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「現代の加賀藩主」の散歩に同行した 52歳下の記者が感じたこと

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政治家と言えば、散歩を日課としている人も多い。私も早起きして宿舎に向かい、一緒に歩く「散歩取材」は数多くしてきましたが、このような形で記事化することはありませんでした。後輩ながら「やられたー」と思った一本です。
こんな記事もありかというまじめ感想以上に、散歩コースが目に浮かび懐かしすぎる。私いた頃は今の21世紀美術館の場所は金大付属小中で、向かいの兼六園に上ってく階段道が好きだったな。
まだ城内に大学の建物が残ってましたが、入学手続きだけであとは山の中でした……
28年間知事をしている人と半年間散歩して書いた記事です。

朝5時の めちゃきれいやったなぁ。
谷本県政で多選「しか」批判できないほど愚直に仕事してたからだよ。県民からの不満や不信があればとうに篩落とされる。どれだけ県に貢献したか…中身を見ない人ほど多選しか批判しない。
取材場面そのものをコンテンツにし、上からでも卑下するでもなく県民目線で問いかける良記事だと思います。記者が“権力者”に取材できるのは「特権」で偉いからでは全くなく、読者との橋渡しになり、情報を届けるため。そんな記者の原点を思い出させてくれました。
良い意味で、職業記者、組織に属した記者にしかできない仕事かもしれない…⇒
これ久々に課金してもいいかと思うくらい書き出しが面白いな。どうしよ。
地方政治のニュースはなかなか地元以外では読まれ辛いですが、この記事は読み物として大変面白いので一気に読みました。「地方の王国」を思い出すルポ。
→毎朝、知事の散歩に同行する。誰でも簡単に思いつくようで、継続は難しいはずです。センスの光る記事です。
面白かった。

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とても興味深い記事。曽我部氏同様、詳細なルポを是非読みたい。

曽我部真裕さん( 【視点】 首長個人に深く食い込んでの取材は珍しいので、貴重な記事だと思います。もっとも、「谷本知事は県政界での出来事を物...
<4月に石川県政担当になった記者(24)は、知事が散歩を日課にしていると聞き、同行できないかと切り出した。52歳も年齢が離れた記者の申し出を、知事は「天気が悪い日以外は毎日歩いているぞ」と快諾してくれた>
松井若い!
曽我部真裕さん( 【視点】 首長個人に深く食い込んでの取材は珍しいので、貴重な記事だと思います。もっとも、「谷本知事は県政界での出来事を物...
《「これが長く知事を続ける秘訣なんだ」。半年後、20回以上の散歩への同行を経て、記者はその言葉の意味を知ることになる》
曽我部真裕さん( にあるように、政治家の心象風景を描く手法として貴重。「書けなかったこと」をまた読みたい。
書き出しだけで面白さが伝わってくる原稿って実はなかなかお目にかかれない。
加賀藩主と表現しているが、国替えされた三男坊の殿様が自分の治世を振り返って、という雰囲気もあって、面白く読ませてもらった。
> #
地方自治って、何なんだろ。→
民選首長に「藩主」とは色々な意味で失礼だと思います。
前田の殿さまの子孫や、家老本多さまの子孫の話題ではなく、谷本知事の話題でした!確かに私が2003年金沢に赴任した時には既に知事だった!
これ、間違いじゃなく、違法でもない

けど、こんなんありなん?
ありえんの?

申し訳ないが笑ってしまう

石川県の知事はこの30年変わっていないとは!ーー
良記事
いい記事だった
ん、北國に抜かれたんか?
などと業界の人しか気にしないようなことを一旦考えつつ…

とはいえ面白い記事だなと
ノート持ちながらなのか、レコーダー持ってたのかな

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今月の朝デジの記事でダントツに面白かったです。僕も金沢勤務しましたが、こんな原稿思いつきもしなかった。アイデアは勿論、何より愚直に散歩という名の朝駆けを続け、知事の「揺れ」を捉えた記者に脱帽です
おもしろい。ある意味、「朝駆け」の内幕。

「不出馬へ」をキャッチする瞬間が来るのかとドキドキしていたが、さすがは地元紙。
>地方でインフラ整備が求められた時代は、経済や福祉などに力を入れてほしいと思う都市型有権者の不満を抑え込めるが、ひとたび整備が完了すれば、マグマとなって噴出しやすくなる。インフラ整備が終われば、官僚出身の手堅い知事よりも、発信力のある知事が好まれるー
>引退後の生活について話した。「時間を気にせず、ゆっくりしたいね」。色をなした3カ月前とは違い、この日は穏やかな表情を浮かべていた。

