ファクトと論理を詰めればこうなるほかない、という司法の理路を示した判決。上級審で覆らないことを期待する。

やっと国民感情に近い判決が出た！

電力会社の役員とは、そういうものではないですか。

岸田首相「原発6基稼働させる」
電力経営者「・・・責任は?」
これが本音じゃない？

裁判長が質問した「馬鹿みたいじゃ…」 08年に東電が計算した15・7ｍの津波予測について、武藤氏は08年6月に担当者から説明を受けていた。武黒氏は08年8月に武藤氏から報告を受け（武黒氏の記憶なし）、09年4～5月にも担当者から説明を受けた。しかし、対策には動かなかった。

この法理には賛成しない。そもそも同じ所に６基も原発を設置したことにこそ問題があると考えている。そしてその責任は東電だけにあるとは思わない。

拝読しました。

工事の許可や地元説明に時間がかかるとの被告側の主張については、申請が必要な工事だったとは考えがたく、「対外的には、安全性の積み増しとして行うなどの説明をしたものと思われる」としています。

被告が法廷で主張した「安全性の積み増し」論は以下の記事に。

5人の被告は高さ10メートルの敷地を超える大津波の情報に触れていた。東京地裁判決は4人について賠償責任を認め、当時の東電や取締役について「原子力事業者、取締役として求められている安全意識や責任感が、根本的に欠如していたものといわざるを得ない」と厳しく批判した。

＞「あなたの話によると、『推本』が馬鹿みたいじゃないですか」
朝倉佳秀裁判長は、こう問いかけた。
推本とは国の地震調査研究推進本部（地震本部）のこと

電力会社の役員で、担当者から説明を聞いて、理解できるような人が、いるのですか？

いくら無答責狙いだからって
それを言っちゃあおしめえよ
みたいなしらばっくれ方をしたんですかね…🫵

東電株主代表訴訟の一審判決が妥当なのかどうかは別に、会社取締役や団体理事は注意義務を怠り会社や団体に損害を与えれば、訴訟されるリスクがある😮

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“2人が大津波の情報に触れたのは09年2月、「御前会議」と呼ばれていた地震対策の会議の場だった”

東電旧経営陣に巨額の賠償を命じた判決。佐々木英輔編集委員による傍聴記、一気に読みました。「御前会議」と呼ばせている時点で、なにをかいわんや、という気がします

それでも上司が承認のハンコを押した書類どおりの警備がちゃんと実施されていたと。東電の「法令上は3メートルでOK」と同じ

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有料会員記事

編集委員・佐々木英輔

大変詳しい記事。朝倉佳秀裁判長の法廷だったのですね。／

「原子力事業者、取締役として求められている安全意識や責任感が、根本的に欠如していたものといわざるを得ない」

今回の判決にいたった過程がよくわかります。
取材の蓄積が伝わってくる、佐々木英輔編集委員による記事です。

＞「信頼性がないと説明された」「情報が上がってこなかった」と社内で責任を押しつけ合う構図は、19年に一審判決があった刑事裁判から繰り返されてきた。

東電の無責任な印象はずっと変わらないな。

圧力にはなっても現実問題個人の支払い能力を超えるので彼らは最強の人になって終わる。
で、親族とかもいるのと基本死んだら子孫が相続放棄して終わるからシンボルですね。

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忘れるまでとぼければ逃れられる思考、ここにも無責任の極み。原発という特別なリスクに、こんな鈍感な当たり方でいいのか。

こういう莫大な被害が発生して表に出てくるから、この会社だけがずさんな体制取ってたと思われるけど、実際はどこの会社もこういう体制なんじゃない？

昨日の気象庁が御嶽山の噴火警戒レベルを1に留めたことで噴火で亡くなった人が出たとして国や県を訴えた判決は無罪。どちらも稀有な自然災害で原発事故責任も無罪が妥当だろう。裁判官が反原発イデオロギーではどうしようもない。

その通りです、裁判長。
結論を先延ばし、対策回避を続けた結果の人災で、そういう判断を続け多くの方(株主、避難者、国民)の生活を狂わせた。
責任は重大です、裁判長。

5人に対して22兆円の請求もすごいが、4人に対して13兆3210億円の賠償命令も驚愕。現実的な数字じゃないよねと思うのが当然で、訴訟の第一義は別のところにあるのかな？と。

