めも おもろかった

斎藤環も現代ビジネス

ネタバレありだけど、かまどくんが単なる「優しい人物」という紹介だけで説明しきれないキャラであることについて、これだー！と一番同意した記事
敵から「まともじゃない」言われる主人公だものね。

先日『鬼滅の刃』全巻一気読みした。漫画を読むのは本当に久しぶり。
で、斎藤環さんの「鬼の悪に対峙するには、柱の狂気じみた正義感が必要であった。毒をもって毒を制す、ならぬ、サイコパスをもってサイコパスを制す」にウケてしまった😅

想像界が完全に欠けると、夢というイメージの織物さえも無くなるので、用語として不適切か。いわゆる想像力の欠如と見えるものは象徴界のリジットさの反映でもありえる。

何回か流れて来た記事読んだけど面白かった

これかな？
違うかな？

こうゆう専門家的な人によるそれっぽい話って楽しいよね

炭治郎が他人に対す想像力を嗅覚で代替してるのは納得の指摘。鬼に対する感情が憤怒から憐憫へとオン・オフで切り替わるのも炭治郎の特異性だよな。

あーはん

わかるよ😌

たしかに、衛宮士郎系の異常者ではあるよね

まだ無限列車編は観ていませんが、
面白い分析です＞鬼滅の刃

私自身「空の境界」シリーズを構造分析した事がありますが。

精神科医・斎藤環さんの『鬼滅』論、むちゃくちゃ説得力ありますね。斎藤さんはジャック・ラカンを知悉していらっしゃるので、それを知らないと話が飛躍しているように見えてしまうこともたびたび。わたしの『鬼滅』に対する考え方はこちらの論考とかなり近いです。

蕎麦の早食い競争の所読んでるなら、炭治郎が義勇に対して」自分が死ねば良かったと思ってる、俺も同じこと思った」と察してる描写も読んだはずなのに…

結構論理的に作られた（意識的にせよそうでないにせよ）物語だったんだなと感じた。

「優しさという生得的狂気」に憑かれた少年、と理解するなら、「鬼滅」は「トラウマ的な責任と倫理」の問題を生成し続ける異様な物語、に変貌する。そのとき「優しさ」や「家族愛」が本当は何を意味しているのかが繰り返し問われ、あるいは再定義されることになる」

共感能力≠優しさ
純粋たる正義は狂気に等しい。

これ興味深いよね。そんで僕ぁ炭治郎と似たものをアシﾘパさんのアチャに感じてる。鶴見中尉みたいな人よりあんな曇り無き眼で仲間を処分したり自分の顔の生皮剥げる人のがヤバいじゃん…

炭治郎は嘘をつけない、頑固、時々的外れなことを言う、冗談が通じない…さらっと描いてるけど、重要なパーソナリティーの要素だったんだ。ある個性が"鬼の王"への伏線になるあたり、ダースベイダーに通じるものがある。やはり鬼滅は心理学で読み解くと面白い。

やっぱり心理学からの視点は面白い

なるほど……そういえば、『戦闘美少女の戦闘分析』の斉藤環先生が鬼滅論書かれたみたいですね。参考に。

想像力が無くて優しさだけがある異常者だという話がありますね。

斎藤環先生 の鬼滅の刃の論考。

全てに同意は出来ない(炭治郎は人並みに共感性はあると思う)けど、とにかくスリリングで興味深い。
斎藤先生が鬼滅の刃をめちゃめちゃ読み込んでいらっしゃるのにもびっくり。

吾峠先生ってほんとにすごいな……

面白い。

いや、流石に義勇と蕎麦食べに行ったシーンで「炭治郎には共感能力がない」って分析するのはないでしょw

斎藤環さんの分析はいつも本当に面白い。炭治郎を「優しさという生得的狂気に憑かれた少年、と理解するなら、鬼滅は『トラウマ的な責任と倫理』の問題を生成し続ける異様な物語」／

まあなんか難しい言葉並べてるけど、なるほどそうだよな、とも思わせる。炭治郎がサイコっぽいのは感じてたがよくよく考えると登場人物の大半が異常者かもしれない。そんな気もする。

面白かった。この手の解説は「お前読んだ？読んでないよね。明らかに…」と問い詰めたくなるようなコラムが多いんのだけどもこのコラムは共感しか生まれない。こういうのどんどん読みたい

