特別養子縁組のプロセスで児相さんには凄いお世話になるとともに、凄まじい専門性の塊であることを実感したなぁ。本当によく見て、考えて、動いてくれてはると思う。

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「サッカーでいうと、児相はゴールキーパー。本当はみんなで守っているはずなのに、失点すると『何してるんやキーパーは』と言われ続ける」

〈子どもが虐待死してから議論が行われるのではなく、誰も死なせないために平時からこう言った報道の必要性を痛感する。この記事には児童虐待をなくすために非常に大切な指摘がたくさんある〉

犬山紙子さん(

＜サッカーでいうと、児相はゴールキーパー。本当はみんなで守っているはずなのに、失点すると『何してるんやキーパーは』と言われ続ける。→

おおたとしまささん( 虐待の可能性と親子を引き離すことを天秤にかける。この判断をするのは神様だって難しいはず。
非常に高い専門性を要求される...

妻は、障がい者政治参加ネット所属の、久留米市議の藤林さん。良記事ですね。福岡市児相を元に、明石市は児相に弁護士を配置したのは有名な話。

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あとでじっくり読む用

ちょっと前の記事です。
国内のことにも目を向けたくて。

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能條桃子さん( 児童虐待死事件の報道があった時に、『保護できなかったのか』ではなく、『もっと早い段階で困りごとに沿った支援ができなかった...

里親という社会的擁護の受け皿を増やすのには同意。だが不適切な養育によって関わりが難しい子どもに対して、"たらい回し"起きませんか？

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いつも当事者の思いを丁寧に聞き出している山内深紗子記者による、今回も考えさせられるインタビュー記事。何かを叩いて終わり、はもうやめたい。

藤林武史さん（63）の写真がめっちゃ若く見えて「63歳……！？」ってなった。

福岡市で所長を１８年間務めた男性は、全国で初めて児相に弁護士を常駐させ、虐待などで親と暮らせない子が、なるべく施設ではなく里親の家庭で暮らせるように取り組むなど改革をリードしてきました。

「親と児相の批判ばかりでは、社会は感情的にしか虐待を理解できず、事の本質は伝わりません。児相は不信の目で見られ、人材も集まらず（略）ますます親が児相に相談しに来なくなる」

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精神科医で児相での弁護士の導入を積極的にすすめた人らしい。インタビューもすごくよい。

学びが多い絶良記事

"サッカーでいうと、児相はゴールキーパー。本当はみんなで守っているはずなのに、失点すると『何してるんやキーパーは』と言われ続ける。"

♥コメントも含めて拝読しました。明日も再読します。

犬山紙子さん( 子どもが虐待死してから議論が行われるのではなく、誰も死なせないために平時からこう言った報道の必要性を痛感する。この記事に...

「『保護できなかったのか』ではなく、『もっと早い段階で困りごとに沿った支援ができなかったのか』という視点」「支援をまず担うのは、身近な市町村や民間機関です。ですから、児相ばかりをクローズアップするような報道は考え直してほしい」

「児相はゴールキーパー。本当はみんなで守っているはずなのに、失点すると『何してるんやキーパーは』と言われ続ける」。これは本当にそうで、虐待で母親を責めておしまいにするのと同じ構図。→

福岡市の社会的養護がこの10年で急速に変わったキーパーソン。ものすごく気を使って施設関係者への気遣いも忘れないところに「ああ…」って思います。

＞虐待死を防ぐには『保護ありき』ではなく、児相に虐待の相談や疑いの通告があった時などに、『SOSが出せない』といった親の困りごとを、いかに引き出せるかが大切なのです

いいインタビュー。朝デジが届けたい価値ってこういうのだと思ってます

にしても18年ってすごい

自分も藤林先生のお仕事を見て、精神科医はもっと児童相談所に入らないといけないのではないかと思うようになった。それにしてもお若く見えるなあ。

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難しいことを成し遂げるには…

「サッカーでいうと、児相はゴールキーパー。本当はみんなで守っているはずなのに、失点すると『何してるんやキーパーは』と言われ続ける。」←わかりやすいたとえだと思った。

「子どもの利益のため自己研鑽（けんさん）に励み、倫理観と国際的な視野を持ち、プロとして知識や技術を高める。決して自分たちの利益のためではなく、子どものために必要な発信も専門職としてしていく。そういった意味でも、児童福祉分野の国家資格をつくる必要がある」

