「戦争というものは、それを過去のものとして遠く感じた時、もう一度起きてしまうもの」と東京大大学院の渡邉英徳教授は語る。

まだ小さい頃、特攻した戦闘機って、速度を緩めたら海上に不時着できるんじゃないの？と思っていました。
そしたら違うんです。もう特攻機に乗ったらほぼ生きては帰れません。
総数、陸海軍を合わせて3,650人。本当にご冥福をお祈りします。

残像・戦争の記憶と記録：悲劇映す「特攻と桜」 兵士見送った女学生たち 今語る

自死を強制し特攻と呼び変えた帝国日本。
無念の死を無為にしないため、再び戦争の道に進む自公維新政治を止めたい。
戦争法を破棄し、戦争の反省から生まれた現憲法を生かすことが無念の死を無駄にしない道。

悲劇映す「特攻と桜」兵士見送った女学生たち今語る

この記事を始めとして、否定的にまとめられているのは見つからないな。



最近ではこれも好意的。

写真がモノクロだった時代は実はそんなに長くなく、太平洋戦争はちょうどその時代に起きた。カラー化することで想いを馳せやすくなると渡邉教授は言う。 / 白黒をAIでカラーに 遠い過去を近づける「戦中写真アーカイブ」

この記事を読んで

政治家は靖国に行って何を誓う？

感謝ではないぞ
謝罪すべきだ、そして二度と同じ過ちを繰り返さないための努力を、約束すべきだ

その覚悟で靖国を訪問するなら、まだ良し

その覚悟がなければ参拝するな！

毎日新聞は国の戦争遂行に加担し、戦意高揚を目的とする報道を展開した痛恨の過去を背負う。反省に立ち、記者が残した足跡をたどりながら、失われつつある「戦争の記憶と記録」の意味を考える企画ーー

悲劇映す「特攻と桜」 兵士見送った女学生たち 今語る

8月14日付「毎日新聞」朝刊には下の写真のカラー復元が掲載されています。写真が1945年4月12日のもので、この隼のパイロットが第20振武隊の陸軍少尉・穴澤利夫（戦死後大尉）であることは、注記すべきと思います。参考：水口文乃氏『知覧からの手紙』（新潮文庫）

16年にはモノクロの写真をAIを使ってカラー化する技術も取り入れた。広島出身で、現在は東大在学中の庭田杏珠さんと共著の「AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争

「戦争というものは、それを過去のものとして遠く感じた時、もう一度起きてしまうもの」と東京大大学院の渡邉英徳教授は語る。

残像・戦争の記憶と記録：悲劇映す「特攻と桜」 兵士見送った女学生たち 今語る 「特攻は、時に美談として語られますけどね……絶対に違います。ただの悲劇です。分かりますでしょう？ 死ぬために飛び立った兵隊さんや見送った私たちが、もし自分の子や孫だったらね……」

終戦の日を前に、戦前・戦中に毎日新聞記者が撮った１枚の写真を元に当時を振り返る連載「

１４日付朝刊／今日のイチオシ（木戸哲）
毎日新聞には戦時中に撮影された写真が多く残っています。歴史の記録である写真が撮影された場に居合わせた人や遺族を記者が訪ね、戦争と平和を考える連載「残像・戦争の記録と記憶」を紙面でスタートさせます。初回は１面と３面で。

戦争報道にかかわった記者たちが残した写真や記事は歴史を伝える記録です。国の戦争遂行に加担した当時の報道への反省に立ち、彼らの足跡をたどり＜戦争の記録と記憶の意味＞を考えます。全５回特集の１回目です。残像・戦争の記憶と記録：悲劇映す「特攻と桜」

大手新聞社の中では、1931〜45年の自史に唯一真摯な姿勢だと思う

"「毎日新聞は国の戦争遂行に加担し、戦意高揚を目的とする報道を展開した痛恨の過去を背負っています"

注目の連載です。
「特攻と桜」は悲劇 先輩が残した写真と記事、たどったこの夏

残像・戦争の記憶と記録：悲劇映す「特攻と桜」 兵士見送った女学生たち 今語る

悲劇映す「特攻と桜」 兵士見送った女学生たち 今語る
≪この夏、久しぶりの再会を喜んだ桑代さんと三宅さんは当時の写真を手に互いの思い出を語り合った。「見送りの時は、みんな黙っていたよね」「飛行機は次から次に出るでしょう。私たちがいたのも戦場と一緒だったね」≫

