「夫婦で生活していると、多くの場合、女性が家事や育児といった無償労働を担い、それに時間を投入するせいで満足な現金収入を得られません。一方、夫が現金を得られるのは、妻の無償労働に支えられているからです。」

"女性に求められてきた社会的な期待に沿うことは、「自分で選択できる自立した生」とは矛盾するのです。"
必読。

【女性ホームレスの実態調査】昨年11月、渋谷でホームレスの高齢女性が中年男性に暴行を加えられ死亡する痛ましい事件がありました。「女性の貧困」は重いテーマですが必要な研究だと思います。「困難を抱える女性たちの生きづらさを可視化する」研究、注目しています。

女性が家事や育児といった無償労働を担い、それに時間を投入するせいで満足な現金収入を得られません。一方、夫が現金を得られるのは、妻の無償労働に支えられているからです→

必要なサポートであったり、本来受けられるサポートを受けることができない人たちがいる。

見えないとしても、いないわけではないからこそ、いかに繋がって、可視化して、サポートを届けていくかだよね。

男性と女性では広がっている世界が全く違う世界。なぜか、到底他人事とは思えなかった。

「貧困という概念を考えるときには、経済的資源についてだけではなく、「時間資源」やそれに派生する「自由度」についても考慮すべきだと考えます」

この前ホームレスといえば圧倒的に男性というイメージ、という話をしたが、それにしてもすごい調査

私もよくわかる。フェミニストになってなかったら人生違ってたと思う。
《彼女たちの多くは自らの重要な決断をする際他者の意見や存在を考慮しそれに大きく影響されていた。女性に求められてきた社会的な期待に沿うことは「自分で選択できる自立した生」とは矛盾するのです》

＞他方、男性より利用できる福祉的な選択肢は多い。そうしたことから、路上に出る一歩手前で踏みとどまっているケースが多く、数字上では女性ホームレスの比率が極端に低いのだと考えられます。

男性というだけで福祉的な選択肢が限られるのは問題ではないとでも？？🤮

これも、「福祉」を国ではなく「日本型雇用」と「戦後型家族モデル」に丸投げして特定のライフスタイルをモデルとして誘導した日本型デモクラシーの歪み、限界の一例。
でも触れたところです。

このフィールドワーク、エネルギーが素晴らしいなぁ。

基本的に危なくて路上で暮らしにくいから、家を失ったとしても余計に金がかかる

素晴らしい記事で一気に読んでしまった。丸山里美・京大大学院准教授の長年に渡る地道なフィールドワークの様子が目に浮かぶようで、心が震えた。

「東京で調査したのは、京都や大阪ではホームレスの女性になかなか出会えず、東京に行き着いてしまった」 →

「もしかすると皆さんは、「ホームレス＝なくすべきもの」と思われているかもしれません。でも、すべてのホームレスが「ホームレス生活をやめたい」と願っているわけではないのです。」

最初の結婚の際、殴る蹴る踏むの日々だった。当時DVという言葉は無かった。

また貧困ビジネスかよと思って読んでみた。
丸山里美氏、この人は貧困を違う視点から見ている。

この記事きっかけにあいりん地区について調べたんだけどさ…
↓

経済的に困窮した女性を食い物にしている性風俗業の話がもっとあるはずだ

結婚はしてるけど、私も非正規労働者。もし今旦那に捨てられたら?将来旦那に先立たれたら？彼女たちと同じ境遇になるのかな。そう考えると不安でいっぱいです。

７年前から研究…私も同時期に興味持ったけどカタチにならず終わって社会人になってしまった。勿体ない。

東洋経済・オンラインで読まれた記事ランキング第1位!

職歴が無いまま結婚して、死別したりしてホームレス。
誰か生活保護を教えてあげて(^_^;)
生活保護は職安をセットにして、社会復帰が出来るシステムにしてくれないかな。

女性ホームレスの少なさを男女差別の文脈で説明しようとするの、流石に無理が無いか

京大准教授が7年かけて問題点を浮き彫りに

女性ホームレスを被告人とする数々の裁判を、ちらっと思い出してしまった。印象深い女性たちがいた。

"矛盾する行動"って生活苦を選ぶか家族関係に我慢するかとかギリギリの選択肢しかないからでは。

「多くの女性は不安定な低賃金労働に従事している。低賃金だと1人で生きていくことが難しいので、貧困を恐れて、夫や親のいる家から出られない」

興味深い記事だった→

夫からのDV被害に遭っている妻は、統計上「家に住んでいる」「世帯収入がある」となり、貧困とは見なされません。でもDVに耐えかねて、いざ家を出ると、(中略)途端に貧困に陥る。

ホームレス女子は、クラファン一日で900万だっけ？

最初はcakesのホームレス取材記事みたいなやつかな…と思いましたが、非常によき調査、よき記事でした。

女性が手に職をつければ、DV被害やホームレスにならずに済む、ということかしら。
>

「自らの重要な決断をする際、他者の意見や存在を考慮し、それに大きく影響されていた。女性に求められてきた社会的な期待に沿うことは、「自分で選択できる自立した生」とは矛盾するのです。」自我が薄い方が、わきまえた人間として受け入れられたのだろうな…

