メディア記事

誰がメディアを殺すのか 「反日」と叩かれた私が見た萎縮の現場

バズる指数ピーク 375

 twitterコメント 214件中 201~214件
「不信感や嫌悪感から始まった言葉は、伝わりづらい。子どもは、『この先生は信頼できる』という先生から叱られたら心に響くけど、『ちゃんと自分を見てない』という先生の言葉は響きません。それと似ていて、立場が違っても、やりとりができれば考えを探り合える」
現場を回るうち、斉加さんの耳にこんな声が届く↓
《3年連続定員割れとなった府立学校が再編対象とされ…『困難校』の府立高校を私が取材した時、ある一人の生徒が言ったのです。『俺たちの学校をいらんってことは、俺たちもいらんってことやろ』》

記事ぜひお読みください。
斉加尚代さん
「昨年、私は局内に全員メールを送り、良心に基づく『個』の視点を持つのが大事だ、と書きました。この件も、それぞれのポストにいる人間が『一線を越えてます』って言えば止まったかもしれない。そう言えないこの空気は何だろうと思えてなりません」
斉加尚代さん
「ある一人の生徒が言ったのです。『俺たちの学校をいらんってことは、俺たちもいらんってことやろ』と」「一人ひとりが自分自身を大切にし、違いを認め合うことを学ぶ。そんな教育から大きく外れた教育施策が政治主導で進んでいた」
4630万円の逮捕を喜んで報道してるメディア自身。
むしろ、ムダに強すぎるテリトリー本能を垂れ流している右翼の方が自然発生的な害悪だろう。「ちゃんとした日本人」なんて右翼がいるから、釣り合いを取ろうと左翼が生まれるんだよ。
…さきほどつぶやいたインタビューのロング版です。
MBSディレクターの斉加尚代さん
「伊藤さんが学者の矜持を持って取材に応じてくれたことは実はありがたかったのです。『あなたとは立場は違うけれども、また会いましょう』と言ってくれました。相手との垣根を超えていかないと、分断や閉塞感は超えられません」
そもそも、日本のメディアが反日だし、日本の尊厳を失わせる情報を垂れ流している。メディアは、日本人の精神を殺しているというのが正解ではないか?

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《デマはその気になれば30秒で作れ、SNSでたちまち拡散する。でも、救急車のデマをデマだと取材で確認するのには3日間かかりました。デマに対して検証が追いつかないのです。それでも私たちは、デマが政治利用されないために根気よくやり続けるほかないのです》
《政治家が『表現の自由』を言い出した時点で、私は世の中おかしくなったと思いました。表現の自由が必要なのは、意見をたたかれたり黙らされたりする人たちです。なのに政治やSNSを前に、今はメディアが自ら縮こまっています》
毎日放送ディレクターの斉加尚代さん。「昔はここはジャングルかっていうぐらい個性的な記者が多く、上層部に食ってかかるデスクや記者もいましたが、今はほとんどないですね」。同感。メディア内でさえモノを言わないなら、いわんや外の世界においてをや。
/朝日新聞デジタル
【完全版(ロング版)、ぜひご一読を】

著書「 さん。

足を使って現場を回り続ける、記者としての先輩です。

「萎縮するメディア」の背景に何が。お話を聞きました。
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