残像・戦争の記憶と記録：悲劇映す「特攻と桜」 兵士見送った女学生たち 今語る
特攻は時に美談として語られますけどね……絶対に違います。ただの悲劇です。分かりますでしょう？ 死ぬために飛び立った兵隊さんや見送った私たちが、もし自分の子や孫だったら

残像・戦争の記憶と記録：悲劇映す「特攻と桜」 兵士見送った女学生たち 今語る
特別攻撃隊は若い兵士らに飛行機ごと敵艦に体当たりさせる無謀な作戦だった。この夏、基地があった町で、当時の女学生は言った。「美談になどしてほしくない、ただの悲劇でした」

『毎日新聞は国の戦争遂行に加担し、戦意高揚を目的とする報道を展開した痛恨の過去を背負っています。…当時の報道への反省に立ち、彼らの足跡をたどりながら、私たちの周囲から失われつつある「戦争の記録と記憶」の意味を考えます。』

“一つ一つの断片情報が立体的になることで、別の意味が見えてきます。ウクライナのデジタル地図で言えば…ロシア側の言い分との食い違いが浮かび上がったりしました。 ”

軍の検閲や焼却命令をくぐり抜けた写真が残されていて、非常に貴重だと思います★｜

もうすぐ77回目の「

＞美談になどしてほしくない、ただの悲劇でした

本当に「惨い」としか言いようが無い…そして特攻作戦や特攻兵器を命じて作った連中に対して激しい怒りが沸き起こる。

残像・戦争の記憶と記録：悲劇映す「特攻と桜」 兵士見送った女学生たち 今語る

残像・戦争の記憶と記録：悲劇映す「特攻と桜」 兵士見送った女学生たち 今語る

今に生きる私たちが、戦争を伝える過去の写真から読み取るべきものは何か。連載のスタートに合わせて、毎日新聞社の戦中写真アーカイブプロジェクトの共同研究者、渡邉英徳・東京大大学院教授に聞きました。

「戦争と平和」全５回の連載が始まりました。
１回目は、戦争末期に沖縄に向けて飛んだ特攻隊と、それを見送った女学生の話です。この桜を振る写真をたどりました。

「特攻は美談として語られるけど、絶対に違います。ただの悲劇です」

その言葉が耳に残ります。

聞いた話では、大分にも海軍航空基地があったので、出撃があると、すぐ近くにあった海軍工廠に動員されていた当時の高等女学校の生徒等が見送ったそうだ。

見送る女学生たちは、出撃する特攻機をまともに見ることはできなかったという。
その心中を思うと言葉もない。

残像・戦争の記憶と記録：悲劇映す「特攻と桜」 兵士見送った女学生たち 今語る

「特攻は、時に美談として語られますけどね……絶対に違います。ただの悲劇です。分かりますでしょう？」

渡邉教授は情報デザインを専門とする研究者として、被爆地や戦地の写真をデジタル地図上に落とし込んだり、カラー化したりする取り組みを進めてきました。

毎日新聞に残された戦時中の写真を基に、関係者に取材した平和企画「残像」の１回目です。

残像・戦争の記憶と記録：悲劇映す「特攻と桜」 兵士見送った女学生たち 今語る

「特攻は、時に美談として語られますけどね……絶対に違います。ただの悲劇です」――。

残像・戦争の記憶と記録：悲劇映す「特攻と桜」 兵士見送った女学生たち 今語る

〝戦時中、毎日新聞の記者たちは各地に派遣され、戦争のさまざまな現場を報じました。毎日新聞は国の戦争遂行に加担し、戦意高揚を目的とする報道を展開した痛恨の過去を背負っています〟続

「2、3時間後にはもうこの世にいないと知りつつ見送る気持ちは何とも言えないものでした。まだ15歳の子どもだったから耐えられたけど、分別ある今だったら……無理ですね」
→読んでて辛い言葉でした。

