特定の憲法の条文で切る（14とか19とか）のはやっぱりムズいのかなぁという感

日の丸君が代運動の時に左派が負けるんだけど、その次の日に、そもそも君が代は古くからある祝い唄！君は誰か特定されていない！などと特集記事が組まれましてね。ここで撤退戦なのねという既視感がある。（東京オリンピックも在京マスコミ試合中継あったしな）

侵害留保説以外に立っても国葬を違憲とはいえないようですね。
九州大学の南野森教授がそう指摘しています。付言すれば，同教授は国葬反対派です。

「安倍さんという政治家への評価も大きく割れるなかで、『国全体』で弔うという表象を内閣が作り出すことには賛成できません。国葬が弔意の強制や押しつけの前例になってほしくもありません。黙禱や弔意表明の要請もするべきではない」⇒たかが国葬と言うために⇒

国の名をもって行うって主権者たる俺の名をもってってこと。ミャンマー国軍がタラップから降りた所でド詰めしろ。統一協会を招待して会場でド詰めしろ。ウィシュマさんを安倍の上に掲げろ以下略
「たかが国葬」と言うために

侵害留保説の立場にたてば、法律の根拠は不要というのはその通りですが、重要事項留保説のあてはめのについては、別の考え方(南野先生と逆のあてはめ)もあるのでは…とも思います

これが『憲法なんて関係ない』と言い始めたら終わりですから。
政治に期待するレベルが低すぎるかもしれませんが、そういうところまで来ているという印象を持っています。」

安倍政権以来憲法を軽視している。
岸田首相もその真似をしている。
「安倍政権も菅政権も『違憲ではない』という言い方をしていました。詭弁かもしれませんが、今のところはまだ憲法を守っているとうそぶきはする。→続く

南野森氏へのインタビュー。この国葬に賛成なわけではないが、「たかが国葬」に法的根拠を求めなくてもいいのではという考えには賛同できる。

「では、国葬はどうでしょうか。国葬という儀式によって、国民の権利が制約されたり、義務が課されたりするわけではありません。」国葬の原資は税金なんだから厳密に言えば制約されてると言えなくもないような気がするけどな。

納得できる説明と思います。

〉『法律上の根拠はないんでしょ。閣議決定でやっているんでしょ。我々国民は別に従う必要はありませんよ』っていう割り切り方に意味があるんじゃないかと思うのです」

.｡oO（不服従と「割り切り」を混同しちゃダメで）

『法律上の根拠はないんでしょ。閣議決定でやっているんでしょ。我々国民は別に従う必要はありませんよ』っていう割り切り方に意味が

法的根拠に関する説明は自分の考えとほぼ同じ。
そして法制化しないことによって国葬の正統性をあえて低いままにしておいた方が国民の内心を保護しうるという議論も納得感が高い。

朝日新聞、本当に久々に「無料で読める文字数が多い」ので、担当は偉い
出世しろください

有料記事だそうです

ここに議論が落ち着くのはいいですね→

法的に問題がないと云いながらこうしてプロセス論議に話をすり替える、こういうのを法匪と呼べばいいのかな。

ふむふむと首肯しながらも、思うのは
やはりかつては「国葬令」があって、
今はそれがそぐわない、として
「失効」しているという経緯が重要だと
私は思っていて。

法的に何の問題ない国葬に、「たがが国葬」と言いながらプロセス論に話をすり替えてなんとなく反論できた気分になれるというわけの分からない朝日新聞のインタビュー記事。

じゃあ、こちらも言っておくよ。たがが憲法で、国を語るな。

随分インチキ臭い。
この論では、内閣は、閣議決定で、ほぼ何でも出来ることになり、大変危険だ。
朝日新聞は、何をやろうとしてこの論を記事としたのか？
独裁に道を開く為か？

法的根拠は既にあるでしょう！内閣府設置法ではダメなのですか？

こういうことだと思う。国葬反対にだけいきりたってちゃいけない。そのあとだよ。

「たかが国葬」、されど「国葬」。

ほんと汚いねえ、 ここまで汚い政党だとはね。

いろんな点で日本を劣化させてる糞政党だろ。
マジ売国政党。

行政の決定事項が重大なものであるほど法的根拠が必要になって、それを裏返せば、国葬に法的根拠など不要と言うなら国葬なんてつまりその程度のもの、ってことになるのか。なるほどなあ。

