“性的少数者の人権を守る政党なのか、自民党のあり方が問われている

「男が女を、女が男を愛することを当然視する社会は、異性愛を相対化する言葉を必要としてこなかった。（略）この事実はそのまま、日本の法制度が性的少数者の存在を無視してきたことを意味する」

「古いイデオロギー闘争に固執した主張は当事者不在にみえた。（略）自民党議員の発言を挙げるまでもなく性的指向や性自認を理由にした差別は厳然としてある。差別の法的な境界線を心配する前にやるべき事がある」

「『差別の定義がはっきりしない』『訴訟が頻発する』『活動家に利用される』。自民党右派の典型的な反対論は、左派が差別問題を政治運動に利用するとの主張だった。右派の1人は『これは闘争だ』と宣言したという」

「あれから5年がたち（略）認知度は更に上がった。多様性と調和を掲げる東京五輪・パラリンピックを前に、推進派が『最後のチャンス』と臨んだ今回、まさか当時を上回る反対論が公然と語られるとは思わなかった」

自民党って、いろんな意見を聞いてきたから支持を集めてきたと思っていた。

少なくとも、国政において自民党が公明・維新・国民民主を足しても過半数に20〜30くらい足りないってレベルにまで議員が減らないと何一つ進まない（選択制夫婦別姓もしかり）のですよ。秋もこいつら同じこと繰り返すぜ。

「政治記者として、2016年に始まった自民党内の議論を追いかけてきた。理解増進法案の概要は同年のうちに完成していたが、自民党内外の右派の強硬な反対に遭い棚上げとなった」

〈「差別の定義がはっきりしない」「訴訟が頻発する」「活動家に利用される」。自民党右派の典型的な反対論は、左派が差別問題を政治運動に利用するとの主張だった〉

人権問題という意識が無いのだろうな。

まぁもう、だいぶ表ざたになってるけど。

自民党を支持してた人はただの養分で高齢者さえもオリンピックの犠牲になるべきと思ってるんだから組織票以上に無党派層が政権交代支持したら楽に勝てる。

> 政治記者として、2016年に始まった自民党内の議論を追いかけてきた。理解増進法案の概要は同年のうちに完成していたが、自民党内外の右派の強硬な反対に遭い棚上げとなった。

安倍は、この記事みて朝日の攻撃をまた始めたのではないか？自分のことを正確にウヨと言われることを極端に嫌うのが安倍。もっと、自分の政治的スタンスに自死を持てよ。
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闘争に固執 提出断念の

声が大きく、活動的なイデオロギー団体の支援を受ける政治家が自民党の重心を右に引っ張っている。常識的な保守政党の面目は、今や消えた。自由民主の名が泣く。