【電力会社にしてみれば、国に言われなくても災害を予測して安全対策を施す責任は事業者にあると宣告されたようなものです。電力会社が原発を運転するハードルが上がったとも言えるでしょう】

再稼働のハードルは、上がるどころかだだ下がりだと思いますよ。
マトモな思考をする人達じゃないんで、核利権に棲む人達は。

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この記事、安全神話と、今回の原発避難者訴訟判決を理解する意味で必読。安全神話を生み出した責任の曖昧さは現在も本質的に変わっておらず、今回の判決でそれが裏付けられたことがよくわかる。

小熊さんの「今後の社会には、責任の所在を問い続けることが求められます」というコメントを正面から受け止めると、過度な「自分ごと化」も責任をあいまいにする面があるなと身につまされるな。

事業者が負担できない規模の原発事故が発生し賠償が一定額を超えた場合は国が「援助」、つまり国と事業者のどちらに最終責任があるのか不明確な日本。国が最終責任を負う制度は省庁の反対で実現せず。

〈米国では事業者の賠償責任額に上限があり、それを超えたら大統領が議会に補償計画を提出する。つまり最後は国が補償する。ところが日本では、国の責任が明確でなかった〉

核を民間任せにしていいのか？と言う真っ当な問いかけ。

責任の所在を曖昧にして、責任を逃れやり過ごすのが、日本の政治の常道となっている昨今。

最高裁は「国の原発政策に誤りは無い」という「神話」を守ろうとしたのですね。

やや話が食い違っているような印象を受けるのは「責任」が何に対する責任なのかが曖昧だ、ということ。事故を防ぐ責任なのか、賠償する責任なのか、事故が起こった時に命を賭けて対処する責任なのか。今回は事故が防げたのに防げなかったので賠償責任があるという案件。

この小熊英二さんの論考は、原発の問題を考えていくうえで必読だと思わせる内容です。

国策民営で進められた原発だが17日の最高裁判決は『国の責任はない』。判決を批判する人が多いが、私の感想は、最高裁が『国を信用したら損だよ』と宣言してるみたいで面白い。画期的

小熊英二：

「原発を運転するなら、事故が起きないように対応する責任が誰にあるのか、過酷事故の時に誰が最後に対応するのか、誰が巨額の賠償を最終的に負担するのか、責任の所在を明確にすることが必要」

「問題が未解決なことを明確に示したのが今回の訴訟の意義」

外環にも通じるのでは。「事故が起きたら誰が責任を負うのか不明確なのであれば、『事故は起きないはずだ』としておくのが無難だからです。」

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『電力会社にしてみれば、国に言われなくても災害を予測して安全対策を施す責任は事業者にあると宣告されたようなものです。電力会社が原発を運転するハードルが上がったとも言えるでしょう。』
電力会社さん、それでも再稼働する？福島事故でも責任は電力会社だけなのに？

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最高裁は、『原子力規制委員会のいう世界一厳しい安全基準』を全否定した！！
この判決文で言うと
再稼働を認可した規制委にも賠償責任が？

“誰が最終的な責任を負うのか、あいまいなまま運転されてきた。その結果として生じたのが、過酷事故は起こらないという「安全神話」だったと考えられます。事故が起きたら誰が責任を負うのか不明確なのであれば、「事故は起きないはずだ」としておくのが無難だからです。”

■拝読しました。

<そもそも原発とは、核を扱うもの。過酷事故がおきたら民間企業が負担しきれない可能性がある。そのため米国では事業者の賠償責任額に上限があり、それを超えたら大統領が議会に補償計画を提出することになっています。つまり最後は国が補償する。最終責任は国にあるわけです>

「責任があいまい」なのは本当に納得いかない。グレーは好きだけど、こういうのはやるせ無い。

→東電の賠償金は既に１０兆円を超えており、国が利息ゼロで貸し付けて30年以上掛けて返済の予定。資金は国債発行で賄い、利息は税金から払われる。全て次世代の負担になる。

「電力会社にしてみれば国に言われなくても災害を予測して安全対策を施す責任は事業者にあると宣告されたようなものです。電力会社が原発を運転するハードルが上がった」経済的に終わってる原発にしがみつくバカ国

