｢昔の作品を直せと言われても､僕は直しません｣筒井康隆

しゃーない、時代だよね。

ワシは小説に美男美女が出てこなかったら読む気がしないね。
みんな美しい物が好き、これは人間誰しもある事、もしかしたら動物だって自分の基準で美しいと感じた物が好き。人間模様を描くならそういうの避けて通る訳にいかんでしょ。

言いたいことも言えない世の中なっていくんスかねえ

筒井康隆さんの小説は差別的表現満載だけど、それは筒井康隆さんが差別的な人間だからではなくて、「世間の人々が抱える差別感情をパロディ化・ディフォルメ化することによってそれをあばき立てる」という手法をとっているからなんだと私は思います。

表現の自由とポリコレと。振り子が揺れ戻りつつ、時代が進むんでしょう。

そうなんですよね。電車内は読書時間だった私はある作品のある一文を読んだ時に吐きそうになって電車を降りた事がありました。

とても同意。
近頃の言葉狩りや差別関連は異常。

「美人」でも「美女」でも使うのは自由だし、気に食わないのであれば、「おかしい」と言って騒ぐのも自由です。このふたつの自由が共に何かを勝ち得たという形で終結を迎えることが望ましい

SNS上の数ある論争はこうあるべき。そして、この言葉を紡ぐ筒井康隆先生を尊敬🥲

「シュッとした」の使い勝手の良さ。

これ、本当にそう思う。美人に美人と言ってはいけないとかって、ルッキズム批判やジェンダー的批判が言葉狩りになってやしないか。筒井さんは「なっている」と。日常会話で「あの娘美人だね」（おじさん臭い表現だが）と言ってはいけないというのは→

職場や教育機関、公的機関、会席、社交の場で使わないようにすることと、差別だから表現を規制するというのは別次元の話だと思う。

Check out " (via

自分が戦争に行くのは嫌だし、戦争を起こされたらたまったものではないけど、戦争は面白い、戦争映画は面白いと言ってもいいと思います

😊

「笑うな」は傑作だった。
あれを笑える笑えないはある種の分岐点。

バランスの取り方が素晴らしいというか凄まじい

理想を語る文士の顔をする御大である：

“「美女」という言葉を使っていけないのであれば、もっと下品な言葉で、いくらでも言い換えはできます。”

もう面倒臭いから対話も話し合いも無くなって、分断していく社会。

元々筒井康隆の着物姿は文壇大御所の戯画化。今やハマりすぎて大御所そのもの。
昔の筒井なら期待を裏切るため、思い切りチャラい格好とかしそうだが。
／

>まあ、無責任なものですよ。小説家だから。ただ表現の自由か人権かと問われれば、一も二もなく人権、さらにいえば命のほうが大切です。

"自由"が後付の"常識"に奪われていく様

人の言葉を責めるより、自分の言葉に責任を持つことが先決ということか

昨今の風潮は息が詰まるからねえ

( ¯꒳¯ )｡｡｡

「ただ表現の自由か人権かと問われれば、一も二もなく人権、さらにいえば命のほうが大切です。」の取って付けた感も凄いけど表現の自由も人権の一部では？設問がそもそも成立していないのでは？という感じがなんか下手なバランス感覚でダメな文だと思う

奥さぁ～ん！

よく考えると3年も断筆しててま食べていけてたの凄くないか？

「表現の自由」界隈が「やっぱり筒井康隆は俺たちの味方だ」みたいな雰囲気で持ち上げてる記事だけど、このあたりは都合よく読み落としてる感じするな。

筒井先生ごもっとも。言葉狩りに石橋も抗議します。

例えば「発達障害」という単語は悪い表現ではない。的確かどうかとは別問題。

「発達障害という表現が問題だ」と考えるアナタの思考こそ問題なのだから。

興味深い話

これは名文。続き読みたいから文藝春秋買おうかしら。

なんか、重箱に隅をつついて満足してるとしか思えない。怖い時代だ。

この後、てんかん協会から筒井康隆氏が講演に呼ばれたエピソード。別の本で知ってたけど、「互いを知る」ことの重要性を感じた。

「抗議する自由と表現の自由を尊重し、このふたつの自由が共に何かを勝ち得たという形で終結を迎えることが望ましい」
この人の小説でも育ったから言いたいことはよくわかる

