この「第一学習社の乱」とでも呼ぶべき反乱について今日学校宛てに文科省からの通達が来たのを読んだのだけど、そこに書かれてた採択された理由がもうめっちゃ面白くてですね（続く）

「文学作品を多数載せたある教科書会社の教科書が合格。ライバルである他社から「言っていたことと違う」との批判」「そもそも文科省が進める国語改革が現場であまり歓迎されていなかった実態」→

国語教科書の検定の問題で、毎日新聞のこちらの記事は、論点がしっかり整理されていて、何が起こっているのかがわかりやすいですね。

読んでる。 ＞

文科省が介入すると、ろくなことはないという実態。

無料部分しか読んでないけど、そもそも国語の教科書に小説が必要ないっておかしいだろ。／

高校国語が「論理国語」と「文学国語」に分かれるニュースあったけど、そっか、つまり教科書から小説が消える(減る)のか。すると模試や受験にも出なくなるのかな？？
入試問題の出典作品で巡る古典～現代文学データベースを作りたい俺の野望はどこに行ってしまうん？

この記事を読んで、今そんなことになってるのかとビックリしました

［備忘］8月25日「文科省教科書課はこの場で次のような説明をした。
①「現代の国語」で小説を扱えないと事前に説明していたのは、「読む教材」には使ってはいけないという意味であり、「書く力」を付けるための活用までは禁じていなかった。〔以下略〕」

高校２年の時、『舞姫』の授業が面白かった。先生が一人一人に「お前が豊太郎だったらどうする？」って聞いて、みんな考えてた。親友に好きな人がいた時には、“なんか今、『こころ』のKの気持ちがわかる”ってメールが来て笑った。そういうの、今でも結構覚えてるんだけどな。

文科省にはバカしかいない。 ＝＞

他社「大学入学共通テストが今のままなら現代文と古典の検定外教科書作っちゃえばいい！」
て言うことになりそうで…（失礼ながら数研出版とか三省堂とか筑摩書房とかが手掛けそう）

文科省は、ノーベル物理学者の湯川博士の言葉を重んじて、伝統文学や全人教育に偏重し過ぎなんだよ。日本語の改良に手を付けないから、逆に○○検定みたいに難しくすることだけが有り難がられる。

騒動の背景には、そもそも文科省が進める国語改革が現場であまり歓迎されていなかった実態があります。高校の国語を巡り、いま何が起きているのでしょうか。

文科省のキャリア官僚は教員免許の取得と教育実習最低一年間、必修にせよ。

学部卒の官僚が教育政策や改革を主導するのは無理がある。
特に文部科学省を名乗るのであれば、最低でも修士、幹部は博士であるべきだろう。

もともと今回の教育改革は理想に囚われすぎて現場の実態を把握し切れていなかったところから先が見えているもの。 さん、どうされます？

個人的にはこの再編自体が変だが決めたのに通しちゃうのはもっと変

文科省とかいう無能省庁は何度失敗を繰り返せば気が済むのか
国家の行く末を左右する教育を司っているという自覚はあるのか
どれだけ現場を愚弄するのか
現場に信用されていない教育行政に存在価値はあるか

「文科省教科書課はこの場で次のような説明をした。
①「現代の国語」で小説を扱えないと事前に説明していたのは、「読む教材」には使ってはいけないという意味であり、「書く力」を付けるための活用までは禁じていなかった…」

のっけから壮絶なバカ発言。ここは地獄か！

紅野氏は/共通テスト/英語民間試験や記述式問題の導入が頓挫/共通点/「現場の実態にそぐわない改革をやろうとした結果、無理が生じたのではないか。国の教育政策の議論のあり方が根本から問われている」

第一学習社はなぜ小説を載せた教科書を検定に出した/「現場の先生方から/要望が多く聞かれた/不合格を覚悟でチャレンジ/仮に検定をパスできな/ほぼ同じ内容で小説だけを外し/同時に申請

「現代の国語」の教科書検定をパスしたのは、他に7社あったが、いずれも小説をまったく扱わないか、載せていても補足教材の位置づけだった。そうした中で第一学習社の教科書は突出していた。

それを差別化戦略と言う。他社と違う商品は売れる。

ものすごい迷走ぶりでびっくり。文科省がこんなデタラメやっていいんですかね。教育現場の実情を無視した「改革」に振り回される教科書会社が気の毒過ぎる。っていうか「羅生門」を「読む教材」として使わないでくださいってどういうこと？？？

