幕末の新吉原遊郭で集団放火した遊女たちの日記、後編です。リーダー格遊女・豊平の日記に焦点を当て、事件のきっかけとなったある出来事と豊平の心の動きをひもときます。１６人はどんな運命をたどったのでしょうか。

つたない文字で、話し言葉で書かれた日記 そのときは書いている本人のせめてもの日々の辛さのはけ口だったのかな その日記のおかげでこうして今のわたしたちに伝わってることがたくさんあると教えてあげたいよ

遊女屋が多額の上納金を幕府や明治政府に納めていた。明治政府になった1868年の東京府の記録、前年の市中からの収入約10万両の内、新吉原の上納金が約8000両と約1割。

遊女は完全に商品。社会構造の中で女性の性を搾取し、売買することが当たり前のこととして浸透。

遊女屋の多くは店の運営のため、融資を受ける場合は担保を求められるが、残された証文類によると、遊女屋は自分が抱えている遊女を借金の担保とし、保証人も遊郭の同業者。もし返済ができなかった場合、保証人が担保の遊女を手に入れて、自分の店で使うため。

・吉原の遊女16人はなぜ放火したのか 日記を読み跡地で感じた不条理


・

これが後編。

「
「かつてここで遊女たちが結束し、過酷な運命にあらがおうとした事実を胸に刻んでおきたい」

幕末の新吉原遊郭で集団放火した遊女たちの日記、後編です。リーダー格遊女・豊平の日記に焦点を当て、事件のきっかけとなったある出来事と豊平の心の動きをひもときます。その後、１６人はどんな運命をたどったのでしょうか。

ぜひ後編もお読みになって下さい…

これは、きちんと読みたい記事だ。

遊女が残した日記の意味についての考察が面白い。
「文章にすることで少し気持ちが楽になったり、それを後で読み返すと自分を客観視できたりしますよね。もしかしたら、現代人がSNSで思いをつぶやく行為と似ているのかもしれません」

日頃吐き出せない
気持ちを吐き出す為に
遊女は日記をつけたそうな

風俗の女の子達が裏垢でTwitterするのとよく似てるね

稼げてて辞める気はなくても
たまに思わない？
店、潰れたらいいのに！って😅
矛盾してるんだけどね😅

『佐吉は極刑になってもよいのに』本当それ。

幕末の新吉原遊郭で集団放火した遊女たちの日記、後編です。リーダー格遊女・豊平の日記に焦点を当て、事件のきっかけとなったある出来事と豊平の心の動きをひもときます。その後、１６人はどんな運命をたどったのでしょうか。

昨日の後編😭壮絶な遊女の日記
佐吉とか豊平とか玉芝とか。まさに落語に出て来そうだ。事実は小説より奇なり😵‍💫怪談ものの後ろにリアルな談あり。

無料部分だけでも読む価値充分ありです

幕末の新吉原遊郭で集団放火した遊女たちの日記、後編です。リーダー格遊女・豊平の日記に焦点を当て、事件のきっかけとなったある出来事と豊平の心の動きをひもときます。１６人はどんな運命をたどったのでしょうか。

「解放令以降も、娼妓たちの多くは(略)実質的に身売りを強要されていました(略)自らの意思で性を売っている、という新たな『建前』によって、『淫売な女』とさげすむまなざしが生まれたのです。娼婦に対する差別的なまなざしは、今も続いていると思います」

今よりまともに見えてしまうのだが…
「遊女を追い詰めた佐吉は、せっかん以外の罪も加えて同じ島流しにし、バランスを取ったのかもしれません。当時、世間では『佐吉は極刑になってもよいのに』と評されました」

まぁこれが現代では無敵おじさんになるんですけどね

後編。店主にはめられた遊女の心情など、下手なドラマよりドラマチックで、読んでいて苦しい。

＞1872年に明治政府が出した「芸娼妓解放令」
「売春させているのではなく、場所を貸しているだけ」という言い訳は、ここからつづいていたのか。

現代社会でも、やはり弱い立場にある女性たちが貧困や暴力に苦しんでいるように見えます。非正規の仕事をしている割合は女性の方が高いですし、仕事も切られやすい。

解放令以降も、娼妓たちの多くは、前借金と呼び名を変えた負債によって、実質的に身売りを強要されていました。さらに娼妓たちが自らの意思で性を売っている、という新たな『建前』によって