>翌朝、地元紙の1面に「谷本氏 不出馬の意向」の見出し。
実はサインを送って教えてくれてたんだけど、記者は気づけなかったという記者あるあるだなあ。
この59年間、たった2人しか知事を知らない土地ーー。それが石川県だ。……
新しいタイプの記事に触れました。金沢総局の若手記者が、多選を重ねる谷本・石川県知事の散歩に同伴し、引退表明に至るやりとりの記録。地元紙に「不出馬へ」と先に書かれてしまうくだり、行間の気持ちが痛いほど分かるだけにジーンときました。補ってあまりある記事です
24歳の川辺記者が76歳の谷本・石川県知事の朝の散歩に密着して書いた君主論、政治家論。すげえや。最後の政治学者のコメント要らないな
面白い。勉強させてもらいました。同時に、「嫌われた監督」を思い出しました。
加賀・金沢・能登、それぞれ郷土愛が強い石川県。

兵庫県出身の谷本知事は「ほどよい距離感を保ちながら『やじろべえ』のようにうまく立ち回ってきた」と河村和徳・東北大学大学院准教授は指摘します。
「現職知事で最長の7期28年を務めている。藩政期にさかのぼっても、これより在任期間の長い加賀藩主は13人中4人だけ」藩幕時代持ち出すんかw
晴れた日、知事と一緒に歩き続けた若手記者…ガードが固い多選知事の胸のうちが垣間見えて興味深い
【コメント2件】山下剛記者(
山下剛記者( 【解説】知事たちの牙城、全国知事会を3年間あまり、担当していたことがあります。今回のコロナ禍が浮き彫りにしたように、知事はとても影響力が大...
地元のしがらみがない全国紙の若手記者だからこそ、話してくれたし書けた記事なのかもなって思いました。
京都大学教授の曽我部真裕さん( 【視点】首長個人に深く食い込んでの取材は珍しいので、貴重な記事だと思います。もっとも、「谷本知事は県政界での出来事を...
県政関係者への取材で、知事の存在が絶対的になり、多選批判に転じているのを担当記者は感じていました。

「お、藩主が来たぞ」

近づく知事公用車を見て、地元関係者からそんな声がもれたといいます。
59年間で2人しか知事のいない うち、28年務める の散歩に記者が半年間密着しました。
この59年間、たった2人しか知事を知らない石川県。

現職の谷本正憲知事(76)は7期28年を務めています。

県政担当になった記者(24)は、知事の日課である散歩に同行できないかと切り出しました。
谷本知事って兼六園の早朝無料開放の時間帯必ず散歩してるから、会おうと思えばいつでも会える「会いに行ける知事」なんだよね。
ちょっとしたAKBのさきがけみたいだった。
政治報道は政治部記者の専売特許ではないですね。ぜひ、ご一読下さい。
「 52歳下の記者が感じたこと
これは文句なく面白いです。もっとも、11月17日の朝は悔しかっただろうな……と思ったり→
面白く読んだ→ #
そういえば谷本知事も引退されるのでしたね…お疲れ様でした。

私が石川県政を担当していたのは、谷本知事が2~3期目のころ。当時はまだ「森奥戦争」の構図で県政が動いていました。
現職知事最長の石川県知事に、50以上も年下の20代記者が半年余りも朝の散歩に同行しています。金沢城のほとりを一緒に歩きながら、漏れてくる知事の言葉や仕草の端々から、老練な政治家の心の揺れが垣間見える敢闘賞的な政治ルポです。
谷本正憲知事(76)は、東京や大阪の知事のように毎日全国ニュースに登場する人ではない。
こちら大変な力作・意欲作です。
我々が連日行っている、いわゆる「朝回り」取材を、ルポタッチで描いた記事はあまり目にしたことがありません。こうした「定点観測」は、とくに権力取材では大きな意味を持つことも、よく分かります。
…こういう読み物記事がいい。川辺真改記者のご両親はロイ・マカーイのファンかな。いま24歳なら有り得なくもない。細川護熙が教科書上の人物なのにショックを受ける老人。
2年の約束で副知事を引き受け、いろいろあって7期28年県知事を務めた石川県の谷本知事の退任までの最後の日々的なやつ
地元にいる記者でなければ書けない。おもしろい。
「県職員の一人は『職員はみんな(知事室のある)4階の顔色をうかがっている。知事の言ったことが全てという雰囲気がある』と話した」
2年前に石川県政を担当していた時も、ずっと言われてきたこと。

そんな谷本県政も3月に終わりを迎える。新たな「藩主」は誰になるか。
川辺記者の記事。面白い。すごい。全国紙記者の存在意義が込められた、石川発の記事。
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