【2022.1.24 朝日新聞】

国政選挙で政権交代したにもかかわらず解決策を生み出せなかったのに、地方選挙でどうにかなるはずがない。特定市民のNOにうんざり

【朝日】
「どんな決定をしても辺野古の計画は止まらない。市民がNOと言っても、ブレーキとして機能しないのです。政府に意向をくみ取られるのは、移設を容認した時だけです」

選挙民は現市長を選んだのに「市民のNO」ってことは、［反対しているのは選挙区の人間じゃない』ってゲロしているようなものですよねwww

いい加減負けを認めろよ見苦しい。

「名護市民は『辺野古移設についての態度を示せ』『賛成か反対か決めろ』と言われ続けてきました。しかし、どんな決定をしても辺野古の計画は止まらない。市民がNOと言っても、ブレーキとして機能しないのです。政府に意向をくみ取られるのは、移設を容認した時だけです」

移設を争点にした選挙結果はなのに、気に入れば「民意は示された」、気に入らなければ「民意が反映されなかった」っていつもの奴ですね。
この人たちの「市民」はどこら辺の範囲を指すのでしょう？少なくとも記事の守護が「名護市民」ではないことはわかる・・・

「県民投票で沖縄が『移設反対』と示しても、安倍政権は一顧だにしませんでした。でも支持率はほぼ下がらなかった。かじをにぎっているのは本土の側です。なのに、市政の継続を望んだ名護市民を批判できますか」

「市民のNO、ブレーキにならず」うんざり感が生んだ名護の選択

「複数の選択肢があるように見えながら、実際にはひとつの方向にしか流れていかない。ならば、少しでも生活を安定させようと考え、そのために政府に協調的な候補者に投票」→

国である以上、どの都道府県も何らかの役割を担う必要はあり、それぞれを自分事として捉えていくと、より細部まで最適化した案に落ち着くと思うが、両極端な賛成反対になってしまうのは政治と報道の責任かと。

基地との交換条件になっている日本
「渡具知市政は、米軍再編交付金をもとにした『三つのゼロ』を主な実績に訴え。子ども医療費・学校給食費・保育料の三つ」
朝日

東京
住民は政府の露骨な「アメとムチ」で分断され、翻弄された苦い記憶

辺野古を20年近く見続けている熊本さんの指摘は極めて重要だと思う。

«歴代政権や自民党の幹部は、反対派の市長が勝った選挙では《（移設の）方針が変わることはない》と言い、前回渡具知氏が勝った際には《選挙は結果が全て》»｜

熊本博之・明星大教授 …

反対派首長になっても事態は変わらず予算面でめったうちにされる事への恐れが諦めと争点から外す効果をもたらしたのだろうと思った。

これを「民意」としてしまえば本土の人の後ろめたさも軽減される。でもこれが民意なら、これまでのオール沖縄の勝利や住民投票で示されたNOも確かに「民意」だった。

一つ一つの選挙の勝敗より「自公は選挙に負けると組織に危機感が広がりバネが生まれる」「野党系は負けると萎える」という体質の違いの方が問題。だから野党は勝てない。

悔しいだろw

「国が進める施策に協力した自治体だけに支払われる米軍再編交付金は報奨金化している。交付金への期待から自治体は基地の受け入れを認める。」

「市民のNO、ブレーキにならず」ｔってさ、あたかも多数の「YES」が”市民のものではない”みたいな書きぶりだなぁ(^o^; 反基地を前面に押し出して負けたんだぜ。

名護市民の選択だから批判するつもりはないが、税金依存の高い日本の経済がいよいよ退潮期に入り、沖縄だけでなく日本全体が益々国への依存度を上げる。
お上への依存が強いこの国は、下り坂にかかれば政経共に自主性を失い転がり落ちていく。

〈どんな決定をしても辺野古の計画は止まらない。市民がNOと言っても、ブレーキとして機能しないのです。政府に意向をくみ取られるのは、移設を容認した時だけです〉
↑
「ご都合主義」の政府。「沖縄問題」にしないで、全国で批判の声を上げなくては。

辺野古沿岸への土砂投入が始まって3年。市民は移設を受け入れたのか。辺野古でのフィールドワークを続ける熊本博之・明星大教授に聞いた。

軟弱地盤のせいでアメリカが基地使わないって言いだしたらどうなるんやろ。

辺野古移設への反対を掲げた岸本洋平氏（49）をやぶって再戦を果たし••••朝日新聞の「再選」は再戦なのか？意味が全然違うじゃないか

原発を抱える当地も同じだ。

「いま政府は、自分にとって都合のいい決定をした有権者や自治体の意見だけを聞いています。その結果、国が求める役割を先回りしようとする人が現れ、『国に貢献するのは当たり前だ』という空気が広がっています」

見出しは中立的な表現にして欲しい。→

選挙に意味がないと言われてもね。／／

これを争点とできる政党が減ってしまい、時間が限られれている中、どれだけ取り上げられるだろう
分析はどうであろうと民意は示されたというだろうし
中国にむけて米軍の攻撃能力配備がどれだけ進むか
相手に増強の口実を与えるだけに見える
危機が進行する

朝日〈“市民のNO、ブレーキにならず”うんざり感が生んだ名護の選択〉東京〈名護市長選に自公系現職 辺野古新基地“信任”とは言えず〉と悔しさ満載。勝てば「民意は辺野古にNO！」と打つのにご都合主義に溜息。だが20代81.9%、30代76.5%が現職支持(沖縄テレビ)では勝負にならない

「もう25年にもわたって、名護市民は『辺野古移設についての態度を示せ』『賛成か反対か決めろ』と言われ続けてきました。しかし、どんな決定をしても辺野古の計画は止まらない。... 政府に意向をくみ取られるのは、移設を容認した時だけです」
（熊本博之・明星大教授）

「もう25年にもわたって、……どんな決定をしても辺野古の計画は止まらない。市民がNOと言っても、ブレーキとして機能しない」

【コメント2件】磯部佳孝記者､前田直人コンテンツ戦略ディレクター(

磯部佳孝記者がコメントしました。

【視点】辺野古移設をめぐっては、きょうから始まる国会の予算委員会でも論点の一つとなりそうです。岸田文雄首相は昨年１２月の臨時国会の予算委で、「検討」と...