「小説」からもらった「実用文」も沢山あると思うんだけどなー

野矢茂樹は、改革の方針に賛成だったって知らなかった。
確かに「実用の国語」が『論理トレーニング101題 』みたいな内容なら、納得できる(指導の難しさ問題は残るけど)。
でも(記事にもあったけど)駐車場の契約書じゃなー、と誰でも思うよね。

新井紀子先生はこの件に一言あってしかるべき＞

凄まじい勢いでアホになっていくなこの国

作業する人たちは変わらないだろうから、このところの迷走はトップの舵取りもしくは航路認識の不適切さだろうか。

ほーえー。ようするに現代文学が（光栄にも）嫌われてるのでは？

＞論理的・実用的な文章を扱う新設科目「現代の国語」で、芥川龍之介の「羅生門」や夏目漱石の「夢十夜」など5編の小説・文学作品を載せた第一学習社（広島市西区）の教科書が合格した。

「小説入る余地ない」はずが…


来年度の高校1年生から新設される科目「現代の国語」の教科書の検定結果を巡り、文科省が揺れています。

やれやれ。いつになったら日本の子供達は論理的・実用的な文章の教育を受けられるのか。前途多難だな。現場に人材がいないことを露呈した感もある記事。／

東京都では１／４の高校が
第一学習社の「現代の国語」」を採択したのですね。

私の学校でも
第一学習社を押す意見はありましたが
多くが反対し他の教科書にしました。

要は先生の都合ではなく
生徒にとってどれが良いかだと思いますよ。

「18年2月、文部科学省は22年度の高校1年生から実施する新しい学習指導要領案を公表。目玉の一つが国語改革。
新要領は、これを「現代の国語」2単位と「言語文化」2単位の二つの必修科目に分ける。」

『夢十夜』や『銀の匙』を授業で何週間もかけて読んでなかったらと思うとゾッとする。

「論理的・実用的な文章を扱う新設科目『現代の国語』」
これに小説は含まれないってなるとどんな教科になるのか想像もつかない

なんだかひどい後出しジャンケンだなと思わなくないが、「現代の国語」「言語文化」とか言わないで、「評論」と「物語」でいいんじゃないかな。「物語」ではなく「古典」でもいいかな。ただ、小説の一部だけをぶつ切りにして読ませることに意味があるのかなとは思う。

始めから文科省がバカ過ぎた。
文学教育を解体して何するかって言ったら何もないんだから。
歴史や文化に対する深い理解なしに洗脳されやすく権力に盲従する生産性の高い人材を大量輩出したい自民党界隈に忖度してたらホント国が滅ぶ。

高校「現代の国語」教科書巡り混乱

文科省は正直むだ。

「小説が入る余地ない」はずが… 教科書巡る混乱と憤り


来年度の高1から新設される「現代の国語」の教科書検定。文科省は「小説の入る余地はない」と説明してきたにもかかわらず、近現代の文学作品を多数載せた教科書が合格。現場の混乱と憤りの背景とは？

これ。／

この問題を通じて高校生たちは大人たちから「国語力」の重要性を学ぶだろう。もちろん、反面教師として。

文科省は「小説の入る余地はない」と説明してきたにもかかわらず、近現代の文学作品を多数載せたある教科書会社の教科書が合格。ライバルである他社から「言っていたことと違う」との批判が高まっている

「小説はダメ」（9月）

下線や赤字で強調していた編集者もいた。

出席した編集者の一人は、小説だけではなく、文豪が書いた手紙すら載せてはいけないという説明を受けたことを記憶している。

この記事を読んで、分野も時代も違うが「空白の一日」というワードが、頭の中に浮かんだ。

大久保記者の記事です。オススメです。

国語から小説を排除。〈文科省の答えは明確だった。出席者が書き留めたメモや記録には次のような記述がある。／「ノンフィクションの科目と位置づけている。フィクションは他の科目で学んでほしい」（6月）／「フィクションの入る余地はない」（9月）／「小説はダメ」（9月）〉

→検定を通した理屈もむちゃくちゃだったんだな。これはシンプルに文科省の判断がおかしい。

営業のこういう説明の仕方についてもダメだと思いますよ。

この記事よく読むと、文科省は高校では実質的に文学作品は教えさせない方向という。自主的に読む人はいいけど、私みたいな人造人間は救われるきっかけがなくなる。というか人間いらないんだろうな。