昨今は主人公に強力なキャラ付けするのは必須だからね

この方も素晴らしい考察👏
勉強になる。

面白い！炭治郎に狂気を感じてる人が他にもいた。

(アニメの範囲でしか知らないから最終巻の話はよくわからないけど、)
こういう見方もあるのか。
少し興味深かった。

『鬼滅の刃』の炭治郎の存在を『表徴の帝国』の「空虚な中心」で表現しているのが心憎い。そしてこの美文。

"炭治郎こそが本作における最も謎めいた「空虚な中心」であり、彼の存在がこの群像劇に遠近法をもたらす消失点にほかならない"

炭治郎はゴンさんと系統は同じだよね。

虎杖とか一護とか出久も空っぽな主人公だな……

「炭治郎なんであんなに優しいの？」と問うたときに「狂っているから」とすれば一応の説明はたしかにつく。

面白い内容だった

ラカンかあ…
裁くという行為は本来人間には無理で天に任せたままの感覚を日本人は持ち続けてる気がするがーその弊害もあるしーその意味で裁きに特化した炭治郎はそれだけで人間を超越してるだろうし

炭治郎は鬼滅の刃で最も謎めいた空虚な中心

ガチの鬼滅読者がガチの専門分野から鬼滅を読み解いたもの。なんちゅうこっちゃ、そんな世界やったんか…”ありえない仮想を思い描く能力がきれいさっぱり欠けている” ”病識がない” たんじろぉ～～～（善逸ボイス

面白かった

こちらの知識がないものだから、知識に裏打ちされている興味深い記事のように見える。面白い。

愈史郎が真の主人公

なるほど…

興味深いなあと。そしていつもまだ考えるべきことが残される

深い…業が深い😳💦

なるほどな💡
こういう見方もあったか❗という面白い記事だった

ジャンプ主人公の一つの類型と思う。孫悟空も同じだと思うし、「ダイの大冒険」のダイもそう。

鬼におちていく苦しみを理解できても、鬼になってしまえば、裁かざるを得ない。

> 覚悟とは「もしこの一線を越えてしまったら、たとえ被害者であろうと裁く」という覚悟のことだ。

ネタバレ無しバージョンが読みたい、、、
アニメ最後まで見てから漫画読もうと思ってるから。

漫画ですから

あれ、すごいこわかった。

えーとこれだ
一貫性はたしかにあるんですよね……たんじろくんすきなんですけどね！

炭治郎を真っ直ぐで良い子と評する人は多いけど、とんでもない。この評論のように彼は作中でも随一の狂人。その狂気がたまらなく魅力的なのだけども。

興味あるかな？と父にアドレス送ってみたら「こういうのを読むと原作をちゃんと見なくてはと思ってしまう……」て返ってきてわろた。

“彼が鬼に同情的なのは、鬼の境遇をリアルに想像できるからではない。ただ彼の嗅覚が、鬼の虚しさ、鬼の悲しさを彼に告げるからだ。
もし彼が鬼に寄り添い、その境遇を共感的に理解するような人間だったら、とっくに共感性疲労と二次外傷で心が挫滅してしまっていただろう。”

“煉獄杏寿郎と宇髄天元は鬼の被害は受けていないが親からの虐待サバイバーである”
切ない😢

>「優しさ」はあるが「共感力」には乏しい。そうでなければ（自分のせいで）傷心の冨岡義勇を、蕎麦の早食い競争に誘ったりはしない。

>彼が頑固なのは、正しいことへのこだわりではなく、「正しいこと」以外の可能性が想像できないからだ。

すごいな・・・前提が妄想から始まっている上に作中の内容をそもそもまともに認識できてない・・・・・・
「今流行中の作品にいっちょ噛み付いて炎上で話題稼ごう」なのがバレバレ
人間ってどうやったらここまで羞恥心捨てれるんだろう

>彼は嘘がつけない（つこうとすると半端ない変顔になる）。絵が描けない。猫や鯉のぼりを描くと異様なモンスターができあがり、歌唱能力はジャイアン並みの音痴。つまり炭治郎は、想像力に問題を抱えている。しかもそのことに自覚（病識）がない。

