「これに対し、編纂委員の一人（略）が27日、区側に依頼の取り下げを求めていると記者会見」「17年に冊子「世田谷往古来今」を作った際に「無断で区側に800カ所近くを修正された」と訴える」

「世田谷区の区史編纂事業に」「区は今月（2月）、事業に携わる編纂委員を委託している専門家らに、23年度の委託に関する「承諾書」への署名を依頼」

「▽執筆した原稿の著作権を区に譲渡する▽執筆者は「著作者人格権」を行使しない、といった内容が」「同権は原稿などのコンテンツについて、著作者以外による無断編集などを防げる権利とされている」

『世田谷区史』って共同著作物でしょ？執筆者全員が著作権保持って前提も知らずに、よく編纂する気になったな👊

完全に区側の言い分は的外れ。勉強不足すぎる😱

【谷口氏は「執筆者の署名が入っているにもかかわらず、行政が無断で都合のよい内容に書き換えることが可能になる。区史で歴史修正ができてしまう懸念がある」と主張…同事業の一環で17年に冊子「世田谷往古来今」を作った際に「無断で区側に800カ所近くを修正された」】

編集作業が面倒だからさっさと著作権をよこせ、とは学術を舐めているに等しい愚行。もはや学術全体をゆるがす問題に発展している。どうする世田谷区('Д')

歴史改竄に自分の名前を使われて、歴史家としての信用を失墜されるおそれがある。

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東京都 世田谷区 ( が区史編纂事業に関し、執筆者側に著作権の譲渡などを求めており、編纂委員の一人、谷口雄太氏が区側に依頼の取り下げを求める。
[朝日新聞 (

これ、史料の扱いがずさんだったとか、荏原郡と多摩郡の境目を間違ってたりするアホな事業のことか…

…世田谷区の区史編纂事業に関し、区が執筆者側に著作権の譲渡や、著作物の無断編集を防ぐ「著作者人格権」の不行使などを求めています。編纂委員の谷口雄太青山学院大准教授が区側に依頼の取り下げを求め、記者会見しました／執筆者と世田谷区、承諾書で争い

そんなに執筆者の存在が疎ましいなら、区の職員室で書いたら？

これ悩ましいよな。広報資料やら観光用パンフレットとかデジタルコンテンツとか二次利用を前提としたコンテンツソースの根本として自治体史が欲しい。それなら著作権譲渡が必要で、人格権不行使特約つけないと譲渡の意味無くなっちゃうじゃん、という区の考え方もわかる。

■世田谷区の横暴を断固阻止したい
世田谷区の行いは学術界への侮辱であり歴史を舐め切った行為である。松田果穂記者の怒りの火柱が、力強く打ちたてられた。…

（常見陽平さんのコメントプラスのマネ）

イチ編集者としては世田谷区側の言い分も痛いほどわかるが、イチ表現者としては圧倒的に著作権者に味方したい。

まあ初手で著作権の譲渡を求めていなかった時点で、区側の立場は苦しいかもしれない。

こういうケースこそ「編集者」の出番だと思うのだが。

《谷口氏は「執筆者の署名が入っているにもかかわらず、行政が無断で都合のよい内容に書き換えることが可能になる。区史で歴史修正ができてしまう懸念がある」と主張。懸念の背景について、同事業の一環で17年に冊子…を作った際に「無断で区側に800カ所近くを修正された」と》

すげえな…

承諾書の内容が受け入れられないなら、そのまま降りればいいんじゃないかしらね。下手に争うより

"谷口氏は「執筆者の署名が入っているにもかかわらず、行政が無断で都合のよい内容に書き換えることが可能になる。区史で歴史修正ができてしまう懸念がある」"

うひゃー。これはたしかにイヤですね。基本的人権の問題になってくる。

やるならせめて執筆者の名前を伏せないと危険すぎる。
執筆者不明の区史編纂に価値があるかは別にして。

世田谷区の著作権問題、昨日執筆者側の記者会見が行われ、早速記事になりました。
区はトラブルを避けるために著作権譲渡を求めたと説明していますが、予め著作者の権利を取り上げたおかないとトラブルが起きる事業とは一体どんな事業でしょうか。

「区の担当者は「今後も文章や表現の細かい修正や原稿の二次利用などは、何度も行うことが想定される。その都度執筆者とやりとりはするが、これまでの経緯を踏まえ、きちんと取り決めをした方がいいと判断した」──要するに手続きが面倒だから権利放棄させようという･･･