指摘している「不明確であるという議論」がある事には影響がありません
ご案内の記事にも「国葬」と明記された法律は存在しないとあります。またこういう指摘があります
「内閣府が儀式の事務をやることになっているからといって、その儀式に法的な根拠があるとは言えません」

引用元:

拝読/

「どうしようもないというのが、正直なところですが、やっぱり世論しかないんですよ。主権者には、権力に正統性を与えるとともに、権力を監視する役目もある。それ以外には方法はないと思います」

南野森「国葬は法的に問題ない」
そしてアベは民主党政権の悪い円高や経済失策を是正
中韓への巧みな外交

国葬は当然だよ

朝日はそれを知ってて国葬反対を扇動し世論を操り楽しんだ
国葬に反対しアベを侮辱する左翼は人の心を捨てた屑

南野森・九州大教授「やはり、伝統的な通説や最近の有力説の立場に立てば、国葬には法律の根拠は不要ということになるのです」

安倍政権も菅政権も『違憲ではない』という言い方をしていました。詭弁かもしれませんが今のところはまだ憲法を守っているとうそぶきはする。これが『憲法なんて関係ない』と言い始めたら終わりですから

私のインタビューに藤田直央編集委員がコメントを付けて下さいました。読んで頂き丁寧なコメントを貰えるのはやはり嬉しいものですね。ありがとうございます。他のコメンテーターの方もどうぞご遠慮なくお願いいたします。

＞藤田直央さん(

麻生さん発案の国葬に反対というか、、創価学会と旧統一教会の選挙応援で成立するような与党とその社会に対して、NOと言いたいだけ。

国葬に関する法的論点という点では以下がまとまっていてわかりやすいです（無料だと途中までかもですが）。

「『侵害留保説』では、あまりに対象となる範囲が狭すぎるということです」
「でも、何が『重要事項』に入るのか、あるいはどういう行政活動が『権力的』とされるのか、厳密な線引きは困難で、解釈によって評価が分かれてしまいます」

「重要な事柄については法律の根拠が必要だという『重要事項留保説』や、国民の権利義務を行政が一方的に変動させるような権力的な行為については法律の根拠が必要だという『権力留保説』などがあり、最近はこれらの学説が有力になっています。」

「国民の権利を制約したり、義務を新たに課したりする場合、つまり国民にとって不利益を課す行政の行為には法律の根拠が必要だとされます。これを『侵害留保説』と言います」

「国の行政が行うことは全部、いちいち法律上の根拠がなければいけないのか。政府はフリーハンドで何をやってもいいというのでは困りますが、伝統的な通説や行政実務では『必ずしもすべてに根拠は必要ない』という考え方がとられています」

「ただ、二つ目の論点として考えるべきなのは、法律上の根拠がなければ、国葬はできないのかということです」

「つまり、国の儀式として国葬を行うことがどこかで決まれば、その事務は内閣府がやりますよ、という話です。ですから、内閣府が儀式の事務をやることになっているからといって、その儀式に法的な根拠があるとは言えません」

「他の法律などであらかじめ決まっている権限や、他に法的な根拠がある事務のうち、何を内閣府に担当させるかを書いた規定です」

「岸田内閣は、内閣府設置法の規定を根拠として国葬の実施を閣議決定しました。しかし、この規定は、行政の事務配分を定めた規定にすぎません。」

🍀記事とコメントを重く拝読しました。

勉強になります。

藤田直央さん( いつも厄介な政治問題に切り込む南野先生に敬意を表します。今回の国葬には反対というお立場とは別に、憲法学者として政府をどう...

藤田直央さん( いつも厄介な政治問題に切り込む南野先生に敬意を表します。今回の国葬には反対というお立場とは別に、憲法学者として政府をどう...

”国葬実施に反対という南野森・九州大教授（憲法学）は「たかが国葬」ととらえ、現状でも「法的に問題があるとは言えない」と言う。そして、法的根拠がないままにしておくのも一つの知恵だと指摘する”

>>>やっぱり世論しかないんですよ。主権者には、権力に正統性を与えるとともに、権力を監視する役目もある。

いつも勉強させていただいております。

南野森先生も
「必ずしも法的根拠は必要無い」
と解説しておられ、その論拠は（法学の素養はありませんが）ある程度理解しました。

ありがとうございます。
↓


とはいえ、それでも疑問は残ります。

弊紙記事にコメントプラスしました。 いつも厄介な政治問題に切り込む南野先生に敬意を表します。今回の国葬には反対というお立場とは別に、憲法学者として政府をどう...

