これ、本当に大問題だよなあ。研究者当人にとってマイナスなのに加えて、記事にもあるけどアカデミア全体にとっても大きなマイナスだと思う。

13年4月に有期雇用契約が5年を超えたら無期転用を求めることができるという改正労働契約法が施行されたが、この改正のせいで大学の非常勤講師の多くが5年で首を切られることになった。今研究者が。

私も2回目の雇い止めが来年9月に来ます。
半年あけてまた同じ職場に復帰。この制度、ホントいらない。

大学や研究機関で長年働く非正規職員らの「雇い止め」が喫緊の問題になっています。国内の国公立大で比較的財力があるとみられる九大ですら問題が顕在化するということは、他大学はいわんや。

型落ちポンコツの無人偵察機を買うためには借金しても、こういうことには金を出さない 。
↓
《雇い止めが相次げば、研究の継続性の点からもマイナスだという指摘がある。》

【ここで言う「非正規」ってどういう契約に基づくどういう関係を言っているのか？３年云々からすると派遣？だとすると、無期雇用って派遣会社の正社員としての無期派遣の話？何か表現が曖昧で…】

研究者だからといって無期転換のための労働契約通算期間を5年ではなく10年に延ばす必然性がありません。無期転換を免れる目的としか言いようがなく、雇用の安定を図る労働契約法の趣旨に反します。

大学や研究機関で長年働く らが2022年度末での労働契約の打ち切りを告げられる事例が出ています。

「「研究者の流動性を高め、研究を活性化させるためだ」と言われた。」

笑う。

昨年度この方針に沿って同僚が他の大学に移って、上司がブチ切れてた。
研究者の流動生を高め云々言っている人は、来る人のことしか想定していないみたいだが、実際は良い人が去る仕組みです。

それで日本で研究できず中国の大学に行くと国賊だのスパイだの言われるんだろ。

無期転換を求める気が無くても、６カ月は空けさせられるんだろうな。
"13年4月の改正労働契約法施行で、有期雇用契約が通算5年を超えた労働者は「無期転換」を求めることができるようになった"

"契約を「更新しない」と書かれた文書にサインを求められた九大の非正規職員の女性は上司から内々に「半年後に戻ってくればいいよ」とも言われた。退職後、6カ月以上空けると通算の雇用期間がリセットされるルールが念頭にあるとみられる" 研究者らに「雇い止め」危機

"23年4月で無期雇用への転換を求める権利が発生することが理由だと感じたが、「断ると22年度の契約も打ち切られる」と思い、仕方なくサインした"

"「今年度いっぱいで契約満期だから」非正規の有期雇用職員として九州大（福岡市）で勤務する女性は4月、上司に呼び出され、23年度以降は契約を「更新しない」と書かれた労働条件通知書にサインを求められた"

"女性は教授らの論文作成用のデータ収集や学会発表の準備など研究をサポートする業務を15年以上も担当してきたが、上司から契約を更新しない理由の説明はなかった"

【国際人権関連情報】

記事では九州大学において研究支援業務に従事している有期雇用職員の事例が取り上げられている。「雇い止め」問題は研究職のみならず研究支援職に就いている有期雇用職員の方々も直面している。

研究者に限った事じゃなく、契約社員問題って忘れられてるよね。
非正規雇用問題って派遣だけと思われてる？

研究者らに「雇い止め」危機 「無期雇用」転換適用逃れ?

＞国は（中略）人件費や研究費など大学の基盤的経費となる「運営費交付金」を段階的に削減
＞「雇用を維持できる資金が確保できるか見通せないことが雇い止めを誘発する形になっている」

国は「無期転換ルールの適用を意図的に避ける目的で、雇い止めをすることは労働契約法の趣旨に照らして望ましくない」としている。

「やりたい研究があるが、あと2年で契約が切れるので次の場所でやる」

なんとかなりませんかね？

大変そう

自民のいい国、素敵な国。美しい国だな。

「国は（略）人件費や研究費など大学の基盤的経費となる「運営費交付金」を段階的に削減」「雇用を維持できる資金が確保できるか見通せないことが雇い止めを誘発」「研究の継続性の点からもマイナス」→

そもそも研究機関に無期雇用のためのお金が十分にない現実……。 -

非正規の無期雇用転換ルールと、定年延長+整理解雇規制が原因。
まぁ、研究機関に規制緩和が必要かどうかは疑問だが･･･。

研究そのものは終わっていない状況で10年働いたのであれば、普通に雇止め法理（労契法19条）の適用で救済できそうに思うが、当事者の立場からすると闘うか否かも含め悩み深いんだろうなぁ。

研究員を1人、育て上げるために、どれだけの費用と年月が必要なのかを理解しておられないのかしら？
これで、こういう人たちが中国へ行ったりすると、頭脳の海外流出とか言うのだものね。

