いろいろ腑に落ちる。団塊男性の分析にも。「

とても興味深い記事でした。
性別や年齢に関わりなく読んでみていただきたいです。「フェミニズム」って元々はどういうものであったのか？について考えてみていただきたいです。
まぁ、私は「距離を置きたい夫」も居ませんけれどもね（苦笑

メモ✏︎「母が重い」という問題の背景には、実は家庭に無関心な父親の存在がありました。子育てを妻に任せ、無関心なままにもかかわらず、子どもに何かあれば妻を責める、そんな父親です。

信田先生の視点・問題意識がすごくよく理解できる：

夫に家事をやらせるために偽装入院…(´▽｀*)
『こんな頭のおかしな主張を、良く掲載するな』と思ったけど、よく考えてみたら金を貰えば何でも載せる毎日新聞だった(笑)。

妻への期待値が低いので、一緒に暮らしていても、妻を心で上手に捨てていますね。もちろん「捨てる」といっても、本当に捨てるのではありません。料理をつくってくれますし、長年一緒にいたよしみもありますから。（団塊の世代の方のご意見）

「個人的なものは政治的である」というスローガンは、その後の世代にも大きなインパクトがありました。･･･

〈同じ家に暮らしながら、いかに「夫リスク」を軽減するか、団塊世代の妻たちはすでに考え抜いています〉

夫婦間でも対等な関係が実現できると信じたのに、結婚してみれば夫は仕事人間となり、家庭をかえりみなかった。高らかな理想を掲げた戦後の民主主義教育を受けてきた彼女たちは、それゆえ、育児・家事に無関心な夫に深く傷つき、落胆したのです。

男を仕事から、女を家庭から解放した方がいい。役割分担がよくない。ひとまず、3号年金と配偶者控除がいけないよな、と俺は読んでしまう。

30代の頃からジェンダー観のゆがみを母・妻・娘から指摘されては考え考え、自分なりに消化してきたわが父は、いまなおわが母とのパートナーシップが続いている。形ばかりの夫婦にならずよかったね。

男性たちの言葉は空っぽ。一人称で語れない人が多かった。近況を尋ねても「特記事項はありません」と言うのです。まるで会社の会議みたいに。その姿に、自分の頭で考えること自体を会社組織の中で奪われて、搾り取られて、カスしか残っていないような印象を受けました。

信田さよ子さんに聞く これまで見過ごされがちだった団塊女性の現在、過去、そして未来について（小国綾子） 毎日新聞

昨日読みおえた対談本と重なるようなインタビュー。

「社会派のサークル活動に打ち込み、連日集会やデモに行ったり。でもそんな暮らしを送っているのは同世代の女性の中でほんの一握りだったわけです。」

働く女性vs.主婦を煽ってきたのは誰なんだろうと思う。実際は仲良しだし〜

「当時の生協運動や地域活動、ボランティア活動などを担ったのも主婦であるこの世代の女性たちでした。実は、日本のフェミニズムを底上げしたのはそんな普通の主婦たちだった」

「「卒業後、大企業や防衛庁、警察庁に就職していきました。私が不思議がると、仲間たちは「体制内変革だよ」と言う。その時は私も素直に「なるほど、組織の中から革命を起こすんだ！」と信じました。」革マル思い出した。

「摂食障害やひきこもりの子を持つ父親グループを主宰したことがあります」「母親のグループと違って、男性たちの言葉は空っぽ」「自分の頭で考えること自体を会社組織の中で奪われて、搾り取られて、カスしか残っていないような印象を受けました」

現実と対峙できない父…

上野先生と同じくアカ髪にするのが流行ってるのかしら、左翼女性界隈では

団塊女性はいかに生きて来たか？ さんに聞く

「 名付け親の元経済企画庁長官 さんは男性で…言葉からイメージされるのは1960年代末から70年代にかけての学生運動でこれも男子学生中心

体制内変革なんて無い無い

『家父長制を内側からぶっ壊す』の女性と一緒だね。

この人は一体全体、何を言ってるんだ。実際、学生運動家が官庁や大企業に入って、「体制内の革命」しちまったじゃないか。内部から組織をぶっこわし、いかなる破壊活動よりも効果的に日本の国力を落とし日本資本主義に損害を与えた。彼等、サボタージュ活動の天才と思われ。

昨夜のNHK逆転人生「日本初のセクハラ裁判」に続き。これ読んで、専業主婦の母が色々地域活動していたり、フェミニズム運動？の冊子に投稿したりしていたのを思い出した。

twitterではまた著名人の酷いミソジニーが話題で見るだけで辛くなるけど
、上の世代の女性たちが（続

団塊の世代もそうだと思うが、日本で有能だと思われる人間の基本には「ホモソーシャル」という言葉が重なる。日本では有能さを発揮するには組織内で認められないとならない。