性売買政策に関して大転換が起こる。1872年に明治政府が出した「芸娼妓解放令」だ。これは、人身売買を禁じ、娼妓、芸妓などの解放を命じる法令だ。

遊女に死罪が科せられなかったのは、放火にまで追い込まれる遊女の境遇について世間でも同情的にとらえる風潮があったからだと思います。

南町奉行・遠山左衛門尉景元（さえもんのじょうかげもと）は裁きを下す。放火に直接関わった玉芝ら4人は島流し。豊平ら12人は、禁錮ののち、佐吉に売られる前の所有者らに引き渡された。

遊女は完全にモノ、商品として扱われていました。社会構造の中で女性の性を搾取し、売買することが当たり前のこととして浸透していたのです

遊女屋の多くは店の運営のため、有力寺社や皇族などが出資する「寺社名目金（じしゃみょうもくきん）貸付」という融資を受けていた。
遊女屋は自分が抱えている遊女を借金の担保とし

貧しさなどから読み書きを学ぶ機会が少なかった遊女たちが日々のことを書き残したのは、それ以外の方法で自分たちが置かれた現実や感情を表現するすべを持たなかったからではないかと考えています

何の落ち度もないのに謀略によって不合理な仕打ちを受けることは、承服しがたい辱めだったでしょう。深く傷つくと同時に、自分の体が商品で、それにあらがうことはできないのだと改めて認識したのでは

後編。
罪を着せられ本格的な拷問を受けるとか。
やっぱ遊郭は地獄やん

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幕末の新吉原遊郭で集団放火した遊女たちの日記、後編です。リーダー格遊女・豊平の日記に焦点を当て、事件のきっかけとなったある出来事と豊平の心の動きをひもときます。その後、１６人はどんな運命をたどったのでしょうか。

新吉原遊郭で幕末、遊女16人が共謀して自らが働く店に火を付け直後に「自首」した事件。遊女たちが置かれた過酷な環境など放火にまで追い込まれた事情に迫りました。

幕末の新吉原遊郭で集団放火した遊女たちの日記、後編です。リーダー格遊女・豊平の日記に焦点を当て、事件のきっかけとなったある出来事と豊平の心の動きをひもときます。１６人はどんな運命をたどったのでしょうか。

いわゆる「遊郭」が、人身売買、売春、暴力、差別の場であったことは否定のしようがないが、記者による1849年を幕末とする時系列の認識やその当時の奉行所の裁きを「裁判」とするバイアスに違和感がある。

なぜか、キメツを思い出しながら読んだ。

チビ栄一が、とっさまと一緒に
やんばいす～って、元気に行商していた時と、ほぼ同時期💦

ううん。朝日新聞としてギリギリ突っ込んだ記事かな、セックスワーク派に反発されないための
買春者への視点はスルー？
あえて避けた？

NHK「歴史探偵」で取り上げられた遊女放火事件。この記事で詳しく読めます

まさかの今日付けの記事

そういえば毎日新聞会員になってた！と思い出し読んだ。遊女が書いた直筆の日記…すごく気になる…
よくランチに行ってたあたりが元吉原なんだよね。一度ちゃんと歴史を学んでみたい。

引用：新吉原遊郭では暴力による支配を容認するルールが存在するほど遊女は厳しく管理されていたが、横山さん(横山百合子・国立歴史民俗博物館名誉教授)らの最近の研究からは、新吉原遊郭が経済的にも社会に深く組み込まれていたことが明らかになっている。(続

