朝日新聞にすらこけにされるいしのまきの津波伝承館。

逆に気になる

なるほど。式典のための施設から付け焼き刃的に伝承施設になったということか。それでもまだやれることはあるだろうに。

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見に行きたいな。緊急事態宣言で閉まってるようだけど。

《「これまでも似た例はある。好景気の頃、『○○ミュージアム』などと呼ばれる箱物が各地にできた。（中略）結果、何のためかわからない、維持費だけが高くつく施設がたくさんある」》

→こんなきれいな伝承館よりも、津波の傷跡がそのまま分かる建物の方が見る人の心に響くと思う。伝承館の考案者は誰？

これも見に行かないとなぁ。

「土建国家」の末路！

「展示内容が固まったところで、国交省東北地方整備局が、役所の震災時の対応などについて展示させてほしいと、県に言ってきた」…陸前高田だけではなくて石巻にも展示つくったのか…。｜

"「壁にモニターを埋め込むのも、映写が見えやすい高反射率の塗料を塗るのもダメ」 「展示物を置くのも、高さ115センチまでと制限された」 「展示を想定していなかった建物を展示空間に変えるための工夫が、却下される繰り返し。誰のための、何のための施設なのか」"

伝承とは
たしかに展示館？という妙な作りの場所。
ガイドの方々がたくさんいて、映像とパネル中心の展示を補うように熱心に説明してくださいましたが、
建設プロセスにこんな事情があったとは。

これ有料で全部見れない方多いと思うのですが、ものすごく大事なことを山内さん言ってます。これまでの被災地ミュージアムでも必ず問題になってきた／いまもなっている。

みやぎ東日本大震災津波伝承館が散々な評価で、その原因が最初の目的が祈りと式典で、途中から災害等の展示が加えられて、中途半端な建物になったからとのこと。外観はおしゃれな感じなのに、もったいない。

そして記事も一方の言い分だけを載せていて、中途半端。

「展示を想定していなかった建物を展示空間に変えるための工夫が、却下される繰り返し。誰のための、何のための施設なのか」

もうなんか縮図だな。ここまでおっしゃるとはよっぽど。「監修者」に権限与えられてないのね……見に行かなければ、と思ってしまう。

悪い話ばかり聞いていたので、施設に興味はあまりなかったのだが、せめていい展示であればとは思っていた。こうした声が聞こえてくるのは残念だな。

オリンピック開会式みがあるエピソード。＞

“建物をつくった国は、祈りの空間と位置づけ、式典に使うことを想定した。建物の設計が終わったところ（2017年度）で、県が伝承の展示をすることになり、あとづけで検討が始まった。”

もうちゃんとしたことが何一つできない国よなあ。でも、こうなった原因ってこうなったことを嘆いている側にもあると思うよ。これはある種の正しさの帰結と捉えた方が良い。

続き読めない/震災から1年半経った頃に初めて石巻に行った。当時は震災跡が残っていた。仙台中心部は復興したけど、周辺はまだまだと地元の人が語っていたのを思い出した

読んだ。展示制作に携わる人間としては、これはつらい……。だいたい、展示を想定していない建物で後から展示をつくるとロクなことにならない。｜

【コメント3件】政治学者の牧原出さん(

国交省が執拗に却下を繰り返して展示施設にならないようにした挙句、国交省も展示させろと言い出したとかあってエグい。監修者は一連の国の対応に激怒。

政治学者の牧原出さん( 【視点】一つの施設に国、県、市そして公園の立地する南浜。それぞれの思いを重ねてしまえば、余りに盛り沢山です。そもそ...

奥山晶二郎withnews編集長( 【視点】こちらの記事、紙面の見出しとネットの見出しの違いが、それぞれのメディアの特徴を浮かび上がらせています...