私は信田さんのお話を聞き、本も買って読みました。
これまでの経験を読むことができ
さらに共感しています。
以下引用＊＊＊

「もちろん『捨てる』といっても、本当に捨てるのではありません。財源でもありますし、長年一緒にいたよしみもありますから」

埋める詐欺出たの笑う。結婚しなければ生きていけなかった時代の女性がこれを言うのは分かるんだけど、現代の詐欺師もここで止まったままなの？

経済成長期を生きてきた作ってきた夫を支えてきた団塊女性たち

うちの母なんてまさに団塊女性。
先目の明があったのかわからないが「自立せよ。離婚なんて気軽に出来るように手に職を」と言い我々3人の子供を育てあげた。

団塊女性はいかに生きて来たか？

〝団塊世代の女性たちは、自己実現とはほど遠い家庭の中で「結婚生活とはこんなもの」と半ば諦めてきた。それがフェミニズムと出合い、「性別役割分業」などの言葉を知り、母であり妻である自分と改めて向き合いました。そして、「女って何？私って何？」と問い直したのです〟

"私が不思議がると、仲間たちは「体制内変革だよ」と言う。その時は私も素直に「なるほど、組織の中から革命を起こすんだ！」と信じました。でも、結局そんなのありませんでしたからね。"

"私は団塊世代の男性たちに、ずっとひっかかりを感じてきました。学生時代、あんなに人生を懸けて学生運動に身を投じたのに、卒業後、大企業や防衛庁、警察庁に就職していきました。"

団塊女性はいかに生きて来たか？／信田さよ子

「学生時代、あんなに人生を懸けて学生運動に身を投じたのに、卒業後、大企業や防衛庁、警察庁に就職していきました。私が不思議がると、仲間たちは『体制内変革だよ』と言う。…でも、結局そんなのありませんでしたからね」

"「団塊の世代」は世代論のように見えて、実は極めてホモソーシャルな概念だと思います。名付け親の元経済企画庁長官、堺屋太一さんは男性ですし、言葉からイメージされるのは1960年代末から70年代にかけての学生運動で、これも男子学生中心でした。"

「かつては「共白髪」と言っても、実際には女性の負担が一方的に重かった」「多くの団塊世代の女性たちはもう、夫に対して「いざという時、救急車を呼んでくれればそれでいいわ」という境地に至っていると思います」→団塊女性はいかに生きて来たか？（毎日）

体制内変革は無理なんじゃないかな。『私は団塊世代の男性たちに、ずっとひっかかりを感じてきました。卒業後、大企業や防衛庁、警察庁に就職していきました。私が不思議がると、仲間たちは「体制内変革だよ」と言う。でも、結局そんなのありませんでしたからね。』

何が「体制内変革だよ」だ！今あんたらが自由にできる世代なんだろうが。日本会議なんかのさばらせやがって。あの時の自由と平和はありゃ嘘だったのかよ！と団塊の世代のおっさんたちに怒鳴りたい思いです。

なるほど、「『団塊の世代』は世代論のように見えて、実は極めてホモソーシャルな概念だと思います」か。

学生時代あんなに人生を懸けて学生運動に身を投じたのに、卒業後、大企業や防衛庁、警察庁に就職。仲間たちは「体制内変革だよ」と言っていたが、結局そんなのありませんでした。

少女マンガの「花の24年組」、まさに団塊の世代の女性たちなわけだが、この人の目にはそういうのは見えていないのか？

これ全部読みたいなー
こういうの、１本いくらとかで読めればいいのに。

“学生時代、あんなに人生を懸けて学生運動に身を投じたのに、卒業後、大企業や防衛庁、警察庁に就職していきました。私が不思議がると、仲間たちは「体制内変革だよ」と言う。その時は私も素直に「なるほど、組織の中から革命を起こすんだ！」と信じました”

夫婦間でも対等な関係が実現できると信じたのに、結婚してみれば夫は仕事人間となり、家庭をかえりみなかった。高らかな理想を掲げた戦後の民主主義教育を受けてきた彼女たちは、それゆえ、育児・家事に無関心な夫に深く傷つき、落胆したのです。

私たちの世代は日本国憲法とともに育ちました。戦後民主主義を学び、教室では男女同権を学びました。教育現場における男女差別はむしろ今より少なかったと思えるくらいです。

団塊世代が先駆的に取り組んだ課題は今も継続中。

「私は団塊世代の男性たちに、ずっとひっかかりを感じてきました」「あんなに人生を懸けて学生運動に身を投じたのに、卒業後、大企業や防衛庁、警察庁に就職していきました。私が不思議がると仲間たちは『体制内変革だよ』と言う」「でも結局そんなのありませんでしたからね」

久しぶりに課金した！ダイバーシティの対極にある団塊世代の家庭の価値観の総括無くしてこの社会は変化できないと思うけどな（価値観なんて誰かに都合よく植え付けられたものでしかないんだけどね
「「母が重い」という問題の背景には、実は家庭に無関心な父親の存在が」

