メディア記事

「社会はリベラルに運営し、個人としては保守的に生きよ」…〈21世紀の道徳〉が教えること(ベンジャミン・クリッツァー)

バズる指数ピーク 57

 twitterコメント 52件中 1~52件
"たとえば、「やりがいのある仕事に就く」「能力を発揮して自己実現する」という目標を持つことは、労働者を搾取して経済をまわすために政府や資本家や権力が人民を洗脳して植え付ける、自己責任論的で新自由主義的なイデオロギーである、といった批判はあちこちで見かける。"
読んだ。
このスローガンというかもっとーには賛成だ
ベンジャミン・クリッツァー「問題なのは、わたしたちの先祖が暮らしてきた環境に比べて、現代の環境はずっと複雑であるということだ。」
読もう。
ベンジャミン・クリッツァー『21世紀の道徳 学問、功利主義、ジェンダー、幸福を考える』晶文社
此を(社会として)実践するには構成員たる個人に或程度の「資質」が要請さるると思へば、其を如何にせむとは。何がしかの「貴族主義」に陥らずに為す術の有りや。:
確かに原理主義レベルで倫的に考えれば、人間と猫と蚊の命も等価か。人間という身内びいき/“規範とは「他人事」であるのに対して、幸福や愛情などの価値とは「自分事」である”
「人の感情の及ばない社会においては理屈で、身近な幸せは感情でやっていこう」という主張に全く異論はないのですが「あー朝起きたら全部思い通りの世界にならねーかなー」という気持ちは止まらねえんだ。
非常に興味深いが、「理性を用いれば、自分とはまったく縁がない他集団の人であっても、自分と同じように幸福や不幸を感じる存在であることが理解できる」にはかなりの疑問がある。
他人が関わる物事については自分の感情とは関係なく理性にしたがうべきであるが、「自分の人生を幸福なものにする」ということを考える場合には、感情を無視することはできない。
最近、倫理学の本を読んだことろ、特に徳倫理学あたりに興味があったのでちょうどそのあたりの話かな。
ベンジャミン・クリッツァープロフィールさん待望の単著の紹介記事。これは良著の期待大ですね。
うーむ、なるほど、面白そうではある
なんだろう、お前に「道徳」は説かれたくない。
低成長北欧の真似するこたあない
大多数の人にとっては、常識的な幸福論を参考にした生き方をするほうが、結局のところは幸福になりやすい。
欧米がキリスト教、帝国主義に代わり創り出した覇権ツールだったけど原理主義化して宗教裁判異端審問魔女狩りと歴史の繰り返しで自己崩壊してて罪深い
理性を用いれば他人を尊重できるは半分幻想
『21世紀の道徳──学問、功利主義、ジェンダー、幸福を考える』 ベンジャミン・クリッツァー