やはり南野森先生、見事。
＞「 この問こそが 問題の「根幹」きっちりと と という「考え方（解釈）」の「分かれ方」を明示。途中部分まで無料公開、内容充実！

「憲法政治という観点から言うと、安倍政権の以前と以後では明らかに違います。安倍政権の功罪の罪の部分ですが、憲法軽視は非常に深刻だと思います。今、岸田政権もまねをしつつある」

〈法律で決められておらず、法律上の根拠がない。その点は重要です。政府の決定するものの中では、非常に重要度の低いものだということです〉。面白い思考ステップ。なるほど。

南野森・九州大教授。
「国葬ごとき、たかが国葬というスタンスでいるということに一定の意味があるのではと思うのです。『法律上の根拠はないんでしょ。閣議決定でやっているんでしょ。我々国民は別に従う必要はありませんよ』っていう割り切り方に意味がある」

南野森・九州大教授（憲法学）
”たかが国葬というスタンスでいるということに一定の意味があるのではと思うのです。『法律上の根拠はないんでしょ。閣議決定でやっているんでしょ。我々国民は別に従う必要はありませんよ』っていう割り切り方に意味があるんじゃないかと思う”

南野森・九州大教授（憲法学）
”たかが国葬というスタンスでいるということに一定の意味があるのではと思う。『法律上の根拠はないんでしょ。閣議決定でやっているんでしょ。我々国民は別に従う必要はありませんよ』っていう割り切り方に意味があるんじゃないかと思う”

内閣葬と大喪礼の、中間の格の儀式をしたかったのだとしても、それを大仰な『国葬』と呼んじゃった事が最大のミス。

あれだけ（実際はもっと？）の税金を使うのに、お金持ちだなあ。ーー

「法律の根拠がいらないとされるものの代表が、国の儀式です。例えば、政府主催のさまざまな記念式典がありますが、ほとんどが閣議決定だけで決められています。国葬もそうしたものの一つにすぎません」

"「たかが国葬」ととらえ、現状でも「法的に問題があるとは言えない」と言う。そして、法的根拠がないままにしておくのも一つの知恵だと指摘する"

佐藤栄作岸信介死去の時はともかく中曽根康弘死去の際国葬についてきちんと議論しなかったのがまずい。まあそれをすると小泉純一郎も国葬となりそれは自民党が受け入れられまい。野党はそこを突き取引すべきだった

「今のところはまだ憲法を守っているとうそぶきはする。これが『憲法なんて関係ない』と言い始めたら終わり」

おれもこの理解に近くて、「憲法違反だ」とかいうのはむしろ安倍ちゃんの格を変に高めちゃってるとおもうんだよな

なるほど。国葬に法的根拠はない。だけど重要事項でなく国民に不利益を強いるものでもないから、根拠は不要と。
これ読むと、国会での質問や、野党ヒアでしつこく弔意等の強制や要請をしないと確認したことが、いかに大きな意味があったかがわかるなあ。

なるほどそんな見方が、、、

>『法律上の根拠はないんでしょ。閣議決定でやっているんでしょ。我々国民は別に従う必要はありませんよ』っていう割り切り方に意味があるんじゃないかと思うのです

“「国葬ごとき」は閣議決定で自由に決めればいい”

（弔意表明・半旗掲揚について）「命令にすると法的な根拠が必要だし、訴訟でも行政は負けるということになる。だから要請ですよ、従うのも従わないのも自由ですよ、って言いながら、やる。非常に日本的」

国民の権利義務を行政が一方的に変動させるような権力的な行為については法律の根拠が必要だが

国葬という儀式によって、国民の権利が制約されたり、義務が課されたりするわけではありません。法律の根拠は不要

抜粋/

――いまは閣議決定だから逃げ道があると。

「たかが」の対極には「されど」があり、「されど」の側に権力勾配がある以上、「たかが」で済ますには無理がある。時の権力の恣意性も排除できない。今回の場合、「されど」の側に反社会的勢力が存在するのも問題

「国民の権利が制約されたり、義務が課されたりするわけではありません」
果たして、そうなんだろうか？

「それゆえ、国民に対して一切、義務を課したり、権利を制約したりできないわけです。これに反対する自由は当然あるし、無視する自由もあるわけです」

「たかが国葬」と言うために 「だからこそ、たかが国葬ごとき、と言えることが大事だと思います。法律で決められておらず、法律上の根拠がない。その点は重要です。政府の決定するものの中では、非常に重要度の低いものだということです」

