知らないのかな・・・教育岩盤じゃなくて教育崩壊です

>大手機械メーカーのクボタは技術系新入社員を対象に、機械設計の基礎である材料力学、疲労強度、材料・熱処理の3分野で「学び直し教育」を実施している。

きちんと学んでる人材が欲しければ、採用で試験を課せばと思うが。

〈自分の学校に小学校の学習内容が十分定着していない生徒が「ほとんどいない」と言い切る中学校長はわずか2・3%で、12・5%が「3、4割以上いる」と答えたという調査もある〉

今頃こんなこと言っているのか。

大学教育の質保証なんて10年前の話。
一方、企業は内部での教育ができなくなっている。

改めて学位の意味が問われています

若手技術者の学力が低下し、基礎用語や計算問題の正答率が2割程度であった、という記事。
入試難度よりも在学中の教育品質で教育機関を評価すべきなのかも。大卒より専門卒、高専卒の方が優秀なことも多いし。

現場はこんなものでしょう。「ヤング率など基礎的な言葉の理解や計算問題の正答率がわずか22%だったのだ。急きょ、同年秋から2年間、全員に1回90分の学び直し教育を計14回実施し…」

クボタはエントリーシートで落とされたなぁ。

こういうこと、のようです。
(記事を読んで、新人さんにご苦労されていらしたな、と。)

個人的には、これまで謳われていた「学び直し」の主な目的と異なる言葉の使われ方をされている記事だと思う。これまではあくまで成人になる過程での学習に不備がない前提での新たな学習だったが…

"日本の義務教育は3月末に学年が終わると、子どもの理解度に関係なく進級させる「履修主義」をとる。「留年はかわいそう」との配慮からだが.....…大学まで卒業に甘い文化を生んだ.....…学び直しの広がりは、そうした学校文化への異議申し立て"

数年前、某中堅メーカーで採用にも関わる重役の方から、機械系卒なのに材料力学で破壊しない見積もりができない人とか、電気系卒なのに強電を知らない人がいるのです、とのお話を聞いたことを思い出します。

技術は、日進月歩で、リカレント教育を怠っていては、企業は成り立ちません。／

半分以上有料の記事が冒頭だけ拡散されて恣意性マシマシであろうタイトルから世論が形成されていくの本当によくないと思う

日経は「教育岩盤 揺らぐ人材立国①」では、「学部卒は低学歴、博士をめざせ！」と主張しておいて、今回②では「修士ですら基礎学力がない」と述べており、それじゃ博士に行ってかけ算九九や漢字の書き取りやればいいのかみたいな話になっていて、著しくとっちらかっている。

ちゃんと成績を試験で評価して進級/卒業判定をして、入試すればいいんだけどねえ。ペーパーテストで測れない○○をなんていうなら、ペーパーテスト＋αで測らないと。

やれ政治、経営者が悪いというのもあるけど、人材の質は下がっていると思う。
なぜ若者が学ばなくなっているか？
仕事や働くことに対して夢を失っているからではないか？

相変わらず支離滅裂な日経の「教育改革推進」提灯記事。いまの教育が悪くなったのは教育改革が失敗したからなので、改革をやめて元に戻せばいいのに、「岩盤」とか表題のカッコよさを追及、なんでやねん

"日本の義務教育は3月末に学年が終わると、子どもの理解度に関係なく進級させる「履修主義」をとる"

データ構造とアルゴリズム設計とか、プログラミング設計とかちゃんと勉強しなおした方がいいんやろうなぁ…

結局、この記事を書いた記者「今の理系の大学で勉強した事がない・教育の中身を知らないのでは？」と思うのですよ。文系の記事ではあり得ない基礎部分の裏取が出来ていないから。

ここに出てくる伝統的な機械工学とか熱力学とかその辺りの分野は、昔の理工系、特に工学系の大学の学部では当たり前のように教えていたが、今の大学学部の授業だと教えない所も非常に多いと思います。

「行き過ぎた履修主義の浸透は小学校から大学まで卒業に甘い文化を生んだ。子どもに優しいようだが必要な能力が身につかないまま社会に放り出す。学校には都合が良い。学び直しの広がりはそうした学校文化への異議申し立て」

あれもこれも〇〇教育を盛り込みすぎて、一部の優秀層以外は、子供たちが咀嚼できなくなってきている証拠じゃないか。
ある一面では効果があると教育内容を増やしてきてるけど、同じ年代の子どもの能力は時代が変わっても劇的に上昇してないでしょ。

