変わらないし、むしろかっこよくなってる☺️

【読まれています】

1984年の著書「逃走論」は、老若男女に逃走を呼びかける不思議な思想エッセー集として大ヒットしました。

管理社会化やコロナ禍で「逃げ場のない感じ」も漂う今、じっくり聞いてみました。

ドイツのマックスプランク人文科学研究所の偉い人がドイツ語で10分ぐらい話しては

同所を研究留学先とし帰国中だった30代の日本人の方が、

次にやはり10分ぐらいかけて会場への通訳をするというその豪快なやり方に驚愕していた出席者30名程の会場に浅田彰さんがいらして、

逃げたい

「逃走」か「抵抗」かはともかく、現代なされるべきは「アイデンティティ・ポリティクス」へのそれ。マジョリティとしての権威にすがった右派だけでなく、「人種主義的な反レイシズム」「本質主義的な反セクシズム」の罠にはまりこんだ左派リベラルも同様に解毒の対象だ。

闘争論久しぶりに聞き懐かしさ感じます
逃げても逃げても追いかけてくる魔の手と悪魔
最後には身動きが取れないまま迎える死

ニューアカブームの帰結がオウム真理教事件だったのではないか。

「異なる人々と接触し、それを通じて自分自身も変わっていくような生き方の方が絶対にいい」そうやろなぁ。
むかし古本で買った『構造と力』まだ読めてないが……

#

浅田彰「フランス語の『逃走する』には『漏れる』という意味も含まれています。どんなに厳密に見えるシステムがあったとしても、実際にはそこからどんどん漏れていくものがある。漏れた先には水たまりができ、そこに新しい生態系が出来ることもあるのです」

「『アイデンティティーへの固執をやめよう』というあのときの提唱自体の大事さは、むしろ当時より強まっているとも思います。現在の重要課題は、アイデンティティー政治の問題だからです」／

有料記事なので読めない。

>

「逃走を自ら選べたのは一握りのエリートだけで、多くの人々は本当は『定住』をしたいのに負の『遊牧』的生活を強いられているようにも見えます」

「アイデンティティーのくびきから逃れ、別の何者かになる可能性に賭ける行為を、逃走と呼んだのです」

今はネットが浅間山荘みたいになってるよね。逃げたらええやん

これは面白かった。

逃走論」40年後の世界 浅田彰さんは今なお「逃げろ」と訴える

アイデンティティ・ポリティクスへの強力なアンチテーゼです。まぁ当たり前ですが。

｢異なる人々と接触し、それを通じて自分自身も変わっていくような生き方の方が絶対にいい。[…] 旧来的なアイデンティティーにこだわり、同じ考えの人たちと一緒にその道を突き止めようとするような生き方では、先がないと思いました｡｣ ⇒

あの本は高校生の頃読んだ。今は「左から逃げろ」「ニューアカから逃げろ」ってあの頃の自分に言い聞かせたい。

＜“逃走できたのは１％のITエリートたち” それでも「逃げろ」と。

想像していたよりずっと若い方だった（そこ？）－－

読みて〜

併せて、批評家・浅田彰さんの1984年の著書「逃走論」も読みたくなってきた。

編集の方（塩倉裕さん）がカギかっこで言葉の流れを切る構成にしているのはなにゆえだろう

「フランス語の『逃走する』には『漏れる』という意味も含まれています。どんなに厳密に見えるシステムがあったとしても、実際にはそこからどんどん漏れていくものがある。漏れた先には……」→

連合赤軍事件はオウム事件とよく似た、狂信者たちによる特殊な事件であり、社会のある面を反映していたとはいえ、それを学生運動全般の帰結のように語ったりそこから一般的な教訓を導き出そうとはするのはどうかと思う。
この「逃げろ」に実効的な意味はありそうにない。

浅田彰氏
古いアイデンティティーに執着している「保守主義者」に解毒方法を提案

“韓国の台頭や女性の社会進出に負の感情を抱き、『日本人』や『男性』といったアイデンティティーに閉じこもろうとする人々が右派的な保守の台頭を支える状況は、日本にもあります”

ほんこれ

『構造と力』は当時かなりの話題で、大学の生協で買って読んだ記憶がある。その後『逃走論』も熱狂的なブームとなり、何かが崩れる予感がした。そう、その頃確かに世界は変質した。

「フランス語の『逃走する』には『漏れる』という意味も含まれています。どんなに厳密に見えるシステムがあったとしても、実際にはそこからどんどん漏れていくものがある。漏れた先には水たまりができ、そこに新しい生態系が出来ることもあるのです」