新吉原遊郭で遊女16人の放火事件のきっかけになったのは、リーダー格遊女・豊平に起きたある出来事でした。連載後編です。

この吉原の遊女放火事件は毎日新聞の記事でも特集されていて、近頃よく見かける感じがある。

幕末の新吉原遊郭で集団放火した遊女たちの日記、後編です。リーダー格遊女・豊平の日記に焦点を当て、事件のきっかけとなったある出来事と豊平の心の動きをひもときます。１６人はどんな運命をたどったのでしょうか。

snsというには、ちょっと重いかな

幕末の新吉原遊郭で集団放火した遊女たちの日記、後編です。リーダー格遊女・豊平の日記に焦点を当て、事件のきっかけとなったある出来事と豊平の心の動きをひもときます。その後、１６人はどんな運命をたどったのでしょうか。

「人間」が人間を貪り食う話、後編。

幕末の新吉原遊郭で集団放火した遊女たちの日記、後編です。リーダー格遊女・豊平の日記に焦点を当て、事件のきっかけとなったある出来事と豊平の心の動きをひもときます。１６人はどんな運命をたどったのでしょうか。

「放火事件から23年後…1872年に明治政府が出した「芸娼妓解放令」…人身売買を禁じ、娼妓、芸妓などの解放を命じる法令」「女性らの人権擁護を求めるイギリスのフェミニズムの高まりも間接的に影響したという」＞

経済に組み込まれ、暴力で抑圧された女の性だ。遊女の日記もっと読みたいな。
明治以降いまに至るまで、遊郭は美化され糊塗されたフィクションの舞台になってしまって、彼女たちはどう思っているんだろ。

⇒ 「新吉原遊郭で幕末の1849年、遊女16人が共謀して自らが働く店に火を付け、直後に「自首」した事件。」

いわゆる「遊郭」が、人身売買、売春、暴力、差別の場であったことは否定のしようがないが、記者による1849年を幕末とする時系列の認識やその当時の奉行所の裁きを「裁判」とするバイアスに違和感がある。

幕末の新吉原遊郭で集団放火した遊女たちの日記、後編です。リーダー格遊女・豊平の日記に焦点を当て、事件のきっかけとなったある出来事と豊平の心の動きをひもときます。その後、１６人はどんな運命をたどったのでしょうか。

【有料記事】後編です。

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📍 厳選
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『…前編で述べた通り、新吉原遊郭では暴力による支配を容認するルールが存在するほど遊女は厳しく管理されていた…』

確かに日記が残ってんのすごいよね。疑いもしなかったがすごい。

新吉原遊郭で放火した遊女の日記、後編です。リーダー格遊女・豊平が放火を決意するまでの心の動きに着目し、日記を読み解きました。彼女が感じた悔しさや絶望を想像すると、胸が締め付けられます。遊女たちが日記を書いた理由も考えました。

横山さん
「遊女は完全にモノ、商品として扱われていました。社会構造の中で女性の性を搾取し、売買することが当たり前のこととして浸透していたのです」

【

≪「自分たちが置かれた現実や感情を表現するすべを持たなかったからではないかと考えています。命の危険を感じるような暴力や金銭的な負担など、常に緊張を強いられる環境の中で、日記は思いを吐き出し、精神の安定を保つための切実な行為だったのではないでしょうか」≫

吉原の遊女たちのストーリー、後編です。放火した遊女たちを裁いたのは後に「遠山の金さん」として現代人にも知られる奉行でした。

幕末、遊女16人が働く店に火を付け、直後に「自首」した事件。連載後編は、リーダー格の女性が受けた凄惨な暴力とその後の人生から、「娼婦」を巡る歴史を紐解きます。

新吉原遊郭では暴力による支配を容認するルールが存在するほど遊女は厳しく管理。新吉原遊郭が経済的にも社会に深く組み込まれていたことが明らかに。「遊女は完全にモノ、商品として扱われ社会構造の中で女性の性を搾取し、売買することが当たり前のこととして浸透していた」

幕末の新吉原遊郭で集団放火した遊女たちの日記、後編です。リーダー格遊女・豊平の日記に焦点を当て、事件のきっかけとなったある出来事と豊平の心の動きをひもときます。１６人はどんな運命をたどったのでしょうか。