毎日：

今回の「検定ミス」は、そのまま言葉の「実用」をめぐる問題をあらわにしているような気がする。

論理的な文章を読む・書く能力は大事。でもそれ以上に「論理には穴がある」ということを知ることも大事。というか、その「穴」を知って初めて論理が可能になるんですけどね。

「国が進める国語改革を批判してきた日本大の紅野謙介教授は…「文科省による明らかな検定ミス」と指摘する。さらに「そもそも新学習指導要領の国語の科目再編こそが間違っていた」と主張する」＞

良記事。文科省の初志不貫徹が最大の原因。文学軽視の意見に半端に寄り添うのはかえって現場に失礼。執筆者ツイート 。

文科省馬鹿の集まりかwwwwwww

高校の国語の授業に関する話題。

商売とはいえ、政府の恣意的決定に右顧左眄した挙げ句にこの仕打ち、そりゃ文句の一つも言いたくなるわ

とはいえ、不合格のリスク冒して小説載せた教科書会社は立派、国語教科の本来の目的に鑑みれば、規範となる日本語教育は不可欠（架空の話か実用文書かは重要ではない）

国語だけじゃない。教育は安倍・菅政権でぐちゃぐちゃになってるしね…それが10年近く続いたわけで、ひょっとするとほぼ１世代まるごと大きな失敗のツケを払わされることになるかもね。

ぐちゃぐちゃ言ってるけど要はカリキュラム変えずに済む方が強いという話

まったくわけのわからない「国語改革」が進行中のようで…。→〈文科省は「小説の入る余地はない」と説明してきたにもかかわらず、近現代の文学作品を多数載せたある教科書会社の教科書が合格。ライバルである他社から「言っていたことと違う」との批判が高まっている〉

いつものアレ >文科省教科書課はこの場で次のような説明をした >小説を扱えないと事前に説明していたのは、「読む教材」には使ってはいけないという意味であり、「書く力」を付けるための活用までは禁じていなかった

小説載せた会社の教科書が合格。文科省曰く
>> 小説を扱えないと事前に説明していたのは、「読む教材」には使ってはいけないという意味であり、「書く力」を付けるための活用までは禁じていなかった。
>> 現場の実態にそぐわない改革
>>国の教育政策の議論のあり方

これはーーーーーーー

教科書会社の要望は少々斜めだ。そもそもの学習指導要領とその文科の説明自体の撤回もしくは修正が正面だ。：

学習指導要領はミニマムだということになっただろう。本当に教えたいことがあるのなら自分たちが考えて取り上げれば良いだけ。「教育改革」に阿ろうとか、「教育改革批判」に掉さそうとするからそうなる。

／
📍 厳選
＼

採択されるための定番教材（羅生門）
新井紀子さんが言ってた

2021.9.24
現代の国語の教科書検定パスは他に7社
いずれも小説をまったく扱わないか載せていても補足教材の位置づけ
そうした中で第一学習社の教科書は突出
220校のうち約4分の1の53校がこの教科書を選んでいた

現場のニーズと、蛙のなかの数学者の妄想がかけ離れていたことの結果ではないのか

新井紀子先生の「論」が結局は机上の空論だったということではないかしら。知らんけど。

日大・紅野教授「新学習指導要領の国語の科目再編こそが間違っていた」「現場の実態にそぐわない改革をやろうとした結果、無理が生じたのではないか。国の教育政策の議論のあり方が根本から問われている」

担当者金星だなあ。／

国語教育関係者の間で騒動になっている高校の新設科目「 も含め、高校の国語改革を巡る混乱を俯瞰できる内容になっていると思います。約5000字の長文記事ですが、最後までお付き合い下さい。

「現代の国語」は、本物の法律とかを扱ったら良いのにな、と個人的には思う。

教える方は大変かもしれないけど、法律を抵抗感なく読む技術は、将来絶対に役に立つと思う。

教科書に載っている小説は書くための教材で読むためのものではない、と。読まずにどうやって書くのか？意味が分からない。 —

"220校のうち約4分の1の53校がこの教科書を選んでいた。羅生門などの定番小説が入った教科書が、学校現場のニーズと合致していたことを示した結果だといえる"

この話文科委員会で聞きたいなー

ただでさえ、子供の読む能力が落ちているのに。

「ヒートアップ」は
過熱でいいだろうに！
カタカナの乱用はやめよう