そら子供の数がガタ減りしてんだから。

能力分布が変わらない限り、最上位層を採れる大学/企業以外は[昔に比べて…]になるよね。

再教育/リカレント教育にも限界がある。根元部分を大きく変えないと。

AI読みではなくしっかりと読もうと説明した授業の終わりに出した課題をみんなその場でやり始めちゃって、課題の詳細を読んでいない生徒が続出 … すぐに結果を求める体質になっているのではないかと思う。

“別の人事担当者は「上の世代ならできて当然」と漏らす。”
そんなわけないでしょ。ニッケーはおじさんに優しいなあ。

どういう基準で採用しているのかな。
「入社10年以内の技術系社員360人にテストを受けさせると衝撃的な結果がでた。降伏点や引っ張り強さ、ヤング率など基礎的な言葉の理解や計算問題の正答率がわずか22%だったのだ」「技術系新入社員の9割は有名大大学院の修士課程修了者」

教師が教えるふりをし、学生が学んでいるふりをするだけで卒業できてしまう。それでは何も身につかない。

某メーカーで入社10年以内の技術系社員にテストを受けさせると正答率は20%台。このメーカーは、技術系新入社員の9割は有名大大学院修了、とのこと。教育と社会の乖離が顕著になりつつある。

いわゆるメンバーシップ型雇用で本人の知識や能力と無関係に配属先を決めるくせに「基礎学力がない」とは:

「降伏点や引っ張り強さ、ヤング率など基礎的な言葉の理解や計算問題の正答率がわずか22%だったのだ」 私は機械系でないが、どれも機械屋なら必要だね。ヤング率は基礎の基礎ですね。私は使わないけど。 ／

何でも大学で習って卒業してくるわけもなく，覚えている訳もない．それを「空洞化」というのは違う．最大公約数的なところを浅くやって「あとは実務に合わせて思い出して自習して」という世界．これが京大の先生方の指摘

技術系新入社員の能力低下もその通りだが、パワポや書類作成に忙殺されることで、必須とされる知識を研究開発、設計で使う（机上検討で思考する）機会、時間がないのではと感じる。

昔より勉強すべきことが増えてんだし、そもそも「技術系」って機械系だけじゃないんだけど。。。

入社10年以内に限らず全員がやったらおもしろそう

凄いなこれ、根が深そうな社会問題

高等教育の力が弱いんだろうなー、その頃から研究や実用などの指向性を持たせないと身につかない印象はある

その会社の研究開発の責任者もヤング率の定義やヤング率の測定実験、ヤング率の計算方法をちゃんと空で説明できるんでしょうかね？

産学の距離感. 切ないなあ.

情報系や電気電子系学科出身者だとわからないって人居てもおかしくないって思ったり思わなかったり。

どうも、ここで問われてるのは"大学で習う"機械系の知識っぽいね。

今年から高校のカリキュラムが変わり、やる気が有れば評価されるようになるので、ますます学力そのものの評価が軽くなります。

工業高校で出来て当たり前の旋盤やボール盤ですらやり方わかりませんってオッサンは一杯おるよ。

俺の在学中(20年前)でも大学生の中にはどうしょうもないレベルがいて普通に卒業して就職してたぞ？人事が記憶改変してるだけでは？

性格診断とかグループワークとかしょうもない選考をやめて、この技術テストを採用時にやれば、その知識を持っている真面目に勉強した人が集まるはずなんだがなぁ。

ちょっと新人を弁護すると、降伏点や引っ張り強さ、ヤング率というのは機械系の子しかわからないかも。
電気情報化学物理とかだと知らないか（私も会社入ってから知った）。計算はどうしようもないが…

「降伏点や引っ張り強さ、ヤング率など基礎的な言葉の理解や計算問題の正答率がわずか22%」「上の世代なら出来て当然」
学部の専門にもよるし、研究の内容にもよると思うけどな。忘れてるだけでは…。あと上の世代の話は実際にテスト受けさせてみてほしい…。

以前から感じていた
大人のビジネスの為に口実をつけて正当化し、時代が違うのだからとゴリ押しを続けてきた結果
学力面はガタ落ちで学力以外のアピール

昔と比べて
卒業証書の価値は落ちているのでは？

正答率など心当たりがありすぎて恥ずかしい。最近の塾のマンツーマン指導方法の影響なのか、マスで授業をすると自発的に勉強しない学生が多い。でも必修科目のマンツーマンは無理。反転授業で解決できるか？