信田さよ子さんに聞きました「羽田闘争を描いた映画「きみが死んだあとで」（代島治彦監督）を見ました。闘争後一人一人がどう生きてきたのかがちゃんと描かれていたことに感動しました。団塊世代の男性に対するなんとも言えない怒りが、半分くらい溶けていきました」

>団塊世代の男性たちに、ずっとひっかかりを感じてきました（略）学生運動に身を投じたのに（略）や防衛庁、警察庁に就職（略）「体制内変革だよ」と言う。その時は私も素直に「なるほど、組織の中から革命を起こすんだ！」と信じました。でも、結局そんなのありませんでした

わてらの時代の生きざま

"夫婦間でも対等な関係が実現できると信じたのに、結婚してみれば夫は仕事人間となり、家庭をかえりみなかった。高らかな理想を掲げた戦後の民主主義教育を受けてきた彼女たちは、それゆえ、育児・家事に無関心な夫に深く傷つき、落胆したのです。"

『きみが死んだあとで』観てみたいな。

"摂食障害やひきこもりの子を持つ父親グループを主宰したことがあります。その当時の父親の多くは団塊世代でした。（中略）近況を尋ねても「特記事項はありません」と言うのです。まるで会社の会議みたいに"

「団塊」について書くなら信田さんに話を聞きたかった。男性中心の思い出話だけじゃ嫌だな、と。信田さんは開口一番、「『団塊の世代』は世代論のように見えて、実は極めてホモソーシャルな概念」と。

"摂食障害やひきこもりの子を持つ父親グループを主宰...その当時の父親の多くは団塊世代でした。ところが母親のグループと違って、男性たちの言葉は空っぽ。一人称で語れない人が多かった。近況を尋ねても「特記事項はありません」と言うのです。まるで会社の会議みたいに。"

「同じ家に暮らしながら、いかに「夫リスク」を軽減するか、団塊世代の妻たちはすでに考え抜いています」

団塊女性はいかに生きて来たか？ は、 が退職する前からずーっと、老後の暮らしを周到に準備してきた。... 夫の存在は、むしろ大きなリスクとなっています。過去の研究や調査で…」

「「母が重い」という問題の背景には、実は家庭に無関心な父親の存在がありました。子育てを妻に任せ、無関心なままにもかかわらず、子どもに何かあれば妻を責める、そんな父親です」

「多くの団塊世代の女性たちはもう、夫に対して「いざという時、救急車を呼んでくれればそれでいいわ」という境地に至っていると思います」
（笑）

[臨床心理士・精神保健福祉士・公認心理師]

団塊世代をずっと「重い」と感じてきたのだが・・・

「夫婦間でも対等な関係が実現できると信じたのに、結婚してみれば夫は仕事人間となり、家庭をかえりみなかった。高らかな理想を掲げた戦後の民主主義教育を受けてきた彼女たちは、それゆえ、育児・家事に無関心な夫に深く傷つき、落胆した」
何人も依頼者の顔が浮かびます

読み応えがありました。

《団塊世代の女性たちは、自己実現とはほど遠い家庭の中で「結婚生活とはこんなもの」と半ばあきらめてきた。》

団塊世代の学生運動の検証や反省は必須だが「対等な夫婦関係」が築けなかった責任の半分以上は夫の収入に依存しつづけ性的役割を押し付けた女の責任では？

「専業主婦しか選べず、夫にも幻滅した母親たちは、キャリアを築く夢を娘に託すと同時に「結婚・出産し、女の幸せもつかみなさい」と言い続けました。唯一の味方である子どもを自分の代理走者のように育てようと干渉し、支配し、時には「教育虐待」までしたのです」
わかる。

"夫の存在はむしろ大きなリスクとなっています。過去の研究や調査で、女性にとっては夫の存在自体がストレスとなり死亡リスクを高めることが知られています。同じ家に暮らしながらいかに「夫リスク」を軽減するか、団塊世代の妻たちはすでに考え抜いています。"

《「団塊」にはなぜか、男性のイメージがつきまとう》

まったく意識していなかったけれど、たしかにそうだ。ものすごく面白いインタビューでした。さすがすぎる。

「『団塊の世代』は世代論のように見えて、実は極めてホモソーシャルな概念だと思います」――。

なぜか男性のイメージがつきまとう「団塊」。同世代の臨床心理士、信田さよ子さんに、団塊女性の現在、過去、そして未来について聞きました。

団塊女性はいかに生きてきたか？


「団塊」にはなぜか、男性のイメージがつきまとう――。
女性はどんな人生を歩んできたのでしょうか。同世代の臨床心理士、信田さよ子さんに聞きました。

学生運動、恋愛結婚、友達夫婦……。常に注目されてきた世代だけど「団塊」にはなぜか、男性のイメージがつきまとう。女性はどんな人生を歩んできたのでしょうか。母娘関係やこれからの夫婦関係について聞きました。

団塊女性はいかに生きて来たか? 信田さよ子さんに聞く