『……かつて1989年にある政治事件がありました。実情を知ることは非常に困難で、みなさんが調べて学ぶことは大変です。でも、いつか自分で調べてください』って、ものすごく短い時間、早口で」

今年のベストはまだtwilog漁ってないけど、安田峰俊さんの文春オンライン記事＋ウェブメディア編集者向けの金言だらけの章がある『みんなのユニバーサル文章術』との合わせ技で「罵り合いだらけになるトピックでバランスを取るとは何か」という話を一番プッシュしたさがある

この記事で唐突に出てくる奈保子ちゃん😅
理科系にファンが顕著に多い🤓

文科系のファンの方に叱られるか😂

大阪在住の中国人の方なんですな
聖地の住吉団地なんて行ったら
涙を流すのでは😭

で、文春はこの記事で
奈保子人気に気づいて
くだらない新記事を書いたのかね😮‍💨

いい記事でした。
内容も文章もとてもよい。
特に文章、地に足のついたキレ味がある（尺を工面した感はある）。後藤健二さんに読み味が似ている。

『かつて胡錦濤時代まで（～2013年）、生活上の問題や現場の官僚への不満などを理由に群衆が騒動を起こす事態（群体性事件）は、年間10万件くらい起きていたのだ』

とても興味深い内容だった！中国からこれだけ大勢の人が(かなり自由に)海外に出られる時代、特に若い世代には絶対に変化があると思ってた。確かにまだ "頼りない" かも知れないけど、だからこそじわじわ来る平和的な変革を期待しようと思えた。

500円しかチャージしないチェンくんが昔の自分と重なる。

足りなくなる予測はつくのだけど「財布からお金が減る」という目先の嫌悪感が勝ってしまう。
苦労するタイプだw

"私が見る限り、白紙運動はふたつの性質が複合している。つまり、生活上の不満を理由とする中国の伝統的な民衆反乱としての側面と、2020年代の世界で進行しつつある、先鋭的で理想主義的な若者たちによるカウンターカルチャーとしての側面だ"

メモ。

タイトルに惹かれて読んでみました。衝撃的ではないけど、リアルを伝える良い記事です。

言論統制いらない！他７箇条のいらない！とウイグル人と共にからウクライナ人と共にまでのビラはインパクトあるなあ。

読了。参加者の学生に密着しつつ、単に不慣れというだけでなく、「中国の大衆運動の寝技的な伝統芸を知らない」から「激烈なカードを平気で切ってくる」と分析。中国国内一般層と、国内外の「ガチ勢」とのズレを鋭く指摘しつつ、今後の流れも予想している。

河合奈保子が好きなチェン君（仮名）🥹
コップの中の嵐のような「革命」のリアルを切り取った出色のルポルタージュ。

中体西用なんて言葉を思い出した。あの国の将来ににこのムーブメントはどんな影響を与えるんだろう。

”両親の職業を尋ねると大学教授・医師・弁護士・社長……と「いいとこの子」ばかりであり、意地悪に言えば現代中国社会の既得権益層の子弟たちだ”

中国国民党に近かった家系
1989年の政治事件を教えた先生
そして…からの 1人の留学生から
中国の政治史が見えてくる
そしてもっと知りたくなる
深いリポでした

大阪の“総領事館突撃”集会…気弱な中国人留学生に密着して見えた革命の正体 も様々

入り口広く、中身は深く…面白い。

〈活動の前日、大阪の白紙運動シンパグループのSNSコミュニティで見つけた1人に事情を話して頼み込み、彼の自宅から活動を終えるまでずっとくっついてみることにした〉

気弱な中国人留学生に密着して見えた革命の正体

「習近平政権よりも前に大阪の軽トラに殺されそうである」にw とまれ今回の騒動を秦代のの反乱から俯瞰して分析してて面白い記事

一歩踏み込んだルポ。ただルポの手法はまねしようと思えばできるかもしれないけれど、分析・解説とユーモアは、安田さんじゃないと書けない・・。

「とはいえ、習近平政権の社会が意外なほど不安定であったことや、現体制下でも集団で抗議して政策を変える手段がまだ有効であると知れ渡ったこと、↓

政治運動の不慣れさなら中国人の若者より日本人の若者がなお強そうに思う。

読ﾝﾀﾞ(暇ﾊﾟﾝﾀﾞ)

めちゃくちゃおもしろい記事だった

安田先生の記事
面白いから日本語読める方はぜひぜひ
取材に応じた大学生に感謝します🙏

"生活上の不満を理由とする中国の伝統的な民衆反乱としての側面と、先鋭的で理想主義的な若者たちによるカウンターカルチャーとしての側面"

「今回の白紙運動は『天安門事件以来』と報じられることが多いが、実は中国において、大衆運動自体はそこまで珍しいものではない…胡錦濤時代まで（～2013年）、生活上の問題や現場の官僚への不満などを理由に群衆が騒動を起こす事態…は、年間10万件くらい起きていたのだ」

