｢「チャーリーとチョコレート工場」など児童文学の名作で知られるイギリスの作家、故ロアルド・ダール氏の作品中の表現が、出版社によって変更された。登場人物の容姿や体重に関する記述｣

過去のフィクション作品にまで検閲しようとするのは、表現の自由を封殺する行為に他ならない。

英作家ロアルド・ダール氏の作品、オリジナルのまま出版継続 修正に批判殺到


ロアルド・ダール氏の作品の「表現」変更に賛否

遺族が関係している団体でしょうね。

「太った」という言葉がタブーとされる"正しい"英国文学界。

さすが、欧米だわ。

続報。結局、出版社側は息を長くさせて自分たちが安全に増刷し続けられるように死んだ作家の意志は無視して今回のことしましたって読めるんだけど、それでいいんだろか。

ポリコレに言葉狩りに会ってる映画「チャーリーとチョコレート工場」にも虫から添加物(香料❓)を採取するエピソードがあるね。「ライオンキング」でもシンバが虫を主食にするし(CG版どうすんのかなぁと思ったらリアルな虫出してたし)コレらもサブリミナルなのか❓

「素晴らしい物語とキャラクターが、確実に現代のすべての子どもたちに愛され続けるようにしたい」と改竄したそうな

"「チャーリーとチョコレート工場」に登場するオーガスタス・グループの容姿は「巨大」（enormous）と表現され、全ての本から「太った」（fat）という言葉が削除された。"

うえええ、この流れ、欧文のオペラ台本にも押し寄せてくるかなあ？いったい何の特権で、２１世紀が過去作品に手を下す権利があるわけ？

ぽりこれ？

この写真は「チョコレート工場の秘密」かな。ジーン・ワイルダーがウィリー・ウォンカ。

「マチルダ」には、この問題に引っかかる表現はあったかな…。チョコレートケーキのブルースやハンマー投げチャンピオンのトランチブル校長の容姿をどう描写していたか。

ではそもそもダール作品をみな「キャンセル」せねばならんでしょうね。出版社各位、そもそもダール御大作品読んだことある？

＜BFGが着ているコートの色は黒ではなくなり、メアリーに関する「white as a sheet」（顔が真っ青、シーツのように白い）という表現は「still as a statue」（じっとしている）に変更＞

やりすぎ。

こんなことがまかり通るなら、古典文学作品は皆書き換えられてしまう。
比較的近年死去した作家についても著作権侵害には当たらないのだろうか？
wokeismここに極まれりという感じ。

死後にってのがまた……権利者が許諾してるんならまあ、許容されるんだろうけど……モヤモヤしますね

流石にアホすぎる。

作品で不快な思いをするなら絶版にすればいいって意見、こうやって変えられちゃうよりは好き

記事内にサルマン・ラシュディ氏のツイートの引用が出てきてちょっとビックリ。Twitterやってるのか…身に危険が及んだりとかしないんだろうか？
ダール作品の権利を昨年Netflixが獲得、というニュースも見落としてた。

繋げます

「英作家ロアルド・ダール氏の作品の『表現』変更に賛否 『太った』から『大きい』に」。"fat"や"ugly"、"weird"、"mad"などが狩られているらしい。また、服の色や顔色に言及する箇所も変えられているという。

そのうち昔話から鬼がいなくなりそうだな。

いっそのこと原典版と表現修正版と両方出せばいいのに。
ラップとかでも放送禁止用語消したバージョンなかったっけ？

マーケティングの都合で言い回しや表現を変えてしまうのであればそれはいかがなものかと思う。
この変更が未来いい方向に影響する事を願うしかないかな

許さない

『チャーリーとチョコレート工場』が表現を変更させられてしまったらしいので、破滅派18号「検閲」を読みましょう。そのものずばりの特集です。

リツイートした、ロアルド・ダールの表現の変更の話。
作者の死後にやるのは大きな問題をはらむので、生きている作家さんが自著を改訂する動きが出てきたりしないかな。
昔好きだった少女漫画とかも、再読するとホモを変態扱いする小ネタで引っかかったりしちゃうわけで。

