これさぁ…父親は？

えええええええ

「弔う」形やその土台となる信仰・思想は国や文化によって多様で、異国のそれは屡々、我々を驚かせる。

異国で、家族やおそらく親しい友人もおらず、死産という悲しい状況に面したベトナム人の彼女が、せめて自分の知る形での弔いを、と考え「安置」したと、なぜ考えないのか

酷い司法判断

度々思うけど、法律が人間性を見失っており、かつその法律を改善ことができない場合、その法の支配下にある人間は「法こそ人間性である」という転倒を起こさないといけないな？

≪検察側は「妊娠、出産を隠すために遺体を放置した」、被告側は「体力回復後にベトナムで慣習となっている土葬をするつもりで安置していた」などとそれぞれ主張。被告の行為が「放置」か「安置」かが争点≫

こういう時には本当に法律がわからない。妊娠したことで職を失うのではとの不安に苛まれつつ孤立したまま子どもを死産した若い外国人女性が、数時間も休めば元気に立ち上がって日本で一般的とされる埋葬準備を始めることが可能だったはず、と本気で思ってるの？

二十歳そこそこの子が技能実習生という弱い立場で孤立無援のまま妊娠してどんなにか不安だっただろうに、死産してどんなにか辛かっただろうに、司法までその子をいたぶるのか。

「双子は妊娠8、9カ月で生まれ、死産だったとみられる。
公判で検察側は『妊娠、出産を隠すために遺体を放置した』、被告側は『体力回復後にベトナムで慣習となっている土葬をするつもりで安置していた』などとそれぞれ主張」

学説上も揉めるぞー

“公判で検察側は「妊娠、出産を隠すために遺体を放置した」、被告側は「体力回復後にベトナムで慣習となっている土葬をするつもりで安置していた」などとそれぞれ主張。被告の行為が「放置」か「安置」かが争点だった”

20210720

こんな「罪」「刑」、ぜったいにおかしい。

裁判所、最っっっっっっっ低だ。
↓

ベトナム人技能実習生が有罪になった日本死ね

捨ててないのに遺棄とは。異常な判決。

熊本地裁＝栗栖由喜撮影

誰がこの子等を殺したかといえばこの国だと私は思う。私にもその責任があって彼女だけが裁かれるのはおかしい。

この国がこの人にした事としなかった事。本当に申し訳ないという言葉しかない。

熊本県芦北町で20年11月、産んで間もない双子の遺体を遺棄したとして死体遺棄罪に問われたベトナム人技能実習生（22）＝保釈中＝に対し熊本地裁は20日、懲役8月、執行猶予3年（求刑・懲役1年）の判決を言い渡した

言葉もない……。／

申し訳なささとともにあの映画を思い出す。