旧経営陣、1ミリも住民の人たちの生活を守る意識なんてなかったんや。
こんな責任感のない人たちによって引き起こされた人災だよ。怒りしかないよ。

都合が悪いこと、よくわからないことについては思考停止する。そして事故が起きる。

〈経営幹部が専門的な情報をすべて把握することは困難。役割分担に応じて各部署が検討し、必要な情報は上がってくるはず――。そんな姿勢は、尋問を受けた各被告に共通する〉

被告の尋問などの詳細。検証もした模様。
「昨年10月、裁判長らが実際に福島第一原発に足を運び、建屋の状況を見て回った。」

「あなたの話によると、『推本』が馬鹿みたいじゃないですか」

ほんと会社の儲け優先なのが丸見え。

武黒、武藤が原発の担当役員

「08年に東電が計算した15・7メートルの津波予測について、武藤氏は08年6月に、担当者から説明を受けていた」
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「原子力事業者、取締役として求められている安全意識や責任感が、根本的に欠如していたものといわざるを得ない」東電旧経営陣、法廷での主張

ただの正常性バイアスじゃん。 > #

原発事故による損失の旧経営陣の過失分を13兆円と認定されるな

読めば読むほど腹が立ちますよ。


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残念無念‼️😢😭


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「推本がよほど変なのか、自分たちが理解できないのか、聞くためのプロセスはなかったのか」
なぜ根拠を確かめる手順を踏まず、一足飛びに土木学会に検討を頼むことにしたのか詰めていった。

有料記事で 肝心のとこが読めないけど

読めるところだけでも、重要なことが書いてあるので ( ..)φメモメモ

[タレ]東京電力福島第1原発事故を巡る株主集団訴訟、東京地裁は旧経営陣4人に13兆円賠償命令

世間に対して責任ある立場に置かれた経営者は自社の利益や組織の空気に抗ってでもしなくてはならないことがあるということ。

「地震本部は、地震学の成果を防災に生かす…国の機関。長期評価は地震学の第一人者が…まとめている…。社内の担当者は地震学でなく土木が専門で、理解不足の可能性も考えられる。なのに、地震学から離れて…土木学会の検討に委ねるのは、おかしくないか。そんな問いかけだ」

やはり東電は原発を管理する能力が根本的になかったのだと確信する。そしておそらく今も。

地震の専門家が集まった推本の大津波予測の提言はスルーして土木学会に対応を相談。その進捗をあまり確認もしないまま事故に至った→

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津波対策を指示しなかったのは「先送りと評価すべきであり、著しく不合理で許されるものではない」とした。

「一方で株主代表訴訟で東電は、被告側の補助参加人として参加。旧経営陣を支援し続けてきた」

「「あなたの話によると、『推本』が馬鹿みたいじゃないですか」朝倉佳秀裁判長は、こう問いかけた。推本とは国の地震調査研究推進本部（地震本部）のことで、東電が15・7メートルの計算のもとにした地震予測「長期評価」を02年7月に公表していた」

「判決は、土木学会に依頼している間も水密化などの対策は取れたと認定。武藤氏が津波対策を指示しなかったのは「先送りと評価すべきであり、著しく不合理で許されるものではない」とした」

なぜこの判決になったかがよくわかる分厚い記事です。この行数を費やして表現できるのはデジタルだから。

この記事は後でちゃんと読もう。

何回も担当者から説明を受けた。しかし、対策には動かなかった.。なかでも武藤栄・元副社長と武黒一郎・元副社長は原子力部門のトップを務めた技術系の役員で、原発の安全の仕組み・・・

福島第一原発事故をめぐる株主代表訴訟で、13兆円賠償という判決。東京地裁の審理の進め方は合理的で、理詰めで旧経営陣を追い込まれた様子が書かれた記事。

判決の議論と経過はこっちが詳しい。うーむ。こういうのは水掛け論になりがちだは、最後は結果責任じゃないのかな。難しいが。

事故前、5人の被告はいずれも、高さ10メートルの敷地を超える大津波の情報に触れていました。

しかし、対策には動きませんでした。

裁判では、３人の裁判官が被告を質問攻めにする場面も。

この記事からすると、事故ったらやばい事業を行なっている会社の経営陣になったら気合いを入れて安全対策をしないとダメだって事か。これってこのまま確定したら自己破産、年金の一部をずっと差し押さえられるのか？

「原子力事業者、取締役として求められている安全意識や責任感が、根本的に欠如していたものといわざるを得ない」

「あなたの話によると、『推本』が馬鹿みたいじゃないですか」 朝倉佳秀裁判長は、こう問いかけた。

読み応えある。朝日は無料登録会員やめるらしいので、読むなら今だｗｗ

「「原子力事業者、取締役として求められている安全意識や責任感が、根本的に欠如していたものといわざるを得ない」と厳しく批判した」
そしてこれは今も変わってないとしか思えない