この夏、基地があった町で、当時の女学生は言った。「美談になどしてほしくない、ただの悲劇でした」

「2、3時間後にはもうこの世にいないと知りつつ見送る気持ちは何とも言えないものでした。まだ15歳の子どもだったから耐えられたけど、分別ある今だったら……無理ですね」

この隼に乗っていたのは穴澤利夫さんです。婚約者のマフラーを巻いてこの日に離陸しました。後に彼の遺書が婚約者に手紙で届きます。「千恵子 会いたい 話したい 無性に…」私は千恵子さんが亡くなる前に本人から取材をしました。戦争は本当に悲惨です。

「あんなに悲しいこと、なかったですね……。若い人たちが、二度と帰ることのない飛行機に乗って、飛んでいきましたから」。

戦争の風景を収めた写真を手に、記者が取材しました

「特攻と桜」は悲劇 先輩が残した写真と記事、たどったこの夏

77年前に終わった戦争の記憶と記録は今、どれだけ残っているのでしょう。戦時中の記者たちが遺したものから考えました。
連載は本日から16日まで５回、毎朝6:00アップです。

“「特攻は、時に美談として語られますけどね……絶対に違います。ただの悲劇です。分かりますでしょう？ 死ぬために飛び立った兵隊さんや見送った私たちが、もし自分の子や孫だったらね……」”

「特攻と桜」は悲劇 先輩が残した写真と記事、たどったこの夏

写真のセレクトを担当しました
戦時中、新聞は戦争に加担しました。その猛省から、平和を追い求める姿勢を持ち続ける。何よりもそれが最優先の事
以前、私よりも大分若い社員の方から聞いて、思いを新たにした事があります
平和への思いを込めた連載です

「戦争というものは、それを過去のものとして遠く感じた時、もう一度起きてしまうもの」。毎日新聞で保管されてきた戦時中の写真をデジタルアーカイブ化するプロジェクトに取り組んでいただく東京大大学院の渡邉英徳教授は、そう語ります。

毎日新聞大阪本社には戦地などの写真が数多く残っています。戦時中、毎日新聞は戦意高揚を図って国の戦争遂行に加担しました。連載 は当時を省みながら、記者の足跡をたどって「戦争の記録と記憶」の意味を考えます。初回は特攻隊を取り上げます。

毎日新聞は国の戦争遂行に加担し、戦意高揚を目的とする を展開した痛恨の過去を背負っています。一方、記者たちが残した写真や記事は を伝える でもあります。

残像・戦争の記憶と記録
「特攻と桜」は悲劇
先輩が残した写真と記事、たどったこの夏

白黒をAIでカラーに 遠い過去を近づける「戦中写真アーカイブ」


今を生きる私たちと戦争との距離を近づける工夫を――。東京大大学院の渡邉英徳教授は被爆地や戦地の写真をデジタル地図上に落とし込んだり、カラー化したりする取り組みを進めてきました。

【東京大学の渡邉先生のとりくみ】

桜の小枝を振りながら、特攻機の出撃を見送る女子学生。戦時中に毎日新聞のカメラマンが撮影した写真です。その場に居合わせた人たちを探し出し、当時の思いを取材しました。記録として残る写真と、そこには写っていない人々の記憶をたどる、夏の企画の１回目です。

「特攻と桜」は悲劇 先輩が残した写真と記事、たどったこの夏

「特攻と桜」は悲劇 先輩が残した写真と記事、たどったこの夏


戦争が日常の一部だったあの頃の風景を収めた写真を携え、記者がその町を訪れました。

「短くても忘れられるもんではない」
「特攻は、時に美談として語られますけどね……絶対に違います。ただの悲劇です。分かりますでしょう？ 死ぬために飛び立った兵隊さんや見送った私たちが、もし自分の子や孫だったらね……」

こちらは連載スタートに合わせたインタビューです。「記憶の解凍」プロジェクトの渡邉教授に聞きました。無料で読めます。

夏の平和連載スタートです。今年は例年以上に重たいテーマです。年々取材が難しくなることも実感しますが、やはり夏は「戦争を考える」時期であり続けたいと思います。

特攻は、時に美談として語られますけどね……絶対に違います。ただの悲劇です。

残像・戦争の記憶と記録:「特攻と桜」は悲劇 先輩が残した写真と記事、たどったこの夏...