拝読/

「どうしようもないというのが、正直なところですが、やっぱり世論しかないんですよ。主権者には、権力に正統性を与えるとともに、権力を監視する役目もある。それ以外には方法はないと思います」

私もたかが国葬派。法的根拠を作られて何らかの所作を強要されたり、死者の口を使って何らかのイデオロギーを勝手に語られるのに参加させられたりしなければ良い。

"やはり、伝統的な通説や最近の有力説の立場に立てば、国葬には法律の根拠は不要ということになるのです"

止められないなら「たかが」とか「ごとき」とかいって貶めるわけね。ちょっと違うけどすっぱい葡萄的な感覚かな。

南野先生の解説。勉強になった。

＞国民にとって不利益を課す行政の行為には法律の根拠が必要

だとしたら今回の国葬儀式はできない。多額の税金を使い、大規模な交通規制を課すような儀式には法律の根拠が必要だ。

南野森・九州大教授
「国葬ごとき、たかが国葬というスタンスでいるということに一定の意味があるのではと思う。『法律上の根拠はないんでしょ。閣議決定でやっているんでしょ。我々国民は別に従う必要はありませんよ』という割り切り方に意味があるんじゃないかと思う」

非常に面白い議論でよく分かる。しかし、「政府葬」ならぬ「国葬」は国家観の選択に関わるので、内心の自由を護る人間としてではなく、人民（国民）主権に参加する市民として、「たかが」といって無関心でいられるマターに非ず。国会関与抜きの国葬は許容すべからず。⇒

九州大学の南野教授のインタビュー記事。
憲法論や法律論からみた「国葬」について。
臨時国会召集についても触れているけど、自制心の働かない権力ほど恐ろしいものはないなと思う。

「国葬」という言葉に引きずられて、みんなが「何かすごいもの」みたいに思ってるけど、「国葬」の明確な定義が無い以上、「今の政府が『国葬』と呼んでいるだけのタダのイベント」でしかない、ってことだよな。

恐らく社論とは異なり、また朝日新聞読者の大方の反発を得てしまいそうな議論を展開しましたが、よくぞそのまま掲載して下さいました。ご不満の点は朝日新聞社ではなく、ましてや九大でもなく、私個人へどうぞ。

南野先生「国葬という儀式によって、国民の権利が制約されたり、義務が課されたりするわけではありません」と

国葬による首都高通行止めとかは、権利を制約されるってことにはならんのかしら。

による政治利用のために｢

今まで色々見聞きした中で一番腑に落ちた

「国民の権利を制約したり、義務を新たに課したりする行政の行為には法律の根拠が必要だとされます。これを『侵害留保説』と言います。…この立場にたてば、法律の根拠は不要ということになります」

「『法律上の根拠はないんでしょ。閣議決定でやっているんでしょ。我々国民は別に従う必要はありませんよ』っていう割り切り方に意味があるんじゃないかと思うのです」

「『法律上の根拠はないんでしょ。 でやっているんでしょ。我々国民は別に従う必要はありませんよ』っていう割り切り方に意味がある」
「たかが 」と言うために
法的根拠、あえて持たせない知恵

とてもバランスが取れた考え方に感じます。

逆説的ですが、安倍晋三の国葬で弔意を示す必要もなく無効化させるには良い考え。

国民の権利義務を行政が一方的に変動させるような権力的な行為については法律の根拠が必要だが

国葬という儀式によって、国民の権利が制約されたり、義務が課されたりするわけではありません。法律の根拠は不要

逆に閣議決定に留めておけば、法的根拠を欠くので“弔意の要請”にも従う必要が無いと言う逃げ道も出来ると言うが、そのレベルでも尻尾を振って従うおバカさん達に流されるのが今の日本なのでままならない。

たかが国葬。
南野さんは荻上チキSessionでも同じ意見を述べていて非常に勉強になりました。

法律の留保の行政法学説の説明あり

「国会への説明責任という憲法66条と、臨時国会の召集決定義務という53条で挟み撃ちにあっているのに、閉会中審査で逃げおおせようとするのは、正しくありません」

「憲法政治という観点から言うと、安倍政権の以前と以後では明らかに違います。安倍政権の功罪の罪の部分ですが、憲法軽視は非常に深刻だと思います。まさに今、岸田政権もまねをしつつある」

第二弾

それもそうなのよね