23年4月で無期雇用への転換を求める権利が発生するのが根拠のようだ。対象者は国立大学や文科省所管の五つの研究機関で3756人。15年以上も手伝ってくれた貴重な人財だが、有期雇用に限る…呆れる🥱

これ、長いこと研究者を手下に置いておきながら碌な論文も書かせられないダメPI問題でもあるのではないかと感じている。能力的に無理なら早めに引導を渡すべきだし、能力が足りてて論文が出せないならPIがゴミ。

"23年4月以降、無期転換の権利を得る有期雇用の研究者や職員は、全国の国立大学や文科省所管の五つの研究機関で3756人。一部の対象者はその期限を前に雇い止めされる可能性 退職後、6カ月以上空けると通算の雇用期間がリセットされるルール.....…法の趣旨にはそぐわない"

日本のアカデミアの世界は魑魅魍魎が暗躍する闇です。

予算もあるかもしれないけど、辞めてほしい人と残したい人の選別が難しいから一律に雇い止めするしかないって、喫煙所で玉○さんが言ってたよ。

13年4月の改正労働契約法施行で、有期雇用契約が通算5年を超えた労働者は「無期転換」を求めることができる。勤務先は断ることができない。大学や研究機関で働く職員は労働契約法の特例で「10年」

有期雇用契約が通算5年を超えた労働者は「無期転換」を求めることができるようになった。雇用の安定化が目的で、勤務先は断ることができない。この「5年ルール」が、大学や研究機関で働く研究者や補助の業務に当たる職員は労働契約法の特例で「10年」となっている

ここで出てくる有期職員て、講座・教室単位で雇われてる人たちだろうから異動ができないのよね。20年30年先の人件費まで保証してくれるなら無期で雇用できるだろうけど。

そりゃ頭脳もどんどん流出するだろうよ。

榎木英介さんは「…研究の世界での競争はある程度仕方ないが、10年も勤務したのであれば安定したところにいられるような道筋が必要だ」と語る。

無期転換はほんの数名に適用してヤッてることにしている機関が多いですね。
研究費なんて、海外には自由度が高く規模が大きなものもあり本当に優秀な研究者には国内は見向きもされなくなりそう。

研究者らに「 」危機 適用逃れ? 迫る来春期限

この法律と予算削減で研究力は確実に落ちてるよな…

こんなん、成立した時点で、絵に描いた餅だとか雇止めされるだけって言われてた気がするんだが、直前になって騒ぐとか、メディアも政治屋も文科省も、なに遊んでたん？って思いしかない。

"勤続15年、上司から契約を更新しない理由の説明はなかった。23年4月で無期雇用への転換を求める権利が発生することが理由だと感じたが、「断ると22年度の契約も打ち切られる」と思い、仕方なくサインした。"

当法人代表理事榎木のコメントが掲載されています。

これな～2012年の民主党の時に成立して、雇止めが起きるってさんざん言われてたやつだよ。ここにも民主党負の遺産が。

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📍 厳選
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軍事費を増やしている場合ではなく、教育予算を増やして長期的な科学振興プランを立てるのが早急に必要です。 「無期転換ルールの適用を意図的に避ける目的で、雇い止めをすることは労働契約法の趣旨に照らして望ましくない」

研究者らに「雇い止め」危機

23年4月以降に「無期雇用」に転換できるのを前に、大学や研究機関から「契約更新しない」と告げられた研究者や補助員らに、直接話を聞きました。
10年も働いてきて理由なく切られるなんて明らかにおかしい。

【研究者などの雇い止め（解雇）絶対反対！】
上司に呼び出され、23年度以降は契約を「更新しない」という労働条件通知書にサインを求められた。「断ると22年度の契約も打ち切られる」と思い、仕方なくサインした。
※個人加盟の労働組合に相談して頑張ってもらいたい！

科学成果を生むのは機械でもAIでもなく、人。研究従事者を短期雇用で使い捨てする状況下で科学の発展はない。研究従事者の雇用の安定のためにも研究機関への運営交付金の増額がしてほしい。足りないのは期限付きの予算ではなく、組織の安定的な運営のための基礎的な予算。

大学の法人化が、亡国の科学研究荒廃をもたらす訳だ。＞

📍
【出所： / 厳選】

こんな記事も

何やら科学立国とか言いながら全く環境整えないでなれるわけないやん💢
みんな海外流出させてるのは日本の政策だよ💢

【「研究力の低下につながる」】
…すでに低下してるよね？

人をコストとしか見なさない
組織がここにも…

ああもったいない。脳味噌がもったいない。

“榎木さんは「雇用の安定を図るための法律を悪用して雇い止めするのは法令順守の面から問題で、研究者らのキャリアを軽視している。研究の世界での競争はある程度仕方ないが、10年も勤務したのであれば安定したところにいられるような道筋が必要だ」と語る

