「子どもの才能を開花させるにはこうした強制が必要なタイミングがあります。その点で、最近の教育は放任や自主性の重視に偏り過ぎているように感じます」子をよく見ること。一番難しい。
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面白い。
「指導によってすごい選手を生み出すことは難しいが、だめにしてしまうのはたやすいと思う。」

「『育てた』かどうかは育てられた側の選手が決めることです」でも、才能を潰さない指導者はほんとに偉いよ：

私は国士舘大学で大学野球を…

一流の指導者は天狗にならない

文化部の記者が聞いたスポーツ指導論。めちゃくちゃ面白い。「近年、東北や北海道の高校が強くなっているのは指導法が変わったからです。裏を返せば、それまでは多くの才能が指導によってつぶされてきた、といえる」。／大谷翔平の指導者が捨てた「常識」

『私は国士舘大学で大学野球を…』までしか読めんかったけど、佐々木監督に注目だわ〜⚾️

近年、東北や北海道の高校が強くなっているのは指導法が変わったからです。裏を返せば、それまでは多くの才能が指導によってつぶされてきた、といえる。指導とは本当に恐ろしい。

すんばらしい指導者。

子どもの才能を開花させるには強制が必要なタイミングも。自主制の重視に偏り過ぎな最近の教育etc…

《野球界に新しいソフトをインストールした存在》なるほど の指導者が捨てた「常識」 才能をだめにしないロジックは

佐々木監督のお言葉。謙虚で感動。

素敵な内容。読みやすい。

常識にとらわれず、一人ひとりの可能性をつぶさずに。競争社会の中で生きる子たちにどんな環境を提供していくか。

ここが肝‼️

感じるのは『こうしたもんだ』という常識を私も含めて指導する側が暗黙のうちに持ちすぎていること・・日本の指導者はもしかすると画一的な『システム』に子どもたちをあてはめすぎているように感じます。むしろこれから必要なのはカスタムではないでしょうか。

「私はビジネスの発想を参考にしています。まずは適性を見極め本人に合わせたポジションや役割にあわせて才能を伸ばしていく。日本は野球に限らずだと思いますがその才能の見極めがあまりに早すぎると思います。米国の場合様々な競技を経験させて適性を探った後に選びます」

「私が指導で最も重視しているのは、考え方のインストールです。部員たちには目的と目標の違いを伝え、目標達成のための数値を明確にし、こと細かく設定させます。大谷や菊池はこのときにすでに目標としてメジャー入りをあげていました。高校を卒業しても、人生は続きます」

「身体能力は重要です。子どもに親の骨格は遺伝するので、親も観察します。さらに重視するのは、親が子どもにどんな言葉をかけているか、他の親とどんなふうに接しているか。親の育て方や考え方で子どものマインドは変わり、伸びしろに差が出ると感じています」

花巻東・佐々木監督のインタビュー。

野球のルールも危うい担当なりたての頃、取材でグラウンド横の部室へお邪魔しました。いま思うと、非常に基礎的なことまで説明してもらったと思います。教育者として選手と向き合い続ける佐々木先生の人柄がにじむ内容です。

菊池雄星投手が高1の夏、甲子園で0対1で負けたときは似たタイプの左打者ぞろいで、相手投手の術中にはまって打てなかったと。「違うタイプの選手がいれば状況は変えられた。今はよく使われてきれいごとのように思われがちですが、多様性は勝負の点でも欠かせない要素です」

能力や才能ってなんだろう？っていう素朴な疑問から始めたインタビューです。花巻東高校の佐々木洋監督にききました。

目から鱗ならぬ、耳から鼓膜的な話ばかりでした。ここまで考えるのかとおもわされることばかりでした。

大谷さんの最初の印象とかもきいてます。

【コメント2件】中小路徹編集委員(

「私は盆栽が趣味なのですが、指導者の仕事と似ています。盆栽は若木のときに枝に針金をつけて方向付けます。すると、ある程度かたちが整って価値を増して輝く。必要であれば針金を掛けたり、時には外したりする」

メモ：「――選手の才能をみるときのポイントはどこですか。
「身体能力は重要です。子どもに親の骨格は遺伝するので、親も観察します。さらに重視するのは、親が子どもにどんな言葉をかけているか、他の親とどんなふうに接しているか。（続く）

素晴らしい監督。こんな監督に指導を受ければ才能を伸ばせる。最初は大谷より菊池の方が遥かに評価が高かったとは。スポーツの世界はロジックや合理性が伴わない伝統的なおかしな事が多いというのは同意。

いまの日本の指導者は画一的な『システム』に子どもたちをあてはめすぎているように感じます。これから必要なのはカスタムではないでしょうか」

久しぶりに気になる （デジタル）の記事でした（有料版）

どこが気になるかは、たぶん、人それぞれ。

《

マジか。走りこんじゃったよ。
【本当にひたすら走り込めばマラソン選手のように下半身が細くなってしまう。....実際、うちの学校では投手はあまり走らせていません】

中小路徹編集委員( 【視点】大谷翔平や菊池雄星といった異才が育った過程を振り返り、どんなことをしてみたのか、具体的に語っています。スポーツに限ら...