ーーアイデンティティーへの固執を解毒するための逃走は、今も必要なのでしょう

ーー逃走を自ら選べたのは一握りのエリートだけで、多くの人々は本当は『定住』をしたいのに負の『遊牧』的生活を強いられているようにも見えます。

逃げろと言われても、何からどこにかが問われる。閉塞とは、No wayoutの状態、つまり逃げ道無しなのだ。行き先がないのだ。

陣地を捨てて逃げた方がいいのに、と。

「フランス語の『逃走する』には『漏れる』という意味も含まれています。漏れた先には水たまりができ、そこに新しい生態系が出来ることもあるのです」

けっこう懸命に読んだ記憶がある「逃走論」。ふむ、もう４０年前か……。⇒

ポストモダン世代からは遅れていたが、法学部の栗本慎一郎がスターで、中村雄二郎の本がよく売れるという時代であった。

ちょうど学生の頃、でした。／「 「フランス語の『逃走する』には『漏れる』という意味も含まれています。厳密に見えるシステムがあったとしても、実際には漏れていくものがある。先には水たまりができ、新しい生態系が出来ることもあるのです」

三歳下の僕は「逃走論」をエリートの自己弁護と批判していたが、このインタビューを読む限り浅田さんはそこは冷静にみている。課題は「どう」国民国家をつかいたおして未来を構想するかだ。

「逃走を自ら選べたのは一握りのエリートだけで、多くの人々は本当は『定住』をしたいのに負の『遊牧』的生活を強いられているようにも見えます」

#

「逃走論」が、『革命家としてのアイデンティティー』の純化から逃げることだとは、当時は気づかなかった

40年前の『逃走論』の課題だった「アイデンティティーへの固執」は、今はSNSによって同じ趣味嗜好の中だけで蛸壺化して、むしろ酷くなってるかも。
そこから、どうやって“逃走”する？

【戦略関連ニュース】 |

現在の情報化社会における監視カメラの偏在は逃げることを不可能にしている。戦略としては内破(マクルーハン→ボードリヤール)ではないか。

「逃走を自ら選べたのは一握りのエリートだけで、多くの人々は本当は『定住』をしたいのに負の『遊牧』的生活を強いられているようにも見えます」(浅田彰)

【逃走を自ら選べたのは一握りのグローバルIT資本主義のエリートだけで、多くの人々は本当は『定住』をしたいのに負の『遊牧』的生活を強いられているようにも見えます】

▶

下級武士の起こした明治以来の誤った武士道の洗脳で精神論に凝り固まっているからね～。

『構造と力』（1983年刊行／ロングセラー57刷）の著者・浅田彰さんへのインタービューが掲載されています。

（全文は朝日新聞デジタル会員のみ）

「逃走を自ら選べたのは一握りのエリートだけで、多くの人々は本当は『定住』をしたいのに負の『遊牧』的生活を強いられているようにも見えます」

「マイノリティーではない、カギカッコつきの『普通の人々』が、強烈なアイデンティティー政治を始めたのです。そこには『白人である』『男性である』というアイデンティティーへの固執があり解毒が必要ですが、洗脳を解く作業に近い難しさもあって簡単ではありません」

"女性の社会進出に負の感情を抱き、『日本人』や『男性』といったアイデンティティーに閉じこもろうとする人々が右派的な保守の台頭を支える状況は、日本にもあります"

一発芸みたいやん……

いま読んだほうが理解できそう。 ／

はははwwwww… めちゃくちゃ保守反動(プチブル回帰)的で草wwwww…

フランス語の「逃げる」には「漏れる」の意味もある。漏れた先に水たまりができ、そこに新しい生態系ができることもある。

“逃走を自ら選べたのは一握りのエリートだけで、多くの人々は本当は『定住』をしたいのに負の『遊牧』的生活を強いられているようにも見えます”

有料だ！

浅田彰『逃走論 スキゾ・キッズの冒険』ちくま文庫

袋小路に入ってしまった。「そこには『白人である』『男性である』というアイデンティティーへの固執があり解毒が必要ですが、洗脳を解く作業に近い難しさもあって簡単ではありません」

浅田彰、さいきん見かけないなあと思っていた。「スキゾキッズ」「スキゾフレニー」とか覚えています。有料記事。

「ただし、それはわずか1%の人々でもあります。現実には、逃走の持つプラスの可能性にありつけなかった人たちが、膨大な数の多数派として存在しているのです。彼らはいわば