非正規という働き方でも頑張っている人材を、使い捨てにしていくのが当たり前になって良いんでしょうか？🤔🤔

この改正 第18条の無期労働契約への転換（5年ないし10年で無期雇用契約に転換させる）については2012年に民主党政権で、成立させたものです。🙂

ここのところずっとこんな話…

“榎木さんは「雇用の安定を図るための法律を悪用して雇い止めするのは法令順守の面から問題で、研究者らのキャリアを軽視している。研究の世界での競争はある程度仕方ないが、10年も勤務したのであれば安定したところにいられるような道筋が必要だ」と語る。”

“理研に異議を申し立てたところ、「研究者の流動性を高め、研究を活性化させるためだ」と言われた。男性は「やりたい研究分野に飛び込めるようになるのが『流動性』。雇用条件のために雇い止めされるのは流動性とは言えず、全く不合理だ」と憤る”

研究者らに「雇い止め」危機

“国は、国立大学が法人化された04年度以降、人件費や研究費など大学の基盤的経費となる「運営費交付金」を段階的に削減”

“榎木さんは「雇用を維持できる資金が確保できるか見通せないことが雇い止めを誘発する形になっている」と指摘する。”

研究者らに「雇い止め」危機

理化学研究所などの研究機関や大学などの研究・教育機関での「雇い止め」は大きな社会問題だ。雇い止めされる個人の問題は言うに及ばず、長期間を要する創造的研究の担い手が失われてしまう。

経団連が95年「新時代の『日本的経営』」で非正規社員の活用を提唱以来、急速拡大。

「人材（財）＝コスト」。なんて経営者に都合のいい概念。「雇い止め」が横行するのに賃上げされるはずもない。政府は「賃上げ」を言うだけで無策。

労働者は誰からも守られてない。

有期雇用には優秀な研究者も多い こういう制度を作った国の責任😤😤😤

政治家も官僚も立法者が現場の実態がわかっていない！
顧問やコンサルタント、季節労働を除き、有期雇用を禁止し、正社員化をはかり、社会保険の充実を目指すべき。

研究者らに「雇い止め」危機 「無期雇用」転換適用逃れ?

この法改正は野党から問題点を様々指摘されながらも行われている、安倍晋三によって…日本の現場力を落とす悪法、日本を壊した安倍晋三だわ…

サイエンスやネイチャーにも指摘されている雇止め問題。今後研究者になろうとする人がいなくなってしまうのではないか。政府は自ら国の衰退を招いているとしか思えない。

こんな制度を作ってきたのがこの国の政府 やめさせましょう

私も経験しましたが、任期付研究者・教員は人生設計を考える上でもリスクが高いです。それに、余裕のない状態では、中長期ビジョンの研究には取り組めません。

「榎木さんは『雇用を維持できる資金が確保できるか見通せないことが雇い止めを誘発する形になっている』と指摘する。」:財務省は全体の研究費は削減されていないと主張しますが、時限付き、全か無か方式のお金が多いので、人には優しくないのが現代の研究機関です。

無期転換権の話がなければ、お金が続く限り更新を継続できるのに、それが許されないのが問題。でも雇う側になって、今の予算状況で定年まで雇えると保証もできないのが心苦しい。

引用：

榎木さんは「雇用の安定を図るための法律を悪用して雇い止めするのは法令順守の面から問題で、研究者らのキャリアを軽視している。……
10年も勤務したのであれば安定したところにいられるような道筋が必要だ」と語る。

日本はなぜ貧しくなる方向にいきたがるの？？

結局は使い捨て。日本が凋落する理由がここにもあるよ。

人口減少の中で、人材育成や研究開発は力を入れるべき分野であるはず。正規雇用を促す制度と正規雇用を妨げる制度が、互いに足を引っ張り合っている。

岸田〜〜！
骨太の方針は何処に行った⁉️
安倍も同じ事を言いながら、研究費を削った。
お前も同じだな😡
既にいない科学者に続き、倫理や哲学者も消える😢

高サラリーが受け取れる米国で研究を続けていいよというキップだと思う。
優秀な研究者は日本からどんどん出ていくだろう。

これは酷い❗

競争的資金の比重が高まり、疲弊した大学の現場の状況からすれば予想されていたことではある。しかし、大学は、人を雇い、研究者を育て、研究や教育の水準を維持することに責任を持つべきだ。

無期転換ルールあるから。適用前に解雇というか、契約更新しない。って意味分からんくない？

人件費削りたいの分かるけど。こういうのあんまりっていうか、だいぶ良くないよ。

無期雇用転換ルールが逆の意味で作用する例。
もともとの趣旨から見れば、よくない運用ですよね。

私のコメントが出ています。

だめなんだよ。こんなことしてちゃ。研究、文化、教育が枯れていく。

｢研究者らに
「雇い止め」危機
無期転換適用逃れ？ 迫る来春期限｣