読んでてとても面白かった。すごく納得した。

興味深い分析

これまで読んだ鬼滅の考察で、一番面白かったです。

なるほどね、と思ったのは柱の心が狂ってる理由

めっちゃ面白い考察だった。

精神科医が見た「もうひとつの物語」

斎藤環の分析、さすが。舌巻きました。ちょっとわかった気がしたニワカです。

90年代エヴァブームの頃に全盛だった心理主義的アニメ批評路線で今なお頑張っておられる斎藤氏。もはや老舗の貫禄である。

めちゃめちゃおもしろかった。「炭治郎は想像力に欠けた人物である」ってのはすげー面白い評価。

おお…こういうアプローチもあるのか…
確かにFateの士郎に通じるところがあるとは思っていたけど、なるほど。

かなり興味深い考察記事だった。
自分が炭治郎に共感できなかったのも、鬼殺隊に憧れなかったのも、ある種の怖さを抱いたのも、彼らが「正義の名分で裁きを行う被害者」だからかもしれない。

面白い。奇しくも鬼舞辻無惨の指摘は正鵠を得ていたと。

まったくわからん！
炭治郎がイマジナリーを作れないのはわかった
無残様が人気投票で人気が無いのも理解した
共感性もある普通の感性の愈史郎が一番お気の毒なのもわかった
後わからん

この狂気が鬼滅で一番好きな理由だったりする

モノローグは多用されるけどエンジンはブラックボックスな主人公。共感しない、疲弊しない主人公か……。

言えることは一つ。作者がすごい。

中々面白い、斬新な視点。

あーなるほどな！完全に理解した！٩( 'ω' )و

ふむ・・・

これめっちゃ面白い

無惨様にも言われてたもんな
大概、漫画の主人公はサイコパスやろ

炭治郎は狂ってるからね。

興味深い

なるほど、炭治郎にうっすら感じていた異常なほどの善性ってこれだったのか！

いや、面白い。
note版はこちら
「鬼滅の刃」の謎 あるいは超越論的炭治郎｜斎藤環（精神科医）

ブコメで言われている「ジャンプの主人公で共感力がある方が珍しい」のはホントだよなぁ。力に驕らず悪には決して染まらない純情さを表現しようとすると、必然的にそうなると解釈してた。

TLで流れてきて「うわ、タマキンかぁ」と仰け反りながら読んだのだが、部分的に正しいところ（トラウマ的な正義）はあるとしても、相変わらず「作品の内容」よりも「自分の解釈」を優先するあまりに前者を「適当にスルーしちゃう」面白い批評を書いて大人気って感じですねえ…

中々に興味深くておもしろい記事だった

>彼が頑固なのは、正しいことへのこだわりではなく、「正しいこと」以外の可能性が想像できないからだ。

炭治郎はジャンプ界の衛宮士郎だった……？

めっちゃ
読み返したくなったな。。。

正しいのかとか作者そこまで考えているのかとかは兎も角として個人的に面白い話だとは思う

サイコパスしかおらんやろ売れたジャンプ主人公とかたぶん

にゃる。

むつかしいことはさておき、「愈史郎（本作の真の主人公である）」に乱舞。

産屋敷耀哉も鱗滝左近次も柱も精神が破綻している。そんな世界で善行を貫くには心を空っぽにするしかないじゃない。AZUMIだって剣呑な時代に、狂人月斎の元で生き延びるには戦闘マシーンになるほか選択肢がなかった。

なかなか面白い解釈でした

柱合会議における柱たちの言動は確かに本記事の通りと自分も感じた。ただ、サイコパスっぽい言動は少年マンガ流の笑いを取る目的もあると思う。

斎藤環さんのこの論考に膝を打った。
炭治郎の純真さとモノローグの多さに感じていた不気味さの正体だ。

おもしろい記事だった。ん？と思うとこはあるけど炭治郎に感じてた違和感って考えろ考えるんだ！て言ってるけど想像しようとはしてないもんな

炭治郎の内面の考察。
そうすると善逸の光すら許さない無の世界は何なのだろう？

鬼滅は「犯罪は社会が起こす」っていう、新聞社でいうと社会部的な発想の作品で、刑事裁判でいう同情酌量の余地を考えさせる点が少年マンガの域を超えて文学作品。イジメ被害者が加害者に転じるやつ／本作における鬼とは、「トラウマゆえにモンスター化した人間」の隠喩である