繰り返される、一体誰のため⁉️😢😭

これまでも似た例はある。好景気の頃『○○ミュージアム』と呼ばれる箱物が各地にできた。行政がビジョンもないまま予算をつぎこみ業者が電気仕掛けなどでつくりこんだ展示をつくり、結果、何のためかわからない、維持費が高くつく施設が

そもそもが記憶の風化を阻止したい行政とできれば惨禍の記憶は埋めたい被災者を内包するアンビバレントな事業。そこで施設の方針、運営指針が二転三転すれば「失敗」はやむなし。

ここまでいうのはよっぽどのこと。記事内に乃村の名前が出て来ていて、つまり了解してんだと思うけど、それもなかなか。山内さんはいまリアスアーク館長なんだね。:

監修者の憤りが伝わってきました。誰の、何のための施設か。コンセプトを一貫させる重要性。

この展示監修者が認める、クソ壮大な失敗作観に行きたい。他人事じゃない／

記憶の記録を研究してきた身としては、この施設が立地する震災祈念公園や近隣の震災遺構などとともに、この施設の在り方を考えるべきだと思います。残念がるかどうかはそれからです。多くの方に訪れていただきたい場所です。

「行政がビジョンもないまま予算をつぎこみ、業者が電気仕掛けなどでつくりこんだ展示をつくり、結果、何のためかわからない、維持費だけが高くつく施設がたくさんある」

監修の先生、めちゃめちゃ怒ってた。／

”決定的なのは、展示内容が固まったところで、国交省東北地方整備局が、役所の震災時の対応などについて展示させてほしいと、県に言ってきたこと。『いい加減にしてくれ』と思った。”｜

被災地であろうがなかろうが、「前例のないこと」が一番苦手な行政の人たちの判断やルールをベースに、東日本大震災という現代行政にとって前例のない災害の経験を伝えようとしたら、それは失敗するだろう。そしてこの失敗もまた忘れられるのだろう。

誰が設計したのか検索しても出てこない。こんなことはなかなかない。一体何が起こっているのだ。

＞好景気の頃、『○○ミュージアム』などと呼ばれる箱物が各地にできた

僕の家の近所にもある（笑）役場に掲示されてる使用予定表はいつ見ても真っ白だ。

“展示を想定していなかった建物を展示空間に変えるための工夫が、却下される繰り返し。誰のための、何のための施設なのか。展示内容が固まったところで、国交省が役所の震災時の対応などについて展示させてほしいと、県に言ってきた。『いい加減にしてくれ』と思った”

去年、福島県双葉町の伝承館に行ってきた。あそこも割と批判もあったと思うけど、こことはその質が違うみたいね。

基本的な理念に従ってデザインがなされたところに、後から適当なものをあれこれ盛り込むと駄作になるという事例。
スポンサーが口を挟むとだいたい失敗する。

週末、リボーンで石巻行くから見とくかね。
→

「建物をつくった国は、祈りの空間と位置づけ、式典に使うことを想定した。建物の設計が終わったところで、県が伝承の展示をすることになり、あとづけで検討が始まった。そこに決定的なボタンの掛け違えがあった」

計画外にお金が集まれば、バブルはどこでも再演する

見出しに記事の〝オチ〟を入れるか問題は、編集者を悩ませますし、腕の見せどころでもあります。

この記事、紙面とネットの見出しが全然違っていて。
そこから誰に読ませたいのかが見えてくる、というコメントをしました。

“決定的なのは、展示内容が固まったところで、国交省東北地方整備局が、役所の震災時の対応などについて展示させてほしいと、県に言ってきたこと。『いい加減にしてくれ』と思った”

ぶちギレしていて面白かった。

五輪開会式の迷走を想起させる。日本型公共の宿痾なんだろうな。

“「石巻は最大の被災地なのに、住民の声を十分聞かずに計画が進められた。地域の住民が足を運び、こんな展示でいいかどうか、考えてほしい」”

「展示を想定していなかった建物を展示空間に変えるための工夫が、却下される繰り返し。誰のための、何のための施設なのか」

建物をつくった国は、祈りの空間と位置づけ、式典に使うことを想定した。建物の設計が終わったところ（2017年度）で、県が伝承の展示をすることになり、あとづけで検討が始まった。