曽我豪編集委員がこの記事にコメントしました。

【視点】目からウロコ、とはまさにこれ。

読んでいて涙がこぼれた。凄いインタビュー。しかもこの時期に出る、と！

「日本の指導者は画一的な『システム』に子どもたちをあてはめすぎているように感じます。必要なのはカスタムではないでしょうか」

講師職に就いてから、指導者、指導法に関心を持つようになりました。河合塾でMBA合格を果たすためには。
参考になった記事です。

体が小さく、四球を狙い続けて批判されたことがあった選手が、卑屈になっているように見えた。そのとき、「投手は投げにくいんだから。おれは出塁率をみている」。才能を伸ばすには、こんな考え方があるのか、と。 の高校の恩師が語りました。

「指導者で才能が開花するというのはうそだと思います。大谷や菊池を私が育てたとは恐ろしくて言えません。(…)そもそも『育てた』かどうかは育てられた側の選手が決めることです」

異才が育った過程に具体的に触れています。ただ、まねすれば同じようにできるわけではない、と伝わってくる。

わかりやすい方法論を口にしないところに、その指導観の本質を感じます。

「指導によってすごい選手を生み出すことは難しいが、だめにしてしまうのはたやすいと思う」

「近年、東北や北海道の高校が強くなっているのは指導法が変わったからです。裏を返せば、それまでは多くの才能が指導によってつぶされてきた、といえる。指導とは本当に恐ろしい」

「指導によってすごい選手を生み出すことは難しいが、だめにしてしまうのはたやすい」「指導とは想像以上に『こうしたもんだ』という常識に支配されており、その常識はロジックや合理性を伴わないことが多い」。１行１行に「人を育てる」ことのヒントがちりばめられています

選手や 選手を指導した花巻東高の佐々木洋監督へのロングインタビューです。「異才」の育て方がテーマです。示唆にとんだ発言はスポーツ界だけでなく、 日本社会にもあてはまると思います。

きょうイチの記事。

「日本の指導者はもしかすると画一的な『システム』に子どもたちをあてはめすぎているように感じます。むしろこれから必要なのはカスタムではないでしょうか」

柔軟に指導法や練習方法を進化させていくありように感服を受けました。

メモすることばかり。
現場の子どもたちの教育論としてものすごく勉強になりました。

翻っておとながどう生きていけばよいかの道しるべにも。
さすが、という感じです。

「指導者で才能が開花するというのはうそだと思う」

「指導とは本当に恐ろしい。想像以上に『こうしたもんだ』という常識に支配されており、かつその常識はロジックや合理性を伴わないことが多い」

ついにこのインタビューが！！ すべての野球関係者、指導者などなど、人を教え、導く方々に読んでいただきたい。

「大谷も菊池も入学時から20キロ以上体重を増やしました。寮生活で白米をたくさん食べさせ、体をサイズアップさせました。特殊なボールを使った室内練習で冬も野球ができるようにした。近年、東北や北海道の高校が強くなっているのは指導法が変わったからです」 さん

指導者が捨てた「常識」 才能を

「指導者で才能が開花するというのはうそだと思います。大谷や菊池を私が育てたとは恐ろしくて言えません。私は自分なりの経験と勉強で選手の才能を開花できるように、と考えていますが、育て方に正解はないと思っています」花巻東高校野球部監督 さん

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"いまの日本の指導者はもしかすると画一的な『システム』に子どもたちをあてはめすぎているように感じます。むしろこれから必要なのはカスタム"
→大谷、菊池を育てたすごい名監督、と思ったら同世代：）

２００１年のイチロー選手以来、日本人として２０年ぶりのＭＶＰが注目されているメジャーリーガー、 選手の指導者、花巻東高校野球部の佐々木洋監督のロングインタビューです。テーマは「異才は育てられるか？」。是非お読みください

子育て・教育もカスタマイズ。