昔の職場の近くに、女性のホームレスが住んでいた。

冬が来るたび、彼女の生死を案じていた。いいことか悪いことか判断できないけど、たぶんあの街は比較的安全で、彼女にとって生きやすかったのだと思う。

ただ高齢ですし、なにかしらの救済処置を知ってほしいなと。

日本人の貧困は、学歴から始まり、行動によって決まる。個人の自由を、追い求めると、貧困になる。
ルール、マナー、法律を守り、我慢できる人の中から、運のいいひと握りの人が、救われていく。これが現実。

京都大学大学院文学研究科准教授・丸山里美氏（取材：宮本由貴子氏）

旦那と、離婚、レス、DV、
日本の女性は、自立が、むつかしい。
男の収入に、頼る、風潮が、現代では無理がある。
共働きでは、収入格差と、家庭内でのすれ違い。
基本的に、男も、女も、自分の責任において、自由に選択できるはず。個人の自由は・・・ｗ

京大准教の丸山某が7年なんとなく趣味でホームレス観察してみたエッセイじゃないかコレ
なにがどう凄いんだよ 素人舐めてんのか？

＞私の調査はサンプル数が33と少なく、聞き取りの方法や時期が統一されていないため、統計的な価値は高くありません

なんの意味が・・・

これはめちゃくちゃ意義のある研究だな。

ざっと読んだが、ほしい物語から逆算してないか？

＞厚労省の調査は野宿者のみを対象にし、私の調査は野宿者と施設居住者を対象にしています

もう比較検討が無意味なデータじゃないか

うーん…インタビュー記事だから前後の何かが抜けていることも考えられるけど、10年近くホームレスの方を調査して「どんなことが明らかになったのか」との問いの答えとしてはちょっと辛い

すべてのホームレスが「ホームレス生活をやめたい」と願っているわけではないのです

”例えば、夫からのDV被害に遭っている妻は、統計上「家に住んでいる」「世帯収入がある」となり、貧困とは見なされません。でもDVに耐えかねて、いざ家を出ると、その妻は「住むところがない」「お金もない」となり、途端に貧困に陥る…”

隠れてた貧困像の解明や一見矛盾した非合理的な行動の背景にある意味を見つけるのは、こうしたシカゴ的な社会学の醍醐味だなと思う。サンプル数が少ないとか言わなくていいと思う。関係ないから。

「夫が現金を得られるのは、妻の無償労働に支えられているから」

「貧困という概念を考えるときには、経済的資源についてだけではなく、『時間資源』やそれに派生する『自由度』についても考慮すべき」

なるほど？

■ もともと精神疾患や軽度の知的障害がある女性も一定数いて、人間関係のトラブルになりやすく、仕事が続かないという背景もあります。■

勉強は未来の選択肢の幅を広げる、まさにコレな＞学歴は中卒以下〜

横浜～みなとみらい辺りにクソでかい荷車引いてるホームレスのババア居たな

可視化するための地道な研究 -京大准教授が7年かけて問題点を浮き彫りに | あふれる独自性 ニッポンのすごい研究者 -

コレわかるわぁ。
恩人である、当時難波神社で寝起きしていたホームレスカップルのふたりがそうだった。言動が常識はずれやけど、自分に見えないバイアスを見破る名人で自由人やった。
ニッポンのすごい研究者 オンライン

時間資源、自由について、夫婦でもっと考えるべき。

《 貧困女性にとって男性のパートナーを持つことは、生活を維持するための手段になっている実態が改めて浮かび上がります。... 女性では「最終学歴が中学校以下」という人が半数以上... 職歴も大半はパート。... 清掃、水商売、旅館の住み込み、飯場の賄いなどに従事... 》

『「世帯に隠れた貧困」に関心があります』

この切り口は本当にすごい。多くの女性が抱える問題を浮き彫りにしていると思う。

『雇用保険や年金といった保険から排除されていることも多く、単身者の場合、失業すると途端にホームレス状態になるリスクがある』

これ。社会保障大事。

■今人気の記事■ 【

凄く内容が分かりやすい。どの国でも様々な問題を抱えているよね。

「ニッポンのすごいー」ってめっちゃホルホル愛国記事に見えるんだけど新型ネトウヨかな？

･･･『明日は我が身』(大真面目)。

自分にもその可能性がある、と言うことに気づかされる。

良記事！

メモ：

ところで？『都心一帯から排除する』小池宣言いま
追い出すだけで手付かずな東京都政
(一度でいいから 氏もテント生活味わって皆な？

路上生活規制条例後も生活者に女性が増えている実態。
男性生活者とは違う配慮を心得ているのか小池都政

ほんとにすごい研究者だと思う。スラムに憧れてスラムに住み込んだ僕とはぜんぜん違う。

「すべてのホームレスがホームレス生活をやめたいと願っているわけではありません。この研究を通して、私はその人がその人なりに望むことを実現できるような社会になればいいと考えるようになりました。」