あぁ…筒井さんらしい…。プロフェッショナルだ。

「驚いたことに驚いた」が秀逸。自粛してくれると思ったら断筆され、そんなつもりじゃなかったとうろたえたか。マル秘レターみたいな。

美しい人を「美人」と言えなくなるのは困る。美しくありたいと思っていて、美しくある人に「お美しいですね」と感嘆混じりの溜め息さえ封じるってことなのかね。

個人的に作者や出版側はどんな発言や文章があってもいいと思う
消費者が買わない使わないという意識を持っていれば自然淘汰されていく
言葉の変遷はそうあるべきでしょ？

メモφ(．．)

ルッキズムだけではなく「主人」「旦那」や「奥さん」のように、性別によって立場や役割を決めつけるような言葉も使わないほうがいい、とされているとか。
私に言わせれば、その程度でワーワーと騒ぎ立てるほうがおかしい。それこそ本当の言葉狩りになってしまいます。

★差別語・禁句は、おびただしく

けれど、イキサツと事情を分かって
使う（使わざるをえない）場合は、よしとしたい

無知無反省に感覚で使うアホがいるのが困る😑

「美人」「主人」「奥さん」は使わないほうがいい？ 筒井康隆氏が考える現代の“言葉狩り”

持病のてんかんを差別していると問題になった無人警察を読んだ時は差別してるとは感じなかった。
言葉の感じ方は結局、人それぞれなのかも。

流石は御大、経験から言葉の重みが違う

マジか。。

自分は基本筒井さんに賛成だが、作り手としての興味は、こうした価値観に頼らず、こうした言葉を使わずにどこまで行けるか、どこまで飛べるかに向かっている。

■過去の作品が醜悪に見えるのは、それだけ現在が洗練された証拠なんだからむしろ誇るべき。それに他山の石としての役割もあるんだから残していかないと

『小説は書かれたその時代の表現なのです。時代がたてば表現が変わっていくのは当然で、現在とはそぐわないものがたくさん出てくる』
ほんま、これ。

他人のやる事に難癖をつけて、正義の味方になった気分になるのは、人間の本質だ。特にプライドだけ十人前の馬鹿にとって、差別糾弾はその為の格好の道具である。差別用語などと言い始めて40年、二世代になる。それで差別が無くなった訳でもない。如何にバカかが分かる。

『無人警察』の論争について書かれていますね。（わたしは「かつてこういう論争があった」ということくらいしか知らないのですけど）

そう、うんざり。

さすが、この人はブレないな。↓

全文読まんと。

引用「そうした昔の作品を「直せ」と言われても、僕は直しません。この時代に、こういう差別語があったという証明になるからです」「時代がたてば表現が変わっていくのは当然で、現在とはそぐわないものがたくさん出てくる。そうした言葉を残しておけるのは小説ぐらいです」

『朝のガスパール』で起きた30年前の出来事が、まるで現在の話を聞いているようだ。

「僕は言葉のプロではなくて、あくまで作家のプロなのです。だから表現の自由の味方だし、その立場で発言してきました」 >

確固たる意志があるなら使っていいというか、それを妨げるものはないよな

筋を通す作家として尊敬に値する。
もちろん作品もだが…

「文藝春秋」掲載インタビューの一部です。興味を持たれた方は全文にあたってほしい。／

筒井先生やっぱりカッケェ…いうまでもなく、小説「時をかける少女」の作者です。

“「断筆しろ」と向こうが言ったわけではありません。こっちが勝手に、半分おもしろがってやったのです。すると向こうが驚いたし、こちらも向こうが驚いたことに驚いた（笑）。（1/）

ルッキズム批判で〈「美人」「主人」「奥さん」は使わないほうがいい〉という誤った現状認識は問題をカリカチュアとして捉える気しかないように思える。小説ならともかくそこから誹謗中傷による自殺を憂える姿勢も取ってつけたような…この人も石原慎太郎みたいになってきたな

見出しで思い出したことあって(数年前別垢で｢夫を旦那って呼ぶのはおかしい、その家に仕える人が使う言葉だ、主人か夫だろう｣と｡特に旦那に反論もせずにいた私からしたら尚のこと旦那で良いっていう言い合い)読んでみたけど、思ったのとは違ったものの面白い内容やった。

奥様、ご主人・旦那様に変わる言葉が、日本にはまだない気がするんですが。お連れ様って言葉もあるけど、同じ状況で2人に対して使えないし。

これらの言葉を差別と言ってる人達は結局どう着地してるんですかね？
まさかパートナーとか？w

筒井さん、お元気そうで良かった☺️

日本語の言葉遊びはおもしろい。
続きが読みたくなった。

息苦しい世の中になってしまった