弊大学にも地下グループあるんですかね

何かフワフワしたデモ参加者のレポートを読み進めると、4ページ目でぶん殴られる。切実な動機があった。「自由」というのは抽象的な政治主張ではなく、個人のナマの人生に関わるものだと強く思う。

あのデモはそういう結果になったんかー。今回の運動の実情についての（ほんま断片的なオレの管見を説得的に説明してくれる）分析

やはり安田さんの記事は面白い
そして、自分が知り合ったり、ネットで知るZ世代の若者たちへの実感とも一致してて納得感がある。

『本人の思想遍歴を聞くと、ほぼ全員が10代後半までに共産党体制に違和感を持っていた。中国の若者としては、せいぜい全体の数％の「変わり者」である』

……つら。
ここ、つら。

デモに参加している学生のバックグラウンドから、真面目で能力は高いがどこかぎこちない感じ、そして納得の動機がすべて書き切られている。さすが安田さんである。

“私が見る限り、白紙運動はふたつの性質が複合している。つまり、生活上の不満を理由とする中国の伝統的な民衆反乱としての側面と、2020年代の世界で進行しつつある、先鋭的で理想主義的な若者たちによるカウンターカルチャーとしての側面だ”

大阪の理系か…教え子いますね

チェン君に幸あれ。

「中国の大衆運動の寝技的な伝統芸を知らないがゆえに、初手から「習近平退陣」「共産党退陣」といった激烈なカードを平気で切ってくる」←これです。印象的だったのは。
大阪の“総領事館突撃”集会…気弱な中国人留学生に密着して見えた革命の正体

いつにも増して唸る内容。うまいなあ。

相変わらずハイクオリティなルポを爆速で提供して下さる。「現代中国ならではのハイブリッド反乱」という言葉が妙にシックリ来る＞＞

好感しかないインタビューイの衝撃的な告白を中段に持ってくるとか、河合奈保子から呉広陳勝まで滑らかに文を紡げるのは安田氏ならではかと

「白紙運動は二つの性質が複合している。つまり、生活上の不満を理由とする中国の伝統的な民衆反乱としての側面と、2020年代の世界で進行しつつある、先鋭的で理想主義的な若者たちによるカウンターカルチャーとしての側面だ」

気弱な中国人留学生に密着して見えた革命の正体

4ページ目の「チェンが活動に参加する本当の理由」に「ああ…そうか…」と鳥肌が立つが、すぐ「そんな彼らはどういう層なのか」という俯瞰視点が提供される、感情がジェットコースターみたいに上下する記事。パワーワード連発せずに読ませるこういう記事を作れるようになりたい

長いけどすごく良い記事。生い立ちだけでなく性的指向まで踏み込んで、①彼らが「なぜ」これまで疎遠だった政治的な抗議活動に参加したのか②活動の種類の違いーをわかりやすく伝えている。密着しまくっていないと見えてこない話が盛りだくさん。

なんとなくパタリロに出てくるタマネギ部隊っぽい感じがある。

顔の見えるいい記事、チェン君…

習近平政権の社会が意外なほど不安定であったことや、現体制下でも集団で抗議して政策を変える手段がまだ有効であると知れ渡ったこと、なにより「心に火がつく」経験をした中国人の若者がこれだけ多く生まれてしまったことは、中長期的に中国に大きな影響をおよぼすはずだ。

密着取材のルポタージュ的な文章で、安田さんの文章はこのタイプのものが一番面白いと思う。これもチェンくんの描写含めて面白かった。

🇨🇳の若者は、アメリカナイズされた共産主義に乗っかってる感じもあるようで。😑

考え事をしていて車に轢かれかけるチェンくんいいキャラしてるな……

へー！今20代後半の学生でもこういう経験してるんだ。この教師、勇気あるなあ。

「中学生のときに、歴史の先生が中国の改革開放政策を教えるなかで、天安門事件に言及したんです。」

"白紙運動の先頭に立つ20代の若者たちは胡錦濤時代の大衆運動を知らない世代だ。そして理念先行型で、リアルな生活に対する問題意識は相対的に弱い。99％は、はじめて運動に参加したビギナーである。ゆえに彼らは初手から「習近平退陣」といった激烈なカードを平気で切る"

記事中にもあるがチェン君生きるの下手くそで涙そそられる
ただ、宋江に似たところがなくもないからがんばって宋江になって欲しいところ

"両親の職業を尋ねると大学教授・医師・弁護士・社長……と「いいとこの子」ばかりで、意地悪に言えば現代中国社会の既得権益層の子弟たちだ。最上位クラスの大学の学部生か院生ばかりだった ほぼ全員が10代後半までに共産党体制に違和感を持っていた"