4月“大阪府の吉村洋文知事は険しい表情で語った”2月に緊急事態宣言前倒し解除を強引に決めたのは吉村知事 も腰引けすぎ

コロナ検証：在宅死19人に医療はなぜ届かなかったのか 宣言前に大阪は「崩壊」

“ 自宅で療養・待機中の患者が治療を受けられないまま亡くなるケースが続出”

目の前で人がバタバタと倒れていく状況。そうならない限り住民投票は強行すると、昨年、松井一郎が述べたとおりの結果が、すでに「宣言」前に起きていたとか。

【大阪コロナ検証】維新の気の緩みから、3月に重症病床数を減らしてしまい、その後の感染拡大によって、大阪は一気に医療崩壊に至った。

患者が置かれていた深刻な状況が浮かぶ。19人に医療は行き届かなかったのか。

大阪府内では今年3月以降、自宅で療養・待機していた患者19人が治療を受けることなく在宅のまま亡くなりました。感染確認から死亡までの日数は調査中の1人を除き平均4.1日でした。

在宅死は４月12日以降急増します。５日から「まん延防止等重点措置」が大阪市を対象地域に適用されたものの効果は乏しく、25日に緊急事態宣言が発令されました。しかし発令の約２週間前から、大阪の医療が患者を受け止めきれなくなっていった状況がうかがえます。

大阪コロナ検証
大阪では第４波で治療を受けられないまま自宅で亡くなるコロナ患者が19人と続出しています。なぜ医療が行き届かなかったのでしょうか。取材からは当時、患者が置かれていた深刻な状況が浮かびました。

🔍在宅死19人に医療はなぜ届かなかったのか 宣言前に大阪は「崩壊」
📝JR大阪駅（中央）周辺。右奥は大阪城＝本社ヘリから大西達也撮影

大阪コロナ検証:在宅死19人に医療はなぜ届かなかったのか 宣言前に大阪は「崩壊」...