めちゃくちゃすぎる……
「区が執筆者側に著作権の譲渡などを求めている。」
「編纂委員の一人で青山学院大准教授の谷口雄太氏が…区側に依頼の取り下げを求めている」
⇒

世田谷区は、ヘンなことやってるな。

こういう市町村史って、著作権が発行元の市町村が普通では？

これ、めちゃくちゃな話なんですよね。行政がこんなことしちゃいかんでしょうという。／

ストへぇに出てくれた谷口さんだ。

この件、詳しくはこちらの記事で。今までの経緯をまとめました→世田谷区による著作権侵害事件から考える、地方自治体の知的財産権契約をめぐる問題

研究者の署名入り記事を、素人が勝手に書き換えてしまうなんて僭越すぎるし、コンプライアンス上すごく問題があるし、何より文献の正確性が担保されなくなるのが問題。教養がないとしか言いようがない。

きちんと取り決め、当たり前だけどだいじ。行政も生き甲斐搾取とかしないように。ボランティアにありがち。

世田谷区の区史編纂事業で、区が執筆者側に著作権の譲渡などを求め「行政が無断で都合のよい内容に書き換えることが可能になる。区史で歴史修正ができてしまう」問題が生じています。
本日締切で意見募集中です。ご協力お願い致します。

不都合な史実の恣意的な修正に繋がりかねず、著作権保護という観点から、世田谷区の対応には非常に問題があるのではないかと思います。

友人の谷口君が頑張っています。応援してください。

公の媒体で歴史研究者から著作権を譲渡させ、著作者人格権（勝手に改変されない権利）を使わせない。何を意味するのか。その都度著者とやりとりするのが面倒だからこんな方法を考えたのだろうが、これが歴史改ざんの第一歩。

この件新聞沙汰になったらしい。

世田谷区誌の執筆を委嘱された研究者に区が「著作権者人格権の不行使」を求めました。応じると、著作権者の承諾なき書き換えも可能に。研究者は「歴史の修正」を危惧し、著作権の尊重などを求めています。著作権尊重は出版契約の基本で、区誌編さんでも大切だと思います。

非常に端的に整理された記事。本人とのやり取りを経ているのなら、なぜ本人が怒っているのかを、よくよく考えてほしいものだ。

ここいうことがあると、行政の編纂史などの執筆に関わる人がいなくなるかも｜

修正や二次使用の際には「その都度やりとりをする」なら、著作権譲渡や著作人格権の不行使を求める必要はないのでは？ 譲渡しちゃったらむしろ勝手に直されても著者がなにも言えなくなってしまう。

そもそも国や自治体が作成した成果物はパブリックドメインであるべきだろう！（原理主義）

自分たちで800ヵ所も表現修正して名前借りといて面倒なこと言うんなら、委託しなきゃいいじゃねーかって気もしなくもない

「著者とやり取りして修正すんの面倒クセーから著作権放棄させたろ！」って事にしか読み取れんぞ。

著作人格権については著者本人が同意拒否してる限り区の主張は無理筋だろう。都合よく歴史修正したくてしょうがない人がいるんだろうなぁ

裁判事例ではないですが、「こういうところがそれぞれの懸念点、考慮点なんだなあ」と考えさせられる。
学芸員や文化行政志望の学生さんに、一緒に考えてほしい著作権問題です。

一方的な通達でも本人に送ったら本人とやりとりしたことになってしまう世田谷区。本人の同意も取り付けず、勝手に修正したことにしているのだろう。

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世田谷区史編さん事業における著作権譲渡、著作者の人格権不行使を執筆者に強要する問題があらためてマスコミに取り上げられましたね。この問題を放置してはいけないと考えます。コトは『世田谷区史』編さんのみならず自治体史編さんのあり方にかかわる社会的問題。

世田谷区史の著作権は誰に？
執筆者と区、
トラブル防止承諾書で争い

朝日新聞デジタル

桃野が長年関わってきた問題が、今朝の朝日新聞で記事になっていました。保坂区政は学術の世界に対してもっと敬意を持つべき。執筆者に対する対応が雑すぎる→

2月の間、コツコツ毎日つぶやいていたこの件、
朝日新聞で記事になりました！Yahooにも掲載！VIVA朝日新聞！松田果穂記者ありがとう！今後も朝デジを有料購読します！

「行政が無断で都合のよい内容に書き換えることが可能になる。区史で歴史修正ができてしまう懸念がある」
今の区長ならば心配ないが将来安倍を神と崇める輩が区長になったら危険。

五輪批判している場合じゃないですよ。
世田谷区政に向き合いましょう。

保坂区政もいよいよ末期……。

うーん…。