一時期はIT系がオリジナル漫画事業に参入しまくってたけど、自社で編集部作ってオリジナル育ててみたいなのはコスパ悪くて結局出版社系が残ったみたいなのはどっかで見た

「IT企業系と出版社系の編集部の違い」、「マンガアプリとウェブマンガ」というユニークな視点で漫画業界を見ている興味深い記事。TLに触れている部分など端々鋭い。

面白かった。
マンガの電子書籍市場やアプリ、ウェブに関する話。

「札束の殴り合い」・・て😪

あとでよむメモ。

おれたちはエースを産み出すのではなくチーム体制で、自社発で、スマッシュヒットの作品を生み出したいなと思っています。

なるほどなぁ〜(*´ω｀)

2000年代にウェブオリジナルの4コママンガであれこれ事業頑張っていた自分が通りますよ…いまならどうするかなあ。少なくとも、アプリは作らないだろうな。その上で広告を頑張るかどうか。運営がご飯食べるだけならやってけるけど、クリエイターへの還元がなあ…

「2020年代に入るとジャンプラ、マガポケなど一部の出版社系マンガアプリおよび出版社のマンガ事業（紙、デジタル、ライツすべてを含む）の存在感が増した一方で、結局のところIT企業系マンガアプリからはオリジナルのヒット作が続出するような状況にはなっていない」｜

売れない→電子版のみ発売・打切りが多過ぎる。儲ける為に数撃ちゃ当たるの方針だろうが、その一発に人生掛かってる漫画家さんとその一発が好きな読者の事を考えていない。

「漫画編集者」不足ってのは確かにある。

マンガを掲載する場所はアプリの活性化によってある程度は確保できていると思うが、コミック化やアニメ化等稼げるような作品は一握り。マンガの可能性を広げるならば既に一部はおこなわれている動画化。音声をいれてアニメ風に展開するマンガは伸びると思うがね。

ここ何年かの漫画アプリとWEB漫画のおはなし。

「結局のところIT企業系マンガアプリからはオリジナルのヒット作が続出するような状況にはなっていない。なぜか？ 機能する「編集部」を作れなかったからだ」

この記事は非常に的を得ていると思う。漫画編集という仕事は修羅にならないとできない。そして次の標準の準備。マンガ業界はいまビジネスチャンスだけど、そんなに簡単な道ではない。

最高利益からの投資を継続して日本の出版がグローバルに覇権を握ってほしいものだ

明快。勉強になりました。

「仮にマンガ雑誌の編集長経験者を引き抜いてきたとしても、編集部づくりは難しい。編集長だからといって編集部自体をイチから作ったり、あるいはグダグダだった編集部を改革して軌道に乗せた経験があるとは限らない」

途中までは良記事。やはり自分は描き手サイド寄りの見方になるので。でも編集部がより良い方向に行くのは悲しい思いをする作家が減るので◎

オペレーショナルエクセレンスの話だな

取り敢えず僕ヤバが単行本未収録話を課金で読めるようになって欲しい（TL語りに参加できない）

SNSやWeb展開の光と闇あわせで大変良い、一番理想なのは商業版漫画村なんだろうけど、利権と編集部と作品展開のコントロールが難しいのも事実

＞もっとも、マンガ制作の難易度はターゲットを絞り、表現をテンプレ化するほど下がるため、特定のニッチジャンルを新興勢力が手堅く押さえることは十分起きうるし、TLなどではすでに起こっている。

時間と人とお金を掛けて数十年もの間、作品を生み出し続ける出版社の「編集機能」は伊達じゃないんですよ、本当に。漫画づくりは非合理だが、それが合理なんだと思う。

LINEマンガ・ピッコマの”二強”プラットフォームに、出版社が対抗するには、どうすべきか？

それに「Webマンガサイト＞マンガアプリ」と提案する記事。

つまり「Web＋SNS」で、出版社と読者を直接につなぐ”D2C”。たしかにTikTokからの誘導とかは、めちゃくちゃ相性よさそう。

マンガ業界話としては出色の内容。特に「編集部」の権能と、それを持っている出版社と持たざるIT企業の差、それはスター編集者の引き抜きだけでは埋められない点などズバリ。さすが飯田一史さん。
『

転職サイトとか見てるとwebマンガサイト編集者募集＆WEBTOON編集者募集けっこう見るもんなー。

大きな出版社ってやっぱりすごいんだな →

最近、会社の事業のひとつとして漫画編集の仕事をやり始めたのでとても興味深い記事だった。編集者不足よく分かる。ほんといない。作家も取り合いだが、編集者も取り合い。

IT発だと今はなろうが手堅い印象。TL系だったら元からIT発もそこそこあるのかな？

マンガアプリが隆盛の今、WEB版は存在しているがほぼアプリのミラーなサイトが多い。
その中で「ヤングマガジンWEB」はWEBサイト自体で課金やレコメンドのシステムを作って成功してるって話。確かにURLをシェアするだけで広がる体験はかなりシームレスなんですよね～

LINEマンガ、結局オリジナル作品で特に大成功しなかったもんなあ。
WEBマンガのアプリに対するアド、「エロが使える」のは大きいよね。アプリはジャンプラもそうだったが林檎がね……。

記事の内容とは関係ないけど、ちょっと前まで「底なしの出版不況」とか言われてたのに、気付けば「絶好調」か。
一寸先は闇。稼げるうちに稼がないと！

ウチの14歳に聞いたところ、BLは老舗ウェブマンガサイト？（NTTソルマーレのコミックシーモアとか、エイシスのDLsite）で、ONE PIECE、鬼滅の刃、約束のネバーランドなど王道はジャンプラで読んでるそうです（ジャンプラでは...