『保護できなかったのか』ではなく、『もっと早い段階で困りごとに沿った支援ができなかったのか』という視点。

こういうアプローチができるならもっと真面目に法律やっておけばよかった。
児童福祉司は所詮地方公務員で、専門職かと言われたら歯痒い立場にあると思う。→

「児童福祉司は地方公務員の職名に過ぎず、日本では、国家資格でないと専門職集団が形成されにくいのかなと思います。亅

「...児童福祉司は、みな異動で児相にやってきた行政職でした。...多くの人が『早く異動したい』と言っていました」児童相談所の職員は専門知識を備えた人だとばかり思ってた。

児相はたいへんな仕事です。

〈『いらんおせっかいをするな』と拒む親に、『お困りでしょ』と関係を作る力が重要。『実は助けを借りたい』という気持ちを観察して、引き出す力が求められる〉

虐待死の前に、親の困りごとに手を伸ばすという指摘になるほど、と思いました。

きっかけは、若いアルコール依存症者の死……

【報道情報】 ※有料会員記事のため全文は読めません。

→日本最大の問題は、親権が強過ぎること。虐待しても「しつけ」が通ってしまう。親の義務を負わなければ、その時点で親権を失う様に改定すべきだ。

いい記事。ぜひ
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「児童福祉司は、みな異動で児相にやってきた行政職でした。生活保護担当などの経験はありましたが、子ども支援の専門的な訓練はほとんど受けていなかった。増え続ける虐待に対応しなければならず、常に疲弊感があり、多くの人が『早く異動したい』と言っていました」

山内深紗子記者の取材。「長年続けた原動力は、子どもたちを諦められないという思いと、志を同じくする仲間の存在です。弁護士の常駐や家庭養護の推進など、現場発で一定の成果を出せた」／ #

“職員の中核で、親や子どもと向き合って支援内容を提案する児童福祉司は、みな異動で児相にやってきた行政職でした” こういう状況で何かあったとき児相を叩く報道ばかりだとうまく回る訳がないよね

会員向け昼ニュースレターでも紹介されている記事です

「日本の児相は、与えられた戦力で奮闘するしかない苦しい状況」

子どもの命が危険にさらされる状態になる前に、できる対策や支援にも人や予算をかけなければいけない。

”虐待死が起きてしまった事案は、児相が関わった時点では、法的な保護要件が必ずしもそろっていないことも多い。
”『保護ありき』ではなく、児相に虐待の相談や疑いの通告があった時などに『SOSが出せない』といった親の困りごとを、いかに引き出せるかが大切。”

これは蒙を啓かれる記事だった…。

「サッカーでいうと、児相はゴールキーパー。本当はみんなで守っているはずなのに、失点すると『何してるんやキーパーは』と言われ続ける。…ずっと苦しかったです」

頭が下がります。
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どうして子どもに暴力を振るう恋人と別れられないか、なぜ話せる相手がいなかったか、どのような経緯で孤立したか。そうした事を明らかにする報道に重きを置き社会の理解に繋げた方が虐待死は減ると思います。
児相ばかりをクローズアップするような報道は考え直してほしい。

『児相と警察が情報を全件共有している自治体もあり、それが先進的なことのように報道されているが、親や子どもからすると、相談したことが全て警察に知られるなら、相談を控えようとなるかもしれない。』児童相談所 元所長が明かす虐待死ゼロの近道

週末にご紹介したこの記事、今の時間帯にまた読んで頂いています！

いい記事だな、と読んでいたら、最後におつきあいのある記者さんの名前。ずっとぶれずに、自分の現場で入魂のお仕事をされている姿勢に背筋がのび、勇気をもらう。この元所長さんもそう。わたし最近、少したるんでいたかもしれないな。

「、、、どうしてそのシングルマザーは子どもに暴力を振るう恋人と別れられないか、なぜ話せる相手がいなかったのか、どのような経緯で孤立したのか。そうしたことを明らかにする報道に重きを置き、社会の理解につなげた方が、虐待死は減ると思います。、、」

「児相はゴールキーパー。本当はみんなで守っているはずなのに、失点すると『何してるんや』と」

福岡で児童相談所業務の改革に長年取り組まれた藤林武史さんのロングインタビュー、とても読み応えがありました。みんなが自分ごととして考えないと、小さな命は守れません

全国の児相を一律に同じと見てはいけない。この所長の様に医師免許を持つ優秀な方が弁護士入れたりと努力しているケースもある。
レベルの低い児相は所長のレベルも低い😭自治体任せの厚労省が招いている格差だ😔

おおたとしまささん( 虐待の可能性と親子を引き離すことを天秤にかける。この判断をするのは神様だって難しいはず。
非常に高い専門性を要求される...