小熊教授の言葉に尽きる…それでも原発を運転するなら、事故が起きないように対応する責任が誰にあるのか、過酷事故の時に誰が最後に対応するのか、誰が巨額の賠償を最終的に負担するのか、責任の所在を明確にすることが必要… #

このニュース見た時は震撼した。だって、もし事故が起きて町一つ駄目になったとしても、国は何もしないて事やん。設置したの国やのに、無責任過ぎるだろと💢

政官財の癒着の「官」には裁判官も入っていると言うことで。肝心なときに官僚制国家の日本は逃げる。これは昔からの常道。

【新聞CliP】小熊英二さん→《原発とは、核を扱うものです。過酷事故がおきたら民間企業が負担しきれない可能性がある。…米国では事業者の賠償責任額に上限があり、それを超えたら大統領が議会に補償計画を提出することになっています。つまり最後は国が補償する》 | 朝日

「原発を運転するなら、事故が起きないように対応する責任が誰にあるのか、過酷事故の時に誰が最後に対応するのか、誰が巨額の賠償を最終的に負担するのか、責任の所在を明確にすることが必要です。
こうした問題が未解決なことを明確に示したのが今回の訴訟の意義」：

そもそも原発は核を扱う。過酷事故がおきたら民間企業は負担しきれないため、米国では事業者の賠償責任額に上限があり、それを超えたら国が責任を持って賠償する。しかし日本の最高裁の判決は「国に責任はない」

「原発再稼働」を声高に叫ぶ政治家は自らの責任を放棄している

それでも原発を運転するなら、事故が起きないように対応する責任が誰にあるのか、過酷事故の時に誰が最後に対応するのか、誰が巨額の賠償を最終的に負担するのか、責任の所在を明確にすることが必要です。

誰が最終的な責任を負うのか、あいまいなまま運転されてきた。過酷事故は起こらないという「安全神話」
「事故は起きないはずだ」としておくのが無難だからです

責任問題が未解決なまま事故が起きた

これで国や自民党がいくら旗を振っても原発は新設も再稼動も極めて難しくなった。電力会社だけでは過酷事故の補償は出来ない。

“今回の判決で、電力会社の責任が重くなったともいえます。災害を予測して安全対策を施す責任は事業者にあると宣告されたようなものです。電力会社が原発を運転するハードルが上がったとも言えるでしょう”

国が安全と言うから再稼働許可する知事も無責任⇒

「住民の責任をないがしろにした」と、判決に反対してくれた三浦守裁判官に感謝し応援していこう。

「米国と同じく国が最終責任を負う制度も検討されたのですが、省庁の反対で実現しなかった」
←これでは民主主義ではないね

この国の「国策」には、「ただし結果、損害が生じた場合は、国民と事業者の自己責任」の但し書きがついている。

「原発再稼働」を前面に打ち出す政党が増えている今回の参院選。「事故が起きても国は責任を取らない」という最高裁判決が突きつけた理不尽な現実にどう応えるのでしょうか。

有料記事だけど…

ぜひみなさんに読んでいただきたいなぁ。

原発事故で国を免責した最高裁判決。 コメンテーター、小熊英二さんの論考です
《電力会社にしてみれば、国に言われなくても災害を予測して安全対策を施す責任は事業者にあると宣告されたようなもの。電力会社が原発を運転するハードルが上がったとも言える》

↑
残念ながら、原発神話はフェイクでした
2011年に気が付きました

〈日本の原発は、誰が最終的な責任を負うのか、あいまいなまま運転されてきた。その結果として生じたのが、過酷事故は起こらないという「安全神話」だったと考えられます〉

今回の判決で、電力会社の責任が重くなったともいえます。国の監督責任を狭く解釈した判決と考えられますから、電力会社にしてみれば、国に言われなくても災害を予測して安全対策を施す責任は事業者に

《原発を運転するなら、事故が起きないようにする責任が誰にあるのか、過酷事故の時に誰が最後に対応するのか、誰が巨額の賠償を負担するのか、責任の所在を明確にすることが必要です。

こうした問題が未解決なことを明確に示したのが今回の訴訟の意義でしょう。》

元々、国会で“電源喪失は有り得ない……………” としたのは、当時の政権だはなかったのか？

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📍 厳選
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【出所： / 厳選】