もう数年前から宮城県では震災・被災・復興はビジネスに成り下がっていると思う。
特に公的機関が絡んでいる場合。
民間の草の根レベルではとても良い取り組みも多いのにそちらは殆ど取り上げられず残念。

石巻の津波伝承館、評判さんざん
＞「建物をつくった国は、祈りの空間と位置づけ、式典に使うことを想定した。建物の設計が終わったところ（2017年度）で、県が伝承の展示をすることになり、あとづけで検討が始まった。そこに決定的なボタンの掛け違えがあった」

>国と県が整備した「みやぎ東日本大震災津波伝承館」が開館した。震災の記憶と教訓を伝え継ぐ展示施設のはずが、映像が見づらい、他県施設に比べ見劣りするなどと、評判はさんざんだ。
展示を監修した山内宏泰さん リアス・アーク美術館長＝自身が「盛大な失敗だ」と認める

伝承が目的じゃなくてハコ物を作るのが目的だからこうなる…

(だいたい､伝承するのにハコ物いらんがな…)

“行政がビジョンもないまま予算をつぎこみ、業者が電気仕掛けなどでつくりこんだ展示をつくり、結果、何のためかわからない、維持費だけが高くつく施設” / バブルの頃に沢山あったけど、まだあるのか。

「結果、何のためかわからない、維持費だけが高くつく施設がたくさんある」
前例があるなら役所も政治家も気付きそうなものだと思うが、繰り返されるのはなぜ？｜

河北新報の記事 仙台に作れば良かったのにねえ。

＞震災の記憶と教訓を伝え継ぐ展示施設のはずが、映像が見づらい、他県施設に比べ見劣りするなどと、評判はさんざんだ。

まだこんなことやってるのか。

よいインタビュー。山内さんは石巻出身、気仙沼リアスアーク美術館の学芸員として震災後の被災地を歩き、同館の被災物展示を構築した。自身被災者で「被災伝承」について深く考え続けた人だが、あえて触れてない

震災を風化させないという誰にも否定・批判しにくい目的と建設意義。結果、主体性と責任の所在が分からない建物が、地域の負の遺産となります。こういう事例は全国に多数。情けないですね。

震災を風化させないという誰にも否定しにくい目的と建設意義を唱え、主体性と責任の見えにくい建物が、地域の負の遺産となる。何度同じ過ちを繰り返す？

オリンピックでついこないだ見たな。船頭多くして船山に上る。

【注目】仲村和代デジタル機動報道部次長(

残念さが滲み出ているインタビュー。

→

地方の箱ものあるあるじゃねーのこれ。

「建物をつくった国は、祈りの空間と位置づけ、式典に使うことを想定した。建物の設計が終わったところ（2017年度）で、県が伝承の展示をすることになり、あとづけで検討が始まった」

「決定的なのは、展示内容が固まったところで、国交省東北地方整備局が、役所の震災時の対応などについて展示させてほしいと、県に言ってきたこと。『いい加減にしてくれ』と思った。」

いかにもありそうな悲惨な話。日本の箱ものの典型。

乃村がぶち切れるって珍しいのでは / それはそれとして、県の気配が薄いのはどうなってんですかね

気になる。現地住民の声を聴かない国政の失敗事例の一つだ。＞

面白かった。反応を見ると、五輪開会式をめぐるグダグダを想起したのは私だけではないみたい。

クソみたいな話だなぁ。。。(>_<)

いわゆるメテオフォール型開発ですな。伝統芸能

構想や主張が曖昧なままに突っ走るとどうなるか、こういうところにも好例が現れる。五輪、パラの開会・閉会式のみならず。

地元の声を聞かず、国があれこれ言ってきての顛末。「なんだ、これは！」と見に来てほしい、と。

“建物をつくった国は、祈りの空間と位置づけ、式典に使うことを想定した。建物の設計が終わったところ（2017年度）で、県が伝承の展示をすることになり、あとづけで検討が始まった。そこに決定的なボタンの掛け違え