“卒業証書の空洞化”＜新たなるパワーワードの出現！

気づいている人は何年も前から気づいてた。
かつての勤務先の人が、大学で授業すると学力の違いに驚いてたもの。

「低学歴国」ニッポン 革新先導へ博士生かせ


＜過剰な学歴批判や、学問より社会経験を重視する一種の「反知性主義」も大学院軽視の岩盤を強固にした＞

新聞各紙は過去の自社報道を読み直しては。

再教育の機会は全世代に必要なのではないですか。
…こういう書き方は、「なんでいちいち若手ディスるんだよ！」で盛り上がって終わる傾向が強いので、そろそろ見直した方が。

博士だってこの程度。しかも、だいぶ前から。 逆に今は知らない。もっとまともになっているかも。

昔は高校生が九九を勉強するなんてマンガの笑い話だったのが、いまや大学で九九を習うん時代
教育が国の礎なのに、この有り様では
景気も賃金も上がるわけがない

優秀で貧乏な学生はちゃんと国公立や私立の特待生で学費無償化している

大学で九九やアルファベットを学ぶようなおバカまで無償化するのは学生のためうより、少子化で市場縮小する大学教員の利権維持の意味合いの方が強い

排除するという意ではなく、適切な教育を受ける権利を行使という意味で支援教育に行った方がいい場合もあるし、1学年に2年かけてもいいから習熟させた方がいいと思う。

「降伏点や引っ張り強さ、ヤング率など基礎的な言葉の理解や計算問題の正答率がわずか22%だったのだ。急きょ、同年秋から2年間、全員に1回90分の学び直し教育を計14回実施し、新入社員の研修にも導入した。」

日本の義務教育は3月末に学年が終わると、子どもの理解度に関係なく進級させる「履修主義」をとる。「留年はかわいそう」との配慮からだ。

国立理系院卒ワイ、理系科目に無対策で挑んだら0点の自信ある

大手機械メーカー...入社10年以内技術系社員360人...降伏点や引っ張り強さ、ヤング率など基礎的な言葉の理解や計算問題の正答率がわずか22%...材料力学、疲労強度、材料・熱処理の3分野で「学び直し教育」を実施

識字率低い大卒w

まあ、確かに、新聞記者なんかは、モラルとかコンプライアンスとか、色々と学び直さないと駄目かもしれないね。

「日本の義務教育は子どもの理解度に関係なく進級させる「履修主義」をとる。「留年はかわいそう」との配慮からだ。
しかし行き過ぎた履修主義の浸透は卒業に甘い文化を生んだ。一見、子どもに優しいようだが必要な能力が身につかないまま社会に放り出す側面も持つ」

げに。

弊社のゆとり世代には高校レベルの物理化学数学の集合教育がありました

こんな状況ではいけない
思うに部活の負担が高すぎる 全国大会が諸悪の根源だと思う

問題提起は必要だけど、有名大院卒なのに工学の基礎が学べてない理由はそこじゃない。最先端の研究をする大学ほど工学の基礎教育に割く時間も人員も無い。カリキュラムが崩壊。

博士の就職先ないがTLでぽんぽん出てくるけど個人的にはこっちのほうがきになるぉ・・・

基礎知識が無い学生を採用したのはどこのどいつなんやろな
学生を批判する前に自社の採用制度に問題がないか検討した方がいい

『ケーキの切れない非行少年たち』を読んでも思ったけど、義務教育ほど定着させてから卒業させる(留年あり)べき。子供の理解度に応じた丁寧な教育ができないものか。もちろん先生の負担も考慮した改革が必要。

「クボタ～基礎的な言葉の理解や計算問題の正答率がわずか22%～技術系新入社員の9割は有名大大学院の修士課程修了者。～人事担当者は「上の世代ならできて当然」と漏らす」

悲しいなぁ

>日本の義務教育は3月末に学年が終わると、子どもの理解度に関係なく進級させる「履修主義」

こうなってしまうのは、寄り道を許さない社会の目が原因。「新卒は全員同じ年齢で。浪人も許さない」とか言ってる間は無理。岩盤なのは教育ではなく社会の固定観念。

企業は教育の質の低下にどんどん警鐘を鳴らして欲しい。財務省もを動かさないと改革は進まない。

日経Think!、今日はこの話題にコメントしました。
教育は巨大なインフラなので、改革にあたっては、個人の記憶や体験に頼らない、科学的な態度が必要だと思います。

企業や学校で広がっている「学び直し」。卒業に甘い文化を放置してきた日本の学校や大学への異議申し立てといえる現象ですが、日本社会全体の危機感は強いとはいえないのが現状です。

