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5分でカオナシが主役級に 宮崎駿の逆転の発想、鈴木Pが語る舞台裏

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《「ハウルの動く城」の映像の試写で、ワンカットの中の時間が違うと気がついた。いまの調子でつくったら、映画が4時間になっちゃう。悩んだんですけどねぇ。「宮さん…」》
【 】

“人がストレスを感じるのはどういうときか。「社会的時間が、個人の時間を搾取するとき」と書いてあった”
連載「タイパ社会」、紙面版は今朝の朝刊で完結しました。ジブリの映画は倍速視聴されにくい、といわれていますが、その理由はなにか。同僚が時間をテーマに鈴木プロデューサーに取材しました。ちなみにドラゴンズファンですが、試合も録画して倍速視聴しているとのこと。
本日の朝刊に書きました。連載の最終回は、スタジオジブリのプロデューサーの鈴木敏夫さん。「時間」というテーマに興味を持っておられました。紙面ではごく一部しかご紹介できていないので、ぜひネット版の記事もどうぞ。
ニュースや情報バラエティは1.3倍再生は適してる。ケンミンショーなんか見る場合は特に。酔っ払い司会者の無駄話スキップには最適。
ドラマや映画はちゃんと見て欲しいな。
《新聞記者には「時間を無駄に使いなさい」と言いたい。そのほうがいい新聞ができるに決まっている。記者は勉強する時間がなければ、いい記事ができないじゃない。》
【効率がいいものは売れないもん。効率が悪いものがお客さんは好きなんです。「風の谷のナウシカ」の時からそうです】…手間ひまを惜しまず、ということですね。

響くなぁ。

新聞記者には「時間を無駄に使いなさい」と言いたい。そのほうがいい新聞ができるに決まっている。
映画やドラマを早送りで見る「 監督の新作映画「 に、プロデューサーの さん(74)を訪ねました。
「映画は3時間になりますね」
宮さんに言ったら、「やだよ俺。どうしよう」と言うんです。

でも、ここがすごいんですよ、あの人。
5分後に「こいつ覚えてる?」と、 の絵を描いて見せてきた。

そこから、あの話をつくり上げた。
「映画のつくり方って二つしかない。一つはストーリー主義。もう一つは表現でみせる」
「宮崎駿は『表現』の人ですよ。『となりのトトロ』はいい例で、『単純なシンプルな話』と言ったら怒っちゃってね」
『18歳のときに読んだ本が面白くてね...人がストレスを感じるのはどういうときか。「社会的時間が、個人の時間を搾取するとき」と書いてあった』
ま三行広告に出来ない映画はダメと言いますからね…
(有料部分は読んでない)
“宮崎駿の作品はすぐ横道にそれる。でもそこで結構面白いことをやっている。お客さんの時間を奪っている。でも観客は「奪われた心地よさ」があるわけです。多分そういうことじゃないかな”

なるほど
今日の金曜ロードショーは
いつもより少し楽しめた気がしました
1駅分だけでも、頭を空っぽにして、ぼーっと空を眺める。そんな時間が好きになった。
きょうの金曜ロードショーは、「ハウルの動く城」ですね。記事には、ハウルの裏話もあります。
「試写でワンカットの中の時間が違うと気がついた。いまの調子でつくったら、映画が4時間になっちゃう」
「悩んだんですけどねぇ。宮さん……」
の鈴木敏夫プロデューサーが「映画と時間」をテーマに、舞台裏を語り尽くします。

「試写でワンカットの中の時間が違うと気がついた。いまの調子でつくったら、映画が4時間になっちゃう」
「悩んだんですけどねぇ。宮さん……」
《宮崎駿の作品はすぐ横道にそれる。でもそこで結構面白いことをやっている。(略)だから、お客さんの時間を奪っているんですよ。でも観客は「奪われた心地よさ」があるわけです》
筋金入りの倍速視聴派だという鈴木さんは、ジブリ映画について「倍速しにくい作品」と言います。その理由は――。
◎ジブリ映画にとっての「時間」とは。鈴木P「僕ね、実はやりますよ。ニュースはそれで見ているんです。全部録画して1.3倍とかで倍速視聴しています」「ジブリは倍速をしにくい作品」
今日、放送予定の「ハウルの動く城」のエピソードもあります。
《「いつものよりカットの秒数長いですよ」と僕が指摘した。(略)「主人公がばばぁだからね、時間がかかるんだよ」》
まあそうやね。

"ジブリの作品は、そういう意味でいえば、倍速をしにくい作品。だってそこを早くしちゃったら、おもしろさが半減するんだもん。"
ジブリ映画のお話です。今夜の金曜ロードショー「ハウルの動く城」をご覧になる前にどうぞ。
宮崎駿の逆転の発想、鈴木Pが語る舞台裏