沖縄のことはよく知らないが、国民のすべてがこの国を是認しているわけではないぞ

前田直人コンテンツ戦略ディレクター( 【視点】沖縄県名護市にはずいぶん昔ですが、足を運んだことがあります。人口6万人余りのそう大きくないまちです。...

『決定権なき決定者』にさせられている。何をやっても政府の方針にあらがえない。そのくせ『移設の行方を占う』といった大きな文脈の中に勝手に位置づけられる。そんなうんざり感です

名護市民だけに責任を押しつけてはいけないこと、沖縄で起きていることは沖縄だけの問題ではないことを伝えたくて取材を受けました。有料ですがぜひ。

「渡具知市政は、政府からの米軍再編交付金をもとにした『三つのゼロ』を主な実績に訴え」「（選挙で）どんな決定をしても辺野古の計画は止まらない」

熊本博之さん。

「市民がNOと言っても、ブレーキとして機能しないのです。政府に意向をくみ取られるのは、移設を容認した時だけです」

お金払って読む価値のある記事。
でもこの先生に言わせるんじゃなくて、同じ事をマスコミが常に指摘しないといけない。

こちらに投稿しました。より普遍的な空気感の変化を示唆していると感じます。

🅰️ 【視点】沖縄県名護市にはずいぶん昔ですが、足を運んだことがあります。人口6万人余りのそう大きくないまちです。辺野古の海は...

名護市民が『決定権なき決定者』にさせられている。

［学習｜沖縄県名護市長選］「国が進める施策に協力した自治体だけに支払われる米軍再編交付金は、報奨金化しています。」（熊本博之・明星大教授）

ストンと，納得できた記事。

(ｰｰ;)→『もう25年も名護市民は『辺野古移設についての態度を示せ』『賛成か反対か決めろ』と言われ続けてきました。しかしどんな決定をしても辺野古の計画は止まらない。市民がNOと言っても、ブレーキとして機能しない。政府に意向をくみ取られるのは、移設容認の時だけ』

この教授は基地反対派。朝日はもっと中立な人を選ぶ予定はなかったの？

"『賛成か反対か決めろ』と言われ続けてきました。しかし、どんな決定をしても辺野古の計画は止まらない。市民がNOと言っても、ブレーキとして機能しないのです。"

つらい

読むのがつらくなる記事だ。けれどいま読まずにいられない。そして自分になにができるのか考えたい。

『しかし名護市民が『決定権なき決定者』であることを忘れてはなりません。』こういう事でしょう。

うんざり感が生んだ名護の選択

「渡具知市政は、政府からの米軍再編交付金をもとにした『三つのゼロ』を主な実績に訴えました。子ども医療費・学校給食費・保育料の三つです。市民は、その市政の継続を選んだ。それは間違いないです」

🅰️朝日新聞デジタル

名護市長選。辺野古で政府が強引に工事を進めても、市民は現状を変えたくないと望んだのでしょうか？ 熊本博之・明星大教授に聞きました。キーワードは「決定権なき決定者」です。

あぁ😭
ーーー

何をやっても政府の方針にあらがえない。どうしようもない。そのくせ『県知事選の前哨戦』『移設の行方を占う』といった大きな文脈の中に勝手に位置づけられる。そんなうんざり感

23日に投開票された名護市長選。
現職の渡具知（とぐち）武豊氏が、辺野古移設への反対を掲げた岸本洋平氏をやぶって再戦を果たしました。
市民は移設を受け入れたのか、熊本博之・明星大教授に聞きました。

「渡具知市政は、政府からの米軍再編交付金をもとにした『三つのゼロ』を主な実績に訴えました。子ども医療費・学校給食費・保育料の三つです。市民は、その市政の継続を選んだ。それは間違いないです」

「しかし名護市民が『決定権なき決定者』であることを忘れてはなりません。『決定権なき決定者』にさせられている、と言うほうが正確かもしれませんが」→

「市民」の前の「プロ」が抜けてますよ。
(・ε・`*)

国政が変わらない、日本の現実‼️😢😭

「いま政府は、自分にとって都合のいい決定をした有権者や自治体の意見だけを聞いています。その結果、国が求める役割を先回りしようとする人が現れ、『国に貢献するのは当たり前だ』という空気が広がっています」

現職が5千票差をつけて勝利した沖縄・名護市長選。「辺野古疲れ、諦めがより深まった」。辺野古で聞き取り調査を長く続ける識者の見方です。

―米軍再編交付金に問題があると指摘されていますね。
「国が進める施策に協力した自治体だけに支払われる米軍再編交付金は、報奨金化しています…決めたのは地元だと政府は責任を転嫁できる。交付金さえ出しておけば、政府は痛くもかゆくもない。そんな仕組みになっています」

『決定権なき決定者』

国民全体の問題... そうだよね

反対派首長になっても国は無視するからという所からの結果だろうと指摘。特定の自治体に国が押し付ける政策の問題そのものでもある。

この教授のような、基地反対のためだけにやって来た”余所者”の姿勢に対して、”うんざり感が生んだ名護の選択”が現職の再選だったのだろう。