「倫理学」を「心理学から考える」

〈21世紀の道徳〉が教えること
この紹介記事を読む限りでは、ものすごい初歩的なところで躓いている理屈にしか見えない。「最大多数の最大幸福」を志向すべし、というけど、百人中九十人が得して残りが損する選択があったとして、残り十人がその選択肢を選ぶ理由が、果たしてあるのだろうか。
同意できる部分はあるが、社会の在り方としてはどうなのだろうか。
リベラルに運営しなくても権力と善人性のバランスが取れていれば問題ないように思う。
名前見て解散レベル
本の宣伝だがw、なるほど確かにそうだよなーって参考になる考え方で面白かった。今後、脳内に取り入れていきたいw 本も買って読んでみよかな
社会運営は功利主義でいくというのならベースはリベラリズムということ。そもそも個人の道徳信条は個人に委ねられており、自分が幸せになるためには保守的道徳がいいよね、という話にすぎない。/ぽちったぞ。
こういうことかも
この二層的姿勢は、「ドーパミン」と「Here&Nowホルモン」の対比を行った書籍『もっと!』の話に通ずるものを感じる。
これよく界隈がいう「表向きはリベラルな理屈に同意しつつプライベートにはマッチョな方がモテる」とかって下世話ライフハックに通じませんか?
デビット・ライスさんの単著が出たみたいなのでとりあえずポチりましたん。
これ、「個人的な保守」の感覚が強まってゲーテッドコミュニティが成立するんじゃないですか
他者と共有出来ない保守的感覚って、擦り合わせもクソもない
ベンジャミンって最近読んだテキストに出てきたな、どこだっけ
面白い→"規範に関しては、感情よりも理性を優先するリベラルな主張が望ましい。他方で、価値に関する議論では、保守的な主張のほうが支持できるのだ"
ともあれ実物を読んでみないことにはまだなんともいえない。
ベンジャミン・クリッツァーさん、いつか にゲストとしてお招きしたいな・・と考えております。
ここまで明快に「社会」と「個人」とを区別するのは実際は難しいと思うが、いずれにせよこういった二正面作戦を志向することは生きていく上で重要だと思う。
社会を良くする動機は感情から生まれるが、方法は理性で作らないと行けない、と理解している。
社会としてはリベラルに個人としては保守的にって、要は「移民はどんどん受け入れるべきだけど私の近所には住まないで欲しい」なんだけど、その結果どうなるってスウェーデンなので持続性ゼロなんだよな
気になるテーマだな。チェックしよう。
〈また、最近では、理性をあからさまに批判して感情や関係性の優位を説く、共感やケアに基づいたフェミニスト倫理学が注目されている。けれども、彼女たちの議論も、道徳感情に潜在する問題を無視した側面があるのだ(この点について詳しくは本書をお読みいただきたい)〉
私も基本線はこれ。私の場合、ローティの導きに進化学や認知諸科学の学びが加わってそうなった。
“規範に関しては、感情よりも理性を優先するリベラルな主張が望ましい。他方で、価値に関する議論では、保守的な主張のほうが支持できる” →
読んでみよう。
「社会は土俵、個人は相撲」〈地球土俵説〉
メモ。面白そうなので本を買ってみよう。「リベラル視点で見た理想的な保守」みたいなお話。

reading…
ベンジャミン・クリッツァーさんの初の著書『21世紀の道徳』の発売にあわせて、現代ビジネスに寄稿した記事が公開されました。進化論を軸にした倫理学を展開する本書で、クリッツァーさんが「あえて保守的な価値論を説いた」のはなぜか。ぜひお読みください。
ベンジャミン・クリッツァーさんの初の著書『21世紀の道徳』(晶文社)の発売にあわせて、現代ビジネスに寄稿した記事が公開されました。進化論を軸にした倫理学を展開した本書で、クリッツァーさんが「あえて保守的な価値論を説いた」のはなぜか。ぜひお読みください。
「規範と価値」の話が興味深い。「そういう生き方も応援するけど、自分は旧来の生き方を選ぶ」って人多いよね。/ フェミニスト倫理学のくだり、主張する人は女性だけであるかように読める書き方なのが少々気になる。
他人が関わる物事については自分の感情とは関係なく理性にしたがうべきであるが、「自分の人生を幸福なものにする」ということを考える場合には、感情を無視することはできない。
この記事の内容には全く同意する。ただ、この立場はリベラルというよりむしろ共同体主義なんだと思うのよね。
「個人的なことは政治的なこと」との相性の悪さとか書いてあるのかな…
ベンジャミン・クリッツァーさんに書いていただきました。様々な倫理学の知見を、(進化)心理学の切り口から紹介してくださってます。とりわけ個人として幸せな、充実した生を送るためにどのように生きるべきかという点についての議論がとりわけ興味深いです。
自著のPR記事です。よろしくです。
…昨今ではSNSの影響により、常識に反する議論ばかりを見聞して、幸福になりやすい生き方がわからなくなっている人もいるかもしれない。『21世紀の道徳』のなかでわたしがあえて「保守的」な価値論を説いたのは、そうした若者たちに思想の「解毒剤」を提供するためだ。"
『21世紀の道徳』の紹介記事です!
タイトルとURLをコピーしました