→ 宮崎はつくりたいでしょうね。今回の最新作で世に問うて、いろんな評価があると思いますが、それを聞きながら、次になにをやるか、本人は考えるんでしょう。

『君たちはどう生きるか』は最後の作品ではない
→ 筋金入りの倍速視聴派だという鈴木さんは、ジブリ映画について「倍速しにくい作品」と言います。その理由は――。

筋金入りの倍速視聴派
ちなみに、昨日1月5日は 監督の誕生日だったそうです。おめでとうございます!
筋金入りの倍速視聴派だという鈴木さんはジブリ映画について「倍速しにくい作品」と言います。その理由は――。「トトロ」「千と千尋」など、名作の舞台裏を交えて語ります。
私も関わっている連載「 、本当にお疲れ様でした!
この連載に関われて良かったと、本当に思います。
鈴木敏夫Pが語る舞台裏
《千尋という名前を奪われるまでは、あるテンポで丁寧にやっている。ところが、名前を奪われた後、突然、早くなるんです。1本の映画の中で、時間を操る人はなかなかいない。》
本日は「ハウルの動く城」もテレビで放送されるようですね。ハウルにも、「時間」にちなんだ裏話がありました。
ニュースを倍速視聴するという鈴木P。
ただし、ジブリ映画は「倍速しにくい作品」と言います。
その理由は――。
「トトロ」や「ハウル」、「千と千尋」など、名作の舞台裏を交えて語ります。
《「映画は3時間になりますね」と宮さんに言ったら「やだよ俺。どうしよう」と言うんです。でも5分後に「こいつ覚えてる?」と、カオナシの絵を描いて見せてきた。》
「タイパ社会」について考える連載の最後は、ジブリの鈴木敏夫プロデューサーへのインタビュー。時間の話をしているうちに、あっとおどろく「カオナシ」の誕生秘話が飛び出して目が点になりました。宮崎駿さん、まさに「時間の魔術師」です
《映画ってまさに「時間と空間」ですよ。どう時間を盗むか。だから時間をどう使うのかに対して関心が強い。》
《新聞記者には「時間を無駄に使いなさい」と言いたい。記者は勉強する時間がなければ、いい記事ができないじゃない》
インタビューしながら、ぐさぐさ刺さりました…。
映画やドラマを早送りで見る「倍速視聴」。筋金入りの倍速視聴派だという鈴木Pですが、ジブリ映画は「倍速しにくい作品」だと言います。
その理由は――。
名作の舞台裏を交えて語ります。
すごく面白いインタビューでした。時間を考えるという意味でも、ジブリ映画論としても。

そして「新聞記者には『時間を無駄に使いなさい』と言いたい。そのほうがいい新聞ができるに決まっている」。ぐさ。
《ものすごいコストパフォーマンスいい作品ですよね。見たらびっくりしますよ。こんなものをつくったのかって。ぼくがびっくりしていますから。》
「時間の問題は、もう日々の仕事の中で、ものすごい大きなテーマです。僕は「自分の時間が大事」と言いながら、一方で、社会的時間の流れというのをすごい気にしている。みんながどう思うかというのは、そちらにあるわけだから考えざるを得ない」

ぐさぐささるインタビュー。
その後、宮さんがどう言ったか。いまだに忘れられない。「主人公がばばぁだからね、時間がかかるんだよ」って。
すごい会話。
鈴木Pと宮崎駿さんの、この会話を陰で聞いていたかった。でもこの記事読んだら、立ち会ったような気がした。それも、わたしが得られた「時間」
《ジブリの作品は、倍速をしにくい作品。だってそこを早くしちゃったら、おもしろさが半減するんだもん。スピードが出ないように、いろいろやりますよね。》
「映画ってまさに「時間と空間」ですよ。どう時間を盗むか。だから時間をどう使うのかに対して関心が強い」
ニュースメディアもそうですよね。どうやって、時間を盗むかの発想 必要性、痛感
鈴木P、倍速視聴するんですね。「僕ね、実はやりますよ。ニュースはそれで見ているんです。全部録画して1.3倍とかで倍速視聴しています。リアルタイムで見ると、時間がもったいない。けちなのかもしれないけれど」
「新聞記者には「時間を無駄に使いなさい」と言いたい。そのほうがいい新聞ができるに決まっている。
記者は勉強する時間がなければ、いい記事ができないじゃない。そのためには、あっちみたりこっちみたり。そういうことでしょう」。肝に銘じたいです。
今年の7月には宮崎駿監督の新作映画が見られるのか

>>
《その「短い時」が10年という時もある。だって今作ってる映画もね、そういうことでいえば、考え始めてから本当に7~8年かかったけど、短いと思いますよ、僕は。》
《宮崎駿の作品はすぐ横道にそれる。でもそこで結構面白いことをやっている。そこが目に焼きついて、この話は何だったのか忘れちゃうわけでしょう。でもそこに大きな特徴がある。だから、お客さんの時間を奪っているんですよ。でも観客は「奪われた心地よさ」があるわけです》
スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫さんの記事。大変興味深い記事でした。- 時間というのは2種類あり、「社会的な時間」というのが24時間。それとは別に「自分の時間」がある。人がストレスを感じるのはどういうときか。「社会的時間が、個人の時間を搾取するとき」-
【書きました】
「時間は自分にとっても、ジブリにとっても大きなテーマ」。その意味がとてもよくわかりました。鈴木敏夫さんに聞いた、ジブリと時間のお話です。心に残る取材でした。
筋金入りの倍速視聴派だというスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは、ジブリ映画について「倍速しにくい作品」と言います。

その理由は――。

「トトロ」や「ハウル」、「千と千尋」など、名作の舞台裏を交えて語ります!
《筋金入りの倍速視聴派だという鈴木さんは、ジブリ映画について「倍速しにくい作品」と言います。その理由は――。名作の舞台裏を交えて語ります。》
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