どこにでもある、本当にどうにかしないといけない話。犠牲者・被災者と、将来の来訪者のため（だけ）のものになぜしないのか。役所のための要素なんか１ミリも要らない。使ってる税金金は納税者のものであって、予算つけた役所のものではない。いい加減にして。

財政赤字が大変で消費税もっと上げる必要があるとかいうのに、作るのはこんなものばかり。

《行政がビジョンもないまま予算をつぎこみ、業者が電気仕掛けなどでつくりこんだ展示をつくり、結果、何のためかわからない、維持費だけが高くつく施設がたくさんある》
相変わらずのハコ物行政。

→

残念 責任はどこに

国はろくなことをしないな…
地元に任せることを覚えろよ。

東京五輪の開会式を彷彿とさせる。日本のお家芸か？

はぁ・・・

五輪の開会式のゴタゴタとなんか似てるな。

ブコメ→最初は式典のための施設→震災の伝承展示を追加→展示空間に変えるための工夫が次々却下→国からも役所の対応を展示させろと要望→あーもうめちゃくちゃだよ

これも菅案件で、原発に批判的な説明は駄目とかいったんじゃなかったか。明治産業遺産情報センターとおなじで、負の歴史も伝承することができない。国の干渉を受けない仕組みを。担当の能力が削がれてしまう。情報センタは担当がブレーキみたいだが。

国交省が余計な注文つけてぐだぐだに…

ここも現場分かってない国と住民・専門家との疎通不全。開館は言い訳の為か？国
「こんな展示でいいかどうか、考えてほしい」(リアス・アーク美術館長 山内宏泰さん)って言わせるなよ

酷え話だった

オリンピックの国立競技場や開会式みたいな話だった…。決まった後に横やりが入りまくって計画がどんどんめちゃくちゃになっていく…。

どこかで聞いたような話。

「建物の設計が終わったところで、あとづけで検討が始まった」「展示内容が固まったところで、国交省が役所の震災時の対応などについて展示させてほしいと、県に言ってきた」

これは面白い話なので（不謹慎） は今後も取材を続けて欲しいw

何のための……
＞決定的なのは、展示内容が固まったところで、国交省東北地方整備局が、役所の震災時の対応などについて展示させてほしいと、県に言ってきたこと。

「建物をつくった国は、祈りの空間と位置づけ、式典に使うことを想定した。建物の設計が終わったところ（2017年度）で、県が伝承の展示をすることになり、あとづけで検討が始まった。」

「展示を想定していなかった建物を展示空間に変えるための工夫が、却下される繰り返し。誰のための、何のための施設なのか」

>県復興支援・伝承課は「国が整備した施設で、国のコンセプトの制約の下でできるものをつくった」としている。この伝承館とは別に、国として震災ミュージアムをつくってほしいと要望を続けているという。

ちょっと意味が分からないな。

ザ・にっぽんのお役所
って感じ。

膨大な震災復興費用の無駄の氷山の一角。他にも馬鹿げた巨大事業が次々行われ、全部無駄になった。

コメントのおかげでスルーせずに気づけた記事。石巻の津波伝承館《震災の記憶と教訓を伝え継ぐ展示施設のはずが評判はさんざん。展示の監修者自身が「盛大な失敗だ」と認める。なぜこんなことに？》 被爆地長崎の姿と重ねた仲村和代さんのコメントプラスとあわせて、ぜひ。

「ビジョンもないまま」という指摘、その通りだと思います。「イメージ」や「完成図」が軽視されているのは、今回の五輪も同じ。数学の問題を解くときは、先に答えのイメージができていてそこに向かって手を動かします。いきなり計算式に手をつけると失敗します。

行政視点と住民視点の摩擦はこの１０年間色々あったけど、こんな事になっているとは…