『機能する「編集部」を作れなかったからだ。』

たしかにー。ジャンプラとかトレンドに入る作品だしてるもんね。。出版社系アプリが強くなってきたってこと？
SNS発表より投稿もアリってわけかぁ…

[はてブ]

なかなか面白かった記事。
昨今のマンガ業界に起きてる変化の一部が割りと分かりやすく書いてあった。

書店のマンガ担当としては、Webから書店へ、書店からWebへと、いい感じにお客さんが循環するようになればいいなと思ってるよ。

やっぱり理解者や第三者として意見してくれる仲間って大事
客観視ができるって言っても他者にはなれないので意見を言われてハッと気づく時があるので編集部が強いジャンプはやっぱり強いよね
最近ちょっと不調な気もするけど面白い

面白い。まだゲームチェンジがありうる。

“札束の殴り合いになっている。マンガ編集部にとっては、これに乗る以外で作品を届けるチャネルはないのか？ コスパよく読者を獲得する手段はないのか？”

編集部作りが難しいのはほんとそう。編集ノウハウをチーム全体に共有するだけでは「編集部」にはならないんですよね。編集者としての価値規範にまで踏み込んで形成する必要があるんだけどそれが難易度高い。

“編集部づくりのノウハウを持つ編集者は、レアすぎるのである。”

保存用

やるっきゃナイト

ふーん、なるほど。

自分は、業界的にはかなり初期から漫画の電子化をやってきた編集だが（ガラケーでコマの紙芝居形式が始まった頃からやってます。当時は編集部でもほぼ理解されず独りでコツコツ作業してました）、ぶっちゃけ、今の状況は４～５年前には想定できていた。

＞編集部づくりのノウハウを持つ編集者は、レアすぎるのである。
＞だからIT企業の新興マンガ編集部がどこかの出版社から引き抜いてきて編集長を据えたとしてもうまくいくとは限らない

＞

»編集部づくりのノウハウを持つ編集者は、レアすぎる

面白かった。さすが飯田さんという記事。

面白かった。Web流入やSEOの現状まで捉えられていてかなりリアリティのある記事だ。

「編集者不足」のところが心に染みた。自分も今いる編集部を立ち上げる時、立ち上げ作品で重版出した事あるフリーの人が2人くらい来てくれたらいいな、という甘い気持ちで求人したら(続く)

絶好調の「マンガ業界」が“さらなる飛躍”を遂げるための「2つの課題」

めっちゃいい分析。

「マンガ制作の難易度はターゲットを絞り、表現をテンプレ化するほど下がるため、特定ニッチジャンルを新興勢力が手堅く押さえることは十分起きうるし、TLなどではすでに起こっている。ただし広い読者に訴えかけようとするほど難度は上がる」

絶好調「マンガ業界」2つの課題

TLに浮かび上がる「そんな編集者がいるのか」という出来事は、新興のWEB系編集部における編集ノウハウの欠如から生み出されたのではと思うことがある。かなり特殊な技術なので。

「編集者が足りない」という認識はあったけれど、足りないのは「編集部」だった、という分析。なるほどなぁ…。。。勉強になりました。

「編集部」不足

ウェブ広告

電子書店／マンガアプリ上では、広告宣伝費を積まないとトップページや、レコメンド欄になかなか置いてくれない。

→

編集部を作るって、老舗の名店を1年目から作るみたいな、難しいところありますよね。☆3の新興名店の作り方は、マンガ作りの現場では今の所みつかってません。

敏腕編集者が独立をしても出版社時代以上の作品が出せないのは才能を集める機能が出版社(ジャンプなどのブランド)にはあるが編集者自体にはないため。

出版社が築き上げてきた「編集部」という独自資産は、そう簡単には真似できませんよね。
それにしてもマンガ業界って絶好調だったの知らなかった。

ちょうど今日「待てば無料」についてツイートしたけど、複雑化してるマンガ各編集部の取り組みは、漫画の多様性を守るためにもっと知られてほしい

コミチの取り組みの言及も頂きました！！
マンガ業界がさらなる飛躍を遂げるために、”ウェブ”の標準装備があると考えています。

“ウェブマンガの充実は、競争環境を一変させる手段ではなく、マンガ編集部／出版社にとっては用意しないと差が付く、新しい「標準装備」” →

飯田一史「マンガ業界は我が世の春と言っていい状況だが、さらなる成長のためのボトルネックとなっている2つの課題について書いてみたい。」

ふむふむ。→

ここに来てコミックレーベルの創刊が激増してます。書店に貼ってあるコミックの発売予定表を見てもらうと一目瞭然。というか、老眼が始まった世代にはそれが一目で読めないことがわかるくらいの点数になっとります。

マンガ業界がそんなに伸びてるとは知らなかった。