子どもを守る「最後のとりで」と言われる 福岡市で所長を１８年間務めた男性は、全国で初めて児相に弁護士を常駐させ、虐待などで親と暮らせない子が、なるべく施設ではなく里親の家庭で暮らせるように取り組むなど改革をリードしてきました。

「サッカーでいうと、児相はゴールキーパー。本当はみんなで守っているはずなのに、失点すると『何してるんやキーパーは』と言われ続ける」

おおたとしまささん( 虐待の可能性と親子を引き離すことを天秤にかける。この判断をするのは神様だって難しいはず。
非常に高い専門性を要求される...

『虐待死を防ぐには【保護ありき】ではなく、児相に虐待の相談や疑いの通告があった時などに、【SOSが出せない】といった親の困りごとを、いかに引き出せるか』
『親と児相の批判ばかりでは、

欧米は経済成長期に虐待対応の人材を量質とも増やしてきましたが、日本の児相は、与えられた戦力で奮闘するしかない苦しい状況が長く続いています。所長には、何かあれば批判にさらされるプレッシャーも常にある

《――どんな報道が必要ですか。
「『保護できなかったのか』ではなく、『もっと早い段階で困りごとに沿った支援ができなかったのか』という視点です。たとえば、どうしてそのシングルマザーは子どもに暴力を振るう恋人と別れられないか、なぜ話せる相手がいなかったのか…》

その一方、おまわり・検察・裁判所に対しては「何してるんや」と言わないのがポンコツ国民。なぜか刑事司法に携わる連中に甘い。不祥事起こしても微罪だと名前を公表しないのが警察だぞ？ こういうのおかしいと思わないのかね。

「児相はゴールキーパー。本当は皆で守っているはずなのに、失点すると『何してるんやキーパーは』と言われ続ける。他のプレーヤーもオーナーもサポーターもいるのですが、そうは言えない。ずっと苦しかったです」

「なぜ話せる相手がいなかったのか、どのような経緯で孤立したのか」。そうしたことを明らかにする報道で「社会の理解につなげた方が、虐待死は減ると思います」。はっとさせられます。

福岡市児童相談所の元所長さんの取り組み
…

児相にプロのソーシャルワーカーを配置する必要性を訴えています。専門的な訓練も受けていない行政職を順繰りに送り込むのではムリ。

“試行錯誤の末、人事課に掛け合って医療機関などで対人援助の経験のある社会人の福祉職採用を始めた。登山で言えば3合目からスタートできるようになり、現場に少しずつ活気と安定感が生まれました」

「 元所長が明かす虐待死ゼロの近道：朝デジ

《親の困りごとを、いかに引き出せるかが大切》と。メディアの責任も指摘。

[精神科・心療内科]

本質に切り込んだ良い記事です。児童虐待は国家的課題です！

サッカーでいうとゴールキーパーだと言います。18年間も児相の所長を務めた方の奥が深いインタビューです。

有料記事→児童福祉司は、みな異動で児相にやってきた行政職でした。生活保護担当などの経験はありましたが、子ども支援の専門的な訓練はほとんど受けていなかった。増え続ける虐待に対応しなければならず、常に疲弊感があり、多くの人が『早く異動したい』と…

「サッカーでいうと、児相はゴールキーパー。本当はみんなで守っているはずなのに、失点すると『何してるんやキーパーは』と言われ続ける。」

子どもを守る「最後のとりで」児童相談所。
福岡市で所長を18年間務めた藤林武史さん（63）は、全国で初めて児相に弁護士を常駐させるなど改革をリードしてきました。
退任した今だから話せる本音とは。

虐待死のような悲劇を防ぐことは簡単な問題ではなく、地道な積み重ねが必要だということがよくわかる。良記事

メディアの責任について

“『保護できなかったのか』ではなく、『もっと早い段階で困りごとに沿った支援ができなかったのか』という視点”

が必要とのこと。SOSはもっと早く違うところで出されている。

＜虐待死を防ぐには『保護ありき』ではなく、児相に虐待の相談や疑いの通告があった時などに、『SOSが出せない』といった親の困りごとを、いかに引き出せるかが大切なのです＞

１８年間、児童相談所の改革をリードしてきた藤林武史さんの、退任したから話せる本音です。「ずっと苦しかった」「介入のスローガンだけでは、虐待死はなくせない」。親と児相批判だけでなく、真に子どもたちを守るにはどうすれば良いのか。みなさんと考えていきたいです。

『サッカーでいうと、児相はゴールキーパー。本当はみんなで守っているはずなのに』

子どもを守る「最後のとりで」児童相談所。福岡市で所長を18年間務めた藤林武史さん（63）は、全国で初めて児相に弁護士を常駐させるなど改革をリードしてきました。退任した今だから話せる本音とは。

虐待死を少しでも減らすために本当に必要なことはなにか。

18年の長きにわたって福岡市の児童相談所長をつとめた藤林武史さんが、退任したいまだから話せる本音を語ります。