勉強は知識そのものというより自己管理力やなぜを考える力、レジリエンスを育んでると思う。

> 行き過ぎた履修主義の浸透は、小学校から大学まで卒業に甘い文化を生んだ。一見、子どもに優しいようだが必要な能力が身につかないまま社会に放り出す側面も持つ。

特定分野で若者の学力が低下してる事実についてはよくわからないけど、昔と比べて学ぶべきことが多角化してる現状もあるので決して若者がダメな方向に進んでるわけではないはず。

呼吸をするように自然に学びを実践できる人が強いよな。

安倍さん

おじさんも学び直した方が

卒業生に学力よりも「コミュニケーション力」とやらを求めてきた成果なのに何が不満なのか【

全員やった方がいいのではと思う。

IT企業勤務の私でさえ、急にプログラミングの試験を受けさせられたら赤点をとるかも。実務では不安な箇所は常にググるようにしている。その方が新たな発見もあったりする。

「履修主義」で理解度に関係なく進級させる仕組みにおける卒業証書は何も証明できていません。

デジプロのオープンバッジは「履修」だけではなく「Google広告の認定資格取得」を取得要件とすることで、確かなスキルの証明を可能にしています。

入門書読み直したら全然忘れてて冷汗体験何度もあります

「行き過ぎた履修主義の浸透は小学校から大学まで卒業に甘い文化を生んだ。一見、子どもに優しいようだが必要な能力が身につかないまま社会に放り出す側面も持つ。教育成果は問われないから学校には都合が良い。学び直しの広がりはそうした学校文化への異議申し立てでもある」

ITエンジニアでも、ベンダー製品には詳しいが基礎的な知識がない人も結構いる。
学歴を取ることが目的になって、本来学ぶべきことを学べない教育システムになっているのでは。
しかし、作業服着てテスト受けさせる会社では働きたくないな。

『「高校生の7割、中学生の5割、小学生の3割が授業についていけない」（七五三）』そうなんだ。家庭での勉強が足りないんじゃないの??小中高なんて大した事をやってない。でも、それが駄目だと挽回不能だよ。

高校も大学も進級、卒業を厳格に運用するのが一番なのだと思う。それがあってこそのAO入試だと思うし。それがないから学力一辺倒の入試をしないといけなくなる。

『日本の義務教育は３月末に学年が終わると、子どもの理解度に関係なく進級させる「履修主義」をとる。「留年はかわいそう」との配慮からだ』

わからなくても進級するのとどっちがかわいそうか、という問題。

「時代と共に学力低下」と言いたいようだが、本当に昔から比較可能なデータはあるのだろうか？昔に習った事を忘れるのは普通だし、だからどんな学歴の人でも学び直しは必要。それは大学教員も同じで、だからサバティカルという制度があるのだが。

日本もアメリカのように日本語が書けない、掛け算も出来ない子供達が増えていくのだろうか。
大学受験は記憶力重視と批判されることが多いが、実は基礎的な学力を身に付けるためには役に立っているのかも。

手計算させてるからじゃないの

入社10年以内だけでなく、全員やってみればいいのに。案外ベテランほど基礎理論が抜けてたりする事もあるしね。

「「本来、制度が保証すべき力が形骸化している」と指摘し〝学びの質の保証〟を説く」・・・そうなんだけど、それを大学だけに求められてもなぁ。かなり手遅れな感があるんで、せめて中学校でお願いしたい。

若手の基礎学力が落ちているのではないか――。そんな懸念から、大手機械メーカーのクボタは技術系新入社員を対象に「学び直し教育」を実施しています。企業や大学などで学び直しが広がる背景には「卒業証書の空洞化」があります。連載企画「教育岩盤」2回目です。

就職が困難な時期は先生も勉強より就職活動を優先させるなど、学業がおろそかになった時期もありました。

なるほど、ぼくの実感もそんな感じ。小学生も、もう少し多いかも。

＞ 「高校生の7割、中学生の5割、小学生の3割が授業についていけない」（七五三）とやゆされる状況が生まれた。

大学では高校レベルの学力がない学生が増え、補習授業が常態化した。ベネッセコーポレーションの調査（16年）では大学生の35%が補習を経験している。 日経電子版