はっきり言うが、浅田彰の限界は、逃げるとはどのようなことなのかについての展開がないことだ。だから、逃げろと言っても、逃げることにはならず、また逃げることも出来ない。つまり逃げるという現実がない。その意味で浅田の言説は一つの説にはなっても思想にはならない。

今こそ逃げることが必要かも…「どんなに厳密に見えるシステムがあったとしても、実際にはそこからどんどん漏れていくものがある。漏れた先には水たまりができ、そこに新しい生態系が出来ることもあるのです」

>『革命家をやめて就職することも選択肢に残しておこう』と考える学生はダメなやつとされ、逃げずに『革命家としてのアイデンティティー』を純化させることが大事にされたのです。しかし僕には、それは戦略的に間違っていると思えました。陣地を捨てて逃げた方がいいのに、と

「逃走に成功したのは、グローバルIT資本主義のエリートたちでした。旧来の専門・職種という枠や特定の国家の枠に閉じこもるのではなく、抜け出したり新しい仕事を立ち上げたりすることによって活躍の道をつかんだ人々です」

「構造と力」も「逃走論」も唱えていることは一緒。既存のシステムや価値観の中にありながら、構造に染まらず、コードをずらすことで全く新しい空隙を作り、そこに身を投じること。僕はこの20年間、仕事において常にそれを意識してきた。
「逃走論」40年後の世界 浅田彰： #

→ 「どんなに厳密に見えるシステムがあったとしても、実際にはそこからどんどん漏れていくものがある。漏れた先には水たまりができ、そこに新しい生態系が出来ることもあるのです」

「逃走に成功したのは、グローバルIT資本主義のエリートたちでした。
ただし、それはわずか1%の人々でもあります」

ガタリのパクリじゃなかったっけ。

若かりし頃に読んだな。新しい作品含めて、昔の著作もまた読み直しておきたい。

「フランス語の『逃走する』には『漏れる』という意味も含まれています。どんなに厳密に見えるシステムがあったとしても、実際にはそこからどんどん漏れていくものがある。漏れた先には水たまりができ、そこに新しい生態系が出来ることもあるのです」

途中までしか読めない..:

「承認の問題を…考えること…は意味があった…。ただ…世界が直面しているのは…右派的で保守的なアイデンティティー政治が台頭したことです…カギカッコ…の『普通の人々』が…アイデンティティー政治を始めたのです。…『白人…』『男性…』というアイデンティティーへ」

世代は違うけど、彼を軸に柄谷や批評空間、デリダ、ドゥルーズとか背伸びして読んだな😁そういえば村上ドラゴンと坂本龍一のEV cafeまだ持ってたかな？

"70年代の思想課題をどうすれば清算できるか、を意識していました。具体的にはそれは全共闘世代の問題です…連合赤軍事件が起きて、その後の左翼的な運動や思想は袋小路に入っていました。どうすれば革新的な思想をポジティブな方向に展開できるのか、を考えようとしたのです"

初回放送分で整の「なぜいじめられる側が逃げなきゃいけないんですか？」という台詞が印象に残っている。逃げる勇気も時に必要だが、たたかわないと何も変わらないのも事実。正面から向き合わずに、1億皆が逃げ続けた結果が今のニッポン。

いつまでも格好つけてないで「私も逃げきれませんでした」くらい言えばいいのにw

いまだ頭にポモしかない朝日新聞。過去の売れっ子が好きなだけの保守的価値観に思想なんかいらないでしょ。

「逃走論」を執筆した頃の想定を越えた「資本主義の全面化」とは何だったのか。浅田彰さんの証言です／

前半は良かったのに、結局左翼的思想に染まれば右翼バイアスから逃れられないと言うことか

逃走すべし。

「異なる人々と接触し、それを通じて自分自身も変わっていくような生き方の方が絶対にいい。旧来的なアイデンティティーにこだわり、同じ考えの人たちと一緒にその道を突き止めようとするような生き方では、先がないと思いました」 さんがいま を語ります

／
📍 厳選
＼

浅田先生若々しいな -

浅田彰が父親と同じことを言っている。

🎙️「 さんは今なお「逃げろ」と訴える

人々の逃走は成功したのだろうか。そして、逃げるという戦略は今も必要なのか。管理社会化やコロナ禍で「逃げ場のない感じ」も漂う今、浅田さんにじっくり聞いてみた。

🅰️朝日新聞デジタル

内容と全然関係ないけど1957年生まれの肌艶と思えん…