＜3人の裁判官が数十分にわたって武藤氏を質問攻めにする場面があった。「あなたの話によると、『推本』が馬鹿みたいじゃないですか」＞

「推本とは国の地震調査研究推進本部（地震本部）のこと」
「東電が15・7メートルの計算のもとにした地震予測『長期評価』を02年7月に公表」
「三陸沖から房総沖のどこでも、大きな津波を伴う『津波地震』が起こる可能性に触れていた」

日常業務に「現実的」の感覚を狂わされている。

これは裁判所よく頑張った。突っ込んでることも至極真っ当だし、ちゃんと現地まで見に行ってるのも素晴らしい。

「あなたの話によると『推本』が馬鹿みたいじゃないですか」

株主代表訴訟で13兆円の賠償命令の判決が出た東電旧経営陣。
津波対策を見送った経営陣の主張について、裁判官はたびたび疑問を投げかけていました。

東電役員たちの何がおかしいのか、よくわかります。詳細な報告です。

⇨

「あなたの話によると、『推本』が馬鹿みたいじゃないですか」
なかなかこの裁判長、わかってるじゃないか。

「原子力事業者、取締役として求められている安全意識や責任感が、根本的に欠如していたものといわざるを得ない」

東電旧経営陣、法廷での主張「東電が計算した15・7メートルの津波予測について、武藤氏は08年6月に、担当者から説明を受けていた。武黒氏は08年8月に武藤氏から報告を受け(略)09年4～5月にも担当者から説明を受けた。しかし、対策には動かなかった」朝日新聞デジタル

【「『推本』が馬鹿みたいじゃないですか」/推本とは国の地震調査研究推進本部（地震本部）のことで、東電が15・7メートルの計算のもとにした地震予測「長期評価」を02年7月に公表していた/しかし、武藤氏は法廷で「長期評価は信頼性がなかった」との主張を繰り返してきた】

〈「信頼性がないと説明された」「情報が上がってこなかった」と社内で責任を押しつけ合う構図〉の結果が巨大事故だとわかる記事です。

本日、東電の旧経営陣に言い渡された異例の「13兆円」の判決。なぜ注意義務違反を認めることになったのか。裁判長と被告の法廷でのやりとりを振り返ると、その一端が見えてきます。

この記事非常に面白い。裁判官が、なぜ経営陣の責任を認めたのか、尋問時の補充尋問内容から推察できる。有料記事だけど、読める方は是非読むべし。

／
📍 厳選
＼

東電経営陣の主張…。

この続きが読みたいよねぇ

「あなたの話によると（政府機関の）『推本』が馬鹿みたいじゃないですか」。裁判官が東電元副社長を質問攻めする場面も。株主代表訴訟の法廷はどんな様子だったのか。訴訟をウォッチしてきた佐々木英輔編集委員（

『長期評価は地震学の第一人者が集まってまとめているのに、根拠に乏しい見解を盛り込むのは不自然だ』というが、地震学自体が根拠に乏しいものなので、その第一人者がと言われてもな、と私は思うね。
↓

「事故前、5人の被告はいずれも、高さ10メートルの敷地を超える大津波の情報に触れていた」

画期的＝賠償13兆円 旧経営陣5人中4人に対し
「原子力事業者、取締役として求められている安全意識や責任感が根本的に欠如」
「08年に東電が計算した15・7メートルの津波予測～武藤氏は08年6月に担当者から説明を受け～武黒氏は08年8月に武藤氏から報告を受け」たが対策せず

大きな津波が起こる
可能性あると前から
言われていたのに
備える設備のお金をケチって
被害拡大させた罪は重い

報いを受けるべき人達です

〝「あなたの話によると、『推本』が馬鹿みたいじゃないですか」。朝倉佳秀裁判長は、こう問いかけた〟

「あなたの話によると、『推本』が馬鹿みたいじゃないですか」
朝倉佳秀裁判長は、こう問いかけた。
推本とは国の地震調査研究推進本部（地震本部）のことで、東電が15・7メートルの計算のもとにした地震予測「長期評価」を02年7月に公表していた。

長行です。具体的なやり取りが読めます。

➡️

安倍元首相もね。

「原子力事業者、取締役として求められている安全意識や責任感が、根本的に欠如していたものといわざるを得ない」

…

”株主代表訴訟の法廷で、どんなやり取りがあったのか。原発事故前の経緯とともに振り返ります”