「今回の判決で、電力会社の責任が重くなったともいえます」。

「安全神話に頼る状態にはもう戻れません。」
安全神話が消滅して困る人もいれば、安全神話に依存する人がいないと困る人もいる。どっちみち、被災地の「今」とは不縁な話。

”判決に見たあいまいさ：…電力会社の責任が重くなったとも…国の監督責任を狭く解釈した判決と考えられ…電力会社にしてみれば…災害を予測して安全対策を施す責任は事業者にあると宣告されたようなもの…電力会社が原発を運転するハードルが上がったとも言え…

＜国の監督責任を狭く解釈した判決と考えられますから、電力会社にしてみれば、国に言われなくても災害を予測して安全対策を施す責任は事業者にあると宣告されたようなものです＞

東日本大震災の原発事故の集団訴訟で、最高裁第二小法廷は、国の責任を認めない判決を言い渡した。
原発をめぐる日本社会の動きを追ってきた歴史社会学者の小熊英二・慶応大教授に、判決が問いかけるものを聞いた。

国の責任、過酷事故の補償が曖昧なまま
島根原発は再稼働するんだな。

科学的には絶対安全という状態はあり得ない。国が当時の情報をもとに対処しても事故を防げなかったのならば電力会社も防げなかった。裁判で電力会社だけに責任を認めるのは矛盾している

国が原発事故の責任を負わない分、電力会社の責任が重くなる→原発運用のハードルが上がる
なるほど。原発の反対派にも推進派にも電力会社にも重い判決、国はラッキーでしたね。

《 引用 》
原発は核を扱うため、事故対応では誰かが死ぬ危険性がある。しかし民間企業では、死ぬ可能性が高い仕事を従業員に強要できません。

朝日★原発の「安全神話には頼れない」判決に見たあいまいさ 「国に言われなくても災害を予測して安全対策を施す責任は事業者にあると宣告されたようなもの。電力会社が原発を運転するハードルが上がった。…原発の過酷事故は、民間企業の手に負えない」というのに

神話に頼ることは思考停止だから論外だが、無難ではない。
無難を目指すなら問題対策を積み上げていく。
逆に神話に頼る必要が生じるのは物事を歪めた原因に対処できなかったからで、例えば→

“電力会社が原発を運転するハードルが上がったとも言えるでしょう。”

「そもそも原発とは、核を扱うものです。過酷事故がおきたら民間企業が負担しきれない可能性がある。そのため米国では事業者の賠償責任額に上限があり」
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《日本の原発は、誰が最終的な責任を負うのか、あいまいなまま運転されてきた。その結果として生じたのが、過酷事故は起こらないという「安全神話」だったと考えられます》

この「責任問題」について、中学生にクラス討論でもしてもらってみたらよい‼

新聞記事にしては珍しい誤記か。
「最終責任追う制度、反対したのは」

「事故後に各地で被災者らが裁判を起こしたのは賠償だけが目的ではないでしょう。彼らを苦境に追いやった責任が誰にあるのか、それをはっきりさせたかったのだと思います。」

朝日新聞デジタル

今回の訴訟の意義
「事故防止に対応する責任、過酷事故時に誰が最後に対応するのか、誰が巨額の賠償を最終的に負担するのか、責任の所在が不明確。こうした問題が未解決なことを明確に示した」

国会で“電源喪失は有り得ない…” と突っ撥ねたの当時の政権じゃないのか？

「今後の社会には、責任の所在を問い続けることが求められます。事故は現実に起きました。安全神話に頼る状態にはもう戻れません。」

今回の最高裁の判決は注目していた。
この判決の意味するところは、日本は即刻全原発を廃止しなければなりませんね。何故なら、国は監督できない、安全を担保出来ないとの結論です。

《今後の社会には、責任の所在を問い続けることが求められます。事故は現実に起きました。安全神話に頼る状態にはもう戻れません》

最高裁判決を受けた小熊英二さんの論考です。

「日本の原発は、誰が最終的な責任を負うのか、あいまいなまま運転されてきた。」

英二さん、判決に見たあいまいさ