子供を言い訳に使っているだけの大人のエゴだよ

この問題もフィクションは何が起きたのかではなく、どのように描かれるかということが大切な例だな。何が起きたのかに注目する人は表現が「太った」から「大きい」に変更されても問題ないが、どのように描かれるかを注目している人にとっては大きな問題だ。

ダール作品書き換えの件。BBCにくわしい記事が。

すでに原作改変の事例が😅

欧米でもコンプラ、ポリコレによる言葉狩りが😅

英国ではロアルド・ダールのチャーリーとチョコレート工場の改変が物議を醸しだしていますね。ヤレヤレです。

fatをbigというのは聞いたことがある。
⬇️

「また、メンタルヘルスを重視した結果、「クレイジー」や「狂っている」（mad）という言葉も削除されたと、テレグラフは伝えている」

えぇ…

そういえば、こういう浅薄に可視性を操作する経営的判断を「ネオリベラルの美学」と呼ぶのではないか

こんなことになってんのか

また本(文学)を傷付けるのね。
数年前は米作家、ドクター・スースだった。
本殺し嫌い💢

あの時、本屋さんを駆けずり回って原書を買い込んだ。パフィンブックスもロアルド・ダールも買っておいた。

他者の言葉を勝手に変質させるこの手の偽善的検閲ビジネスに、アングロサクソンの「自由主義」文化は驚くほど弱い。自由圏内でこれに抵抗し得るのは、フランスの共和主義文明と、日本に根強い保守的常識だろう。しかし、英米文化の影響はこの両国にも急速に浸透している。

変更版として別枠にし、オリジナル無修正版も存続させて欲しい

>「チャーリーとチョコレート工場」など名作で知られるイギリスの作家、故ロアルド・ダール氏の作品中の表現が出版社によって変更された。容姿や体重に関する記述などが削除されており、激しい論争が起きている

原作も常に読める社会であって欲しい。修正版を純粋に楽しむ人がいてもいいと思う。でも、個人的には皮肉的に修正版をみて楽しむ社会の方が好き。それも芸術の一部として面白がる姿勢。でも、やっぱり原作が入手不可能なおかしな社会になったらダメよ。

チャーリーとチョコレート工場（ロアルド・ダール氏作）の表現変更「太った」から「大きい」に

「彼は貪欲で…太っている設定で、それが重要。『ダール氏の言葉は変更しよう、キャラは残そう』は成立しない」
「綺麗でない表現を取り除くことは、物語の精神を取り除くこと」

ロアルドダール大好きなのに…味が薄くなっちゃう

ジョージ・オーウェル『1984年』みたい。これに「賛」否両論あることにびっくりだよ。

ダールみたいなブラックなユーモアが持ち味の作家の言い回しだけ弄りまわしてなんになるんだろう。

ハゲが検閲される日は近い。

日本の方は二十年前の言葉狩りブームのあと自主規制だらけになってるから、そちらも褒められたものじゃない、

話の筋が変わらないなら、表現が変わるくらい大したことないと思えてきてしまった＞

今の世代に伝わらないから現代語訳や状況を現代に近づけて再編はあるけど、基本的に他の人間が表現をいじってはいけない。それは表現の同一性や作家の権利を守るためでもあるし、作品やその時代に差別的な表現や価値観があったという事実から目を背ける事になる

BBCのこの記事ではfatが注目されているが、

NYTの記事では
father, motherもparents やfamily に置き換えと。

「見直しは、RDSCと出版社Puffin、児童文学における包括性とアクセシビリティを目指す団体Inclusive Mindsが連携して行った。」

これもまたひどい話。表現規制とかクソ喰らえだよなー。

イギリスの話。

おっ、ニュースピークか？

ダール作品を原作として、なにか新しい作品を作るときに、現代に合わない表現を変更する…は、わたしは歓迎だけど

故人の原作を勝手に修正するのは、どうなの…

「太ってる」と「巨大な」はそもそも意味が違ってしまう。「巨大な」もそこそこ悪口だと思うけどこれはいいんか…。

チョコレート工場の読者であれば、例えば注釈をつけるとか、解説をつけるなどして注意喚起すれば良いのではないかなあ。
それにしてもまさか英国でこんなことが行われるなんてなあ...