隠れ暮らす｢女性ホームレス｣

7年かけてこの程度のデータしか取れないのか

それで許される職場なら、そのポジション譲ってくれませんかね？

限定された例をあまりに一般化しすぎてる感は強いなと。

すべてのホームレスが「ホームレス生活をやめたい」と願っているわけではないのです。

85以上の世代は女でも「仕事は家事ができてから。家事を片手間にするなら仕事辞めろ」と平気で言う

「夫婦で生活していると、多くの場合、女性が家事や育児といった無償労働を担い、それに時間を投入するせいで満足な現金収入を得られません。一方、夫が現金を得られるのは、妻の無償労働に支えられているからです。」

ぜひ国会議員に問題点を提言し、社会の問題改善に役立ててほしい。

旦那の給料をアテにして失敗するケースでしょ。

「男性ホームレスとの大きな違いは、まず、結婚歴です。厚労省の調査によると、男性のホームレスには結婚経験がない人が半数以上もいるのですが、女性の場合、9割近くに結婚歴（内縁関係含む）があり、そのうち半数以上が複数回しています。」

京都大学の丸山里美さんが『東洋経済オンライン』の「ニッポンのすごい研究者」で紹介されました。
7年越しの調査をまとめた単著『女性ホームレスとして生きる』は、増補新装版が弊社から夏に刊行予定です！（現在は電子版のみ入手可能です。）

学歴と自分の頭で考えることの大切さを感じ、なかなか読み応えがあった。

女性ホームレスのみに視点を置く研究は独自性があるんだろなとか。

ホームレスは女性の場合、9割近くに結婚歴（内縁関係含む）がある。結婚は決して安全パイにはならない。
何がどうあれ女性が自立できるスキルを身に着ける事が一番大事だと思う。

ホームレスも半グレに頃されちゃうから怖い。

しかし洗剤類が並んでるのは何とも。ちゃんとすすげなさそうだし、体に悪いよ。

軽度の頭の悪い人を保護する施設がない
ってのが根本的な問題っぽい

女性は結婚さえさせれば
男性の庇護下に入って安定っていう安易な考えが破綻した結果なのか

結婚すら出来ない男性の方が立場的に辛そうだが

>夫婦で生活していると、多くの場合、女性が家事や育児といった無償労働を担い、それに時間を投入するせいで満足な現金収入を得られない。一方、夫が現金を得られるのは、妻の無償労働に支えられているから。

ここがボトムラインであり、家事育児労働が本質的に折半されねば

概ねなるほどーと思って読んでたんだけど"男性より利用できる福祉的な選択肢は多い"って何？

「その人がその人なりに望むことを実現できるような社会になればいい」
そうだね。どうしたら良いのか模索しながら前進し続けよう

男女問わず馬鹿って事じゃん、仕事選ばなければ人手不足の所なんてたくさんあるのに

こういう研究者にこそ、支援を。

"女性野宿者たちは、さまざまな場面で一貫性がなく、矛盾した言動をとることがあります"

成功者の話ばかり聞くのではなく、こういった苦労をしている人の話を聞くことも成功のためには大切です。

貧困家庭に苦しむ友人が私にもいます。増加する問題ですので一読下さいませ。

「彼女たちの多くは自らの重要な決断をする際、他者の意見や存在を考慮し、それに大きく影響されていた。女性に求められてきた社会的な期待に沿うことは、『自分で選択できる自立した生』とは矛盾するのです。」

女性ホームレスなんか弱者中の弱者やからな
しかし女性のホームレスも認めろみたいな論調は？

「貧困という概念を考えるときには、経済的資源についてだけではなく、「時間資源」やそれに派生する「自由度」についても考慮すべきだと考えています。」 に共感。

東洋経済オンライン

こういう「研究」が大切なことだと理解しているが、思考に納得がいくかってのとはまた別の話。

ホームレスになった女性は

①本人が失業(未婚)
②旦那が失業
③旦那も本人も失業
④離婚

のどれか。

40前半なら風俗で生活していけるけど、しかし50以上になると風俗はさすがに厳しいか。

でも働く気さえあれば清掃もあるんで、そんな劣悪な所に住む必要無いと思う。

京都大学大学院文学研究科准教授・丸山里美さん

これで論文かぁ🤔

拙作『嘘つき就職相談員とヘンクツ理系女子』後半はヒロインがホームレスになる展開。女性ホームレスの資料はとても少なく、この方の著書『女性ホームレスとして生きる』にはお世話になった。博士論文が元となった大変な力作。それと宮下忠子さん『赤いコートの女』にも。

何でも白日のもとにさらす事が正しいとは
わたしは思いません

良くも悪くも日本社会の根幹(政界)

統計に現れない問題点を浮き彫りに。素晴らしい研究やと思う

可愛いホームレスなら歓迎する