなら腹落ちする

「意欲的な女の子（Can-Do Girl）」

（男性には求められることのない）—「あれもこれも」を手に入れなければ、この社会で男性と同等に扱われないという不平等—

「あれもこれも」を手に入れなければ、この社会で男性と同等に扱われないという不平等←これに尽きる。

テレ朝上層部の政権忖度、報ステのベテランスタッフ大量解雇、飲み会は断らないと豪語した女性官僚の末路、五輪開会式をめぐる対立、これらが同時代的に通底して生じていると気がつかない=今の報ステ。-報ステのCM炎上、「批判する人は“読解力”が

この部分な〜〜〜桃が言った時呪術師だけじゃなく現実の女もそうなんだよ〜〜〜！！！と思ったの覚えてる 呪術廻戦ってちょくちょくこう言う表現出てくるよね

「自分の仕事もおじさんのケアも」それな。WindowsPCのゲームを日がな一日やるような天下り爺様の機嫌を取り、やるべきことをやってもらい、業務こなしてたよな…囧

ポストフェミニズムとは「「フェミニズムの目標はすでに達成されてしまったのだから、もはや必要のないものだ」という考え方が社会の中に広がり、（じつのところ事態はそこまで改善していないにもかかわらず）女性たち自身でさえそのように考えるようになった時代」

“もし今が30年前の1990年だったなら、共感できていたかもしれないな……と感じた。端的に言えば「センスが古い」” わかる