この作者は亡くなられていて確認も取れない。
現代にふさわしくない言葉や表現は、脚注で対応すればいいと思うけどな。

これをバカげたことということは簡単だが、日本では子供向けマンガで表現の変更は当たり前に行われていることでもある。

ロアルド・ダール氏の作品の「表現」変更に賛否 「太った」から「大きい」に

注意書きのある「原典版」と、配慮された「検閲版」を、読者が選べるようにできないだろうか。個人的にはそうしたひやっとする部分も含めてダールの魅力で、イギリスらしいなあと勝手に思ってた。

作家本人の見直しなら「そうなのね」という気がするけど、そうでないならそのままにして時代毎の判断な気がするなぁ

「ダール氏の作品で私たちが不快な思いをするなら、絶版にすればいい」

「暴力やきれいではないもの、友好的ではない表現をすべて取り除くことは、その物語の精神を取り除くことになる」

出版社としてはクレーム対策なのかもしれないが、過去の作品の表現を変えるというのは歴史修正でもあるので、個人的には反対だなあ。

こういうのと「はだしのゲン」の教材からの削除の件は一見正反対のようにも見えるけれど、それまで「そこにあった」物に関して何らかの不都合が生じた時に「なかったことにする」という「短絡」という意味で同じ問題として考えるべきかもしれない。

あろうことか、ロアルド・ダールが言葉狩りに遭うとはorz

当時は問題ない表現の作品内容を修正するの個人的にはしてほしくないと思う

『児童文学の名作で知られるイギリスの作家、故ロアルド・ダール氏の作品中の表現が、出版社によって変更された』 次は誰が血祭りに上げられるのかね

"
ミュージカルマチルダもこのhん配慮されてたりすんのかなあ

オーガスタス・グループ君の描写がfatからenormousに差し替えられてしまったそうで。多くの作家が怒りを表明する一方、「変更によってむしろ面白くなった」との意見も紹介されている。
日本語のニュアンスだと「デブの坊や」が「クソデカ坊や」に変わったみたいな感じ……？

カチカチ山みたいな日本の昔話のように、子供向けの本だけ表現の変更をする…ってのじゃ、ダメなのかな。
まあ、ダールのジュブナイルは、大人向けの書籍ってもの自体が存在しないか。

個人的には、未来永劫、すべての版が「変更」されるのは、ちょっと賛同できない。

＞＞「『ダール氏の言葉は変更しよう、でもキャラクターは残そう』というのは成立しないと思う」と、ドハティ氏は述べた。

私もこの立場かな。作者本人が変更を臨んだならそれでいいと思うけれど、出版側の意思で変更するのはあまり支持できないかも。表現が変わると多かれ

こんなの焚書と変わらないじゃないか！！

全然意味合いが違ってくるからこういうの嫌いなんだけど、時代によるローカライズやマイルド化はわからんでもないから複雑。
桃太郎とかグリム童話も原典に手を加えてるわけだし…

作者のキャラづくり破壊

「チャーリーとチョコレート工場」など児童文学の名作で知られる英国作家ロアルド・ダール（1990年没）の作品中の表現が、出版社によって変更された。登場人物の容姿や体重に関する記述などが削除されており、激しい論争が起きている。

朝出てた風刺画(「チャーリーとキヌア工場」)は これに関係していたか。

馬鹿げてる。